「捨て駒の婦警」

                             赤星直也:作


第12話 二つの命令


 アパートに戻ったのは10時近くで、3人はそれぞれの部屋でくつろいでいる。
「たまにはのんびりしないとね」夕方の店手伝いもやらなくてよかったから、久しぶり
の休みを楽しんでいる。

 だが、新宿署の中では密かに計画が練られていた。
「交通課の婦警は何とかなりそうだな…」
「それよりも、あいつらが代償を求めて来ましよ」
「情報提供代か。森山に頼んで女でも抱かせろ」

 「今度ばかりは、そうも行きそうありませんよ」
「無理か。だったら交通課の3人にやらせよう。交通指導と言う名目でな」
「やってみましょう。それより、刑事課の婦警が動いてますよ」
「川崎か。あいつは人の忠告など聞かない奴だからな」

 「よし、川崎は坂本にやらせろ。二度と立ち上がれないほど、辱めてやれ!」
「わかりました。伝えておきます」署での決定は、直ぐに坂本に電話で告げられた。
「いいんですね。思い切りやっても?」繰り返し、問いただしていた。
「くどいな。やれと言ってるんだから、やれ!」
「わかりました。思い切りやります!」坂本が受話器を置いた。

 翌日、美貴達はいつものように新宿署に出勤していた。
(昨日、私を犯した課長だわ…)「おはようございます」何食わぬ顔で挨拶していく。
「おはよう。今日の午後は講習会を頼むよ」課長も昨日の事など知らない顔で、挨拶し
てきた。

 「午後からですね。わかりました」そして、訓辞が行われると美貴達3人はパトロー
ルを始めた。
「あら、刑事課の川崎さんよ。どうしたのかしら?」
「変ね、事件かしら」不思議に思いながらも、同僚の乗った車とすれ違っていく。
「とにかく、パトロールが先よ!」美貴達の乗ったパトカーは町の中を走り回っていく。

 だが、美貴達とすれ違った麻美には、これから陵辱を受けようとしていた。
坂本は麻美に偽の情報を掴ませ、おびき出そうと企み、それを信じた麻美が一人で踏み
込んだ。
「ここだわ!」麻美は車を降りて、待ち合わせ場所に向かった。

 それを荻原達3人が待ち伏せしていた。
「何をする気なのよ。逮捕するわよ!」強がりを言うが無理で、いくら凄腕の女性でも
3人の男にかなうわけがなく、麻美は簡単に押さえつけられてしまった。
「ほら、乗るんだよ!」「やめなさいよ!」叫ぶが無駄だった。
両脇を押さえられて、無理に車に乗せられると走り出していく。

 「どこへ連れて行く気なの。誘拐罪で逮捕だからね」あくまでも強がりをいう麻美だ。
(何をする気なのかしら?)不安がよぎる麻美は、自然に口数が少なくなっていく。
車はビルが並ぶ中を走り、小さなビルの中に入っていく。
「降りろ、降りるんだよ」
「痛いわよ。乱暴しないで!」強がりを言いながら車を降りてビルの中に入っていく。

 「放しなさいよ、誘拐よ。あんた達は!」
「承知してる。死にたくないのなら黙って歩くんだ!」背中には、銃が押し当てられて
いる。
ビルの中は、行き交う人もなく静かだ。

 「入れ、入るんだ!」ドアが開けられて麻美は押し込まれた。
「待っていたよ。川崎さん」中で坂本が待っていた。
「ここは、何なのよ」ガランとした部屋だ。
「スタジオだよ。美雪、頼んだぞ!」
「任せて。本格的に撮ってあげるわよ」美雪はスタジオの照明を付けた。

 「主役はお前だよ。タイトルは、犯された刑事なんてどうだ?」坂本は薄笑いを浮か
べた。
(ここで、レイプビデオを撮る気だわ!)体が震える麻美は「いや、やめてー!」悲鳴
を上げた。

 「そうよ。そうこなくちゃ、おもしろくないしね」美雪はビデオカメラを麻美に向け
た。
「いや、撮らないで、いやー!」叫ぶが、坂本達4人は一斉に麻美に襲いかかった。
「やめて。お願い、やめてー!」押し倒され、悲鳴を上げていく麻美の衣服が容赦なく
剥がされていく。
スラックス、ブレザーと剥ぎ取られて下着だけの姿だ。

 「許して。もう許して!」泣き叫ぶ麻美はただの女性に変わっているが、それでも容
赦がない。
「いやー!」パンティが剥ぎ取られ、真っ黒な絨毛に覆われた股間が丸出しだ。
「撮らないで、性器は撮らないで!」足を広げられ淫裂が見えている。

 「あら、刑事さんのオ○ンコも私と同じオ○ンコね!」いたぶる美雪だ。
「見ないで。性器を見ないで!」叫ぶ事しかできない麻美だ。
「オ○ンコはもういいから、素っ裸だ!」最後のブラジャーも剥ぎ取られて「いや、い
やー!」乳房が揺れている。

 「よし、初めは俺からだ!」坂本が服を脱ぎだすと「リーダー。その前にヘアを剃り
ましょうよ。ツルツルのオ○ンコに!」荻原が言う。
「そうだな、剃ってしまえ!」麻美の絨毛がハサミで短くカットされていく。
「やめて。もうやめて!」体を押さえられて叫ぶ事しかできない。

 短くカットされると、今度はスプレーが吹きかけられ、カミソリが当てられた。
(ヘアを剃られてしまった!)太股が震えている。
それでも、カミソリが動き回り絨毛の全てを消し去ると、変わってピンクに割れた淫裂
が現れている。

 「終わったか。よし、やるぞ!」「いやー!」坂本の肉竿が麻美の胎内を突き刺して
いく。
(犯された…。誰だか、わからない男に…)力が抜けていく麻美だ。
坂本は肉竿を一気に押し込んだが、出血が無い。

 「刑事さんは体験済みか。バージンじゃないんだ!」肉竿は根本まで入ると、ピスト
ンを始める。
美雪はそれを逃すまいと、ビデオカメラでしっかり撮っていた。

 やがて、坂本は登り詰め「いや、いやー!」淫裂深くに射精した。
「いいか、うまく撮れよ」肉竿を抜くと、淫裂から白い液体がどっと流れ出てきた。
「撮らないで。お願いだから、撮らないで!」泣き叫ぶが、足を開かされてビデオに撮
られ「う、う、うー!」泣き声をあげる麻美だ。

 「今度は、俺だな」荻原も服を脱ぎ、いやがる麻美を四つん這いにして犯していく。
「いや、いやー!」乳房を揺らせながら、後から犯されている。
(犯される…。この4人に犯されてしまう…)泣きながら乳房を揺らせている麻美だ。

 結局、麻美は4人に幾度も輪姦され、淫裂に精液を噴射されてしまった。
「もういいわよ。服を着ても」犯された麻美は、泣きながらパンティ、ブラジャーと剥
ぎ取られた下着を着込み、それを眺めている坂本達だ。

 「刑事さんよ、俺の子が産みたいかい?」
「いや、妊娠なんていや!」首を振る麻美だ。
「だったら、病院にいって洗って貰え。避妊に失敗しましたといってな!」その言葉に
また泣き出す麻美だ。

 「ほら、急がないと!」美雪にせかされ、急いで服を着込んでいく。
そして、連れ去られた場所まで送られて、解放された。
「とにかく、病院に行かないと」麻美は車を飛ばして病院に向かった。

 一方、美貴達はパトロールを済ますと、午後からの講習会に備えて勉強している。
「感心だよ、感心したね」課長の明石は笑顔だ。
(ふん、レイプ犯のくせに!)黙ったままの3人は教本を読んでいる。

 そして、昼食をすませると「行って来ます」「お願いするよ」3人は明石に言われた
通りに講習会に出かけた。
「全く、人使いが荒いわよね」口を言いながらも3人はパトカーを走らせていく。
「あそこよ、ほら!」古ぼけた建物が目に入り、その周りにはバイクが10数台停めら
れている。

 「こんな所で講習会だなんて!」パトカーを降りて、建物の中に入った。
「以外に綺麗ね。外観はいまいちだけど…」
中に入ると「わざわざご苦労様です。本日はよろしくお願いします」人相の悪い男が声
を掛けてきた。

 (まともじゃないわ、ヤクザ関係だわ)「失礼ですがどなたですか?」年長の美貴が
尋ねた。
「署長とは、馴染みな者です。それより、協力をお願いしますよ」
「協力と、おっしゃいますと?」

 「ヌードですよ。婦警さんがヌードを見せて、講習会をしましょう!」
「何を言うのよ。私達にヌードになれなんて!」友里も顔を強ばらせている。
「警察には、色々情報を提供しているんですから、たまにはヌードもいいでしょう?」
「勝手な事言わないで。ヌードなんて、絶対にならないから!」

「いやですか。だったら坂本さんに言いつけますよ」
「ご存じですか、坂本さんを?」
「当然ですよ、仲間ですから」その言葉に(ここで、ヌードになるしかない!)覚悟を
決めた。

 「わかりました。トップレスならいいです…」項垂れていう美貴だ。
「だめですよ。そんな、お茶を濁すぐらいでは。ここにいるのは協力者ですよ」
「でしたら、なにをすれば?」恐る恐る聞いた。
「素っ裸です。オ○ンコも丸出しの素っ裸です!」
それには「いや、そんなのできない!」泣き出す涼子だ。

 「坂本さんと話し合いましょうか?」男は携帯電話を取り出し話している。
「はい、変わってください」電話が美貴に渡された。
「もしもし、新藤ですが…」その途端に、顔が曇ってしまった。
「は、はい。わかりました」渡された電話を返した。

 「やりますよね。素っ裸の講習会を!」
「はい、やります…」泣きながら返事をすると「それでいいんです。いいですか…」話
を黙って聞いている3人だ。
話が終わり、3人が講習会の会場に入ると(こんなにいるんだ!)中には20人ほどの
若い男性が並んでいる。

 「今日は、婦警さんが特別な講習会をやるから、静かに聞いてくれ!」その言葉に会
場の中が静まりかえっていく。
「それでは、これより安全講習会を始めます」美貴は挨拶をすると上着のボタンを外し
てワイシャツ姿になっていく。

「新宿署管内では、毎日30件ほどの事故が起きてます」話が始まった。
話が進むにつれて、涼子と友里も上着を脱いでいく。
(おや、少し変だぞ?)会場の若者達も異変に気づき(もしかして?)興味が沸いてき
たのか、目が輝きだした。

 「事故の大半はスピードの出し過ぎから来ています…」顔を赤らめながらワイシャツ
のボタンを外していく。
上から順に、胸が開いて美貴のベージュのブラジャーが見え、涼子と友里もワイシャツ
のボタンを外していく。

 (恥ずかしい。こんな事をしなければいけないなんて!)ワイシャツのボタンが全て
はずれて、胸元が開いている。
(オッパイだ。もうすぐオッパイが見れる。しかも婦警のオッパイを!)股間を膨らま
せながら3人のブラジャーを見比べている。

 「それに事故の起きる場所は60%以上は交差点です」
そう言いながら、ワイシャツを脱いで上半身がブラジャーだけになってしまった。
(大きいな。オッパイがブラからはみ出しそうだ!)会場の若者は食い入るように涼子
のブラジャーを見つめて(オッパイを見られてしまう!)涼子も気になっている。

 「発生時間別では、圧倒的に朝と夕方に集中してます」話しながらスカートのホック
を外していく。
(スカートも脱ぐのか。と言う事はオ○ンコも丸出しだな!)ニヤニヤしながら見つめ
ている。

 スカートを脱いで、下着だけの姿になった3人は、体を小刻みに震わせながら話して
いく。
(ここで、ブラジャーを外して貰うのね…)顔を強ばらせながら会場を見渡した。

 「あなた、話し聞いていましたよね。事故の大きな原因はなんですか?」
「スピードの出し過ぎです」
「その通りです。よくできましたから、私のブラを外していいわよ」震える声で美貴が
言う。

 「いいんですね、オッパイを出して?」声を弾ませて立ち上がり、寄ってきた。
「いいわよ。外して、ブラジャーを!」ベージュのブラジャーのホックが若者によって
外された。
「脱がせて、トップレスに…」俯いて言う美貴だ。
「いいんですね?」肩から紐がずらされて、乳房が露わになっていく。
(オッパイだ。小さいけど可愛いオッパイだ!)会場が興奮している。

 美貴はブラジャーを脱がされ、乳房を露わにしている。
「触りたいでしょう。さわってもいいわよ。よく聞いていたから」
「いいんですか。婦警さん!」乳房が掴まれた。
(いやよ、オッパイを触らないで!)しかし、ゆっくりと乳房を揉んで「あっ!」敏感
な乳首も摘まれた。

 「はい、そこまでよ。今度の法律改正の大きな特徴は…」と解説していくが、その間
美貴だけは乳房を出したままだ。
(次は私ね。私がオッパイを出す番だ…)咽がカラカラに渇いている。
「はい、あなた。事故が起きやすい時間帯は?」
「朝と夕方です!」

 「よくできました。私のブラジャー、外していいわよ」
その言葉に、指名された若者は笑顔になって、友里のブラジャーを脱がして乳房を露わ
にした。
「いいな、形と大きさが最高だ!」声が挙がった。
「オッパイ、触っていいわよ」目を閉じて、友里は若者に乳房を触らせると「いいです、
最高にいいです!」興奮し、股間を大きく膨らませながら乳房を揉んでいく。

 「事故の起きやすい場所はどこですか?」
「交差点です」
「その通りです。あなたも、いらっしゃい!」(オッパイを触られるんだ…)涼子もブ
ラジャーを脱がされ、乳房がを揉まれていく。
(今度は。パンティを脱ぐんだ!)3人は奥歯がガチガチ鳴っている。