「捨て駒の婦警」

                             赤星直也:作

第5話 脅迫

 翌日、手伝いに来た女性達は帰り支度をするが、名残惜しそうだ。
「どうせなら、ここにいたいわ。あなたと一緒に…」
「俺もいたいよ。一緒に」
「お願い、ここに置いてくれない?」
「リーダーに相談してみるか」高木は坂本と相談した。

 「そうか、それなら一緒に暮らすか。4人一緒だぞ。だが、ヌードショーを承知して
貰わないと…」
「説得してみます」それは皆に知らされ「美雪、ヌードになれるか。ならないと一緒に
暮らせないぞ!」

 「一緒になれるなら、ヌードなんか平気よ」
「良かった。これからは一緒だな」信子や真理、洋子もヌードショーを承知した。
「だったら、素っ裸を見せてやるわ」美雪は服を脱ぎ、全裸になると、リビングに向か
うが「ママもヌードね!」信子も全裸で、股間の絨毛が短く揃えられている。

「そう、皆が一緒なら、ヌードなんか平気よ」しかし、顔が赤く染まっている美雪だ。
そこに真理と洋子も全裸になって現れた。
「ママもヌードになるのね。良かった、ママが一緒なんて!」4人はお互いのヌード姿
にホッとしていた。

 「行きましょう。この姿を見せて、意気込みを見せましょうよ!」
「そうよ。彼と一緒に暮らせるなら、ヌードを見られても我慢する」4人の女性は、坂
本達4人の前に全裸を晒した。
男達は、その全裸姿を食い入るように眺めている。

 「真理、ヘアを手入れした方がいいよ。ぼうぼうだと、返っていやらしいよ」
「手入れしてくるわ。待ってて!」真理は浴室に入って絨毛の手入れをし「これでいい
わね?」やっと淫裂を隠す程度に手入れして、皆の前に現れた。
「いいよ、真理。これなら受けるぞ!」
「喜んで貰えてうれしいわ」恥ずかしそうに淫裂を晒している。

 「ところで、美雪。お前の店は狭いから広げないか。新宿のど真ん中に…」
「そうね、それも良いわね。心当たりはあるの。不景気だから、閉めたいと言っていた
店が…」

 「そうか。だったら、皆で調べに行こう」
「その前にやって欲しいの。せっかくヌードになったのよ。あれをしてよ」恥ずかしそ
うに信子が言う。

 「そうだよな。一発やるか!」男達も服を脱いで全裸になったが、肉竿が勢いよくそ
そり立っている。
「欲しい、これが欲しい!」女性達は、相手の肉竿を手で掴み、馬乗りになっていく。

 「ママに負けないからね。いっぱい出して!」
「私こそ負けないわよ。高宣いっぱい頂戴!」
「私も負けないわよ!」4人の女性は馬乗りになり、負けずと腰を振っていく。
(すげえ、こんな事されたらもたないよ…)必死に堪える男達だが、あえなく次々と射
精を始めていく。

 「どう、オ○ンコ良かったかしら?」
「よかったよ。こんなの初めてだ。またやってくれよ」
「ここに置いてくれるなら、してあげるわ」女性達は淫裂を押さえて、浴室に入って淫
裂を洗った。

 その後、8人は新宿の繁華街を歩いていた。
「ほら、あそこよ!」雑居ビルが並んでいる。
「あそこか。あれなら、そのまま使えそうだぞ!」
「でも、リーダー、金あるの?」心配そうに高木が尋ねた。

 「羽田を売ったろう。まだ半分残っているんだ。だから何とかなる。いざとなったら
あれもあるし…」ひそひそ話していく。
「でも、女性がいないわよ、3人じゃ足らないわ」
「わかっている。あの婦警にも、手伝って貰うんだ!」

 「いいわね。あれならただだし。でも、あなた達も修行しないとダメよ。今夜からし
ごいてあげるわよ」
「お手や柔らかに頼むよ」8人はその後美雪の店で特訓を始めた。

 「いらっしゃいませ!」
「だめ。もっと頭を下げて!」萩原が怒鳴られると(ママ、初めてだから怒らないで)
心配そうに見ている洋子だ。

 「洋子、好きな人だからしっかりさせないとダメなのよ。これからあなたも、ママに
なるんだから!」美雪も洋子の目を見てわかっている。
萩原ばかりでなく、坂本や高木、石田まで怒られながら、修行をしている。

 その甲斐あってか、1週間ほどでマスターし、店員としてやっていけるようになって
いる。
それにホステスの募集も行い、ヌードになる事を承知の上で、数人が集まっている。
倒産で、行き場を失った女性達は、生きていくために、これを選ぶしかなかった。

 それに、新宿の店も交渉がまとまり、借りられる事になった。
また、強盗事件の方は、ニュースでも取り上げられなくなっている。
目撃者がいなく、覆面などの遺留品がなく捜査も暗礁に乗り上げていた。
そのために、進展が全くなかった。

 それを知ってか、坂本達は大胆になっている。
「今度はあの婦警達を口説くか…」策を巡らす坂本は遂に、動いた。

 「もしもし、新藤美貴さんですよね。私は関口美雪と申します」電話を掛けた。
「はい。新藤美貴ですが、関口さんですか?」聞き覚えのある声に、自然と体が震えて
いる。
「そうです。羽田の埋め立て地でお会いした、美雪です。お話がありまして!」

 その言葉に「今は勤務中ですから。それにパトロールもありますから…」何とか、避
けようとする美貴だ。
「いやならいいです。あれがどうなっても知りませんよ!」美雪が脅しに掛かかり「わ
かりました。5時に仕事が終わりますから、お会いします…」そう答えるしかない。

 「課長、パトロールしてきます!」
「お願いしますよ」何も知らない明石は返事をし、3人はミニパトカーに乗って町を走
っていく。

 走り出すと「友里に涼子、あいつらから電話があったのよ!」
「ホントなの美貴さん?」
「5時に会いたいって。署の前で待っているそうよ」
「何のつもりかしら。会いたいなんて…」
「わからないわ。会ってみないと」不安な顔でパトロールをしていると、時間が過ぎて
いく。

 「もうすぐ5時よ。戻らないと」
「そうね、戻るか」パトカーは2時間ほどで、また署に戻ってきた。
「戻りました」「お疲れさん」書類を整理してから私服に着替え、美貴達は不安を抱き
ながら署から出た。

 「待っていたわよ。可愛いお姉さん!」
「何か、ご用でも?」
「ここでは何だから、行きましょう!」美雪に連れられて、美貴達は世田谷のアジトに
向かった。

 「私は仕事だから、後はお願いしますよ」
「わかった。任せろ!」坂本達4人が美貴達と向かい合っている。
「まずは、これを見てからだ!」ビデオを再生していく。

 それは、この前3人が犯された時のビデオだ。
「よく撮れているだろう。さすがに元放送部だな。照明もいいよな」
(いやよ、そんなの見たくない!)3人は俯いて、見ようとしない。
(効いたぞ。これならうまくいくかも…)坂本は確信し、同様に、萩原や高木も笑顔に
なっていた。

 「時間がもったいないな、早送りするからな」ビデオは早送りされ、30分ほどで終
わった。
ビデオが終わった途端に「う、う、う」堪えきれず泣き出す涼子で「何が望みなの、あ
なた達は…」尋ねる美貴の声も震えている。

 「まずは捜査状況だ。知ってる事を教えろ!」
「知らないわ。遺留品が少なくて捜査が難航してるって。それに、風俗店も被害届を取
り下げたいらしい事しか…」
それには「それだけ知ってれば、十分だ!」笑顔になる坂本達だ。

 実の所、警察高官からの指示で、風俗店は狂言だったと被害届を取り下げた。
だが、指示が出された事は、美貴達に知らされていなかった。

 「もう、帰ってもいいんでしょう?」
「そうはいかないよ、まだ終わってない。今度店を大きくしたんだ。手伝ってくれない
かな?」
「だめよ。公務員はアルバイトを禁止されているから、できないの!」

 「そこを、やって欲しいんだよね。ミニスカポリスみたく、エッチな制服で!」
「いや、肌を人前になんていやよ、絶対にやらないわ!」声を震わせ拒む美貴達だ。
「手伝わないなら、仕方ない。このビデオをコピーして売り込み、バイトを雇うか!」

 それには「コピーはやめて。それに、売らないで!」美貴が泣きながら言う。
「わかったよ、売らないよ。その代わり、エッチな制服で、手伝ってくれるよな?」
その言葉に、泣きながら頷く美貴だ。

 「いい子だ。物わかりがいいな」坂本は美貴の手を握って隣に座らせた。
「わかっているよね、何をしたいか!」美貴のシャツのボタンが外されていく。
「やめて下さい。もう許して!」

 「そうは、いかないんだな。あんたの可愛いオッパイを見ないと、収まらないんだ」
「いや。やめて下さい!」美貴の胸が露わになっていく。
「友里、お前もオッパイを出すんだ。脱げよ」萩原も友里を側に座らせて、シャツを脱
がせていく。

 「やめて。お願いです!」
「ビデオが、どうなっても良いのか。ビデオが!」その言葉に「う、う、う!」泣き出
して、抵抗する力が抜け、友里もシャツを脱がされていく。
同じように、涼子も高木によってシャツが脱がされた。

 美貴達は、シャツを脱がされると、ブラジャーの剥ぎ取られて、上半身裸にされた。
「やめて下さい。恥ずかしいですから!」
「嫌うなよ。男じゃいやか、レズを楽しんでいるのに…」
平べったい美貴の乳房には、友里と涼子が付けた唇の後が残っている。

 (見られている…。昨日楽しんだ跡を…)恥ずかしそうに、腕で乳房を隠した。
「隠すなよ、オッパイを見せるんだ。ビデオが、そんなに売られたいのか?」
(好きなように、させるしかない…)美貴は乳房から手を退け、同様に友里と涼子も乳
房を晒している。

 「これがいいんだよな。幼いオッパイが!」
「俺は、美乳がたまんないよ」勝手な事を言いながら、乳房に顔を埋めて揉みながら乳
首を吸っていく。
(友里に涼子、我慢しようね!)3人は目を合わせて、頷いた。

 しかし、乳房だけでは収まらないのが男だ。
「いや、許して。そこは許して!」スカートが剥ぎ取られていく。
「おとなしくしろ。また縛られたいのか?」

 「いや。縛られるのはいやです!」
「だったら、おとなしくオ○ンコ見せるんだよ」
「いやです!」美貴達はパンティも剥ぎ取られて、もう隠す事ができず、乳房を揺らせ
て、股間を手で隠すしかない。

 「いや、入れないで!」勃起した肉竿に、震えて抱き合う3人だ。
「何だ、オ○ンコがいやか。だったら口でやれ。フェラを知ってるだろう?」
「約束して。口でするから、絶対に膣の中にオチンチンを入れないって!」

 「約束するよ。その代わり、一人ずつだ。まずは美貴がやれ!」
美貴は坂本の前に膝を落とし、勃起した肉竿を掴んで口に含むと「美貴さん!」涼子と
友里が心配そうに声を掛けた。

 「お前達はレズをやるんだよ。得意だろう。やらないならオ○ンコだぞ!」
「レズをやります!」慌てて、友里と涼子は抱き合い、唇を重ねていく。
そして、絨毯上に倒れて、友里は涼子の乳房に顔を埋めて乳房を撫でるが、上になった
友里の淫裂が丸見えになっている。

 「いいね。オ○ンコも見えるし…」坂本は美貴の乳房を撫でながら、眺めている。
(いや、こんなのいやよ!)美貴は口の動きを早めていく。
「うん、うん!」口が動く度に、喘ぐ声を上げると(乳首はいやよ、掴まないで)坂本
は登り詰め「飲め、飲むんだぞ!」両手で美貴の頭を押さた。

 「う、うー!」美貴の口の中に異様な液体が漂っていく。
(精液だわ。口の中に射精された!)液体が口の隙間からから糸を引いて流れていく。
「交代だ。美貴はレズをやるんだ!」坂本は肉竿を抜いた。

 「ゴクン!」(気持ち悪い!)言われたままに、精液を飲み込んだが、不快感が残っ
ている。
「来い、友里もやるんだ!」
「できない。口でなんて、できない!」

 「だったらオ○ンコだぞ。それでもいいのか?」
「やります。口で!」友里も萩原の肉竿を口に含んで、乳房を触られていく。
(いやだけど、セックスよりはましだし…)友里がフェラすると、涼子と美貴がレズを
していく。

 今度は美貴の乳房を涼子が撫でていく。
「涼子。いいよ、そのオ○ンコがいいよ!」
(性器なんか、見ないでよ!)恥ずかしさを堪えて、美貴の乳房を吸っていく。

 やがて、友里の口の中にも精液が噴射された。
「最後は涼子だ。俺とだぞ!」涼子も高木の肉竿を口に押し込まれて、精液を噴射され
てしまった。

 美貴達は精液を口に出されて、服を着るのが許された。
「婦警さんよ。今夜はおごるから、飲みに行こう!」
「お酒だなんて…」行きたくない3人は、言葉を濁している。

 「行こうぜ。なあ、友里!」萩原は乗り気だ。
「遅くなるから…」
「直ぐそこだよ。直ぐだから、行こう!」
(いやだけど、行くしかない…)脱がされた服を着込むと、7人は美雪のクラブへと向
かった。