「失われた絆」

                             赤星直也:作

第6話 同僚の愛子

 「そうは行かないな。秘密を守る為だ!」足を押さえた使用人が腰を押しつけ「ヒ
ー!」淫裂に肉竿がゆっくりと入っていく。
「あれ、この婦警さん、もう男を知っているよ」肉竿は根本まで入ったが出血はない。

 「ほんとうだわ。婦警さんも男遊びはするんだ。私はしないのにね」
「お嬢様、このようなみっともない真似はいけませんよ。初夜に喪失しないとダメで
すからね」
「わかっている。私はこんな恥さらしな事はしないわ」愛子を言葉でも辱めている。

 犯された愛子は、力が抜けて抵抗せず「ピシャ、ピシャ!」肉竿がピストンしてい
くが(愛子がレイプされている…。でも、私には何が出来というのよ…)恵は黙って
見ているしかない。
やがて、使用人は昇りきり、愛子の胎内で噴射したのか、淫裂から白い液体が流れて
くる。

 「今度は、俺が可愛がってやるよ」無気力の愛子は四つん這いにされ、後から挿入
されていく。
「う、う、う!」泣きながらも垂れ下がった乳房を前後に揺らせている。
「いいわね。婦警さんのポルノショーも!」
「ホントです。私も後からされてみたいわ」八重と久美はカメラとビデオで撮りまく
っている。
暫くすると「でる、でる!」また子宮の中に放出され、愛子は3人の精液を胎内で受
け止めさせられた。

 だが、辱めはそれだけではなかった。
「百合、坊主にしてあげなさい!」
「坊主ですか?」
「そう。性器を剥き出しにしてやるのよ」
「わかりました。坊主にします」愛子は自分と同じ全裸で現れた恵に驚いた顔をした。

 「何をするのよ。やめなさい!」絨毛に石鹸の泡が塗られ、慌てて恵の手を押さえ
た。
「坊主になるのと、この写真が警察に送られるの、どっちがいいの?」八重がデジカ
メを見せると「いや、どっちもいやです!」また泣きだした。

 「だらしないわね。それでも婦警なの。いいわ、かまわないから、やりなさい!」
(ご免なさい。忠明さんを助ける為にはやるしかないの)掌で絨毛を撫でだした。
「やめて。あなたは恥ずかしくないの?」愛子は恵の名を呼ばなかった。
まだ、婦警としてのプライドがあるようだ。

 「恥ずかしくはないわ。だって、女はみんなこうでしょう?」絨毛を撫で回すと、
カミソリで剃っていく。
「やめて、剃らないで!」
「危ないわよ。動いたら性器が切れるわよ」恵の言葉に抵抗をやめ「ジョリ、ジョリ
!」絨毛が消えて、淫裂が剥き出しになっていく。

 愛子は「う、う、う!」屈辱にまた泣きだした。
(ご免なさい。でも、あなただって婦警なんだから、これくらいは我慢しなさいよ)
同僚の絨毛を剃るのをためらったら、怪しまれるから、ためらいなく剃ってしまった。

 剃り終えると「これがあなたの性器です」恵は股間に鏡を当てて、愛子に見せた。
「やめて。こんなの見たくもないわよ!」
「見たくなくても、これがあなたの性器よ」露わになった淫裂を触っていると「やめ
ろと、言っているのよ!」愛子は恵を蹴った。

 「痛い!」蹴りが腹に当たった。
「やったわね。婦警でも容赦しないわよ!」恵も平手で愛子の頬を叩き「素人の癖に、
生意気よ!」2人は取っ組み合いの喧嘩を始めた。

 「百合、やめなさい。それより、面白い事をさせてやるから」八重は2人を分けさ
せる。
「婦警さん。これ何だかわかりますか。妊娠防止の薬よ、避妊に失敗したらこれで大
丈夫なのよ」何やらちらつかせる。
「お願いですから、それを私に下さい…」愛子は射精されたから、早くホルモン剤を
飲みたかった。
それに、絨毛の剃られた淫裂を医師にも診られたくない。

 「飲みたかったら、百合に謝りなさい。それに…」
「それに何ですか?」
「なめるのよ、百合のあそこを!」
「バカにしないで。そんな事できないわよ!」

 「だったら、この薬は上げないわ。妊娠して笑い者になっても知らないわよ!」
「百合さん。謝ります。この通りです…」土下座し、その後、百合の淫裂を舌でなめ
だした。
「イヤ、やめて。そんな趣味ないわよ!」
「やらせるのよ。百合も婦警さんとやるのよ」
(私に愛子とレズをしろだなんて…)渋々愛子の頭を押さえ、淫裂をなめさせた。

 だが、言葉とは裏腹に「あ、あ、あ!」心地よい快感が全身を駆けめぐっている。
(いいわ、凄くいい。こんなのは初めてだわ…)愛子の舌が、クリトリスをしっかり
捕らえている。
「気持ちいいわ。婦警さんとレズしても、おかしくないわよね?」
「百合、してもいいわよ。しっかり見てあげるわよ」その言葉に恵も愛子の乳房を撫
でていく。

 しかし「ん、ん、ん!」愛子は首を振って嫌がった。
「やりなさいよ。百合がやりたいと言っているんだから、やるのよ!」無理にレズを
やっていると「いいね、俺もう一回やりたくなったよ」興奮したのか、愛子は背中か
ら、肉竿が押し込まれた。

 「もうやめて。膣が痛いんです。3人とやったから痛いんです…」悲鳴に近い。
「わかったわ、勘弁してあげる。その変わり、膣をカメラに撮らせてもらうわよ」
「イヤです。そんな膣を撮らせるなんて、恥ずかしくてできません…」

 「あら、これは要らないんだ。だったら、棄てようかな?」
「撮って下さい、膣を撮って下さい!」泣きながら言う。
「そうよ、それでいいの。ほら立って!」言われるまま立ち上がり、指で淫裂を広げ
た。
「いいわね。でも、笑顔にならないと」愛子は作り笑顔をし、それを八重と久美が撮
っていく。

 「もういいわ、約束のホルモン剤よ。間違いなく妊娠を避けれるわよ」渡された薬
を飲み込む愛子だ。
薬を飲み終えると、愛子は淫裂を拭いてから下着を着て、シャツ、スカートと着込ん
でいく。

 「婦警さん。この事を喋ってもいいけど、あなたのレイプビデオが警察に渡るだけ
よ」
「そうよ。喋るのは自由だけど、責任持たないからね」
「言いません。ですから、ビデオは誰にも見せないで下さい…」

 「あら、レイプされても黙っていられるの?」
「誰にも言いません。ですから…」また大粒の涙を流している。
「そこまで言うなら、こっちも約束する。もう帰っていいわよ。誰か、送ってあげな
さい」愛子は使用人によって町まで送り届けられた。

 「ここも危ないわね。場所を変えた方がいいかも…」
「そうね、久美の言う通りだわ。お父さんには私から言っておくわ。それから、必要
ない子は売って!」
「心得ております。今夜にでもバイヤーを呼び寄せます」八重と久美はヒソヒソ話し
ていた。

 その夜、地下室にいた女性の皆が集められた。
「服を着なさい。下着はないけど…」ワンピースが足下に投げられ、それを拾って着
ていくが(どこかに、連れて行かれる…)勘が働いている。

 「征子さんは真面目に働いたから、海外でゆっくり休養してきて!」その言葉に征
子の顔が真っ青になった。
「約束が違います。真面目に働いたら自由にすると言ったじゃありませんか。どうし
て海外で売春なんですか?」
「逆らうの。この私に…」八重の顔色が変わった。

 「お嬢様、堪えて。それよりも急がないと。征子を連れてって!」
「イヤよ、イヤ~!」暴れる征子は使用人と怪しい男に連れ出され、残った女性は分
散して男に連れて行かれた。
「あなたは置いておきたかってけど、残念ね」八重は恵に言葉をかけた。

 女性達は車に乗せられ、深夜の町をそれぞれの目的地に向かって走っていく。
恵も暗闇に浮かぶネオンを不安そうに眺めていたが、何時しか、睡魔に襲われ眠って
しまった。

 「起きろ、起きるんだ!」恵は体を揺すられた。
「ここはどこなの?」
「どこでもいいだろう。降りるんだ!」車から降りると、眠気を吹き飛ばすように潮
風が心地よく吹いている。
(どこかの港だわ。もしかして、海外に。そんな事になったらもう忠明さんとは会え
ない…)よけい不安になった。

 「こっちだよ。来い!」車から降りると、3階建ての建物がある。
「ここは何なのよ?」
「ここで働くのさ。住まいも一緒だぞ」確かに1階はキャバレーになっていた。

 恵は男に連れられて3階の部屋に押し込まれたが、中はベッドと家具が置かれてい
るだけだ。
ベッドに横になると、まだ疲れが取れずそのまま朝まで眠り込んでしまった。

 翌朝、恵は女性に叩き起こされた。
「起きるのよ、新入りは挨拶があるのよ」足で体を揺すられる。
「あ、あなた達は一体誰ですか?」
「誰もないわよ。今日からはここで働く仲間でしょう!」

 「ここで働くのですか?」
「そうよ、あんた何もわかっていないのね。ここは男を喜ばす所なのよ。それより挨
拶が先よ」
「挨拶はどのようにすればいいのですか?」
「知らないなんて、一体何を教わってきたのかしら。新入りは裸になって、彫り物や
傷がないのを確かめて貰うのよ」

 「私に裸になれと?」
「そうよ、早くしなさいよ」
「わかりました。ヌードになります…」これから仕事仲間になる女性の前で、ワンピ
ースのボタンを外していく。
下着は一切着けていないから乳房の膨らみが見え、その乳房の膨らみが気になるのか
ジロジロ見ている。

 ボタンを外すと、肩から脱いで一気に下げていく。
「ほう!」声が漏れ、乳房、恥丘に少しだけ残された絨毛、淫裂が見えている。
足下まで下げるとワンピースから足を抜き、両手を後にして立った。
「これで、いいですね?」恥ずかしくて顔を背けた。

 「思ったよりもいい体ね。これじゃ、お嬢さんも気に入っていた訳ね」
「それより、あそこはどうなのよ」
「待って、今やるから」1人がしゃがみ込み、指で淫裂を広げた。

 「いや。それはやめて!」相手の手を押さえたその瞬間「パシー!」頬を打たれた。
「新人は何をされても逆らえないのよ!」その言葉に手を退ける。
「見て。まだ形が崩れてないわ。あまりやっていないわよ」
「ホントね、これなら男も喜ぶわよ」淫裂を見ながらはしゃぎ、恵は唇を噛んで辱め
に堪えている。

 「前はいいわ、後はどうなの?」体を回転させた。
すると、今度は尻肉を手で広げられる。
「イヤ、お尻は見ないで下さい!」
「全部見せるのがしきたりよ」なおも広げると薄黒い皺が見え「痔の気はないわね」
恵の体を隅々まで見ていく。

 「もう、いいでしょう?」
「いいわよ。今度は男にも見て貰うの」
「そんな事できない。女性同士だからヌードになったよ!」顔が強ばった。
「イヤでもやらないといけないの。ほら行くわよ!」

 「いや。いやです!」拒んでもやらなければならず、腕を掴まれ、2階の男性の部
屋に連れ込まれた。
「ほう、これが新入りの素っ裸か!」
「いいね、スタイルもいいよ」食い入るように乳房と淫裂だけを見ている。

 「ほら、挨拶よ。挨拶するの」
「今度お世話になります、前川百合です」頭を下げた。
「違うのよ。触らせるのよ、あなたの体を…」
「そんな事、出来ません!」

 「やらないと、仕事を教えて貰えないわよ。そうなったら、お仕置きされるわよ、
お嬢さんに散々やられたでしょう?」恵は八重からのお仕置きを思い出した。
「さ、触って下さい、私を触って下さい…」泣きながら言った。

 「わかっている。触ってやるよ」男達は乳房や淫裂、お尻と触りだし(イヤ、膣に
指は入れないで!)太股がブルブル震えている。
そんな恵をニヤニヤしながら女性達が見ており、男達は代わる代わる隅々まで触わり、
乳首まで掴まれる。

 一通り触られると「今度は、あなたが男のあそこを触るのよ」
「イヤ、そんのできない!」
「できなくてもやるのよ。仕事でもやるから慣れるのよ。あなたは、ペットもやった
でしょう?」
(知っているわ。私がやった事を…)秘密を喋られるよりはましと考え、チャックを
引き下げ肉竿を擦って行く。

 「下手だな。それじゃ、客は喜ばないぞ!」
「マスター。まだ新人ですから許してあげて」
「そうだな。これからタップリ教育してやるからな!」機嫌悪く自分で肉竿を仕舞い
込む。

 「触らせて下さい」隣の男性のチャックを引き下げ、肉竿を擦って行くが「ホント
だ。マスター、これは教育の必要有りですね」隣の男も機嫌が悪い。
こうして、6人の肉竿を触ったが皆、再教育と言っている。

 (再教育って、どんな事かしら。まさか、また痛い思いをさせられのでは?)八重
のお仕置きを思い出し、不安げな顔の恵だが、ホステス達は期待感からか笑顔になっ
ている。