「淫欲の街」

                             赤星直也:作

第7話 性器ピアス

 輝男がアクセルを踏み走り出すと、町は休日と言う事で家族連れが、やたらと目に
付く。
4人はレストランで昼食を取ると、また町の中を走り出して郊外へと向かっていく。
家並みが切れ、河川敷が見えてきて、輝男はその河川敷に入って車を停めた。

 「ここで、撮るからな!」
「撮るって、ま、まさか…」唇が震えていく。
「そうよ、その通りよ。あなな達のヌードよ」
「イヤ、ここはイヤ。せめて家の中でして下さい」泣き声だ。
「甘えるな。とにかく降りろ!」渋々降りて歩いていくと河川敷には人影がない。

 「脱ぐのよ。ビデオがどうなってもいいの?」
「わかりました…」泣きながら、2人がシャツを脱ぐと、スケスケのブラジャーから
ピンクの乳首が見える。
更に、スカートも脱ぐが、やはり、生えかけた絨毛が透けて見え「いいね、ガーター
ベルト姿が!」輝男はスイッチを押していく。

 「パンティを脱いで!」2人は泣きながらパンティを脱いでいく。
背中を丸め、足を上げて、股間を丸出しするとピンクの割れ目が生々しい。
「いいね、オ○ンコ丸出しが…」笑顔でスイッチを押していく。
「オッパイも撮らないとダメよ」「そうだよな。それも脱いで貰うか」ブラジャーも
脱いで、ストッキングとガーターベルトだけを着けている。
輝男は、そんな2人に色々なポーズを取らせていく。

 撮り始めた頃は、誰もいなかったが、いつしか、人が現れ撮影を見守っている。
「イヤだわ、ヘアまで剃って!」生えかけの絨毛に目が行った。
「でも、オッパイはいいよね。大きさと言い、形といい」眼を細めて股間を見ている。
(見ないでよ。早く行ってよ!)全裸でポーズを取る2人は、顔を上げられない。

 「顔を上げて!」輝男から声が飛び、渋々、妙子と美香は(またヌードを撮られて
しまった…)泣きそうな顔でカメラを見つめる。
そんな2人に容赦なく「抱き合ってオッパイを揉み合うんだ!」注文が付き(人前で
は、そんな事させないで下さい!)泣き出したいのを我慢して、言われるまま抱き合
い、乳房を揉み合う。

 「オ○ンコも触り合え!」指で淫裂を触り合う。
「凄いね、オ○ンコに指が入っている」「レズよ。あの2人!」女性が叫ぶと「そう
みたいだよ」人垣がじっと見ている。
これを待っていたのか(そろそろ、始めていいかも。人が来たし…)咲代は「私が撮
るわ。それより…」言い出すと「そうだな、面白いな!」輝男はズボンを引き下げだ
した。

 「まさか、ここでセックスを…」抱き合った2人は声が出ない。
輝男は2人の前で下半身を剥き出しにし「オ○ンコしたいんだ。やってくれ!」草む
らの上に仰向けになる。
(やるしかない!)2人は地面に膝を付け、舌で肉竿をなめていく。
「そんな、オチンチンをなめている!」人垣から驚きの声が上がり「イヤだわ。人前
でオチンチンをなめるなんて、最低よ」肉竿をなめている2人をじっと見ている。

 その前で泣き顔になり「オ○ンコさせて貰います…」妙子が馬乗りになり、淫裂へ
と導いていく。
「セックスよ、こんな所で!」興奮気味で叫び「そうみたいだね」皆が淫裂に入り込
む肉竿を見ている。
(見られているけど、やらないといけないし…)腰を沈め「ズル、ズル!」肉竿は淫
裂の膣皮を擦りながら、根本まで入って「あ、あ、あ!」顔を上げ、声を上げる妙子
だ。

 「入った、オチンチンが膣に!」「ホントにオ○ンコしている!」歓声が上がった。
(見ないで。お願いですから、向こうに行って下さい!)眼を閉じ腰を振っていく。
腰が動く度に乳房が揺れて動き「いいわよ、うまく撮るから」それを咲代がカメラに
収めていく。
(人前で、セックスを撮られるなんてイヤ!)見ている美香も泣き顔になっていた。

 「交代して。今度はあなたの番よ!」「わかっています…」声が震える美香だ。
妙子が降りると、今度は美香が輝男の腹に乗り、肉竿を淫裂に吸い込んで「う、うー
!」目を閉じて、根本まで吸い込んだ。
「いいわよ。その姿がいいわ」咲代は結合した部分などを撮っていく。
(撮らないで。お願いです!)顔を背けて腰を振りだすと「ピチャ、ピチャ!」股間
同士がぶつかり音が出ていく。

 「イヤだわ。この子もセックスをするなんて!」
「ホントよ、若い子は人前でも平気でセックスしちゃうのね」人垣から声が上がって
いる。
(好きでやっているんじゃないのよ。脅されてやっているのよ)泣き出したいのを堪
えて、腰を振っていた。

 2人は交代しながら腰を振り「イヤだわ、気持ちいいのかしら?」「膣からあんな
に漏らしてね」取り囲んだ人が言うように、淫裂は淫汁で濡れている。
それでも(好きでやっているのじゃないのに…)嫌々ながら腰を振り続けた。

 「もういいわ。セックスはそれくらいにして服を着て!」許可がやっと下り、2人
は急いで下着を着けようとした。
「下着は要らないわ。その上に着て」笑顔の咲代に(またヌードだわ。今度はどこで
撮る気なのよ!)唇を噛みながらスカート、シャツと着込んでいく。
2人の乳房と淫裂が隠されると、取り囲んだ人垣も消え、誰もいなくなった。

 「お願いです。もう許して下さい。ヌードはイヤです…」泣きながら頼み込む。
「ダメ、もっと楽しませて。それより、いい所に行きましょう」咲代は輝男にウイン
クする。
「そうだな、あそこに行くか…」笑顔になって輝男は車に向かい「ほら、あなた達も
行くのよ」背中を押され、2人も後を追い、4人は車に乗ってまた町へと向かってい
く。

 30分ほど走ると町の中に戻ってきた。
「着いたよ」輝男は車を停めた。
「ここはエステだわ…」
「そう、エステよ。でも普通のエステじゃないからね」咲代はドアを開け中に2人を
入れる。

 「あら、咲代じゃないの。どうしたの?」声を掛けたのは、先輩の小島深雪がやっ
ている店だ。
「お客さんよ。ピアスがしたいんだって!」
「いいわよ。商売だからいくらでもする。とにかくこちらへ」深雪は妙子と美香を椅
子に座らせ「咲代。ピアスと言っていたけど、色々種類があるの」深雪はカタログを
見せる。

 「先輩、ピアスは性器にするの。オ○ンコピアスよ」咲代の言葉に聞いていた妙子
と美香の顔が強ばった。
「性器はイヤ、耳にします!」
「何言っているのよ。オ○ンコにしたいと言っていたでしょう。遠慮は要らないわ。
私の顔を潰さないでよ!」咲代の顔が怖くなっていて(どうしても、性器にピアスを
させる気だわ…)体が震えて黙り込んでしまった。

 「性器にしたいんだ。だったらヘアを先に剃らないと。脱いで!」言葉に躊躇して
いる。
「聞こえないの、脱ぐのよ。早く!」
(脱ぐしかないわ。恥ずかしいけど…)妙子と美香は顔を見合わせてから、ホックを
外し、スカートのファスナーを引き下げていく。

 スカートは、ゆっくりと2人の下半身を露わにしていく。
「あら、準備がいいのね、パンティを履いてないなんて。それにヘアまで剃って!」
露わになった股間に声を上げると「この際だから上も脱いでみたら?」輝男も調子よ
く言いだした。
「そうよね、オッパイにも付けて貰ったら?」

 「オッパイにはイヤです。せめて性器だけにして下さい…」
「わかったわ。とにかくオッパイも見せて!」深雪の言葉に、2人は渋々シャツも脱
ぐと、露わになった乳房が揺れている。
「いいわね。ストッキングにガーターベルトだけだなんて!」深雪は2人の乳房と淫
裂を食い入るように見ている。

 「先輩、見てばかりいないで始めてよ!」
「わかったわ。まずは、ヘアを手入れしてから消毒よ」深雪はまず、妙子をベッドに
寝かせて足を開かせる。
「可愛いわね。こんなクリちゃんだなんて!」淫裂からピンクの突起がはみ出してい
た。
はみ出したのはクリトリスだけではなく、肉襞もはみ出している。

 深雪は丁寧に股間の絨毛の根本を剃り、指で肉襞を掴んで剃り残しがないかを確認
してから消毒していく。
「ピアスは、ここでいい?」クリトリスを掴み「ああ。だめ。そこはだめ!」上擦っ
た声で太股を震わせた。
「仕方ないわね。ここにするわ」2枚の肉襞を掴み、そして、器具を取り付けた。
「少し痛いわよ」腕に力が入ると「キャー!」悲鳴を上げる妙子で、それと同時に肉
襞から血が流れている。

 「直ぐに収まるけど、ピアスはこれにするわね」金色のピアスを見せ(イヤよ。そ
んな事しないで!)涙が流れていく。
「出血も収まったようね」肉襞を消毒し、それが済んでからピアスも消毒して2枚の
肉襞の穴に通した。
「あら、似合うわよ。ここにもした方がいいわよ」両乳首を掴んで引くと「ヒー。乳
首はイヤ。もう許して!」泣き声になっていた。

 「残念だわ。似合うと思うのに…」取り付けられたピアスを引くと「ヒー!」肉襞
が盛り上がって悲鳴をあげた。
「先輩、遊びは後よ。それよりも、こっちのオ○ンコにもピアスよ。早くしてあげな
いと…」
「そうね、後で楽しませて貰うわ。今度はあなたの番ね」怯える美香をベッドに寝か
せ、妙子にした事を始めて「ギャー!」肉襞に穴が開けられ痛みに悲鳴を上げた。

 「終わったわよ、血も直ぐ止まるから」流れ出る血を拭き、消毒してから金色のピ
アスが肉襞に通された。
(こんな、ピアスなんて要らないのに…)金色に輝くピアスが付いた淫裂に涙が流れ
ていく。
「あら、よっぽど嬉しいのね。ここにもしようよ」乳首が掴まれ「もういいです。ピ
アスはもう要りません…」泣きながら応える。
「あなたも、いいオッパイしているから似合うのにね」残念そうに乳房を握って「う
っ!」また顔を歪め痛みに耐えていく。

 「お父さん、記念に撮らないと。念願のオ○ンコピアスが付いたのよ」
「そうだな、撮るか」輝男は2人を立たせて撮りだすが、撮られる2人は元気なく、
項垂れた顔になっている。
「でも、何か、物足りないな。せっかくピアスを付けたんだからな…」
「そうね。先輩、女王様になってみたら?」
「SMか。それもいいかな!」
「でしょう、先輩準備して!」
「わかったわ。その前に店を閉めないと…」深雪は休業の看板を出してドアに鍵を掛
けていく。

 「これでいいわ。どうせなら、奥で撮った方がいいわよ」
「そうね、先輩の部屋がいいわよね」笑顔で深雪は案内するが「イヤよ。こんなのイ
ヤ!」部屋に入るなり泣き出す妙子と美香だ。
「面白いや。これはいい。早速やろう!」輝男は真っ先に、妙子の両手を縛ってから
天井のフックに掛ける。
「やめて。お願いですからやめて下さい!」
「騒いでも無駄よ。ここは防音が効いてるの」深雪は服を脱いで全裸になった。

 乳房は小振りで、股間のヘアは短くカットされている。
深雪は黒い皮製のブラジャーとパンティを履いていく。
パンティは淫裂を隠しているが、ブラジャーは中心がくり抜かれていて、乳房が飛び
出していた。

 輝男は、早速カメラを構えて撮り始めた。
「いい、今から私は女王様よ!」深雪は細いムチで、両手を縛られた妙子のお尻を叩
いていく。
「痛い、打たないで!」
「だったら、お願いするのよ。女王様、お許し下さいって!」深雪が言うと「お許し
下さい、女王様!」泣きながら言う妙子は、もう婦警ではなく、ただの泣いている普
通の女だ。

 「許して欲しかったら、オ○ンコして下さいと言うのよ」
「お、オ○ンコして下さい…」痛みには勝てず、屈辱的な言葉を言うしかない。
「オ○ンコしたいんだ。いいわよ、してあげるわよ」ニヤリと笑い、引き出しからバ
イブを取りだす。
「イヤ、そんなのイヤ、入れないで!」怯えて言うと「置かれた立場がわかってない
のね。女王様とお呼び!」淫裂のピアスを引くと淫裂が変形している。

 「ギャー。お許し下さい、女王様!」泣きながら言う。
「今度言ったら、許さないわよ。オ○ンコしたいんでしょう?」
「はい。オ○ンコしたいです…」
「だったら、これでしてあげるわよ」妙子の淫裂を広げ、バイブをゆっくりと押し込
んでいくと、淫裂の肉が盛り上がり「う、う~!」顔を歪めて痛みに耐えている。

 「感想はどう?」
「女王様にやっていただき、嬉しいです…」泣きながら答えた。
「そう、よかったわね。もっとして上げるわよ」バイブの動きを早めて、金色のピア
スも揺れ動いている。
それには「あ、あ、あ!」体を反らせ、声も上げだし「凄いよ。凄い!」輝男は撮り
まくった。

 妙子を辱めた深雪は、美香をも辱めた。
「許して下さい、女王様!」美香は犬のように四つん這いで歩かされていく。
尻や背中をムチで打たれ「女王様、私にもオ○ンコして下さい!」屈辱的な言葉を泣
きながら言う。
「わかっているわ。ここに入れて欲しいんでしょう?」後ろから淫裂にバイブが押し
込まれ「あ、あ、あ!」声を上げ体をくねらせていく。

 輝男は辱められている美香も撮りまくり、深雪は乳房を揺らせながら、手の動きを
早めていくと「お許し下さい。女王様!」美香が崩れた。
「気持ちいいのね、またしてあげるから」尻に足をかけてポーズを取った。
「いいよ、凄くいい!」興奮しながら撮りまくる輝男だ。
だが、美香は屈辱的な姿を撮られても「ハア、ハア!」息を荒立てるだけで、側には
妙子も仰向けになって、乳房と淫裂を晒している。