生け贄の婦警
                              赤星直也:作

第15話 秘密クラブ

 
 「ここは何ですか?」
「訓練センターのようなもんだ。これから、お前達も一緒に訓練を受けるんだ」
「何の、訓練ですか?」
「お客に、喜ばれる為の訓練だ。始めろ!」2人の女性が立ち上がった。

 茶色に髪を染めた女性と、小柄な女性に肉竿の形をした樹脂棒が渡された。
「始めろ!」合図が送られると、2人は向き合い、睨み合っていく。
そして、腕を押さえ合い、床に倒れ「えーい!」小柄な女性が気合いと共に、覆い被さ
っていく。
覆い被さられた茶髪も、必死に体を入れ替えようとしている。

 「ヒー!」優勢な小柄の女性は、茶髪の淫裂に渡された樹脂棒を、押し込もうとした。
不利な茶髪も反撃を試み、相手の乳房を鷲づかみする。
「痛いー!」乳房の痛みに、一瞬、怯んだその隙をぬって、淫裂に肉竿を押し込んだ。
「う、うー!」顔を歪めながら、また反撃に出る。
だが、不利な体勢は変わらず、樹脂棒がドンドン淫裂に入り込んでいく。
 
 そして、根本まで入った。
「そこまでだ!」樹脂棒を押し込んだ方は、ホッとした顔だ。
負けた小柄な女性は「許して下さい、もういやです!」とひれ伏して言う。
「だめだ、決まりだから、やるんだ!」両手を後ろ手に縛り上げられた。
そして、足首にもロープが巻き付けられ、逆さに吊り上げられると、足を開いたまま体
が浮いていく。
「そ、そんなー!」驚く2人の前で、完全に浮き上がり宙づりで、淫裂には樹脂棒が入
れられたままだ。

 「5分間だぞ。それに、ここにも!」
「ギャー!」乳首に、強力なクリップが取り付けられた。
「今度は負けるなよ」逆さ吊りされた女の口に、見ていた手下が、自分の肉竿を押し込
んでいく。

 「ウグ、ウグ!」逃れられず、肉竿を根本迄押し込まれ、樹脂棒を掴んでピストンさ
れていく。
「気持ちいいや。オ○ンコしているみたいで…」腰を前後に振りながら、目の前の樹脂
棒を動かしていく。
手下が、許可無くセックスを禁じられているから、口で処理させていた。

 「イヤ、もう、見たくもない。いやよ!」
「私も見たくない!」
「イヤでも見ろ。ああなりたくなかったら、勝つしかないんだ。分かったろう?」目を
伏せて、聞いていた。
 
 女性同士の戦いは、次々と進んで負けた女性の淫裂に、樹脂棒が押し込まれ、逆さ吊
りにされていく。
それに「ギャー!」乳首を変形させながら、悲鳴を上げている。

 「やり方は、分かっただろう。やるんだ!」貴子と久美にも樹脂棒が渡された。
「負ける訳には行かないわ。恨まないで!」
「私だって、あんな思いはしたくないわよ!」目を合わせ、睨み合いが始まった。
2人は床に倒れ、足を押さえ合う。

 「イヤよ。負ける訳には行かないの」樹脂棒が、貴子の淫裂に押し込まれた。
すると、体を反転させ、反撃に出て「あ、ああ!」貴子の樹脂棒が、久美の淫裂に半分
程入り込んだ。
「抜いて、瞳。痛いから抜いて!」
(どうしよう、負ける訳には行かないし…)手が止まった。

 その瞬間「ピシー!」「ピシー!」2人にムチが飛んだ。
「甘えるな、真面目にやれ!」乳房と腰に赤い筋ができていく。
(ご免なさい、許して!)貴子の樹脂棒が根本まで入り込んだ。
「決まったな。だが、私情を勝負に出したから、2人とも罰だ!」
 
 貴子と久美も両手首を縛られた。
それに、足首にもロープが巻き付けられ引かれていく。
地面から60センチ浮いたところで停まった。
「始めてだから、俺がやるぞ!」今まで説明していたリーダーが、ズボンを引き下げ、
下半身剥き出しだ。
「痛いが我慢しろ」乳首にクリップが取り付けられ「ギャー!」貴子が悲鳴を上げた。
その後、久美も悲鳴を上げた。

 「リーダー、私もこの女としたいですが…」
「いいぞ、やれ!」もう1人が、ズボンを引き下げた。
「まずは、フェラだ!」リーダーの肉竿が、貴子の口に押し込まれていく。
「いいね、このオ○ンコも」淫裂を撫でながら、樹脂棒を入れて行く。

 「ウグ、ウグ!」叫ぶ事も出来ないず、腰を振るから肉竿が、口の中を動いていく。
(イヤ、そんな物を、膣に入れないで!)それに、樹脂棒も動いていく。
同じように、久美の口にも肉竿を押し込まれ、樹脂棒をピストンされてる。
久美と貴子は、仮想セックスの相手にされ、口の中に精液を押し込まれてしまった。
 
 それが済むと、逆さ吊りから降ろされた。
「う、う、う!」淫裂に押し込まれた、樹脂棒を抜きながら泣いていると「く、薬、薬
を下さい!」背中に入れ墨を彫られた女性が、苦しみだした。
(麻薬が切れたんだわ、禁断症状が始まった…)何食わぬ顔で見ている。
「逃げようとしたお前に、やる薬はないぞ!」
「何でもします。オ○ンコもしますから、薬を下さい…」顔色が蒼白になり、ブルブル
震えている。

 「信用できないな。お前は、逃げようとしたからな」
「ホントです、オ○ンコしますから薬を下さい!」女性は、リーダーのズボンを脱がし
て肉竿を掴んだ。
そして、仰向けに寝かせて、淫裂に押し込んでいく。
(イヤ、私はいや!)目を伏せる2人の前で、禁断症状の女性は麻薬欲しさに、腰を振
っていく。

 「もっとします…。ですから、早く薬を下さい!」
「分かった。4人とオ○ンコをやるんだ。そうしたら、薬を打ってやる!」
「やります。4人とかならずオ○ンコしますから早く、薬を下さい…」腰を振りながら
叫んでいる。
「打ってやれ!」手下が注射器を持ってきた。
「やらなかったら、明日から薬は無しだからな!」腕に注射器が刺さった。

 それと同時に、女性が朦朧とした顔で、腰を振りだした。
「気持ちいいです…。もっと、オ○ンコしたい…」
「もうすぐだ。もうすぐ、好きなオ○ンコがタップリ出来るさ」乳房を揉みながら言う
手下だ。

 「わかっただろう。お前達も、今日から客を取って、オ○ンコするんだぞ!」
「客とのセックスって、売春じゃないのよ!」驚きの声を上げる貴子だ。
「そうだ。これからは、お前達のオ○ンコで稼いで貰う事になったんだ」
「イヤ、体を売るのは絶対にイヤ。レイプの方がまだましよ!」「私もイヤよ!」2人
は泣きだした。

 「イヤでもやるんだ。やらなかったら、こうなるぞ」手下が入れ墨の女性を指さした。
(イヤ、麻薬中毒なんてイヤ。やるしかないんだ…)泣きながらも、頷く2人だ。
「そうだ、それでいい。その気があるなら早速練習だ!」2人は渋々、客の対応を教え
込まれた。 

 貴子と久美は、タップリしごかれ、時にはムチでも打たれて、背中や乳房には赤い筋
ができている。
「やっているな。早速、今夜から出て貰おうかな?」鈴木と加藤も気になるらしく、普
段は来ない場所に現れた。
「まだ早いと思いますが、やらせてみますか?」加藤も鈴木に従う。
「そうしろ、監視は怠るなよ」
「心得ております」
「頼んだぞ」それだけ言うと、笑顔で帰っていく。

 「聞いた通りだ。今夜から4人とオ○ンコして貰わないとな」目を輝かせるリーダー
に(いやよ、売春だけはイヤ!)顔を震わす2人だ。
「聞いただろう、着替えろ!」手下が服を放る。
「その上から着るんだ。どうせ、素っ裸になるから必要ないと思うけど…」放られた服
を着込んだ。

 (何よ、首を通すだけじゃないのよ!)太股までのワンピースだが、脇の下から裾ま
で、大きくスリットが入っていて、乳房の膨らみや、腰のガーターベルトやストッキン
グが見えている。
「いいね、これが!」裾を捲った。
これは、ワンピースと言うよりも、ポンチョに近く、淫裂や乳房が丸見えになっている。
「見ないで、恥ずかしいです!」
「これくらいでどうするんだ、お客とオ○ンコだぞ!」
(そうだわ、売春をさせられるんだわ…)助けを呼びたくても無理な状況にある。
 
 女性達が服を着込むと「行くぞ」リーダーの掛け声と共に、手下が怯える女性達の腕
を掴んで連れ出していく。
「乱暴にしないで!」
「それは、あんた次第さ」手下も新入りの2人が気になるのか時折、脇の下から乳房を
撫でていく。

 「いや、やめて!」声を上げても無駄で、手下達は、貴子と久美の乳房を触っていた。
「オ○ンコはダメだけど、これなら認められているしな」淫裂も触っていく。
「やめて。そこは、いや!」
「今から嫌がって、どうするんだ?」指が執拗に淫裂を触っていく。
「それくらいで、もう、いいだろう」リーダーの声で、手下の手が引いた。

 「いいな、変な事をしたら罰だからな。こういう風にされたくなかったら、おとなし
く客に抱かれるんだ!」入れ墨を彫った女性の背中を見せた。
「う、う、う!」見せしめにされた女性が泣いている。
(イヤよ、彫り物なんて…。セックスした方がましよ…)食い入るように、入れ墨を見
ている。

 「わかったようだな。入るぞ!」リーダーがドアを開けた。
部屋の中は、明かりが煌々と灯っており、それに、内装が豪華になっていた。
「いいな、客には丁寧に挨拶だぞ」それだけ言うと、拉致したリーダーや手下が出て行
き、変わって正装した男性が入って来た。
「時間だ、準備しろ!」その声に、女性達がドアの前に並び(私も並ばないと…)貴子
と久美も並んだ。
 
 暫くして、ドアが開くと、身なりのいい男性が入ってくる。
「いらっしゃいませ!」お辞儀をして客を出迎える。
「おや、新入りか、相手を頼むよ」
「かしこまりました」貴子が気に入ったのか、最初の客は貴子を指名した。

 貴子は客と一緒に席に座ったが、客は座るなり「悪いが、確かめさせて貰うよ」ワン
ピースを捲った。
当然、乳房と淫裂が剥き出しになっている。
「恥ずかしいです、そんな事をされるなんて!」拒む事が、許されず顔を背ける。
「いいね、こんなに大きくて!」乳房を掴んで揉み、淫裂を広げて中を覗き込んだ。
「まだ、綺麗なオ○ンコじゃないか。決まりだな、お前を買うぞ!」客は手を上げ、そ
れに応じて、ボーイが寄ってくる。

「決まったぞ、この子だ」
「かしこまりました。それでしたら、あちらでお願いします」
「行こう、タップリ可愛がってやるぞ!」腕を掴まれ客と、一緒に店から出て、小さな
部屋に入った。
「お買いあげ頂き、ありがとうございます。今夜はタップリご奉仕させて頂きます」監
視カメラが付いていたから、そうするしかない。

(イヤ、体を汚すのはイヤ。やりたくない!)役目をしないワンピースを脱いで、スト
ッキングとガーターベルだけの姿になっていく。
「やれ、上でやれ!」
「かしこまりました…」見知らぬ男性の肉竿を掴んで、淫裂を押しつけていく。
そして「あ、あ、あ!」声を上げながら、根本まで吸い込んだ。
(売春だわ、間違いなく売春をしているんだ…)目を閉じるが、うっすらと涙が滲んで
いく。

 客は、そんな貴子の事など見ようともせず、乳房を掴み、結合部を見ている。
「いいぞ、もっと早く腰を振れ!」
「かしこまりました」言われるまま、腰を振り、淫裂深く肉竿を迎えていく。
「ピシャ、ピシャ!」股間同士のぶつかる音が響いている。

 同じように、客も新人が珍しいのか、久美を指名した。
「ありがとうございます…」久美も客にワンピースを捲られた。
「私が、お望みで?」
「そうだ、お前とやりたいんだ」淫裂に指が入ってくる。
(イヤよ、セックスなんてしたくないわよ…)
「お買いあげ頂き、ありがとうございます、それではこちらへ…」久美も客と一緒に奥
の部屋に入り、全裸になった後、淫裂を肉竿で突かれた。
 
 お客に、膣深く射精された後は、シャワー室に入って、体を洗っていく。
(体を売ってしてしまった…。自分から…)罪悪感で涙が流れていく。
汚された淫裂を丁寧に洗い、終えると、再び店内に戻って来た。
「いいね、新人が!」久美と貴子には、次々と指名が入っていく。
(イヤ、もういやよ。膣が痛いのに…)作り笑いをしながら「お買いあげいただきあり
がとうございます」礼を言って、客を奥の部屋に案内し、服を脱いで客に抱かれていっ
た。
(いや。もう、いやよ!)逃げたくとも逃げられず、2人は、4人の客に抱かれてしま
った。