「犯された婦警」
                               赤星直也:作

第26話 獲物調査

 斉藤と榊原はグッタリした岡本をテーブルから降ろすと、引きずりながらもステー
ジに仰向けに寝かせて、両足を広げて放置し、客は膣から漏れ出た精液を肴にして酒
を飲んでいく。
「これで解っただろうが、俺に断りなく勝手な真似をするとこうなるんだ!」恵達は
斉藤の怖さを改めて思い知った。

 「今日はとにかく飲めよ」榊原がグラスを渡すが、3人あまり酔いが回らない。
それでも、付き合いながら飲み、その夜は疲れてグッスリ眠ってしまった。

 次の日、3人はいつものように湾岸署で朝礼を受け、今日も取り締まりでいつもの
ように、パトカーで取り締まりを始めた。
取り締まりを始めてから間もなくして、目の前を一時停止しないで走り去る車があっ
た。

 「いくわよ!」恵の掛け声でパトカーはサイレンを鳴らしながら車を追う。
違反した車も気づいたのか、スピードを落として広い場所で左に停め、パトカーもそ
の前に停まった。

 「一時停止違反です。パトカーニ乗って下さい」恵が下りて運転手に声を掛けると
「お、元気じゃないか。恵!」それは斉藤で、助手席には榊原が乗っている。
「とにかく違反ですから、こっちに来て下さい…」

 「堅いな。それが、おまえのいいところだがな…」斉藤は逆らわず、ドアを開けて
車からおりてパトカーに乗り込み「久ぶりだね」後ろに座っていた愛の制服に手を入
れた。

 3人は下着を着けていないから愛は簡単に乳房を掴まれた。
「約束は守っているようだな。恵、愛とやるから榊原の話を聞いて来い!」斉藤はズ
ボンを降ろして肉竿を露わにすると「楽しませてもらうよ」スカートを捲り上げた。

 「ここじゃイヤ。恥ずかしいから、仕事が終わってからにしましょう!」
「今やりたいんだよ」強引に愛の下半身を剥き出しにすると「窓のほうを向くんだ!」
愛は言われるまま、窓のほうに向きを変えて、尻を斉藤に差し出した。

 「入れるぞ!」斉藤は腰を押さえると、前戯なしに肉竿を挿入し「痛い!」すかさ
ず悲鳴をあげた。
だが「締まりがあっていいな。感じるぜ」斉藤は強引にピストンを始める。
「ゆっくりして。膣が痛い~!」愛は乱暴に動き回る肉竿に悲鳴を上げるが、斉藤は
容赦なく肉竿をピストンしていく。
望はその悲鳴を聞きながらも、どうする事もできず、バックミラー越しに見守るだけ
だ。

 一方、パトカーから降りた恵は、斉藤に言われたまま榊原のいる車の後部座席に座
らされた。
榊原も斉藤と同じように乳房を掴み、暫く揉むとスカート脱がして、下半身を剥き出
しにした。
「少し生えたな」2ミリ程度に生えた絨毛を撫でると、後ろから肉竿を挿入すると
「あ、あ、あ~!」恵は愛と違って喘ぎ声をあげた。

 「気持ちいいのか?」
「凄く気持ちいいの…。最近特に変なの…。オナニーしても凄く感じるし…」喘ぎな
がら答える。
「生理はいつだ?」
「もうすぐです…」
「あれ飲んでいるし、安心だな。中に出すぞ!」
「安心だから膣の中に出して…。気持ちいいからもっとして…」恵の言うがままに、
榊原はピストンを速めた。

 榊原は肉竿のピストンをしながら「ところで、湾岸署に松本智子という婦警はいな
いか?」乳房を揉みながら尋ねた。
その問いに、喘ぎ声を上げながらも「いるわ…。防犯課に…」荒い息をしながら恵が
答える。
それを聞くと、榊原はさらに強くピストンを行い「ああ、あ、あ~!」恵は悲鳴に近
い喘ぎ声をあげる。

 榊原は「独身か?」なおも尋ねる。
「そう…独身よ…。でも、もうすぐ結婚するそうよ…」喘ぎながら応えた。
「住まいはどこだ?」
「大久保マンションの4階に住んですそうです…」
斉藤は松本智子について色々尋ね、恵は婚約者が隣の町の署の刑事であることや、仲
人が署長であることを教えた。

 榊原は尋ね終えると、本気で楽しみ始めたのか、上着とブラウスのボタンを外して、
露わになった乳房を揉みながらピストンを続けた。
それには「行く。行く~!」恵が登り切り、榊原も「出すぞ!」絶頂に達して射精を
した。

 「感じる…。膣が暖かい…」恵も熱い液体に快楽を楽しむと、ハンカチで榊原の萎
縮した肉竿を拭き、自分の淫裂から流れ出た精液を拭いていく。
「よかったよ、恵」榊原が言うと「私もよかった」顔を赤らめて応えた。

 一方、愛も斉藤の肉竿で膣奥に噴射されたのか、白く濁った液体が淫裂から流れて
いる。
「これで拭いて!」望がハンカチを愛に渡すと、愛は斉藤の肉竿を奇麗に拭いてから
淫裂を拭くと、恵みが戻って来た。
「話は終わったようだな」斉藤はズボンを直して車から降り「それじゃあ、またな!」
斉藤は乗って来た車に戻って走り去った。

 「一体、何の話だったの?」
「普通の世間話だったけど…」
「ふーん?」恵の応えに2人は怪訝な顔をしながら再び取り締まりを始めた。