「犯された婦警」
                               赤星直也:作

第9話 入浴

 観客は皆が出て行き、部屋には恵や望達の6人だけ残されている。
「もういいだろう」榊原の声に、縛られた望と恵は両手が解かれ自由になったが、人
前で犯されたショックで、両足を広げたまま動こうとはしない。

 そんな2人に、岡本が「あんた達、そんなにオ○ンコ見せたいの?」怒鳴り声にや
っと立ち上がったが、淫裂からは更に液体が流れ出てきた。
「随分出されたのね。気持ちよかったでしょう?」その声に慌てて両手で淫裂を押さ
える。

 「何も隠す事はないわ。それより行かないと…」
「そうよ。女性なら手入れをしないとね。汚れたままはイヤでしょう?」望と恵は後
を追って部屋から出た。
長い廊下を両手で隠すことなく、乳房とお尻を揺らせながら歩いていくと、廊下の両
側には開いたままの部屋が続いていて、どの部屋からもは女性の喘ぎ声と悶え声が聞
こえている。

 「ふ、ふふ。あなた達の演技で興奮したのよ」ニヤリとするが(私は興奮剤じゃな
いわよ!)耳を塞いで望と恵は歩いていく。
しかし、耳を塞いでも、女性特有の喘ぎ声は防げず、脳裏の奥まで響いていく。
それに、部屋の中まで見えているから、後ろから立ったままで、セックスしているの
がわかる。
「イヤよ。見たくもない!」目を背けて小走りに歩こうとしたが「ダメよ、見なさい
!」と連れの女性に止められた。

 仕方なしに、部屋の中を覗くと背後から乳房を揉まれながら、淫裂に肉竿を挿入さ
れてピストンされている。
「よく見て。あなた達もああやったのよ」言われるまま結合部を眺めていると、男は
身震いして射精を始めて(射精だわ。あんなに出して…)淫裂から白く濁った液体が
流れ出てきた。

 「あれが精液よ。妊娠の元なの。分かる?」2人が頷くと歩き出した。
4人は部屋を眺めながら歩くが、どの部屋でも全裸になった男女が抱き合い「あ、あ、
あ~!」と悶えるような声をあげている。
4人はそれを見ながら風呂に着いたが、もうもうと蒸気が漂っている。

 「前もって言うけど、ここは混浴だからね。恥ずかしいからって、隠すことは厳禁
よ」役目のしないブラジャーを外しながら説明し、全裸になると先に入っていく。
それに続いて望と恵が入ると、中は換気が行き届き、先に入っている男の顔が見える。

 「よう、遅かったね」その声に唇を噛むが、相手は2人を犯した斉藤と榊原だ。
望と恵はシャワーを浴びてから、淫裂を洗おうとしたが「こっちを向いて洗えよ!」
冷酷な事をさせようとしてる。
当然「いや、できない!」と拒むと、望と恵は連れの女に頬を打たれた。
「言われたように、オ○ンコ見せながら洗うのよ!」また頬を打たれた。

 それでも躊躇していると「あっちを向くのよ!」力ずくで正面を向かされたが「い
やよ。見られたくない!」足を閉じたままいる。
「あ、そう。だったら、写真がどうなってもいいんだ!」
それには「やります。言われた通りに…」泣きながら頷き、正面を向いて足を広げる
と、お湯から頭をだし、広げた淫裂をじっと眺めてる。

 望と恵は右手が淫裂を広げると、パックリと開いた穴があり、そこから白い液が垂
れている。
シャワーをそこに当てると、ドロリとした液がお湯と一緒に流れ出てきて、恥ずかし
い行為を見られた望と瞳は嗚咽をあげて泣き出した。

 しかし、射精されたからには、洗わなければならず、犯された膣腔を見せながら丁
寧に洗いだす。
汚された液体を、一滴も残さず全て洗い出すために幾度も洗うが、男達は眺めている。
膣を幾度も洗うと、望と恵は湯船に入り、入れ替わるように男が出て行き、女の4人
は世間話から、エロ話まで延々をしながら。全身を洗っていく。

 4人が洗い終えたころ、観客の夫婦達が入ってきた。
隠すことを禁じられてるためか、見せる女性の下腹部の絨毛には、白い液が付いてい
る。
それだけではなく、乳房には赤いあざがいっぱい付いて「内の主人たら、激しかった
の」などと自慢げに言う。
「そうなの。内も激しくてこんなに出されて…」自慢しながら膣内から精液を洗い出
している。

 4人はそんな会話を無視するかのように、湯船からあってタオルで全身を拭いてい
く。
しかし、岡本と飯島は再び座り、石鹸を自分の絨毛に塗りつけてカミソリで剃り始め
た。
恵と望は「………」声もでず、じっと眺めていたが「もう、始まったのですか。それ
では私も」身体を洗っていた女性が石鹸を泡立て、絨毛に塗りつけてからカミソリで
剃りだす。

 それを見て「それでは私も準備をしないと…」倣って次々と絨毛を剃り始め「一体、
どうしたのかしら?」腑に落ちない2人に「ふ、ふふふ。後で分かるわよ」意味あり
げに岡本が言った。
岡本と飯島が、絨毛を綺麗に剃り終えると、4人は浴室から出てタオルで濡れた体と
髪を拭いていると「これを着けて!」榊原が袋を恵と望に渡す。

 袋には衣装らしきものが入っており、どうもブラジャーとパンティらしい。
恵はまず、ブラジャーを取り出し身に着けたが「こんなのいやよ。ヌードがましよ」
確かに中央がくり抜かれ、乳房が飛び出してる。
それに、パンティではなく、ウェストベルトらしく下半身は丸出しだ。
望も同じで、乳房の飛び出すブラジャーと、ウェストベルトだけを身につけている。

 2人と同じように、岡本と飯島も同じ服装で、無毛になった淫裂が筋になって見え
る。
「どうして、こんな格好をしなければいけないの?」
「後で分かるわよ」それしか答えず「もう準備できてるんだ!」他の女性達も同じよ
うな姿になった。