「人質にされた婦警」

                             赤星直也:作

第9話 ストリップ

  次の朝、久美と美紀は生まれたままの姿で目を覚ました。
「あら、オッパイに美紀のキスの痕が…」久美の乳房には美紀の唇でつけた痕がある。
「久美さん、美紀のオッパイにもして…」乳房に久美のキスマークを望んでいる。

 「美紀は甘えん坊ね」久美は両手で乳房を掴無と唇を押し当てた。
「いいわ、久美さん!」久美は乳房を吸い「ほら、私の痕があるわ」美紀の乳房に久美
のつけたキスマークが付いている。
「これで、おあいこね」2人はベッドから立ち上がり、浴室に入った。

 久美はシャワーのバルブを開き、全身を洗っていく。
「さっぱりするわ!」体を洗い終えると、濡れた体を拭き、道代に貰ったミニスリップ
を着込んで、うっすらとした黒みが2人の肌を包んでいる。
「あそこが丸見えだし、オッパイも丸見えよ」鏡に写る自分の姿に落胆している美紀だ。

 「でも、この上に着るから大丈夫よ」2人は服をその上に着込んで、港北署に入って
行く。
しかし、着替えが気になって「着替えるから、外を見ていて欲しいの」「いいわよ。交
代で着替えようね」久美が先にロッカー室に入った。

 「よかった。誰もいなくて…」急いで服を脱ぐと、スケスケのミニスリップから揺れ
動く乳房が見えている。
「今のうちに…」急いでワイシャツを着て、スカートを脱ぐと、尻と淫裂が丸見えにな
っている。
「とにかく、スカートよ」制服の濃紺のスカートを履いた。

 「これで、よしと!」ネクタイを着け、上着を着ると久美は婦警の姿に変身している。
「終わったわよ」久美は美紀と入れ替わった。
中に入った美紀も服を脱いで、婦警の制服姿に変身した。

 「久美さん。乳首が擦れて、堅くなっていくの」ロッカー室から出た美紀が小さな声
で言う。
「私は膣が変なの。押さえがなくて、なんか物足りないのよ」制服の下などは誰も知ら
ないのに、気になる久美と美紀だ。

 「今日の重点取り締まりは違法駐車だ」いつものように係長の訓示を受け、パトロー
ルに出かけて違法駐車の取り締まりをしている。
そこに、見覚えのある2人が声を掛けた。
「あら、いつもご苦労さんね。ちょっと寄っていかない?」それは百合と有香だ。

 「仕事中ですから…」
「そんな固い事いわないで。道代さんもいるのよ」
「でも…」「大丈夫よ。パトカーはこっちに回せば」確かに百合の言う通りだ。
パトカーは建物の谷間にうまく隠れ、外からは見えなくなっている。

 「ほら、入ってよ!」百合に急かされ、2人が中に入ったのはバーらしい。
まだ夜でないので営業できず、仕事に溢れた若者がたむろしている。
「夜にならないと、アルコールは出せませんので…」マスターらしい男がコーヒーを運
んできた。

 それに口を付けると、すぐに道代が現れた。
「どう、気に入ってる?」
「こんなの、着たくありません…」
「あら、せっかくのプレゼントなのに。そうだ、ここであの姿になってよ!」道代は大
勢が見守る中で、久美と美紀を裸にさせる気だ。

 (もう、ヌードはイヤ!)久美と美紀は黙ったまま俯いている。
「イヤなら、これを売ってもいいわよね?」決め手の言葉が、また飛び出した。
「売らないで。あの姿になりますから…」泣きそうな顔で言う2人だ。
「そうこなくちゃ。準備もいいわよ」道代はステージを指さした。

 そこは、ショーをするためのステージでお客からよく見えるようになっている。
(恥ずかしい…。大勢にヌードを見られてしまうなんて…)ステージへ向かう2人の顔
が緊張し、小刻みに体が震えている。
お客も婦警の制服を着た2人に気付いて「見ろよ、婦警が何かするぞ」一斉に注目が集
まった。

 それを確認し「港北署の婦警さんがヌードを見せるんだって!」道代はわざと大きな
声で言う。
「ホントかよ。本職がストリップやるんだ!」歓声が上がった。
「それじゃ、ミュージックもいきますか」店内に音楽がかけられた。

 「ほら、早く見せなさいよ。大勢の前でヌードになりたいと言ってたでしょう!」道
代が催促する。
(やるしかないわ…)久美と美紀は覚悟を決めて帽子を取ると「かわいい!」声が掛け
られた。

 帽子を脱ぐと、上着のボタンを外しだし、店にいるお客も拍手で盛り上げていく。
(こんなの、いやよ!)顔をしかめながら、上着を脱いで、スカートのホックに手を掛
けた。
(あそこを、見られてしまう…)ホックを外し終えると、ファスナーを下げた。

 (お願い、見ないで下さい…)久美と美紀が両手を離すと、スカートが落ちていく。
「オ○ンコが見える!」ワイシャツの裾から、淫裂が見えて客が歓声を上げた。
(見られてしまった…。恥ずかしい部分を…)泣きそうな顔で、スカートから足をあげ
た。

 その後、ネクタイを外し、シャツのボタンを外していく。
「いよいよ、オ○ンコ丸出しになるのか!」客は2人の股間をじっと眺めている。
(そんなに、見ないで!)美紀の目からは、すっすら涙が流れている。
ボタンが外されると胸が開いて、黒みを帯びたスリップが見えてきた。

 ボタンを外すと、シャツを脱いで、ミニスリップだけの姿になった。
乳房が透けて見え、ごま塩のような絨毛に包まれた淫裂も見えている。
「オ○ンコとオッパイが丸出しだ!」「婦警のオ○ンコだ!」
(そんな言い方しないでよ!)顔を背けた久美の目からも涙が流れていた。
 
 「婦警さん、どうせなら素っ裸がいいよ」
「そうだよ。それも脱いで素っ裸を見せてくれよ。婦警さんのヌードは、もう見れない
からな」お客が騒ぎだす。
(許して下さい。これで許して!)両手で股間を隠しながら、俯いたままの2人だ。

 スケスケと素っ裸は意味が違い、スケスケの方がある程の気休めになっていた。
それを脱いで、素っ裸を見知らぬ男達に見せるのには抵抗がある。
(フルヌードになるなんて、恥ずかしい…)美紀の体が震えていた。
(イヤだけど、フルヌードにならないとビデオが…)久美は右手でスリップの肩紐をず
らして、両肩のスリップの肩紐が外れた。

 (これで、フルヌードになってしまう…)久美が両手を下げると、黒みを帯びた布地
が足下に落ちていく。
「おー。婦警の素っ裸だ!」「港北署の婦警が、素っ裸になったぞ!」歓声が上がった。
「見ないで下さい…」小さな声で言う久美は、顔を背け乳房と淫裂を晒している。

 「オッパイに、キスマークだ!」「オ○ンコしたぞ!」お客が騒いでいるが美紀も肩
紐をずらしていく。
(これでフルヌードだ…)美紀もスリップが足下に落ちて全裸になった。
「やっぱりな。2人はレズだぞ!」「そうか、レズだったんだ!」見下したようにお客
が叫んでいく。

 「あんた達、レズなのね」道代が言うと「、違います」久美は首を振って答えた。
「あら、婦警さんが嘘を付いてもいいのかしら?」百合も言う。
「嘘ではありません。友達です…」美紀も言う。
「それをレズと言うのよ。裸になって抱き合う友達を!」道代の言葉にもう答えること
ができない。

 「嘘を付いたバツとして、両手を頭に乗せてお客の中を回りなさい!」
「いや。あそこを触られる!」2人は両手で股間を隠している。
「ビデオ鑑賞会と、どっちがいいの?」そう言われれば「やります…」答えが出ていた。
 久美は両手で頭を押さえ、客の中に入っていく。
「ほう、これが婦警のオッパイとオ○ンコか!」お客は乳房を揉んでいく。
それにパックリ割れた淫裂をさらに広げ、膣の中を見ている。
「ほう、まだあまりオ○ンコしてないぞ。狭いな…」
(言わないで下さい!)恥ずかしさに、顔を背ける久美だ。

 美紀も同様に、乳房を揉まれながら淫裂を弄られていく。
「ここに、チンポコが入るんだろう?」
「…」黙ったままの美紀だが「言わないなら、こうだ!」指が膣の中に入り「セックス
なんか、してません!」やっと言えた。

 「そうよね。でも、女性とは楽しんでいるわよ」乳房に付いた久美のキスマークを撫
でながら言う。 
「どう、ここで楽しんでいるみない?」
「そんな。許して下さい」(あんなのは見られたくないわ。そっとやるから、楽しいの
よ)顔を背けたままだ。

 「いいわ。許してあげる。その代わり、ビデオのように手で広げて言うのよ!」
「そんな~!」奥歯がカチカチになっている。
「ほら、やりなさいよ!」百合も急かして(やるしかないわ…)久美は息を吸って、手
を淫裂に伸ばして、指で広げた。

 「皆様。これが、港北署交通課に勤務する水野久美のオ○ンコです。しっかりとご覧
下さい…」目から涙が流れている。
「水野さんか。しっかり見てあげますよ」食い入るように、客達が久美の淫裂を見てい
る。

 「ほら、あなたもよ!」
「同じく、港北署に勤務する岩下美紀です。私のオ○ンコもしっかりとご覧下さい…」
両手で広げた淫裂は膣腔が覗いている。
「婦警さん、しっかりと見てあげますよ」両手で広げた淫裂を眺めているお客だ。
2人は10分ほど、淫裂を広げたまま、お客の中を歩いていく。
お客は淫裂を眺めながら、乳房を触り、やっと解放された。

 「服を着ても、いいわよ!」その言葉に腕で胸を隠し、もう片手で股間を隠しながら
ステージに戻り服を着ていく。
スケスケのスリップを着込み、その後、シャツ、スカートと着けていく。
「いいね。オ○ンコがチラリと見えるのも…」
「そうだよな。丸出しよりチラリがいいかも」観客は制服を着込んでいく様子を見てい
た。

 「今日は楽しかったよ。またヌードを見てあげるからおいで」マスターが着終えた2
人に声を掛けた。
「そうね。またヌードを見せたくなったら、くるからね」道代に連れられて、久美と美
紀はバーを出た。
「今日は、ここまでよ」道代は2人を解放し、自由になった2人は黙ったままパトカー
に乗って港北署に戻った。

 「係長、パトロールが終わりました」
「ご苦労さん」2人はいつものように書類を書き終えて、港北署から寮に向かう。
「久美さん、恥ずかしかった」美紀が甘えるように久美に抱きついていく。
「私もよ、あんな大勢の前でのヌードは、もうごめんだわ」抱き合いながら、朝を迎え
た。

 翌朝、2人はいつものように港北署に向かっているが、パンティとブラジャーを着け
ていた。
ロッカー室で制服に着替えて、いつものように書類を書いていく。
「水野君、今日は追い越し違反の取り締まりをお願いするよ」
「はい、行って来ます」いつもは午後からのパトロールだが、今日はまだ9時だという
のにパトロールに出かけた。

 「いくわよ!」2人はパトカーに乗って走っている。
「追い越しなら、あそこがいいかもね」
「そうね、あそこなら一石二鳥だわ」美紀は寂しい道路に向かっていく。

 そして、レズを楽しんでいた場所にパトカーを止めた。
「ここなら見られないわよね」2人は抱き合って唇を重ね合う。
「美紀!」久美は美紀の制服のボタンを外し「久美さん!」美紀も久美の上着とシャツ
のボタンを外していく。

 2人はブラジャーも外すが、フロントホックだから乳房が丸出しになっている。
「美紀、かわいいわよ」久美は美紀の乳房を揉みながら乳首を吸うと「久美さん!」喘
ぐように座席を後ろに倒していく。

 「いいわ、凄くいい!」美紀も久美の乳房を揉んで「吸わせて、久美さん!」「いい
わよ、美紀!」久美は乳房を掴んで美紀の口元に差し出す。
久美の乳首が吸われて「あん、あん!」狭いパトカーに2人の喘ぎ声が響いていた。