「人質にされた婦警」

                             赤星直也:作

第8話 ポルノショップ

 パトカーは道代の指示した通りに走っていく。
「停めて。ここよ!」小さな店の前で停まったが(ポルノショップだわ…)驚く久美と
美紀だ。
「降りて。この店なのよ」道代は2人を伴って、店内に入った。

 「いらっしゃいませ!」愛想良く店員が声を掛けたが、婦警の制服を着た2人に顔が
緊張している。
「何かご用で?」店員は道代に声を掛けた。

 「この婦警さんに、合うサイズのバイブを頂戴!」一瞬にして驚きの顔になる店員で、
久美と美紀の顔も強ばっている。
(バイブなんか、いらないわよ)婦警の2人は俯いたままだ。

 「本当ですか、婦警さん?」店員も信じられないと言った顔をしている。
「欲しかったでしょう、バイブが。ちゃんとバイブを下さいと言わないと!」道代は意
味ありげに言うが(そんな事、言えないわよ)黙ったままの2人だ。

 「言わないなら、これをこの店に売るわよ」それは、あのシーンを撮ったビデオだ。
「下さい。私のあそこにピッタリのバイブを…」久美が言うと「私にも、バイブを下さ
い」声を震わせ美紀も言った。
「サイズと形とかは、一言では言えませんので…」店員はガラスケースを開けていく。

 「そうね。婦警さんのオ○ンコを見てから選んでよ」道代の言葉に驚く2人だ。
「ほら、スカートの裾を持ち上げあげなさいよ!」道代はスカートを持ち上げるように
言う。
(いやよ。そんなの、できる訳ないでしょう!)強ばった顔のまま俯く2人だ。

 「言っていたでしょう。私のオ○ンコに合う、バイブが欲しいって!」道代は久美に
ビデオをちらつかせた。
「これに合う、バイブを下さい…」久美がスカートの裾を持ち上げると、真っ白なパン
ティで股間を隠していた。

 店員はその股間を(スゲエ。本物とは思えないが、いい眺めだ…)食い入るように見
つめるが、久美は真っ赤な顔を横に背けていた。
「店員さん。これに合うサイズよ!」道代は久美のパンティに手を掛け、下げていく。
(下げないで。性器が見えてしまいます!)パンティは、膝まで下げられ、無毛の恥丘
が露になった

 (オ○ンコが見える!)ピンクの淫裂が露になり、店員の股間が膨らんでいく。
(お願いだから、見ないでよ!)久美はスカートを持ったまま、太股が震えている。
「こ、こ、これですね?」若い店員は、久美の淫裂を食い入るように見てから「サイズ
は、触って調べないとわかりませんが…」声が上擦っている。
それに、股間が大きく膨らんでいるのも、久美にもわかった。

 「そうよね。オ○ンコを触ってもいいわよね?」パンティを道代は尻を撫でていく。
久美は「はい。私のオ○ンコをよく調べて、合うサイズのバイブを選んで下さい…」今
にも泣き出しそうな顔で言う。
「婦警さん。良いのを選んであげますよ」店員は笑顔で久美の淫裂を撫でていく。

 (ダメ、触らないで!)手が敏感なクリトリスを触って、指を膣腔に入れた。
(いや、入れないで!)久美はスカートの裾を持ったまま顔を背けているが(どうせ、
偽物だろうし…)店員は膣の中を指で掻き回していき「あ、あっ!」久美は喘ぎ声を上
げてしまった。

 「まだ、締まりがありますから細身が良いですね。これが最適だと思いますが…」店
員は細身のバイブを久美に差し出した。
「ほら、入れてみなさいよ!」道代が急かすと(やるしかないわ…)それを受け取ると
淫裂に押し込んでいく。

 「ほら、ピッタリですよ!」バイブは久美の肉襞をかき分けて、吸い込まれるように
根本まで入った。
「感想は、いかがですか?」店員は久美の淫裂を食い入るように見ている。
「ぴったしです…」久美はそれしか言えない。
「これで、いいですね?」店員の声に黙って頷くと、店員はバイブを引き抜いていく。
バイブが抜かれると、余韻を残すかのように膣はポッカリと穴を空けていた。
 
 「こっちも、お願いしますよ」道代は美紀のパンティも膝まで下げた。
(いや、見ないで!)真っ赤な顔の美紀は顔を背けて「どれが、いいかな?」店員は淫
裂を撫でながら、久美の時と同じく指を入れていく。
(いや、入れないで!)美紀の太股が震えている。

 (あまり、経験してないな。でも、ホントの婦警かな?)店員の指が美紀の淫裂の中
を掻き回し(やめて下さい!)美紀は股間に力を入れた。
(締まりがいいオ○ンコだ。やってみたいな…)店員は指を抜くと、久美と同じバイブ
を差し出した。

 「これがいいですね。試して下さい」店員の言葉に黙ったままの美紀だ。
「ほら、せっかくだから試しなさいよ。それとも、店員さんにしてもらおうか?」
(いや、それもイヤよ)黙ったままの美紀だに「仕方ないわね。入れなさいよ」店員に
言う。

 「いいんですか?」
「試さないと、わからないでしょう?」
「そうですよね」店員は美紀の膣腔にバイブをゆっくりと押し込んでいくと「うっー!」
顔を歪め、スカートを持ったままうめき声を上げた。

 「ほら、ぴったしだ」バイブが根本まで入ってしまった。
「これが欲しかったんでしょう?」ニヤリと笑ってテープを美紀に見せると「はい。私
にピッタリのバイブです…」途切れ途切れに美紀は言う。

 「お包みします」店員は美紀の淫裂に突き刺さったバイブを抜いて包んでいく。
「ほら、いつまでオ○ンコを出してるのよ。笑われるわよ、そんなツルツルのオ○ンコ
じゃ!」
(誰が、こんな風にしたのよ!)叫びたい気持ちを堪え、2人はパンティで股間を隠し、
スカートの乱れを直していく。 

 「それから、これの同じで、もっと、おもしろいのはないかしら?」店内に飾られた
マネキンを見てから道代が言う。
マネキンは青みを帯びたミニスリップを着ている。

「ございます。ちょっと黒みを帯びたスケスケが…」
「長さはどれくらいなの?」
「やっと、あそこが隠れるくらいですが…」
「おもしろそうね。それを二つ包んで。それは私が払うから」

 「ありがとうございます」店員はケースからミニスリップを取り出し包んでいく。
そして「ありがとうございます、1万円になります」バイブを久美と美紀に渡した。
「これでいいのね」2人は1万ずつ払い(欲しくないわ、こんなの!)いやいやバイブ
を受け取った。

 道代も金を払い、3人は包みを抱えて出てきたが、通りすがりの人はポルノショップ
から出てきた3人を興味ありげに見ている。
まして、婦警の制服を着た久美と美紀を興味深げに見ている。

 (そんな目で見ないで!)恥ずかしそうに目を伏せながら、道路に止めておいたパト
カーに乗っていくが道代は乗らない。
「これ、明日着るのよ。素っ裸の上に着て、下着は着ないのよ」先ほど買ったミニスリ
ップを渡した。

 「着なかったら、これがどうなるかわかってるでしょうね?」
「着ます。必ず着ます!」そう、答えることしかない。
道代は歩いていき、パトカーも走って、そのまま港北署に向かった。

 「係長、パトロールしてきました」港北署に戻ると、ロッカーにバイブとミニスリッ
プを隠して報告をしていく。
「ご苦労さんだったね」係長のねぎらいを受け、久美と美紀は机の書類に記入していく。

 書類に書き終えた時は5時を過ぎていた。
「こんな時間よ。急いで帰らないと」ロッカー室で私服に着替え、そっとバックに忍ば
せ港北署を後にした。
「ちょっと、寄っていきたいところがあるの…」歩きながら美紀は話していく。

 「どこなの?」
「心配なの。できてないかと…」久美は薬局に入り、外で美紀が待っている。
「お待ちどうさま」久美が出てくると「検査薬を買ったのね?」
「そう、美紀の分もあるわよ」久美は妊娠が心配だった。

 2人は寮に戻ると早速、尿に検査薬を入れていく。
「よかった、できてないわ」「私もよ」尿を片づけると、2人は先ほどの紙包みが気に
なっている。
「こんなの着たくないわ」包みを開けていく久美だが「久美さん、それを着てみて!」

 「イヤよ、こんなの!」
「私も着るからいいでしょう?」
「そうね。お互いに見せ合うののおもしろいかも!」2人は服を脱いでいく。
パンティ、ブラジャーと脱いで全裸になり、黒いスケスケのミニスリップを着込んだ。

 ミニスリップは2人の上半身を透かして見せ、乳房が黒みを帯びたナイロンで引き立
っている。
さらに、裾からはピンクに割れた淫裂が丸だしになっている。
「久美さん、素敵よ」「美紀も可愛いわよ」2人は抱き合う。
 
 「美紀、私の美紀!」「久美さん!」2人はいつしかベッドの上で抱き合っている。
スケスケのミニスリップも脱ぎ、生まれたままの姿になっていた。
「そ、そこよ!」美紀の乳房を揉みながら唇を重ねていく久美だ。

 (そうだわ、バイブがあった…)久美は手を伸ばし、バイブを右手に持ち、美紀のパ
ックリと割れた淫裂に押し込んでいく。
「あ、あー!」(バイブだわ。久美さんがしている…)美紀の淫裂はバイブを素直に迎
え入れていく。

 「噛んで、乳首を噛んで!」美紀は腰を浮かばせながらねだっている。
(気持ちいいのね、美紀は…)久美はバイブを動かしながら軽く乳首を噛んだ。
「あん、あん、あん!」全身が反って(濡れているわ、バイブが!)美紀の淫裂から流
れ出た淫汁が、バイブを持った久美の手にも掛かっている。

 「美紀、私も欲しい。早く膣に入れて…」久美は唇を合わせると体を入れ替えた。
「入れるね」変わって、美紀は淫汁で濡れたバイブを久美から受け取り、乳房を揉みな
がらゆっくりと久美の淫裂に入れていく。
(気持ちいいわ。指よりも感じる!)久美の太股が自然と開いていく。

 バイブは淫裂に吸い込まれるように、奥までまで突き刺して「あ、あんー!」喘ぎ声
をあげる久美だ。
「久美さん、感じますか?」
「感じるわ。凄くいいわよ…」久美の淫裂からも淫汁が流れている。

 「噛んで、乳首を!」久美は美紀の頭を両手で押さえた。
「噛みます…」美紀が乳首を噛むと「あ、あ、あー!」久美の全身が弓のように反り返
っていく。
「凄いわ。美紀!」淫裂から淫汁を流しながら、遅くまでバイブで淫裂を突き捲ってい
る2人だ。

 婦警の寮は、女性だけが住んでいるので、どうしても性の対象が同室の女性になって
しまう。
それを久美と美紀が刺激してしまい、隣の部屋からも「あ、あっ、あー!」喘ぎ声があ
がっていく。

 久美の隣の部屋の婦警も、生まれたままの姿になって乳房と重ねて、抱き合っている。
婦警といえどもただの女性だ。
制服を脱ぐと本能の性欲が解放され、女性同士で抱き合い、それは夜遅くまで行われた。