「玩具にされた婦警」

                             赤星直也:作

第23話 辞職勧告


 そのころ、渡辺家では典子が誘拐され掛けた事を話していた。
「へえ、そんな事があったのか!」純一は智子を抱き寄せて「これからが心配よ」恵理
は心配顔になっている。
「ボディガードを付けた方がいいわね」智子が言うと「それだったら、いいのがいるよ。
湘南署に!」純次が言う。

 「あっ、あの3人ね。あれならいいわね!」恵理は笑顔になった。
「でも、無理じゃないのかしら。民間人の警護なんて…」智子が言うと「そうよね。無
理よね、警察にいる限りはね」
「辞めさせたらどうかしら、婦警を!」
「辞めるかな、あの3人が。生活だって掛かっているし…」

 「辞めさせる手段が一つあるわ、ヌードの写真よ。卑怯だけど、これを使って私達の
ボディガードになってもらうのよ」恵理が思わぬ事を言い出した。
「ヌードか、それなら辞めるしかないな。明日話し合ってみるか」純次も乗り気で「ボ
ディガードになったら一緒にどこへも行けるし」恵理も笑顔で言う。

 「それに、お前の夜の相手もさせられるしな」
「あら、あなたったら!」宏一の言葉に顔を赤らめる恵理だ。
「純一さんも楽しむの?」心配そうに智子が顔を見つめると「僕は智子だけだよ」肩を
抱き締めた。
「こら、そんなに見せびらかすな。やるんだったら自分の部屋でやってくれ」
「わかったよ。行こう智子!」純一と智子は自分の部屋に向かった。

 「あなた。3人を雇えるお金工面できるかしら?」
「それくらい簡単だ。年間2千万で済むしな。典子や克子達の身を守るためにも卑怯な
手段を使うしかないか!」天を見つめる宏一だ。

 翌日、宏一は典子と克夫を伴って湘南署に出向いた。
湘南署に入ると署長が出迎えに出て「これは、渡辺様や安藤様もご一緒で!」笑顔で出
迎える。
「実は困った事がおこったんだ…」宏一は典子が誘拐され掛けた事を話し、さらに、玲
子達が身を挺して防いだことも話した。

 そして「署長。すまないが、あの3人を典子のボディガードとして欲しいんだ!」宏
一はいきなり切り出した。
「無理です。いくら何でも警官ですから。気に入られたのは光栄ですが…」
「そこでだ、あの3人を首にしてくれ。後は俺が面倒をみるから。責任は渡辺財閥総帥
の俺が取る!」宏一の言葉に圧倒される署長だ。

 「困りますよ、そんな事を言われても…」悩む署長だ。
「仕方ないな。卑怯だが、これを使うか。典子を助けるために自分からなったヌード写
真だ!」その写真には3人の全裸姿が映っており、乳房と性器もハッキリ写っている。

 「そうですか。もったいないが首にしますか。これなら理由になります…」
「ありがとう、助かるよ、署長」克夫と宏一は喜んだ。
(もったいない、こんな勇敢な3人の首を切るなんて…)惜しんでいる署長だ。
「あの3人の面倒は、私が責任を持つから必ず切ってくれよ!」
「署長さん、私からもお願いします。あの3人が側にいてくれたら言うことは何もあり
ません」典子も言う。

 「わかりました。そこまで言われたら仕方ありません!」決意する署長だ。
「ありがとうございます」礼を言って宏一達は湘南署から出て行き、それと同時に、玲
子達3人が署長室に呼ばれた。

 「何か御用でも?」玲子が心配そうに尋ねると「君たちはとんでもないことをしてく
れたね。辞表を書いてくれ、これは、お願いだ!」
「どうしてですか、納得行きません!」
「黙って書け。これが世間に知れたら、俺まで首になるんだ!」あの写真をちらつかせ
ている。
(すまないが、これがお前達の為なんだ。渡辺財閥がお前達を必要としているんだ)署
長は心を鬼にしている。

 「わかりました。辞めさせて戴きます…」玲子の目からは筋となって涙が流れていく。
玲子だけではない。康子と由里も泣いていた。
(すまない。でもこれが君たちの為なんだ!)署長も泣いていたが「お前達を必要とし
ている人がいる。ここに行け!」署長はメモを渡す。
「感謝してます」玲子達は署長室から、メモに書かれた場所に向かっ湘南署から出た。

 メモに書かれた場所は小さな事務所だ。
「ここよ」ドアを開けて入っていって行くと「待っていたわよ、玲子さん。それに康子
さん、由里さん!」聞き慣れた声に「典子さん、それに克夫さん!」叫ぶ3人だ。

 「玲子さん、康子さん、由里さん。卑怯な手を使って申し訳ないが、これからは3人
とも渡辺家の一員と認めるよ」克夫は笑顔で答えた。
「どうしてなの、教えて!」「そうよ、卑怯よ、ヌード写真を使うなんて!」康子と玲
子は泣き声になっている。
「言い訳はしたくない。ただ、典子達を助けて欲しい!」天を見つめて言い「そうなの。
玲子さん、康子さん、由里さん頼むわよ!」典子も笑顔で言う。

 しかし、沈黙している3人だ。
「イヤならそれでもいい。ただし、あの写真はどうなってもいいんだな。オ○ンコ丸だ
しの写真が!」
「いや、それだけは許して!」泣き出す3人に「わかったわ。写真は棄てるから、やっ
てくれるわよね?」泣きながら頷く玲子だ。

 「安心したわ。早速、お祝いをしないといけないわよね?」
「そうだな、明日の夜にでもやるか。盛大にな」
(ヌードにさせて、辱める気だわ!)体が震えている婦警の制服を着た3人だ。

 「わかったわね。明日、寮に迎えに行くよ」克夫と典子が言い残して事務所から出て
行く。
「どうしよう、行くしかないわよね?」
「そうよね、行かないと秘密がばれてしまうし…」3人は話し合いながら事務所を出て、
婦警の寮に戻った。

 翌日、勤務が終わり、警察の寮に戻ると電話が鳴った。
「榊原ですが」電話を受ける玲子は「そんなのいやです。もう許して下さい」泣き出し
ている。
「わかりました。着替えます。でも、ドレスに着替えるのは、そちらに着いてからにさ
せて下さい」頬を涙が伝わっている。

 「わかりました。脱ぎやすいような服にします」受話器を置くと声を上げて泣き出し
た。
「いや、もーヌードを晒すなんて!」それは玲子ばかりでない。
康子と由里も電話を受けて泣いて「ヌードになんか、なりたくない!」叫ぶ3人だ。

 玲子達は着ている服を脱いでいく。
「下着を着けないなんて!」パンティ、ブラジャーと脱いで全裸になっていく。
「やっと、生えたのにまた剃られてしまう」股間の短い絨毛を撫でて、真っ黒のストッ
キングを履いた。
「卑猥だわ、こんな姿は!」姿見に写る自分の股間を落胆して見ている。

 そして、真珠のネックレスを付け、ワンピースを着込むと「見えないかしら、オッパ
イとヘアが?」薄いワンピースが気になっている。
着終えると、他人の目を心配しながら部屋を出て「康子、準備はいい?」「いいわ、由
里もよ」3人は管理人に断りを言って寮からでた。

 寮の門を出ると克夫と純次が待っており、直ぐ側にはワゴン車がある。
3人はそのワゴン車に乗り込んだが「久しぶりだね。由里!」一也が声を掛け「そうね、
久しぶりね」返事をする由里だ。

 一也はワゴン車を運転し、車が走り出すなり「ドレスに着替えて。約束したよな?」
「はい。着替えます」玲子達は恥ずかしそうにボタンを外していく。
「願い、着替える所は見ないで!」「そうは行くか、早く脱ぐんだ!」克夫と純次は3
人を見つめた。

 (仕方ないわ、見られても…)玲子はボタンを外すと、素早く肩から服を抜き、乳房
が揺れて飛び出した。
「綺麗だな、相変わらず玲子のオッパイは!」玲子の揺れ動く乳房が触られた。
「いや、やめて下さい!」それでも服を下げ、腰を浮かせてストッキングを履いただけ
の全裸になっていく。

 「康子のオッパイも綺麗だよ」「由里も可愛いオッパイだ」康子と由里の乳房が揺れ
動いている。
その乳房も触られ「いや、いやです!」乳房を触られながら腰を浮かせて脱いで、全裸
になった。
「オ○ンコの毛も生えてきたな。今日は面白いぞ!」
「いや、見ないで下さい。性器なんか!」脱ぎ終えると急いで、プレゼントされたナイ
トドレスを着込んでいく。

 康子と由里も真っ黒なストッキングだけの姿になり、ナイトドレスを着込んだ。
(よかったわ、見られなくて!)すれ違う車もなく、ホッとする3人だ。
「いいね、これも」「いや、やめて下さい」肩紐を左右にずらすと乳房が露になってい
る。

 慌てて幅の狭い肩紐で乳房を隠していく。
(こんなの、気休めだよ。オッパイを隠さないなんて!)乳房を5センチほどの布が、
縦に覆っているだけなので、乳房の膨らみが丸見えになっていた。

 やがて、ワゴン車が渡辺家に近づいた。
「警備だわ、隠さないと!」玲子達は慌てて脱いだワンピースで胸を隠していく。
「あ、ははは。隠さなくたって平気さ。もう婦警じゃないんだから!」純次は玲子の胸
ワンピースを退けて、肩の紐を広げた。

 当然、玲子の乳房が勢いよく飛び出して「見られてしまう!」慌てる玲子だ。
「平気だよ。ヌードでも」康子と由里の肩紐がずらされ乳房が露になっている。
(恥ずかしいわ。オッパイを出したままなんて!)3人が乳房を出したまま、警備員が
見守る中をゆっくりと走っていく。

 (見ないで。オッパイは見ないで!)恥ずかしさで俯いたままで「お入り下さい!」
ゲートが開き、ワゴン車は中に入って行く。
「見られたわ、オッパイが!」泣き声の由里に「見られなかったよ、由里のオッパイは。
僕が保証する」運転する一也が言う。
「どうしてなの、こんな事させて!」慌ててドレスを直し乳房を隠していく玲子だ。

 「訓練です。ヌードに慣れてボディガードに専念するために!」克夫が康子の乳房を
掴んで言う。
「まさか、ヌードでの警護もありなの?」
「当然です。素っ裸で護衛もありですよ」純次も玲子の乳房を掴んで言い「そんなー!」
驚く3人だ。

 そんな事とはお構いなしに玄関に横付けされた。
「着いたよ、降りて!」ワゴン車が停まり、同時にドアが開いて克夫と純次が降りてい
く。
玲子達も降りて6人が屋敷の中に入った。

 屋敷の中に入ると、大勢が3人を迎えに出た。
「綺麗だ、ホントに婦警なのか?」純一は康子の肩紐をずらし乳房を眺めている。
「あなた、欲しならいいわよ」智子が声を掛け「欲しい、このオッパイとオ○ンコが!」
裾を捲り股間を撫でていく。

 「だめ、恥ずかしいからだめ!」慌てる康子だ。
「康子だけでないよ、玲子のオッパイもいいんだ」肩紐がずらされた。
「恥ずかしいからやめて!」乳房を揺らせ俯いている玲子だ。
「由里のオッパイも可愛いよ」「いや、小さいのよ。こんなオッパイ見ないで!」真っ
赤な顔になってしまった。

 「それはいいから、中に入って。せっかくのパーティなのに」恵理と陽子が催促する。
「そうね、行きましょう」皆が広い部屋に入ると「お似合いよ。それが!」宏一の秘書
が玲子の乳房を撫でていく。
「私は。この子が可愛いわ」由里も広克の秘書に乳房を触られていく。

 「お前達も、着替えないとだめだぞ!」宏一に言われ「そうね、着替えないとね」秘
書の2人はスーツを脱いでいく。
(すごいわ、オッパイと性器を丸出しにして!)玲子達は驚いた。
秘書の2人は下着は着けておらず、乳房と股間が丸見えで、絨毛も綺麗に剃り上げられ、
丁寧に地肌が化粧されている。

 「あんた達も早く脱ぐのよ。家族の一員なんだから!」
「どうして、ヌードなの?」由里が尋ねた。
「知らないの。家族になるためには、ここの男性のオチンチンと契りを結ぶのよ。早い
話がセックスよ」
「男性だけではないの。女性とは性器をなめ合って契るの」
「それじゃ、乱交よ!」唖然とする玲子達だ。

 その間にも智子や典子、克子も脱ぎだし、純次や克夫たち男性までも脱ぎだした。
(脱ぐしかない!)肩紐をずらして、ドレスを脱いでいくと、生えかけの絨毛に包まれ
た淫裂が露になっている。
「剃るからね。口に当たると邪魔なの」典子と克子は玲子達の短い絨毛を剃りだした。

 絨毛が剃られると、ピンクの割れ目がハッキリ見えてくる。
勿論、典子達も股間の絨毛が綺麗に剃られていた。
「剃り終わったか。パーティの始まりだ、行くぞ!」
「いや、ここじゃいや、ベッドの上でしましょう!」玲子達は小さなテーブルに仰向け
にされ、淫裂に肉竿が突き刺さっていく。

 「オッパイは私にさせて!」陽子と恵理、それに智子が3人の乳房を揉んでいる。
肉竿は10数回ピストンして違う淫裂に入っていく。
「いや、いやー!」叫ぶ玲子達は次々と肉竿で突かれた。
男性が終わると女性達の番で「やめて、恥ずかしい!」淫裂を指で広げられ、舌でなめ
られていく。

 しかし、それで終わりでなかった。
「儀式が終わったから今度は本番だ。純一、お前もいいぞ!」
「あなた、お腹の出してもいいわよ。今回だけは」
「そうか、出してもいいのか!」「俺もやるか!」玲子達は再び男達の肉竿で犯されて
いく。
嫌がる3人だが、次々と男達が交代して、膣の中に精液を噴射していく。
(どうしてなの。どうして、こんな事をさせられるの?)涙を流している3人だ。