「玩具にされた婦警」

                             赤星直也:作

第21話 拉致

 パーティは夜の10時に終わり、招待客は帰っていくが玲子達は残された。
「今晩は泊まって行きなさい。克夫と典子の相手をして欲しいの」玲子は恵理と陽子か
ら言われた。
「でも、帰らないと規則違反ですから…」
「そんな心配しないで。電話させるから」怪しい目つきで眺めている。

 「あなたも泊まるのよ。あなたは純次と克子の相手よ」康子と由里も呼び止められた。
「わかりました。寮には電話を入れさせて下さい」
「もちろんいいわよ。署長には私が言っておくから」恵理は湘南署の署長に電話を掛け、
外泊を許可するように言う。

 「わかりました。警護と言うことで許可します。管理人には私から言っておきます」
「ありがとうございます」恵理は署長に礼を言って電話を切った。
「取れたわよ。外泊許可が!」恵理は不安そうな顔の玲子達に告げ(仕方ないか…)あ
きらめ顔の3人だ。

「それより、お風呂に入りましょうよ。女性全員で!」
「いいわね。たまにはいいかも」陽子と恵理は乗り気だが(また、恥ずかしいことをさ
せる気だわ)玲子達は心配になっている。
「ほら、入ろうよ」玲子は典子に引かれるように浴室に向かい「あなたもよ」康子と由
里も克子に腕を引かれていく。

 脱衣場は大きく(広いわ、ホテル並だわ)感心してガーターベルトを外して、ストッ
キングを脱ぎ、ネックレスを外し浴室に入っていく。
「ここも広いわ」中は大きな浴槽でローマ風呂だ。
大理石で作られ、お湯が溢れている。

 「背中を流してあげるね」
「じ、自分でしますから…」断っても、典子は玲子の背中に石鹸を塗りだし、満遍なく
塗られた。
「はい、今度は前よ」
「恥ずかしいわ、いくら女性でも」
「気にしないの」典子は嫌がる玲子の正面に座り、首から胸、乳房と石鹸を塗っていく。

 「ここもよ」淫裂に手が伸びて「は、恥ずかしいわ。そこは!」典子の手を押さえた。
「ダメよ。典子さんが洗ってあげると言ってるのに」智子も入ってきた。
「わかりました。お願いします」「そうこなくちゃ!」指が淫裂を撫でていく。

 「ねえ。セックスって痛くないの?」典子は玲子の淫裂を洗いながら尋ねた。
「その時の気分です。無理にされると痛いし、優しくされると気持ちいいし…」恥ずか
しそうに玲子が答える。
「典子さん、今夜喪失するんでしょう?」
「そのつもりなんだけど…」
「だったら良いこと教えてあげる。ゼリーを膣の中に塗っておくの。それに。オチンチ
ンを口でなめて唾を付けるのよ」

 「恥ずかしいわ。オチンチンをなめるなんて」顔が赤らむ典子だ。
「痛いのは、すんなりオチンチンが入らないからなの。すんなり入ると、膣も痛くない
わよ」その言葉に典子もその気になっている。
(口で、オチンチンをしゃぶればいいんだ!)克子もそれを聞いている。

 「克子も、今夜純次さんと喪失するんでしょう。ゼリーを後であげるから膣に塗って
おくのよ」医師の智子は2人に説明する。
「わかったわ。でも恐いな、あんな太いのが入ったら裂けないかしら?」
「大丈夫よ。女性の性器は伸びるから。それに婦警さんも一緒だから安心して喪失でき
るわよ」
それを聞いて(いやよ。そんな姿見たくもない!)憮然としている玲子達だ。

 体を洗うと浴槽に入り、体を温めていると、恵理や陽子達も入ってきた。
女性の皆が浴槽で体を温め、浴室を出て濡れた体を拭いていると「着替えを用意しまし
た」メイドが着替えを運んできた。

 「典子さんはこれを着るのよ。下着はなしよ」
「透けてるわ、ヘアが丸見えよ。それにオッパイも!」慌てる典子だ。
「とにかく着なさい」母親の恵理に言われては仕方がなく、スケスケのネグリジェを着
込んでいく。

 「克子もこれよ」やはり、スケスケで、典子と克子はスケスケのネグリジェを着せら
れた。
「それだと純次と克夫さん、興奮して何回も求めるわよ」
「そうね。うまく結ばれるわ」微笑みながら見守る恵理と陽子だ。
「あなた達はこれよ」玲子達には真っ黒なスリップが渡され(よかった、スケスケでな
くて!)乳房と淫裂が隠れている。

 着替えると、それぞれの部屋に向かって行く。
「ちょっと、待って。持ってくるから」医師の智子は自分の部屋からチューブを2本持
ってきた。
「使い方はわかるでしょう。これを指で膣の中に塗るのよ。そうだ、婦警さんがいるか
らやってもらいなさい」
「わかったわ、おしゃぶりとゼリーね」典子と克子は赤い顔になっていく。
「婦警さん、うまくリードしてね」智子は言いながらドアを閉め「行くしかないのね」
典子と克子は別れていく。

 玲子達も二手に分かれ、典子と玲子は克夫の待つ部屋に、克子と康子、由里の3人は
純次の待つ部屋に入った。
「待っていたよ。相変わらず綺麗だね」克夫は典子を抱いてスケスケのネグリジェを脱
がしていく。
「優しくしてね…」典子は克夫の股間を撫でだし、それを見ている玲子だ。

 やがて、2人は全裸になり、克子は肉竿を口に含んでいく。
「典子さん、塗ってあげる」ベッドで俯せの典子の淫裂に、玲子が丁寧にゼリーを塗っ
た。
「いいわよ。入れても!」恥ずかしそうに典子が仰向けになると「入れるからね」典子
の淫裂に肉竿がすんなり入って「ひー!」一瞬、悲鳴をあげた。
それと同時に真っ赤な鮮血が流れ出てきて、同様に、克子も純次によって淫裂から鮮血
を流していた。

 (思ったよりも痛くない!)典子と克子は、膣深く精液を噴射され、それを見守る玲
子達だ。
(私もこんな事をされたんだ…)淫裂から流れ出た鮮血を見て涙ぐむ玲子達だ。
このことで安藤家と渡辺家の繋がりがさらに強まったが、それが反発となって表に現れ
た。

 このパーティの数日後に純次、克夫の婚約が発表された。
それは政界と財界の大物同士の繋がりを意味しており、マスコミ各社が争って報道して
いる。

 「畜生、あいつらを懲らしめてやらないと!」
「そうよ。こんなひどい目をさせられてるんだから」それは道代と真理だ。
2人は恐喝をした罰として、ヌードで働かされて、逆恨みをしている。

 「ねえ、婚約者のヌード写真を撮って売り込まない。きっと高くうれるわよ」2人は
典子と克子の誘拐を計画していた。
「でも協力者がいないとできないわ。無理よ」
「そうよね、無理よね、だったら、あいつらを見方にしようよ。それに、典子だけなら
何とかなるわよ」
「そうね。あいつらならも渡辺や安藤に恨みがあるし何とかなるかも」
「決まりね、典子を素っ裸にして写真を撮ろうよ。恥ずかしい部分をバッチリと!」話
し合う真理と道代だ。

 数日後、2人は計画を実行した。
「あら、典子さん」「お久しぶりね」玲子達が町でパトロールをしていると典子が話し
かけてきた。
それを、遠巻きに見ていた真理と道代は合図した。
「婦警さん、万引きです、捕まえましたから来て下さい!」「わかりました!」道代の
仲間が2人を引き離した。

 すると「いやー!」典子は悲鳴をあげても、真理と道代によって車に押し込まれてい
く。
「典子さん!」悲鳴を聞いて振り向いた瞬間に「動くな。乗るんだ!」玲子と康子の腹
にピストルが押し当てられた。
「あんたも動かないの」由里もピストルが押し当てられている。
「車に乗るんだ!」玲子達3人は車に分乗して押し込まれた。

 車は一斉に走りだし、町中を抜けて郊外に向かっていく。
車は30分ほど走ると停まり「着いたぞ。降りろ!」そこは静かな高級別荘地だが季節
外れで人がいない。
男は「すげえ、婦警を誘拐したなんて!」目を輝かせ玲子の胸を撫でている。
「いやー!」拒むがやめず、スカートの中にも手が伸びていく。

 「やめなさいよ。そんなこと!」強がりを言う玲子だが震えている。
「久しぶりね、婦警さん」「あなた達は!」道代と真理の顔を忘れるはずがない。
「何をする気なの。今なら許してあげるから放しなさい!」

 「残念だけど、そうは行かないの。この子の素っ裸を写真に撮って、恨みをはらさな
いと腹の虫が収まらないの!」真理の言った言葉に「いやよ。そんなのいや!」怯える
典子だ。
「とにかく、中に入って。それからから仕事よ」道代の言葉に玲子や康子、それに由里
と典子までもが中に連れ込まれた。

 別荘の中はスタジオのようにカメラが数台セットされていた。
「いや。ヌードはいや!」泣き叫ぶ典子に「甘えるな、俺達はお前の亭主に恨みがある
んだ。お前の親父にもな!」典子の頬が打たれ「ヒー!」悲鳴をあげる典子だ。

 「やめなさい。乱暴はやめなさい!」典子の前に出て。かばう玲子達3人に「あら、
邪魔する気なの。仕方ないわね、婦警さんから片づけて」道代が命令する。

 「わかった。でも、無理矢理に裸にしたんじゃおもしろくないな。自分から脱がせよ
うぜ」
「いいね。婦警のストリップか。それから本番のオ○ンコだな」
「スケベね。オ○ンコしか考えてないなんて。仕事が終わったらオ○ンコしてもいいわ
よ。それまでは我慢よ」その言葉に体が震えていく3人だ。

 「決まりだな。まずはお前から素っ裸になるんだ!」ピストルの銃口が由里に向けら
れた。
「撃たないで。ヌードになるから!」由里は震えながら制服のボタンを外していく。
「いい子だ。素直に脱げば撃たないよ。ボタンを外したらスカートを脱げ!」
「わかったわよ」上擦った声で上着のボタンを外し終えた。

 (スカートを脱ぐしかない…)由里は腰のホックを外してファスナーを下げていく。
「いいね、その色気が。お前達も脱ぐんだ。上着のボタンを外してからスカートだ!」
別な2人の銃口が玲子と康子に向けられた。
「脱ぐわ、撃たないで!」康子と玲子も言われた通りに、上着のボタンを外してスカー
トを脱いだ。

  玲子達は次々と命令されていく。
ブラウスのボタンが外され、ブラジャーも乳房の上に捲らされ、乳房が男達の前に晒さ
れた。
「よし、今度はオ○ンコを見せろ」その言葉に3人の体が震えている。
(性器だけは見られたくない!)しかし、銃口が向けられ、震える手でパンティを下げ
ていく。

 「ほう、ヘアまで手入れしてるのか。婦警は違うな」玲子達の股間は、生えかけた絨
毛に包まれ、ピンクの淫裂が丸出しになっている。
「いいね。婦警がオ○ンコとオッパイが丸出しだぞ!」制服のボタンが外された、ブラ
ジャーが捲り上げられると、乳房と淫裂が晒され(恥ずかしい…。制服姿のヌードなん
て…)顔が真っ赤になっている。

 「今度は典子よ、脱ぐのよ!」道代は容赦なく言い、銃口が典子に向けられてた。
「わかったわよ。脱ぐから撃たないで!」典子も震えながらスーツのボタンを外してい
く。
「これが令嬢のストリップか。記念に撮っておけよ」その言葉で典子の衣服を脱いでい
く様子が撮られていく。
「いや、撮らないで!」叫ぶが銃口が向けられているので逆らえない。

 典子もスカートを脱ぎ終え、パンティを脱いでいく。
「あら、令嬢のオ○ンコの回りはヘアが真っ黒よ!」「ホントだ、真っ黒だ!」典子の
股間に男の目が集中していく。
「イヤ、見ないで!」
「隠すな。婦警と同じく、堂々とオ○ンコをみせろ。オッパイもな!」再び銃口が向け
られていく。

 典子は体を震わせながら、ブラジャーを脱いで淫裂と乳房を晒した。
「見なさい、これが令嬢の素っ裸よ!」恥ずかしさで、揺れ動く乳房と淫裂にカメラが
閃光を放っていく。
「いや、いやー!」両手で胸と股間を隠したが遅かった。
 
 (撮られたわ、性器と乳房を!)泣き出す典子に「ほら、泣くなよ」男の手が典子の
乳房を掴んだ。
「やめなさい。その人に触らないで!」玲子は自分の立場を考えず、典子の乳房を触っ
た男に体当たりした。