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「哀れみの女刑事」
赤星直也:作
第21話 和解
貴子と良子は相変わらず、仕事を終えるとクラブに向かっていた。
その一方、奈美が出産して岡林は笑顔になっているが、その笑顔の下では着々と白石を追いつめる計画を練っている。
「白石を叩いたら鈴木がどう動くかだ。それがわからないと動けないな…」いつになく慎重になっている。
そんな岡林に小華が目に留まり「待てよ。あいつを使えば鈴木も目じゃないな」蛇島のボス、劉賢民を思い出した。
「奴だって白石に乗っ取れれたようなもんだし、五分五分に分ければ手伝うかも…」思い立つとすぐに連絡を取ったが、賢民は取り合おうとはしない。
それでも、白石の事を告げると話に乗るようになっている。
やはり、乗っ取られた感じが否めないから話に応じている。
「白石を懲らしめたいが、手を貸してくれないか」
「どこまでやる。殺すのか?」
「そこまでしなくていい。奴らが店をできないようにするだけでいい」
「報酬は?」
「店の権利を半分ではどうだ?」
「悪い話ではないな。今度はおとなしくやるよ」
「その方がいいよ。あんたは派手すぎたし…」
「そのようだな。女もいなくなってわかったよ」
「やってくれるのか?」
「勿論だ。白石の女を懲らしめてやればおとなしくなると思う」
「わかった。頼んだよ」話がまとまった。
それから数日が過ぎた日、悦子が町を歩いていると男に呼び止められた。
「堀川悦子さんですよね?」
「そうよ。あなたは誰?」
「蛇島です。ちょっとお話がありまして」蛇島と言った途端に顔色が変わった。
「か、関係ないわ、あなた達とは…」
「いいから、乗ってください。何も殺すような事はしませんから」
「イヤよ。乗らないわよ」嫌がっても無理矢理乗せられ、車が走り出すと「降ろして、降ろすのよ!」暴れたが男によって抑えられた。
車は程なくして、繁華街を抜けて工場が並ぶ地帯には入り、その一つに入ると「着いたぞ、降りるんだ!」荷物を扱うかのように足で蹴られ「やめて、乱暴はイヤ!」悦子は悲鳴を上げながら転がり落ちていく。
すると、まだ二十歳に満たない男達が取り囲み「おばさんよ、ここがどこだかわかるか?」髪の毛を掴んで言う。
「知らないわ、こんな所は…」
「そうだろうな。ここは、おばさんが素っ裸になって、オ○ンコされるところなんだよ」
それには顔色も変わって「やめて、お金なら上げる。いくら欲しいの?」震えながらバックを開けて財布を差しだす。
「金は欲しいよ。でもな、おばさんの素っ裸も欲しいんだよ」その言葉で一斉に悦子に襲いかかって服を剥ぎ取りだした。
「イヤ。やめて~!」悲鳴が上げたが助けなど来るはずもない。
「おばさん、諦めるんだよ」男達はあざ笑いながら悦子の下着も脱がして乳房や淫裂を触りだした。
「いいね、ヘアが手入れしてあって!」
「さすがに、エステの支配人だね。感謝を込めて思いっきり出してやるよ」
「入れないで。レイプはイヤ~!」悲鳴を上げるが、淫裂には肉竿が入り込んだ。
「抜いて。お願い、抜いて…」悲鳴を上げても肉竿は激しく動き出し「あ、あ、あ~!」声を上げ乳房を揺らせている。
「おばさん、次は俺だからね」揺れる乳房を掴んで揉み出し「やめて。もうやめて…」屈辱に涙が流れている。
やがて、肉竿絶頂を迎え、動きが停まると「イヤ~!」悲鳴と共に白い液体が流れてきた。
「気持ちよかったよ。おばさんのオ○ンコも!」満足そうに肉竿を抜くと、次の男が肉竿を押しつけた。
悦子は「う、う、う!」嗚咽を上げるだけしかできない。
こうして、悦子は6人の男に犯されてしまった。
悦子を散々いたぶると写真を撮り始めた。
「イヤ、写真はイヤ~!」撮られまいとするが、抑えられて顔と乳房や淫裂が撮られていく。
「撮らないで、性器は撮らないで…」精液が流れる淫裂は撮られたくなかったが、顔を入れられて数枚撮られた。
「写真はこれくらいにするけど、次はこれで…」焼き印を見せた。
「イヤ、それはイヤ。何でもするから、それはやめて!」顔がブルブル震えている。
「本当に何でもするの、おばさん?」
「何でもする。お金で済む事なら何でもする…」
「お金ね。それもいいけど店が欲しいな。おばさんがやっている酒場でいいよ」
「無理よ、あれは夫の店だから、私1人では決められないの」
「嘘はいけないよ、こっちは全部調べ上げてあるよ。おばさんの名義で全てをやっているって」焼き印を持った。
「やめて。やったら、消えないのよ。お願いだから、やめて!」
「イヤだったら、こっちの言う事を聞いてよ。何もただとは言わない。買った時の値段は払うよ。ただ、女は付けて貰うけど」
「わかった、店は売る。それより写真はどうするのよ」
「権利書と交換だ。その時までこれは預かる」
「わかった。誰にも見せないのよ。約束破ったらただでは済まないからね」
「約束するよ。それよりもオ○ンコを洗った方がいいよ」
「わかっているわよ」話がまとまるとシャワーを浴びてから車で送られた。
戻るなり、悦子は白石に事の次第を打ち明けた。
「そうか。蛇島がそんな事を要求してきたか。ここは間に入って貰わないとまずいな…」思いつくとすぐに電話を掛けた。
その日の夜、白石と悦子は料亭に向かい、同じように岡林夫婦と劉夫婦も向かっていた。
料亭に着くと鈴木が出迎え案内していく。
そして、皆が揃うと「どうでしょう、ここは大人の話し合いと言う事で…」鈴木が考えを話しだす。
それには「いいでしょう、それなら」白石と劉も承知して和解し、産廃処理でも岡林と劉が手を組む事になった。
だが、悦子だけは酒場を失ったので(このままでは腹の虫が治まらない。必ず仕返ししてやる!)悔しさが残っていた。
それから数日が過ぎ、何事もなかったように悦子はエステ店にいたが「つまんないわ、何か刺激がないと」はけ口を求めて町に出てクラブに向かった。
「ここだけになってしまった…」呟きながら見渡すと女性客で溢れている。
「混んでいるわね、もっと人手が必要だわ」考えながら酒場コーナーに入ると良子と貴子がいる。
「女は好きじゃないけど…」暇をもてあましていたから指名し「いらっしゃいませ!」2人は悦子を見るなり怯えた顔になっていく。
「怖がらなくてもいいわよ。それより、私を楽しませて」
「わかりました…」2人は返事をすると悦子に抱きつき、乳房と股間を触り出し「個室もありますが…」個室を勧める。
「そうね、その方がいいわね」言われるまま3人で個室に入る。
「わかっているわよね、気持ちよくさせるのよ」
「はい、頑張ります」2人が制服を脱ぐと乳房と淫裂が露わになったが、恥丘には帯状に絨毛が残されている。
「お客様、私が致します」全裸になった2人が悦子の服を脱がし出す。
「そうよ。それでいいのよ」満足そうな顔をし、全裸にされると乳房や淫裂を触られて、良子が腰に付けたペニスバンドが淫裂を突き出し「あ、あ、あ~!」声を上げだした。
それでも良子は腰を振り続け、悦子を絶頂へと導いて「良かったわよ、上手で…」息を弾ませて(もっと、人を集めないとダメだわ)思案していた。
クラブで楽しんだ悦子はエステに戻り、直ぐに客の品定めを始めたが(この子はダメだわ。あの子もダメだし…)なかなか目に叶う客はいない。
それでも、毎日、訪れた客の品定めをしていると「いいわ、あの子なら!」若い女性に声を掛け、支配人室に連れ込んで眠り薬の入ったお茶を飲ませている。
そして、女性が眠り込むと裸にして写真を撮った。
その写真をちらつかせながら「脅迫じゃないわよ。お願いなの」言い訳しながらクラブで働かせていた。
こうして、クラブの店員も増えて客の回転率も上がっている。
悦子はそれだけではなく、無理矢理ホステスから卵子取って売買もしていたから、収入も前に近づいている。
それには「これくらい入るなら我慢しないと!」今までの支えが取れている。
そんな中、劉、岡林、白石の3人が和解と称して、またゲームを計画した。
「いい、3日の休みを取るの。それにこれを飲むのよ」悦子は良子と貴子に避妊薬を渡した。
「そんな。セックスはしなくていいと、言ったじゃないですか!」
「考えが変わったの。卵子は別な子に頼むから2人は男に抱かれてね」
「もう、セックスは許して下さい」泣きながら頼み込んだが、聞き入れられなかった。
そして数日後、2人は瀬戸内海にある島に連れて行かれる。
「わかっているわよね。ここからは素っ裸よ」
「わかっています」力無く返事をすると脱ぎだし、パンティ、ブラジャーも脱いで全裸にったが、股間には絨毛が戻っている。
「大部伸びたわね、これも剃られるかも」悦子は楽しむかのように、2人の絨毛を撫でてから建物に入り、2人も脱いだ服を持って入った。
建物に入ると全裸の女性はスタイルと顔の整った者ばかりだ。
「いいね、今回は特選だな」
「そのようです。割高でも我慢しますよ」男性は笑顔で女性の乳房と絨毛をみている。
その男性の前を通って2階に上がると小華がいた。
小華も2人同様に全裸になっており、股間の絨毛が綺麗に処理されて、ピンクの割れ目が覗いている。
「小華もなの?」2人が駆け寄ると「そうです、私もです」項垂れて答え、それには2人も黙るだけだ。
翌日、この前と同じく女性は両手を後ろ手に手錠を掛けられ、首輪とGPSが付けられた。
「スタート!」ゲームが開始され、乳房を揺らせながら走っていく。
「面白いゲームですね。相手が最後までわからないのもいいですよ」始めて参加した劉は機嫌が良い。
「何人捕まえてもいいですよ。ただ、相手する体力があるかが問題でして…」
「そうですよね。2人は何とかなるとしても3人は無理だしな」
「私は1人で充分です。朝までやりますから」
「参りましたな」笑い声が上がり、30分後に男達が動き出して女性を次々と捕まえて犯した。
その夜、良子は劉に抱かれていた。
「許して。もう許して下さい…」
「まだ、まだだ。もう1回やるぞ!」麗華以外の女との性行為に張り切って腰を振っている。
同じように、岡林も貴子相手に腰を振っていた。
「まだ、まだだ。今夜は寝かせないからな」
それは2人だけではなく男の皆が燃えたぎっていた。
しかし、その男の中に公安の捜査員がいるのを誰も気づかなかった。
(こんな事をしているとは…。それに蛇島がまた動き出すとは…)小華を抱きながら思案していた。
ゲームは翌日も行われ、女性達は両手に手錠を掛けられたまま逃げまどい、それを男達が捜していく。
そんな中、良子は事もあろうか、公安の捜査員に掴まってしまった。
「やらせろよ!」
「イヤ、イヤ!」抵抗を試みるが、あえなく淫裂には肉竿が押し込まれていく。
「優しくして。膣が痛いのよ~!」
「そうは行かないな。こっちだって高い金を払ったんだ!」公安も良子が刑事だとは思っていないから、手抜きはしせず「あ、あ、あ~!」ピストンが始まると、背中を反らせていく。
「しかし、いい女だな。売女にしておくのは勿体ない女ばかりだ」満足そうに腰を振って噴射した。
だが、それだけでは治まらず、夜になると「剃ってもいいそうだよな。俺がパイパンにしてやるよ」絨毛を撫で出す。
「お願い。セックスしますから、ヘアだけは剃らないで下さい」
「オ○ンコもやるさ。可愛そうだから少しは残してやるが、どう残す?」
「縦に残して下さい。このように…」指で恥丘をなぞった。
「残してやるんだから、タップリやらせろよ」
「はい、お礼にご奉仕します…」その言葉で良子の絨毛が剃られていく。
「おもしろいや。これも癖になりそうだ!」満足そうにカミソリを動かし、良子の絨毛が根こそぎ剃られ、淫裂が剥き出しになっている。
「いいね、パイパンオ○ンコも。それより奉仕しろ!」
「はい、まずはお口で…」肉竿を口に入れ唇で擦っていく。
「いいぞ、いい気持ちだ。この際だから上になってくれ!」言われるまま馬乗りになっての結合をしていく。
「あ、あ、あ~!」良子は相手が捜査員だとも知らずに喘ぎ声を上げながら腰を振っている。
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