「正義はどっちだ!」

                     赤星直也:作
第2話 美佳の復讐

 翌朝、美佳は今までと違って明るくなっていた。
「おはよう」秋山が起きると「ダメ、ここに来ちゃ。いいと言うまで寝てないと…」
「でも、美佳さんに迷惑が…」
「話はあとにするから、待ってて!」再び寝室に戻された。

 暫く経って、美佳が化粧道具を持って寝室に入って来た。
「これに着替えて!」
「似合わないよ。こんな若作りなんて…」
「文句は無しよ。着替えてから話すから」
「わかったよ」渋々だが着替えていくが、40過ぎの男には似合わない服装だ。

 「思った通りだわ。次は化粧ね」美佳は秋山に化粧をしていく。
「うーん!」頭をひねりながら、化粧をしていき「見て、出来たわ!」鏡を見せた。
「これが、俺かい?」今までとは似つかない顔だ。
「そうよ。これが私の夫の秋山昭次よ」

 「美佳、何言っているんだ?」
「これからは、私の夫になるのよ。わかったでしょう」
「待て。そんな事したら、美佳に迷惑が掛かるよ」
「今更何言っているのよ。死なせてくれなかったんだから、責任取って貰うわ」

 「でも…」美佳に圧倒され言葉が出ない。
「分かったわね、私が妻の美佳よ。もう美由紀って呼ばないで。お願いですから…」
「分かった、美佳。愛しているよ」
「私もよ、これからは一緒よ。夫婦だからね」抱き合う2人だ。

 美佳の協力を得た秋山は、美佳の車に乗って、差し押さえられた家から出た。
「どこに行くんだ?」
「夫に仕返ししたいの。あの女の所よ!」ハンドルを持った美佳は考えがあるようだ。

 高速道路を走り、別な町へと向かう。
「ここに、住んでいるの」
「どんな風に、やったらいいかな?」
「レイプしてあげて。それを私がビデオに撮るの」

 「それだけか。つまんないな…」
「他に、いい手があるの?」
「レイプするなら夫の前でだよ。それに、レイプを見ながら射精させるんだよ!」
「面白いわね。私を騙したんだから、それくらいはやって貰わないとね」美佳も笑顔に
なった。

 「それだったら、準備をしないと」
「分かっているわ。軍資金は、これだけだけど…」
「それだけあれば平気さ。どうせなら、リサイクルショップで買おうよ」
「分かった。あなたに任せる」2人はリサイクルショップを探し回った。

 そして、夕方に2人は行動を起こした。
「ここよ、この家よ」
「怪しまれないように、入らないとまずいぞ」
「それだったら、開店セールとしようよ。記念品が出ると言って…」
「そうだな。それでいこう」2人は美佳を捨てた夫の家に来た。

 「忙しいところ、申し訳ありません。今度開店したスーパーです。記念に景品交換が
ありますから、配りに上がりました」玄関のインターフォン越しに話していく。
「待って、直ぐ開けるから!」「ガチャ!」鍵が開けら得た。

 「申し訳ありません。開店セールをやっていまして!」段ボールを持って中に入る。
「景品は何なの。まさか、ティッシュではないでしょうね?」
「そんな安いものではありませんよ!」秋山は女性の口を押さえ、美佳もドアを閉めて
鍵を掛ける。

 「来い。こっちだ!」口を押さえたまま、家の中に連れ込み両手を縛った。
秋山はビデオを構えて「奥さん、私よ、分かるわよね」美佳が正体を現す。
「知らないわ。売春婦に知り合いなんて、いないわよ!」
「馬鹿にしないで!」美佳の手が頬を叩きだし「ピシャー!」数回音が出て「ヒー!」
悲鳴も上がった。

 「私に売春させて、この家が建ったんじゃないのよ。私を騙して!」
「許して、謝ります。ですから、許して!」
「許して欲しかったら、裸になりなさいよ。ほら!」美佳はスカートのファスナーを引
き下げた。

 「いや。いやです!」
「うるさい人ね。口を塞がないと…」テープで塞がれ「ウグ、ウグ!」首を振っていく。
「そんな事してもダメよ。私が味わった辛さを知って貰わないと…」ホックも外し、ス
カートを引き下げていくと、鮮やかなピンクのパンティが現れた。

 しかも、ハイレグで絨毛がはみ出ており「今夜はエッチするつもりなのね。丁度いい
わ、旦那の目でこの人とやるのよ!」そのパンティを掴んで引き下げていく。
「ウ、ウ!」自由が効かず首を振っている。
「ほら、ヘアが丸見えよ。黒いヘアが!」絨毛が露わになって、女性は泣いている。

 「泣いてもダメよ、素っ裸だからね」足首からパンティを抜くと、女性は淫裂を見ら
れまいと、体を捩り太股を持ち上げて隠していく。
「そんな事してもダメよ。今度はオッパイよ」ボタンが外されていく。
「手伝って。一旦、解いてからでないと…」

 「わかった」秋山は縛った紐を解き、美佳がシャツを腕から脱がすと、お揃いのピン
クのブラジャーを付けている。
「あら、結構大きいのね。これで誘惑したんだ!」ブラジャーの上から乳房を撫でだす。
「遊びはそこまでだ。縛るからな!」再び、後ろ手に縛り、丁寧に3カ所縛った。

 「いいぞ。また撮るからな!」ビデオを構えた。
「これで、フルヌードよ!」背中のホックを外すと、勢いよく乳房が飛び出していく。
「これは要らないわ」腕に絡まった紐を切り、ブラジャーを剥ぎ取り全裸にすると「ウ、
ウ、ウ!」涙を流して泣いている。

 「いい眺めね。今度は反省を込めて、坊主になって貰うわよ」
「ウグ、ウグ!」首を振っていく。
「安心して。頭は剃らないわ。ここよ、ここを坊主にするの!」絨毛を撫でると「ウ、
ウ!」驚いたのか目を見開いている。

 「あら、イヤなの。だったら、頭にする?」髪の毛を撫でた。
「ウグ、ウグ!」首を激しく振っている。
「だったら、ここでいいのね」また、股間を撫でると「ウ、ウ!」泣きながら首を縦に
振った。

「そうよね。ここなら誰にも見られないしね」美佳は浴室に入って、石鹸とカミソリを
ポリの桶に入れて持ってきた。
「始めるわよ。反省の坊主にね!」石鹸を泡立て、絨毛に塗っていき、カミソリを当て
て剃りだした。

 「あら、可愛いわね。まるで子供よ!」絨毛が消えて、淫裂が露わになっていく。
「ウ、ウ!」泣き続ける女性だが、美佳はなおもカミソリを動かして、絨毛の全てを消
し去った。
「いいわね。綺麗になって!」タオルで股間を拭いた。

 「撮られているわよ。あなたの恥ずかしい姿が!」恥ずかしさに、足を閉じようとし
たが開かされていく。
「ほら、もっと撮って貰わないと」足を抑え、指で淫裂を広げた。
「これがオ○ンコよね。見て貰いましょうね!」女性は顔を背けるが、泣きやむ事はな
かった。

 2人は撮影が済むと、また準備をしていく。
「確か、子供がいたはずだけど…」家の中を捜すがいない。
「子供はどうしたのよ?」テープを外した。
「夏休みですから、夫の両親の所に行っています…」

 「だったら、2人だけで暮らしているの?」
「はい。今週だけですが…」また口が塞がれた。
「今、何時かしら?」
「6時だよ」
「もうすぐね。もうすぐ、あいつが帰ってくるんだ!」美佳の目が輝いている。

 暫くして、チャイムが鳴った。
(来たわ。あいつよ!)緊張していく美佳と秋山だ。
「沙織、いないの?」声がする。
(間違いない。あいつだわ)(そうか、遂に来たな)2人は顔を見合わせた。

 そして、包丁を女性の首に押しつけると「ガチャ!」鍵が外され、男が入ってきた。
「ただいま!」ドアを閉め、リビングに来ると「待っていたわ。孝夫!」美佳は女性の
首に包丁を押しつけた。

 「美佳、やめろ。沙織に何をするんだ!」
「だったら、あんたもおとなしくして貰わないと…」秋山も背後から男に包丁を押しつ
けた。
「分かった。おとなしくする…」

 「だったら、逃げられないように服を脱ぐのよ。素っ裸に!」
「脱げばいいんだな?」美佳に言われるままに服を脱いでいく。
上半身が剥き出しになると、ズボン、パンツと脱いで全裸になった。

 「これでいいのか?」
「そうよ、それでいいわ。次は両手を後ろにやるの。変な事したら奥さんの命はないか
らね」
「分かっている!」言われるまま両手を後ろで組み、秋山が縛っていく。

 「痛いな。もっと緩くしろよ」
「そうは行くか。逃げられたら困るからな」やはり、腕を3カ所縛った。
「これで、逃げられないわね。今日は貸したのを、返して欲しくて来たの」

 「お前から、借りた物はない!」
「ふざけないで!」美佳は孝夫の頬を叩き「私の体を弄んだ上に、売春までさせたんじ
ゃないのよ!」怒鳴る。
「お前も承知して、俺に抱かれたんじゃないか。それに、金はくれたはずだ…」

 「卑怯な奴だわ。もういい、懲らしめてあげて!」美佳はビデオを構え、秋山が服を
脱ぎだした。
「やめろ。沙織が何をしたというんだ!」
「あなたに反省がないからよ。タップリと、思い知って!」服を脱ぎ終えた秋山は縛ら
れた女性に抱き付く。

 「やめろ。やめるんだ!」秋山の肉竿が、淫裂に入り込んでいくと「う、う、う!」
妻が犯されているのを見て泣き出す孝夫だ。
「しっかり見なさいよ。奥さんが気持ちよさそうにしているわよ」追い打ちを掛けてい
く美佳だ。

 「そうだよ。奥さんもオ○ンコが気持ちいいって、濡れてきたぜ!」秋山もいたぶる
と孝夫は「う、う、う」と泣く事しかできない。
「奥さん、オッパイが敏感なんだね。ここにやって上げるよ」テープを外して、乳首を
吸うと「あ、ああ!」夫の前で、犯されているにもかかわらず声を出した。

 「あなた。助けて、レイプされているのよ!」
「レイプじゃないわよ。タップリ濡れているわよ」淫裂からは、淫汁が流れている。
「イヤ、言わないで!」乳房を揉まれながら、淫裂に肉竿をピストンされて「沙織!」
泣き叫ぶしかない孝夫だ。

 「そうだ。あなたも行かせてあげる!」美佳はビデオを持ったまま、孝夫の肉竿を擦
りだした。
「やめろ、やめるんだ!」
「いいじゃないのよ。奥さんがレイプされていても、こんなに感じているなんて!」孝
夫の肉竿は美佳の手で、カチカチになっている。

 「奥さん見ろよ。旦那が気持ちいいってさ。奥さんのレイプを見ながら、出すかも!」
「イヤ、出さないで。あなた、出さないで!」
「あいつは出すよ。俺も出すからな!」
「イヤ、イヤです!」

 逃れようと体をズリ上げるが、秋山はピストンを早めて「あ、あ、あ!」声を出して
から「イヤ、お腹の中はイヤ!」悲鳴に変わり、淫裂から精液がこぼれ出ていく。
「奥さんのオ○ンコに出したぜ。今度はあんたが出す番だ!」秋山の言葉に美佳の手が
早まった。

 「あ、あ、あ!」堪えるが、肉竿の先端から放出が始まった。
「旦那さんが出したわよ。奥さんがレイプされて、気持ちよかったんだって!」なおも
絞るように擦っていくと「う、う、う!」声を上げて泣き出す孝夫だ。

 「あなた、一杯出したのね。もう一回できる?」美佳は秋山の肉竿を撫でた。
「ああ、出来そうな気がするよ」
「孝夫さん。また奥さんとやりたいんだって!」
「やめてくれ。これ以上、沙織を虐めないでくれ!」

 「奥さんは、どうかしら?」
「許して下さい。もう許して下さい…」
「だったら、2人でやるのよ。10分以内で出さなかったら、またレイプするからね」
美佳は女性の縛った腕を解いていく。

 「奥さんがやるのよ。意味が分かるでしょう?」
「ハイ、やってみます!」胸と股間を押さえながら孝夫をの側に寄った。
「あなた。悔しいけどやらないといけないの…」
「分かっているよ。沙織」

 「行くわね」肉竿を掴んで、口に含むと「あ、あ、あ!」一気に膨らんでいく。
「あなた。行くわよ!」不自由な孝夫を仰向けに寝かせて馬乗りになった。
「出して、早く出して!」肉竿を掴んで淫裂に導き、腰を沈めていくと「あ、あ、あ!」
膣穴には道が出来ているから、すんなり迎え入れた。

 「いいわ。あなたがいい!」腰を上下に振っていくが、その間にも時間が過ぎていく。
「残り2分よ。出さなかったら、またレイプだからね!」
「だして、あなた!」

 「分かっている。出すよ、恥ずかしいけど…」
「頂戴、あなたのが欲しい!」孝夫は妻の淫裂に噴射した。
「出たわ。感じる!」孝夫に抱き付く妻の淫裂からは、精液が流れていた。

 「あら、出したのね。残念だけど時間切れなのよ…」
「イヤ。もういや。許して!」
「出したじゃないか。お願いだから、沙織を辱めるのはやめてくれ!」

 「そうは行くか。時間切れだ。妻のオ○ンコを見ていろ!」秋山は女性の向きを変え
させ、お尻を孝夫の顔に向けさせた。
「いや、いや~!」腰を押さえて、肉竿を押し込んでいく。

 「見ないで。あなた、見ないで!」2人の結合部が、孝夫の直ぐ上にあり「う、う、
う!」妻が犯されていくのを泣きながら見るしかなかった。
「ほら、あなたもやって上げなさいよ!」美佳は頭を掴んで、孝夫の肉竿に押しつけた。
「フェラをやるのよ。やらないなら、死んで貰うわよ!」

 「やります。殺さないで!」すかさず、肉竿を口で擦りだす。
「やめろ、沙織。あ、あ、あ!」孝夫も声を上げていく。
「いいわね。夫婦で乱交だなんて」相変わらず美佳はビデオを撮っていると「美佳、出
そうだよ」秋山は絶頂間近だ。

 「イヤ、出さないで。これ以上汚さないで!」
「そうは行かないわ。私は孝夫に売春を無理矢理やらされたのよ。これくらい我慢しな
さい!」
「許して。もういや!」だが、秋山は再び、孝夫の妻に噴射を行った。

 沙織は「う、う、う!」夫の目の前で射精され、泣いている。
淫裂からは、秋山の精液がポタポタと孝夫の顔に落ちて濡らしていく。
「どう。自分の妻が犯されるのを見て、思い知ったかしら?」美佳の言葉に黙ったまま
の孝夫だ。

 妻を犯し終えると、秋山は服を着ていくが「う、う、う!」犯された沙織は泣いてう
ずくまっている。
「私は毎晩泣いていた。あなたを、何度も殺そうと思ってね!」
「謝ります。ですから、許して下さい…」

 「そうよね。今更言っても仕方ないし。それより、このビデオ買って貰えないかしら、
勿論テープも付けてよ」
「恐喝するのか?」
「恐喝だなんて、とんでもない。イヤなら裏の世界に売るだけだが…」秋山も口を出す。

 「分かった。いくらだ?」
「100万欲しいわ。それくらいなら、今すぐにでも出せるでしょう?」
「分かった。沙織、渡してやれ!」

 「でも、あれは子供のために…」
「お前のレイプが、世間に知られたら生きていけないぞ。だから払え!」
「分かりました…」孝夫の言うがまま、隠しておいた100万を美佳に手渡した。
「ありがとう。ビデオとテープよ。これを見て反省してね」2人は家から出た。