「淫獣の住む館

                     赤星直也:作
第2話 脅迫

  夜になると「コン、コン!」ドアをノックする音がする。
「どなたですか?」福島が声を掛けると「永井です。ちょっとお願いがありまして」
「今開けます」(来たな。今夜は楽しめるぞ)笑顔になってドアを開けると外には、
全裸の瑞穂が乳房と絨毛を晒したまま立っている。

 「な、永井さん!」声を上げると「驚かないで下さい。ここでは何ですから、私の
部屋で…」泣きそうな顔で言い(そうだ、それでいい)「わかりました」瑞穂に連れ
られて部屋に入った。

 「早速ですが、私として下さい…」
「して下さいって、何をですか?」
「オ○ンコです。オ○ンコがしたいんです…」俯いたまま言う。
「オ○ンコですか?」
「はい、やりたいんです」瑞穂は涙を溜めたまま、福島のズボンを脱がしだす。

 「僕、やった事がありませんから、わからないんです…」
「私がリードします。ですから、して下さい…」ズボンを引き下げ、パンツも脱がせ
下半身を剥き出しにしていく。
「わかりました。そこまで言うなら、しましょう!」福島は瑞穂の乳房を掴んだ。

 「オッパイって、こんなに柔らかいんだ!」柔らかい乳房だった。
「そうよ。こことは違うの」肉竿を擦りだした。
「気持ちいい。奥さんにやって貰えるなんて、信じられないや…」目を閉じて、乳房
を揉んでいる。

 「もっと、いい事してあげる。上を脱いでからだけど」
「脱げばいいんだね?」言われるまま、シャツも脱いで全裸になると「ここに寝て。
後は私がするから、任せて…」言われた通りに仰向けになった。
すると(いよいよ、童貞とお別れだぞ!)瑞穂は馬乗りになって、肉竿を淫裂に導い
ていく。

 「揉むのよ。オッパイを揉むの!」
「こうですね?」乳房を揉んでいくと、瑞穂も腰をゆっくりと沈めて「あ、あ、あ!」
声を上げ、顔が歪んでいる。
(早くやれよ。腰を振るんだよ!)腰を持ち上げると「待って。早いわ、待って!」
肉竿が根本まで入ってしまった。

 「だって、我慢できないよ。こんな事されたら…」
「わかったわ。やるから待って」瑞穂はゆっくりと腰を振りだした。
「気持ちいい。これがオ○ンコですね?」声が上擦っている。
「そうよ、これがオ○ンコよ。出したかったら、中に出してもいいからね」

 「大丈夫ですか?」
「避妊薬を飲んでいるの。だから、安心して出して」
「わかりました。タップリ出しますよ」腰を振っている間に淫裂が潤い「ピチャ、ピ
チャ!」と音がしていく。

 「もう、大丈夫みたい。行くわ!」腰の振りを早めた。
「いいです、凄くいいです!」
「私もよ。オッパイを、もっと強く揉んで!」
「はい」乳房を強く握ると「いいわ、いいわよ!」淫汁が流れて来た。

 「奥さん、限界です。出しますよ…」
「出して。一杯、オ○ンコの中に出して!」放出が始まった。
「暖かいわ。とろけそうよ」淫裂から流れ出る精液を拭こうともせずに、胸と胸を重
ね抱き合っている。

 「良かったわ。もっと出来る?」
「たぶん、大丈夫と思いますが…」
「それならやって。もっとしたいの」瑞穂は福島から降りて、股間に顔を埋めて肉竿
を口に含むが「あ、あ、あ!」声を上げると同時に、放出したばかりのなのにまた膨
らんでしまった。

 「今度はバックからよ。できる?」四つん這いになって、お尻を向けるとドロドロ
した液体が淫裂から垂れている。
「こうですね?」両手で腰を押さえて肉竿を押し込んでいく。
「そう、それでいいの。もっと、早く動かして!」

 「こうですね?」
「そうよ。それでいいの…」髪の毛を振り乱しながら悶えて(全くスケベな奴だな。
そのおかげで、オ○ンコできたんだから、文句は言えないけど…)腰の振りを早めて
いく。
こうして、福島は瑞穂の膣の中に3回放出して部屋に戻った。
「やれやれ。やっと終わったぞ」その夜は疲れて、そのまま眠り込んでしまった。

 翌日、大学から戻ると、すぐにカメラのスイッチを入れた。
「何だ、亭主が戻ったのか…」瑞穂が丈二と抱き合っていた。
『あなた、いいわ。久しぶりでいいわ』
『俺もだよ。瑞穂!』瑞穂が浮気していたなんて、夢にも思わず腰を振っていた。

 「暫くはオ○ンコ無しだな。綾子さんでやるしかないか…」今度は綾子にテープを
送ろうと考えていた。
「綾子さんと、いきなりのオ○ンコは無理だよな。まずは、素っ裸を撮ってから徐々
にオ○ンコするか…」綾子の素っ裸を思い出しながら脅迫状を書いた。
「でも、まずいよな。上から撮ったのがわかっているし…。直接持っていった方がい
いかも…」書くのをやめて綾子の帰りを待った。

 7時近くに、綾子が帰ってきた。
「岩下さん、見て貰いたいのがありまして」ドアに立った綾子にテープを渡すと「あ
らビデオね。後で見てみるわ」素っ気なく受け取り、部屋に入ってしまった。
「全く、お高く止まった人だ!」福島も戻って、カメラを見ると「いいね、またレー
スのパンツとブラだぞ」着替えていく綾子が映し出された。

 そんな事とは知らず、綾子は下着も脱いで全裸になっていく。
「いいね、オッパイとヘアが…」乳房と絨毛が露わになり、全裸になった綾子は浴室
に入って画面から消えた。
「風呂か、オ○ンコも洗っているんだな」想像している。

 消えてから30分ほどして、また現れたが相変わらず全裸のままだ。
綾子は、福島から渡されたテープを思い出して再生していく。
『して、拓也。ここに入れて』福島にも聞こえた。
『いや、いやー!』悲鳴も聞こえ『う、う、う!』嗚咽も聞こえてきた。

 暫く経ってから『いいわ、拓也、オ○ンコが気持ちいいわ』それを最後に再生が止
まり『う、う、う!』泣き声が聞こえてくる。
「泣いているのか。でもこれからが本番だからな」福島は画面を見ている。

 画面には下着を着ける綾子が映り、シャツとスカートを履くと画面から消えた。
「来るな、消さないと…」慌ててスイッチを切り、それとほぼ同時に「トン、トン!」
ドアがノックされた。

 「どちらですか?」
「綾子です…」
「今開けます」ドアを開けると綾子が泣いており「どうなさいました。とにかく上が
って下さい」綾子を中に入れてドアを閉めた。

 「あれを、消してください…」部屋に入るなり言いだした。
「イヤです。せっかく撮ったんですから」
「お願い、消してください。お願いですから」泣きながら言う。
「消すのは構いませんが、それなりの事をして貰わないと、消せませんね」

 「何をすればいいの?」声が震えている。
「モデルになって下さい。撮りたかったんです、綾子さんを!」
「服を着たままでしょう?」恐る恐る尋ねる。
「そんなのつまらないです。ヌードです、ヘア丸出しのヌードです」

 それには「イヤ、ヌードなんてイヤです!」首を振って拒んだ。
「それなら消せませんよ。せっかく撮ったビデオですからね。綾子さんがオナニーし
ているのをね」福島は綾子の胸を撫でていく。

 「許して、ヌードはイヤなの。お願いよ」大粒の涙を流していく。
「ダメです。ヘア丸出しのヌードモデルです!」乳房を撫でていた手が、スカートの
ホックを外し、ファスナーを引き下げていくと「う、う、う!」嗚咽を上げたままだ。
「やるしかありませんよ。そうしたら消してあげますから」スカートを脱がし、パン
ティも引き下げた。

 「許して、セックスはしたくないの」慌ててパンティを押さえた。
「確かめるだけです。ソーセージの入ったオ○ンコを…」綾子の手が緩み、その瞬間、
一気に引き下げた。
「見ないで。イヤ、見ないで!」慌てて、股間を両手で覆う。

 「あれが、どうなってもいいんですか。知りませんよ」
「わかった、見るだけよ」両手を退けて、真っ黒な絨毛が露わになっている。
「いいですね、これがオ○ンコですか…」指で淫裂を広げると恥ずかしいのか、太股
がブルブル震えている。

 「やってくれますよね、ヌードモデルを?」
「誰にも見せないと誓って。それに、セックスはしないって…」
「勿論ですよ。約束します。岩下さん」淫裂を撫でていくと、反応して「あ、あ!」
声を上げた。
「脱いで。オッパイも丸出しです。わかっていますよね?」

 「わかったわ。脱ぐわよ」自らシャツを脱いで、ブラジャーも脱ぐと「これでいい
でしょう?」目を閉じ、全裸を晒している。
「そうですよ、それでいいです」露わになった乳房を揉みながら乳首を吸うと「あ、
あ!」声が漏れた。

 「綾子さん。せっかくですから、これをやって下さい…」
福島はズボンを脱いでいく。
「約束したじゃないの。セックスはしないって!」慌てて両手で股間を覆った。
「イヤだな、口でやるんですよ。それならいいでしょう?」
「口でするなんて、出来ない!」首を振っている。

 「やらないなら、どうなっても、知りませんよ」
「やるわ。やればいいのね?」
「そうです、こうやるんです」福島は仰向けに寝て、綾子とシックスナインの体位を
取った。

 「オ○ンコがいいですね。ここにチンポが入るんだ!」目の前にある淫裂を触って
いく。
「ダメ、指は入れないで。お願いです…」
「わかりました。それより、岩下さんもやらないと」
「やるわよ」覚悟して、握りしめた肉竿を口に含んでいく。

 「いいよ、凄くいい!」福島も、クリトリスを撫でていくと「う、う、う!」綾子
の腰が動いて(感じているぞ。綾子さんが…)淫裂の中から、乳白色の淫汁が流れて
くる。
それは綾子もわかっており(膣が濡れていく…)それでも口を振っていく。

 やがて、「いや、こんのいや!」口から涎のように精液が垂れていた。
「飲んで、それを飲むんだ!」
「ゴクン!」強い口調の福島に怯えて飲み込んだ。
「ほら、汚れを拭かないと…」舌が肉竿を拭いていく。

 その後、2人は仰向けになった。
「これからは、綾子でいいでしょう?」甘えるように抱き付き、乳房を揉んでいく。
「いいわ、綾子さんでも…」綾子は自棄気味になっている。
「良かった。これからも、綾子さんとこんな事したいな」
「ダメ。お願い、今回限りにして。ヌードモデルもやるから…」泣きそうな顔になっ
ている。

 「困ったな、綾子さんが好きなんだけど。そうだ、週1回はこうして裸で抱き合お
うよ」乳首を摘み、転がしていく。
「セックスは絶対にしないで。それに、誰にも言わないと、誓って。それならいいけ
ど…」

 「勿論だよ、綾子さんが好きだし」唇を重ねると、綾子はそれを拒もうともせず受
け止めた。
(うまくいったぞ。その内にオ○ンコしてやるからな)唇を重ねながら、乳房を揉ん
でいく福島だ。

 「もういいでしょう。帰らないと…」
「そうだね、帰ってもいいよ。でも、素っ裸でだよ。服は後で持っていくから」
「そんな~!」悲鳴を上げた。
「イヤなら、どうなっても知らないからね」
「わかったわよ。裸で戻るわ」綾子は靴を履くと、ドアからそっと外を見回し、一気
に走って「パタ、パタン!」靴音がして「バタン!」と音がした。
「帰ったか。でも、面白くなったな。2人とのオ○ンコが楽しめるなんて」笑顔にな
っている。

 「ところで、いつ撮ったらいいかな?」カレンダーを見てから「土日がいいな。泊
まりで撮れるし…」勝手に決めてしまった。
「場所はどこがいいかな。どうせなら屋外ヌードがいいしな。それにデジカメが必要
だな」計画を立てている。

 翌日、福島が綾子に告げると「泊まり込みでやるんですか…」落胆の顔だ。
数枚撮るだけだと思っていたのから、当てが外れている。
「どうせなら、本格的にですよ。ヘアもバッチリ撮りますからね。綺麗に手入れして
くださいよ」
「わかったわよ」項垂れたまま返事をする。

 「それから、お楽しみもいいでしょう?」首から手を入れて、乳房を捜していく。
「オッパイだけよ、性器はイヤ!」
「わかっていますよ。オッパイだけですから」ブラジャーを捲り上げ乳房を掴み、指
と指の間に、乳首を挟んで揉んでいくと「あ、あ!」溜息のような声を上げている。

 「気持ちいいよ、綾子。出したいよ」
「わかっているわよ」綾子は福島のチャックを引き下げ、肉竿を取りだし、それを軽
く握り擦っていく。
「いいよ、凄くいい!」乳房を揉みながら登りつめた。

 「出すよ。飲むんだ」
「イヤ、許して!」
「飲め、飲むんだ!」乳首を潰すと「ヒ~。やるわ、やるから放して!」乳房から手
を退けると、股間に顔を埋めて肉竿を含んでいく。
「あ、あ、あ!」登りつめたのか、放出が始まり「ゴクン!」(イヤ、こんな事した
くないのに…)綾子は仕方なく福島の体液を飲み込んだ。