「OL哀歌~加奈子編」

                               赤星直也:作

第34話 残業


 (仕方ないわ、ヌードでも!)桜色に染まった加奈子は、全裸で健三の車椅子を押
していく。
そんな姿をメードに見られ「け、健三様。それに…」驚いて声にならない。
(見られた…。フルヌード姿を…)恥ずかしそうに顔を赤らめている。

 「悪いけど、黙ってて。今夜が僕たちの記念する日になるんだから!」健三の肉竿
は膨らんだままだ。
「わかりました。ぜひ、記念になるように頑張って下さい」メイドは顔を赤らめて、
健三のそそり立つ肉竿を見つめている。
「ありがとう」それを見抜いたのか、メードのスカートの中に手を忍ばせていく。

 「だめです。有美様から叱られます!」慌てて健三の手を押さえ、去って行く。
「行ったか…」その後は、誰とも会うことなく健三の部屋にたどり着いた。
(ここで、健三さんとセックスするんだ…)加奈子の体が震えている。


 健三の部屋には低めのベッドがあった。
「加奈子さん、おいで!」先に健三が這いずるようにして、ベッドに寝ころんでいく。
「優しくよ」加奈子もベッドに乗っていく。

 「加奈子さん!」健三は仰向けの加奈子に口付けをしてから体を乗せてきた。
「健三さん!」加奈子は乳房を揉まれ、勃起した肉竿が加奈子の淫裂を捜している。
(ここよ!)体を開いた加奈子は、勃起した肉竿を掴み、膣の入り口に導いていく。
「いくよ!」肉竿が淫裂に入り込んできた。

 「あ、あ、あー!」肉竿の半分ほどが入り込んでしまった。
「早いわ、まだよ。まだ!」「そうか。仕方ないね」腰を振ってピストンしていく。
(健三さん、腰は動くんだ!)ゆっくりピストンしながら奥へ、奥へと入ってきた。
「もういいわよ、奥まで入れても…」肉竿が奥まで入り込んだ。

 (暖かい、健三さんのオチンチンが…)健三は乳房を掴み、腰を振っていくが、足
が不自由なので、なかなかうまくできない。
「健三さん。私がするから変わって!」
苦労する健三を見かねて、体を入れ替え加奈子が馬乗りになり、肉竿を掴んで淫裂に
吸い込んでいく。

 「あ、あ、あー!」気持ちよさそうに声を上げる健三に(辛いけど、我慢しないと)
根本まで入ると、腰を上下に動かしていく。
「加奈子さん!」健三は揺れ動く乳房を両手で掴み揉んで「いいわ、健三さん!」淫
裂か淫汁が流れていた。

 健三は「でる~!」膣の中に噴射し「でたのね。暖かいわ…」淫裂から真っ白な液
体が流れ出ていく。
「とにかく、洗ってこないと…」加奈子は生まれたままの姿で浴室に向かった。
こうして、加奈子は健三に精液を3回膣の中に噴射され、その都度浴室で洗った。

 翌朝、加奈子は有美と一緒に、車で三友商事へと向かっていた。
「加奈子さん、またお願いしていいかしら。健三が気に入ったみたいなの」
「いくら気に入ったからって、いやです。セックス抜きならお付き合いしますが…」
「それだけでもいいの。お願いよ」2人が話し合っているうちに車が着いた。

 「ありがとうございました!」礼を言って加奈子が降り、会社の中に消えると、有
美の乗った車が走り去った。
加奈子は、更衣室であの下着に着替えている。
「今日も頑張らないと」いつものように仕事をしていた。

 「加奈子君、業、いいよね?」
「はい。平気です」大泉は退社時間迫った頃に、書類を持ってきて加奈子に処理させ
ていく。
「わるいね。僕もつき合うから」大泉も書類に目を通していく。
「それにしても、よく溜めたわね。こんな書類!」不満を言いながら処理して行くが、
時間がドンドン過ぎていく。

 「タバコが切れたぞ。ちょっと買ってくるから!」大泉は第二課から出て、加奈子
だけが一人取り残されている。
周りの照明が消され、乳房が透けて見える下着を着た加奈子が、浮かび上がっている。
その加奈子めがけて、覆面を被った二つの影が襲いかかった。

 「イヤー、助けて!」叫ぼうとしたが口が塞がれて声をだせない。
(助けて。いやよ!)両手を後ろ手に押さえらて、抵抗もできず、口の中にハンカチ
を入れられ、ガムテープで塞がれた。
(いや。下着を脱がさないで!)肩の紐が左右に開かされ、透けた下着がゆっくり足
元に落ちて、乳房が露になっている。

 (やめて。願いよ!)腕も抜かされ、生まれたままの姿にされると、両手を後ろ手
に縛られた。
覆面をした2人は、加奈子を机に座らせて、仰向けに寝かせると(レイプされてしま
う…。あの時のように…)体が震えている。
覆面をした男は、加奈子の両足を開かせ、机の脚にテープで固定し(いや、いや、触
らないでよ!)淫裂が撫でられていく。
さらに、両手で淫裂が広げられて(性器の中を見られている!)恥ずかしさと怖さで
太股が震えていた。

 覆面の2人は、顔を見合わせると、ズボンを脱ぎだす。
(レイプが目的なんだ!)顔を左右に振って嫌がるが、淫裂に肉竿の先端が、押し込
まれた。
もう一人も両乳房を掴んで揉んで(助けて。健三さん!)加奈子は目を閉じて泣いて
いる。

 突然「何をしている!」「あんた達、何者なの!」聞き慣れた声だ。
加奈子は目を開き、見渡すと(木村さんに雪江さん、彩子さん、それに有美さんもい
る!)その言葉で、覆面を下男が慌ててズボンを持って逃げようとした。

 「逃がさないぞ!」木村は一人を背負い投げで投げつけ「うー!」体を打って動け
ない。
「今だわ!」彩子と雪江が男達が持ち込んだテープで縛っていく。
「木村君、こっちもよ!」「任せて、有美さん!」もう一人も木村が投げつけて取り
押さえた。
「もう大丈夫よ!」彩子と雪江が、加奈子を縛ったテープを剥がしていく。

 「怖かった!」安心したのか、声をあげて泣き出した。
「有美さんと会ったからよかったのよ。加奈子さんに話があがるって言われて、スナ
ックから戻って来たの」雪江と彩子は事情を説明している。

 「有美さん、覆面を取りますよ」木村は覆面を剥がすが「あーっ!」声をあげた。
「中原部長!」その声に中原が項垂れた。
「こっちは誰なの?」雪江が剥がして「課長!」雪江も悲鳴をあげた。
それには「そんなー!」加奈子は乳房と淫裂を晒したまま、再び泣き出す。
「泣かないで。泣かないの、加奈子さん!」有美が泣いている加奈子を抱きしめて、
落ち着かせている。

 「悪気じゃないんだ。加奈子君がやってくれって言ったんだ!」
「そうだ。加奈子君からレイプしてくれと頼まれたんだ!」
「そんなの酷いわ!」上司の2人の言葉に、また泣き出した。
「加奈子さん、私に任せて。私が仇を取ってやるから!」有美は泣いている加奈子の
頭を撫でている。