「OL哀歌~加奈子編」

                               赤星直也:作

第31話 有美の提案


 翌朝、誰よりも早く有美が起きてシャワーを浴びていた。
「昨日は凄かったわ。膣の中がぐっしょに濡れてるし…」ベトベトした体液を綺麗に
洗い流していくと、水音で加奈子と木村も目が覚めた。

 「おはよう」寝ぼけ眼の木村と加奈子だ。
「まだ元気ね。お願いしていいかしら。バックからして欲しいんだけど…」
「有美さんの頼みだったら、何でも聞きます」
「ありがとう」有美は絨毯の上で四つん這いになっていく。

 「いいですか、入れますよ!」木村は勃起した肉竿を掴み、有美の淫裂の入り口に
押し当てると「あ、あ、あー!」喘ぎ声を上げながら体をくねらせていく。
木村は両手で有美の腰を押さえ、腰を前後に振りだし(凄いわ、あんな太いのが入っ
ていく!)見ている加奈子の淫裂も潤っている。

 「出します、有美さん!」
「出してもいいわよ、お腹の中に!」木村は肉竿から放出を行い「暖かい。子宮が暖
かい!」淫裂から白い液体が流れ出てきた。
「有美さん、もうだめ。限界です…」
「よく頑張ったわ。凄く気持ちよかったわよ」労をねぎらう有美だ。

 「ねえ、加奈子さん。ショーをして宣伝したらどうかしら?」淫裂から流れ出る精
液を拭きながら有美が言う。
「でも、モデル代高いでしょう。ヌードと同じような姿になるんだから…」
「そこよ。この前は女子社員がやったわよね。今度も女子社員がモデルをするのよ」
「むずかしいわ、やっと説得したのよ。カメラや男性がいたら、まず無理よ」

 「そうね、カメラは絶対無理よね。それに男性も無理よね…」有美はしばらく考え
た。
そして「女性だけで下着ショーをしたらどうかしら。全国各地で行うのよ。それなら
効果があると思うの」有美から思わぬ提案があった。
「それ、それだわ。それだったら、みんな協力してくれる!」加奈子も賛成した。

 その話に、加奈子はたってもいられず、下着を着込もうとしたが「待って、加奈子
さん。まだ話があるのよ」有美のは乳房を後から掴み揉んでいく。
「話って?」
「会場よ。どこでする気なの?」ニコニコしながら乳首を転がすように撫でていく。

 「か、会場は…」気持ちよさそうな顔で答えにならない。
「私のホテルを提供するわよ」有美は加奈子の乳首を吸って「あ、あ、あー!」喘ぎ
声を上げる加奈子だ。
「それに無料でよ」淫裂も撫でていく。
「な、何をすればいいの?」

 「物分かりがいいわね。ヌードよ。ヌードになって欲しいの」有美の言葉に驚く加
奈子だ。
「私がヌードになればいいの?」
「あなただけじゃないの、モデルの皆がよ」
「無理です。そんな事!」木村も言い出した。

 「あら、そうかしら。会場は女性だけで、カメラなどは持ち込めないようにチェッ
クするし…」
「でも、素人がヌードを人前に晒すなんて無理です!」なおも木村が言う。
「その人が問題よ。モデルや監督だったらどうする。雑誌社など各界の強者よ。もし
人目に付いたら芸能界に入れるかもよ」

 「そうよ。モデルや女優にスカウトされるかも知れないんだ!」興奮する加奈子で
「いい考えです。恐れ入りました」木村は頭を掻いている。
「感心したの。だったら、もう一回やって!」有美は木村の肉竿を掴み口に含んだ。
しかし、膨らまず「限界です。もう立ちません、有美さん…」詫びている。

 「仕方ない。加奈子さん、指でいいからして!」有美はベッドに四つん這いになっ
ていく。
「いいわよ、有美さん!」加奈子は指で淫裂を掻き回し「いく、いくわ!」淫汁を流
し悶える有美で、加奈子と木村がホテルを出たのは9時過ぎだ。

 加奈子は会社に行くと、有美に言われたことを彩子と雪江に説明した。
「いい考えね。でもなるかしら、ヌードに…」
「それが心配よね。いくらスカウトされるかも知れないと言われても…」
「ボーナスも出したらどうかしら。ヌードになったら割り増しするって!」

 「社長が、うんというかしら?」
「そうね。ケチな社長だし無理よ」
「また、有美さんにお願いするしかないわね…」
「そうね。とにかく、社長には言っておかないと」加奈子達は、いつもの下着姿で社
長室に入っていく。

 「社長、お願いがあります!」乳房と淫裂を晒した3人を食い入るように見つめ
「何の用かね、今日は?」
「実は…!」加奈子は有美に言われた事を話していく。
「そうか、そう言うことか。社員に言ってみよう!」社長は女子社員を全員集めて、
有美が言ったことを話した。

 だが「いや。人前でヌードなんていやよ!」泣き出す女子社員だ。
「でも、その女性がモデルとか、芸能界の顔やプロダクションの社長だったらどうす
る?」加奈子が言い放った。
「芸能界の方が来られるの?」
「そればかりではないらしいの。雑誌社やテレビ局の方も来られるらしいの」その話
で泣き声が消え、ざわめきが起こった。
(もしかして、モデルにスカウトされるかも知れない…)期待感が高まったからだ。

 「やってもいいけど、絶対にカメラで撮らないと、誓えるの?」
「勿論よ。会場は女性のガードマンで固め、入場者はボディチェックを受け、荷物の
持ち込み禁止なのよ」
「ヘアはどうするの?」
「自由よ。手入れしたい人はしてもいいし、そのままがいい人は、そのままでいいわ
よ」
「それに、モデルをやってくれた人には、有美さんからボーナスが出るわよ。それに
旅行もできるわ、全国各地を回るから!」彩子も言う。

 それには、雰囲気が一変し、泣いていた社員が笑顔になっている。
「ヌードを見せるだけならいいわ、それなら我慢できる!」
「それだけじゃダメ。モデルとして振る舞ってくれないと…」
「そうよね。練習した方がいいわよ。モデルを!」雪江の言葉に皆が頷き(決まった
わ。でも、有美さんがだしてくれるかしら?)不安な顔の加奈子だ。