「OL哀歌~加奈子編」

                               赤星直也:作

第19話 再会


 「ぼちぼち、行こうか!」有美が起きあがった。
「そうですよね」加奈子も起きあがって、支配人が用意したドレスを着込んでいくが、
乳房が飛び出し、無毛の淫裂が露になっている。
(恥ずかしい…。こんなのを見せるなんて…)胸と股間を隠した。

 「だめ、隠したらいけないわよ。堂々と見せないと…」
「だって、大勢に見られるのよ。アソコが…」顔を赤らめる加奈子だ。
「ああ、オ○ンコね。セックスするんじゃないから気にしなくてもいいのよ」有美に
抱かれながら店内に入り、接客をしていく。

 こうして、3人はクラブでアルバイトをしていたが、3日目に見覚えのあるお客が
入ってきた。
そのお客は5人連れで「確か、友愛学園の芦蔵さんよ。隣は明和学園の理事長ね」3
人は色めき立った。
「ここで、制服を売り込まないと…」加奈子も売り込む気だ。

 「いい、アソコをわざと触らせるのよ」
「わかってるわよ」3人は芦蔵の席に行き「いらっしゃいませ」挨拶した。
「おう。オッパイとオ○ンコ丸だしか!」芦蔵は目尻を下げて、彩子の乳房を揉んで
いく。
それに吊られ4人も雪江や加奈子の乳房、淫裂も撫でていく。

 「芦蔵さん、お久しぶりですね」
「あっ、あのモデルか。制服の時の?」
「ええ、三友商事の石黒です」
「どうしたんだ。こんなところで?」
「アルバイトなんです。ローンの返済が大変なんで…」
「そうか。ローンか!」
 
 そんな会話を聞いていた明和学園の理事達が「どうだい。もっといい事しないか、
うちも制服を考えているんだ」と誘う。
(しめた。チャンスだ!)「はい、喜んでお付き合いします!」
「芦蔵さん。悪いが3人は頂きますよ」
「仕方ないな、チップをはずんでやってくれ」
「わかってますよ。早く着替えて来るんだ」
「わかりました」3人は急いで支配人室に入って着替えを始めた。

 「ブラジャーはいらないわ。とにかく急ぐのよ」「わかってます」3人は急いで服
を着込むと、理事達の所へ戻った。
「お待たせしました」
「おお、この姿もいいね。芦蔵さん、失礼します」
「楽しんできたまえ」残された芦蔵は有美と話し合っている。
 
 加奈子達はクラブを出るとラブホテルに入った。
部屋に入るなり、全裸になって抱き合っている。
彩子はベッドの上で四つん這いになり、腰を押さえられて後ろから肉竿で突かれてい
く。
「あ、あ、あ~!」ピストンの度に悶え声をあげている彩子だ。

 同じように、雪江と加奈子も抱かれている。
「いいわ、いいわ!」仰向けになり、乳房を揉まれながら肉竿で淫裂を突かれていた。
「クシュ、クシュ!」淫裂からは淫汁が流れだし「気持ちいいのか?」「はい、凄く
いいです」そう答えている。
理事の3人はピストンを早めて「あ、あん、あん!」悶え声が響いていく。

 やがて「でる!」「中はいや!」加奈子の膣の中が熱くなり、雪江と彩子も子宮の
奥へ噴射された。
「よかったよ!」理事達は肉竿を抜くと淫裂からは堰を切ったように精液が流れ出し
ていく。
「洗わないと!」フラフラしながら3人がシャワーを浴びせると、勢いよく水が膣の
中に入り込み、ドロドロした精液が流れ出てくる。

 「これで安心だわ」濡れた体を拭いて、タオルを巻き付けて戻ってくると「口でや
ってくれないか?」「わかりました」3人は今度は口で肉竿を擦って噴射させた。
戻ると、理事と加奈子達は服を着込んでいき「これは楽しんだお礼だ!」理事達は一
人づつ10万円を渡していく。
(お金まで貰えるなんて!)彩子と雪江は笑顔になっているが、加奈子はお金をもら
うのにはためらいがある。

 (これじゃ、売春よ!)「気にしなくてもいいわよ!」雪江と彩子に言われれば仕
方がない。
「頂きます」10万円を受け取りバッグにしまい込んでいく。
「三友商事と言ってたね。近いうちに制服の見本を持ってきてくれないか?」

 「はい、必ずお伺いします。それに、モデルもやります」
「どうせなら、オッパイを見せるヌードがいな。他の理事も喜ぶぞ!」(決まったわ。
大泉課長の鼻を折ってやる!)乳房を撫でられながら、彩子は考えをめぐらせている。

 翌朝、加奈子は早く起きて会社に向かっていた。
加奈子だけでなく彩子と雪江もそうで「早いわね」3人はいつもより30分も早かっ
た。
「制服のカタログあるかしら?」
「あるわ、ほら!」彩子が差し出すと「現物を持っていった方がいいわ。それに、私
達が着るのよ!」雪江が言う。

 「またヌードになるの?」俯く加奈子に「当然よ。課長の鼻をへし折ってやりまし
ょうよ!」
「そうよ、女の復讐ですよね!」彩子と雪江に言われては逆らえない。
「わかりました。さっそく、用意しておきます」加奈子は部屋のロッカーにある制服
を折り畳んで紙袋にしまい込んでいく。

 そこに、大泉が現れて「加奈子君、服を脱いで確認させてくれ!」催促している。
「今日もヌードですか?」
「そうだ。当分は3人とも生まれたままのヌードで仕事だ。脱いで来るんだ!」
「わかりました」加奈子達は制服を片づけ、更衣室に渋々に入った。
 
 更衣室にはまだ誰もおらず、加奈子達は着込んだばかりの事務服を脱ぎ、パンティ
とブラジャーも脱いで全裸になると、同僚が入ってきた。
「あら、今日もヌードで男をたぶらかす気なんだ!」
「ホントに恥を知らないんだ。性器を見せるなんて!」
「しかも、ヘアまで剃ってるわよ」同僚は3人の全裸姿を軽蔑の目で見ている。

 (勝手なこと言わないでよ。好きで裸になった訳じゃないのに)加奈子は叫びたか
った。
それは雪江と彩子も同じで、3人は黙って脱いだ下着を仕舞うと更衣室から職場に戻
った。