「OL哀歌~加奈子編」

                               赤星直也:作

第12話 告白と約束
 

 演技を終えた雪江と彩子は、恥ずかしそうに胸と股間を服で隠しながら出て行き
「行こう!」加奈子と木村も後を追い「こっちよ」外にいる有美が2人を案内してい
く。
「ここなんだけど…」ノックをしてから有美がドアを開けた。

 中に入った加奈子は「雪江さんね、それに彩子さんよね?」その言葉に、乳房と股
間を押さえていた2人は泣き出し「どうしてこんな事とをしてるの?」うずくまって
いる彩子と雪江に尋ねた。
彩子は泣き声で「三友商事を辞めたんだけど仕事がなかったの…。貯金もあっと言う
間に消えて…」
「それに、マンションの返済ができなくなったの」雪江が付け加えた。

 暫く静寂が続いて「そこで、私が助け船をだしたのよ。人前でセックスすれば10
万払うって!」有美が口を開いた。
「ホントなの?」加奈子の問いに2人は黙って頷く。
「後、どれくらい借金が残っているの?」加奈子の問いに彩子は「300万よ。それ
に利子もあるの。マンションを売りたいけど、売れないの。地獄よ!」
「私は500万よ。不景気で全然買う人がいないの。仕方ないから体を売っているの
…」雪江も泣きながら答えた。

 「お願い、有美さん。2人を助けて!」
「僕からも頼むよ。お願いだ、助けてやって!」
「頼まれてもね…。そうだ。あなた達が元の職場に戻れればそれで済むわよね?」
「それは無理です。大泉さんが許してくれません!」木村が言う。

 「大丈夫よ。私がなんとかする。でも、体を許すのは覚悟しなさい。セックスをす
れば何とかなるわ」有美は何かを企んでいる目だ。
「仕事に戻れるなら、大泉さんとのセックスは覚悟します。…」
「それから、借金だけど、仕事が終わったらアルバイトで返したらどうかしら。いい
店を紹介する。それまで立て替えてあげるわよ」
「ありがとうございます」雪江と彩子は礼を言う。

 有美は「でも、条件があるの。加奈子さん、別荘にいる間は私の奴隷よ。あなたも
ね」木村にも条件を付けた。
(3日我慢すればいいんだ…)「わかりました。別荘にいる間だけよね?」
「あなた達もよ。契約は今日で終わりだから、明日からは別荘に来るの」雪江と彩子
にも言うと「無理です。招待されてませんから…」雪江は悲しそうな顔で言う。

 「そんな心配しなくていいわ。明日の10時に来るのよ。場所は2人に聞いて」有
美はそう言うと、部屋から出て行く。
部屋には4人が残されたが「雪江さん。先輩と1回でいいからセックスしたかったん
だ…」木村は乳房を露わにしている雪江に興奮している。

 「1回だけよ、約束して。それならお礼にセックスしてあげる…」雪江は木村のズ
ボンを下げだす。
それに吊られたか「私にもさせて!」彩子も加わり、2人に脱がされ、木村は股間が
丸出しになり、ぶら下がった肉竿が露わになった。

 雪江は萎縮した肉竿を口に迎え入れ彩子は「お願い、オッパイを揉んで!」木村の
手を取り、自分の乳房に押しつけた。
「いいんだね、2人とも?」乳房を揉みながら腰を動かしていく。
「あ、あ、あ~!」乳房を揉まれた彩子は声を上げ出し「私の準備もいいわよ」雪江
は絨毯の上に両手を付いて、四つん這いになった。

 「行くよ!」木村は雪江の腰を両手で押さえて、肉竿を押し込み「あん、あん!」
雪江は髪の毛を振り乱しながら悶え声をあげだした。
「私にもして欲しいの。後でいいから…」彩子は木村に唇を重ね「わかったよ」木村
もピストンしながら唇を重ねていく。
雪江の尻肉と木村の股間の肉がぶつかり合い「ピシ、ピシ!」音が部屋の中に響いて
いる。

 「中に出していいかな。一杯だすけど?」
「いいわよ、オ○ンコの中に一杯だして頂戴…」木村はピストンを止めた。
それと同時に雪江の淫裂からは白い液体が流れ出し「出したのね…」荒い息づかいの
雪江だ。

 「今度は私にして!」彩子が精液と淫汁で汚れた木村の肉竿を舌でなめ、口の中に
入れていく。
萎縮していた肉竿は口の中で一気に膨らみ「私にオ○ンコさせて…」彩子は木村を仰
向けに寝かせて、馬乗りになった。
「いくわよ!」彩子は一気に肉竿を淫裂の中に吸い込んだ。
淫裂は濡れていたからすんなり根本まで入り、そして腰を上下に振りだすと「ヌチャ、
ヌチャ!」肉竿が淫裂を突き刺す度に音が出ていく。
やがて「だすよ…」木村は登りつめている。

 「だめ。もっとさせて、本気でいきたいの…」彩子の腰の動きが激しくなっていく。
彩子の体が後ろに反り「オッパイ、揉んで!」喘ぎながら叫び、木村はれ動く乳房を
掴んで揉み、乳首も摘んだ。
「そうよ、凄くいい!」体を反らせながら腰を動かし続け「いく、いく!」彩子は木
村の胸に倒れた。

 「限界だ。俺も出る!」木村も淫裂の中へ放出を行い、彩子の淫裂からも白い液体
が流れ出ている。
その後、加奈子は彩子と雪江に、別荘の場所を教えてホテルから別荘に戻った。

 翌朝、加奈子と有美は雪江と彩子の現れるのを待つと、2人と約束した10時に別
荘に現れた。
有美は「今野さんが許してくれたわよ」2人を見るなり言い「えっ、本当なんですか
?」雪江と彩子は驚いた顔だ。
「本当よ。それから約束を守って。ここにいる間は私の奴隷なの。言うことを必ず聞
くのよ」
「分かりました…」加奈子達3人は頷いた。

 「だったら、部屋で服を脱いで全裸になって。5分以内で戻らなかったら、バツを
受けてもらうわ」
思わぬ言葉に驚き「そんなの無理です!」しかし有美は取り合わず「はい、スタート
!」時計のスイッチを押した。
そうなれば、3人は覚悟を決めて、言われた部屋に向かって走った。

 「急がないと!」加奈子は急いで衣服を脱いでいく。
シャツ、スカートと脱いでパンティとブラジャーの下着だけの姿になった。
加奈子は背中のホックを外して、ブラジャーを脱ぎ、乳房を揺らせながらパンティを
脱いで、真っ黒な絨毛が露になっている。

 「もう、時間がない!」加奈子は恥ずかしさを堪え、乳房を腕で隠し、股間をもう
片手で押さえながら廊下に出た。
「オッパイが見える!」「スゲエ!素っ裸だ!」驚きの声を聞きながら(見ないでよ。
恥ずかしいのよ!)走っていくが、腕からは乳首が飛び出している。
加奈子は俯いて驚く招待客の前を走り、有美の部屋へと向かって走った。

 「ヌードよ。しかもヘア丸出しの!」別な方から声が聞こえた。
それは、雪江と彩子の方からで、2人も股間を両手で押さえながら走っている。
2人の大きな乳房が揺れて「彩子さんに雪江さんだ!」一糸まとわぬ3人は、股間を
両手で押さえて廊下を走った。
「きゃー!」悲鳴をあげる招待客を尻目に3人は有美の部屋に向かった。

 「もうすぐだ!」3人の目には有美の部屋が目に入った。
「ここだ!」ドアを開けて中に飛び込むと「素っ裸でマラソンか。どうせなら外でや
って欲しいな」そこには課長の大泉と木村もいた。
「相変わらず綺麗な体だ。オッパイとツルツルのオ○ンコは最高だね」ニヤニヤしな
がら2人は、雪江と彩子の股間を見ている。
「イヤよ、もう見ないで!」2人は赤い顔になって股間を両手で隠した。