「OL哀歌~加奈子編」

                               赤星直也:作

第7話 罰

 
 「なんだ、お前も泣き虫か。だったら、そこで立っていろ!」彩子も泣きながら両
手を頭に乗せ、立たされた。
目からは大粒の涙を流し、乳房と股間を晒したままだ。
(次は私だ…)加奈子は震える体でリングに上がった。

 「意地を見せるんだ!」木村と大泉が檄を飛ばすと(どうせ、レイプされた体だし、
どうなってもいい…)加奈子はやけになって今野に掛かっていく。
「お、こいつは手強いぞ!」今野は飛びかかった加奈子を受け止めた。

 加奈子はバックを取られたが、回転しながら逃げていく。
弾みで水着から乳房が飛び出したが隠そうとしない。
(ほう、いい根性してるな!)感心しながら今野は加奈子に襲い掛かかり、力に勝る
今野は、加奈子の水着を剥ぎ取りだした。
加奈子は上半身が露わになり、乳房が揺れ動いている。

 大泉は黙って揺れ動く乳房を食い入るように見て、水着を膝まで下げた。
真っ黒な絨毛に覆われた股間が晒されてしまい(加奈子のオ○ンコが見えてる!)大
泉と木村の股間が膨らんでいる。
今野は加奈子が着ていた水着を全て剥ぎ取って全裸にしたが(くそ。素っ裸にされた
!)顔を真っ赤にしながら、闘い続ける加奈子だ。

 やがて、今野に加奈子もマットに仰向けに押さえられた。
今野は加奈子の淫裂の奥まで肉竿を入れていく。
(いやよ。動かないで!)今野が動く度に、肉竿が加奈子の膣内を掻いていき、今野
は乳首を吸いだす。
「それは、イヤ!」加奈子は力をこめて引き離した。

 「いい根性してるね。これではどうかな?」加奈子の太股を抱いたまま立ち上がっ
た。
「ひー!」加奈子は両腕を今野の首に巻き付けて耐えている。
その姿は俗に言う「駅弁」と言う結合で、加奈子が力を抜くと、淫裂深く肉竿が突き
刺さってしまう。

 「ほら、泣け!」今野は太股を前後に振り、肉竿が膣の中を擦っていく。
加奈子は(泣かないわ。これくらいで泣くもんか!)そう言い聞かせるが、目からは
大粒の涙が流れていた。
今野は加奈子に、いろいろな事をしたが、決して泣き言を言わなかった事に感心した。

 「よし、ここまでだ!」加奈子を丁寧にマットに降ろしたが「なんだ、泣いていた
のか!」涙に気付いた。
「泣いて何かいないわ。汗よ!」加奈子は今野に言い返す。
「いい根性してる。こいつだけは見込みがあるな」ニヤリと笑った今野は「お前は水
着を着てもいいぞ」加奈子に言うと脱いだ服を着だし、加奈子も脱がされた水着を着
込んでいく。

 「大泉君。この根性のない2人に、バツを与えた方がいいぞ!」
「と、おっしゃいますと?」
「わからんのかね。あれくらいで泣きを入れる奴にいい仕事はできん。根性を入れ直
さないと使い物にはならんぞ!」
「わかりました。お任せします…」
「そうか、任せてもらうか。素っ裸のまま、鍛え直すか!」

 それには「ヌードはいや、許して下さい!」雪江と彩子が土下座して詫びをいれた。
だが「雪江君に彩子君、恥を掻いてくれ」大泉も言い放ち「そんな!」再び泣き出す
彩子と雪江だ。
「いいか、両手を絶対に頭から離すなよ。離したらもっと凄いバツだ!」今野は彩子
と雪江に命令し、鍵を外してドアを開けて外に出た。

 その後を全裸の彩子と雪江が続き、水着姿の加奈子は一番最後で、彩子と雪江の着
ていた水着を手に持っている。
今野は「営業一課」と看板がぶら下がったドアを開けて中に入っていく。
(いやよ。ヌードを見られたくない!)泣きながら彩子と雪江が続いて入って行く。

 全裸で現れた2人に「おう、丸出しだ!」「しかも、ヘアもだして!」「腰のくび
れがいいですね!」社員達は雪江と彩子の乳房と股間の絨毛をじっと見ている。
(お願い、もう見ないで下さい!)恥ずかしさで真っ赤な顔の雪江と彩子は、両手を
頭に乗せたまま目を閉じて顔を背けている。

 男子社員の中には、いたずら好きがいて、淫裂を撫でたり、乳房を揉んだりして
「やめて下さい!」彩子と雪江が声を上げると「それくらいで、騒ぐな!」今野は叱
りつけた。
その言葉には(悔しい、性器を触らせるなんて…)唇を噛む雪江と彩子だ。

 男子社員は今野と言葉で堂々と乳房と淫裂を触っていく。
「よし、次だ!」今野は次々と社内を回り、その度に歓声が上がって、雪江と彩子は
乳房と股間を撫でられていた。
(悔しいわ。これはレイプよ!)涙を流しながら全裸のままで、社内を周り終えると
会議室に戻った。

 「もういいぞ。服を着ろ。水着のお前も着替えろ。それに今度は遅刻するな!」
「はい、もう、遅れません!」
「いい心がけだ」雪江と彩子は脱いだブラジャーから着だし、乳房を掴みカップに入
れる。
加奈子は反対に、乳房を揺らせながら水着を脱ぐが、今野達は黙って見ている。
(見ないでよ。恥ずかしいのよ!)加奈子は恥ずかしさを我慢して全裸になり、ブラ
ジャーを着けていく。

 一方(ひどいわ。こんな会社、やめてやる!)彩子と雪江は屈辱に怒りながら服を
着て、3人がスーツ姿になって再び会議が行われた。
「いかがでしょう?」大泉が尋ねた。
「契約しよう。全力を尽くして売って見せるよ」今野はタバコを吸いながら言う。

 「ありがとうございます!」加奈子がお辞儀をし「ありがとうございます」大泉と
木村もお辞儀をするが、彩子と雪江は黙ったままお辞儀をした。
今野はその態度に不愉快さを現したが「君の会社には、根性と礼儀を持った女子社員
がいて、羨ましいよ。気に入った!」
彩子と雪江の態度は、大泉と木村も不愉快だったが「誉めていただきありがとうござ
います」大泉は愛想良く振る舞って我慢している。

 大泉達、三友商事の社員は契約を済ませると自社ビルに戻って来たが、戻るなり大
泉のカミナリが落ちた。
「あの態度はなんだ!」
「その前に、素っ裸にさせられた私達の気持ちも分かって欲しいわ!」
「それくらいなんだ。レイプされたわけじゃないぞ。営業社員だったらあれくらい我
慢しろ!」
「できないわ。こんな会社やめてやる!」
「ああ、やめろ。そんな態度をとる社員はやめろ。今は不景気だから人材はいくらで
もいる!」売り言葉に買い言葉だ。

 「彩子さんに、雪江さん。冷静に考え直しましょう!」加奈子が間に入った。
「あんた、あんな事されて悔しくないの?」
「あれはテストだった思います。私達の態度を見るために…」
加奈子の説明に「テストでも許せないわ。あれはレイプよ!」雪江は怒り心頭だ。
(違うわ、レイプはもっとひどい事をされるのよ)咽まで出たが加奈子は言うのを止
めた。
こうして、翌日から彩子と雪江の姿が、三友商事から消えた。