「罠の闇金融」

                     赤星直也:作
第12話 禁欲

 肉竿を口で綺麗にすると、康子と美沙を縛った腕が解かれ、それに天井からの棒も片
づけられ広くなっている。
「何をする気ですか?」
「これからは踊りの時間だ。ビシビシやるからな!」藤村はムチを持っている。

 「最初は敦子が見本を見せてやるから、よく見てろ」音楽が流れた。
音楽は雅楽で、敦子はゆっくりと踊っていく。
淫裂から太股まで白い液体が流れ、ストッキングを濡らせているが、気にする様子は全
くなく(精液だわ、恥ずかしくないのかしら?)むしろ康子と美沙が気になっている。

 敦子は乳房を揺らせ、腰をくねらせながら踊り続け5分ほどで終わった。
「今度はお前達も一緒にやるんだ!」再び音楽が流され、敦子の真似をして踊っていく。
「腰を引いて!」「ピシャー!」ムチが尻を叩くとすかさず「ヒー!」悲鳴を上げた。
(打たないでよ、初めてなんだから)打たれた康子は泣きながら踊っていく。

 「そうじゃない、横にやるんだ!」藤村は容赦なくムチで打ち「う、う、う!」康子
と美沙は堪えきれず泣きだしてしまった。
「泣いても、ダメな物はダメだ。最初からやり直し!」また、最初から音楽が掛けられ
た。

 踊りは2時間ほど続いた。
「今日はここまで。明日からはキツくなるからな」指導する藤村からは汗が流れ、美沙
や康子も汗で汚れている。

 「いらっしゃい。汗を流したいでしょう?」千秋は康子の腕を取って浴室に入り、シ
ャワーのバルブをひねって温度を調整する。
「洗って上げるね」ノズルを当ててるとシャワーは心地よく汗を流していく。
「ここも洗うね」淫裂に当てられ「ん!」ノズルから噴き出したシャワーが勢いよく淫
裂を刺激していく。

 (気持ちいい。オナニーがしたい…)康子の手が淫裂を触った。
「ダメ、オナニーなんてダメよ」ニヤニヤしながら千秋が言う。
「そんな事しません、ただ…」言葉がでない。
(わかっていたんだ、オナニーをしたいのが!)顔を赤らめ下を向いたままで(知って
いるわよ。それが目的なんだから)なおもシャワーで汗を流した。

 「もういいわね、交代しましょう」康子と千秋が出て敦子と美沙が入り、美沙も敦子
に洗われている。
淫裂をシャワーが洗うと、やはり手が伸びてその手が掴まれた。
(そんな、オナニーもダメだなんて!)不満がたまっている。

 4人は浴室を出ると体を拭いていく。
拭き終わると、千秋と敦子は服を着ていくが、康子と美沙は相変わらず生まれたままの
姿だ。
「あなた、あれを渡して!」
「そうだった。こっちが伊藤で、こっちが今野だったかな?」長内は紙袋を渡した。

 「何かしら?」紙袋を開けると服が入っている。
「それを着るのよ」2人は袋から取りだすと「これじゃあ、オッパイが…」「パンティ
が入ってない!」笑顔から失望へと変わる。
「着ないなら素っ裸でいいわよ。レイプされても知らないけど」
「着ます、これを着ます!」急いで着ていく。

 ブラジャーは千秋達が着ていたように、カップが無く下から持ち上げるタイプで(恥
ずかしい。よけいに目立つ!)乳房が大きく見えている。
「あら、いいわね。私のよりいいわよ」冷やかす敦子だ。
(だったら、あなたも着なさいよ!)唇を噛み、今度はストッキングを履き、ガーター
ベルトを腰に巻き付けた。

 「いいね。凄くいいよ」長内と藤村は食い入るように見ている。
「見ないで、恥ずかしいから見ないで!」ジロジロ見られては、たまらないのか、手で
胸と股間を隠していく。
「見るだけだから安心して。それより、あれも着せないと…」
「わかっているよ、ほら」今度は箱を渡し、2人は箱を開けた。

 「これ、ブランドよ。パリで有名なほら!」
「ホントだ、これ着たかったんだ。でも、高かったし…」はしゃぎながら話していく。
「話は後よ、着なさいよ!」急いで着ていくが、それは有名デザイナーのワンピースだ
った。

 「馬子にも衣装かな。似合うわよ。今度はエステよ」
「待って、どういうつもりですか。こんな高級品を着させて。これ以上借金したくない
わよ!」
「そうよ、これを返すだけでも大変なのよ」

 「あら、要らないなら着なくていいわよ。これは、あるお方からのプレゼントなのに
ね、私は貰えなかったのよ」
「誰ですか、その人?」

 「今は言えないわ。とにかく、後でわかるから…」
「わかった。借金じゃないなら着る!」
「だったら、急がないと!」6人はマンションから車でエステへと向かった。

 エステ前に車を停め、女性4人だけ入っていくと、予約していたのですぐに対応して
くれた。
「こちらです」4人は大きな部屋案内される。

 「全身エステが2人で、顔のエステがお二人ですよね?」
「そう、この子達が全身エステなの」
「わかりました。それでしたら、服を脱いで頂きます」
「裸になるの?」
「はい。そうでないと、エステになりません」

 「急いで。時間が勿体ないから」
(脱ぐしかないわ。でも、恥ずかしい…)項垂れてワンピースのチャックを引き下げ肩
から脱ぐと「あらー!」エステ嬢達が声を上げた。
乳房丸出しのブラジャーと無毛の淫裂に驚いたようだ。

 (驚いているわ。ヘアのない性器に!)顔を赤らめ、ワンピースを脱ぐとブラジャー
を外すと乳房が勢いよく揺れている。
(恥ずかしい、いくら女性が相手と言っても…)ガーターベルトとストッキングも脱い
で2人は全裸になった。

 「こちらに仰向けで…」じっと淫裂を見ながら言う。
「わかりました」言われた通りに2人は小さなベッドに仰向けに寝る。
「ヘアは要らないんだって。手入れ出来るかしら?」

 「出来ますよ。永久にですか?」
「永久はダメ。また生えるようにして!」康子が言うと「私もよ。また伸ばしたい時も
あるし…」
「わかりました、そうします」真っ先に2人の淫裂からエステが始まった。

 淫裂にクリームが塗られて、手で撫でられ、時折、敏感なクリトリスが触られる。
(あ、そこは…)声を出すまいと堪えている。
エステ嬢はそんあ事などお構いなしに肉襞も掴んで塗っていき「う!」腰が動いてしま
い「お客様、もうすぐですからご辛抱を…」注意された。

 (でも、そんな事されたら、変になっちゃうわよ!)エステ嬢はクリトリスの包皮も
捲りクリームを塗っていく。
「あ、あ、あ!」体を反らせ声を上げた。
「お客様、ご辛抱を…」また注意されたが(そんな事言っても、我慢出来ないのよ、指
でもいいからして。お願いよ)淫裂からは白い淫汁が流れている。

 「あら、気持ちいいのですね」その液体を拭き取り、また撫でていく。
それを見ている千秋と敦子は、康子と美沙の悶える様子に、してやったりと言った顔つ
きだ。

 クリームを塗り終えると、カミソリで股間を剃られ、肉襞も掴まれ剃られていく。
「あっ!」どうしても腰が動く。
「ご辛抱を…」また注意された。

 2人は幾度も注意されながら、淫裂の手入れを終え、その後はマッサージが行われて
いく。
「美乳マッサージをします!」乳房が掴まれ揉まれていく。
「ん、ん、ん!」背中が浮いて声を上げていく。

 (気持ちいいわ、オッパイを揉まれると…)潤んだ顔になっている。
エステはリズミカルに乳房を揉んでいくと、それにはたまらず淫裂からまた漏らした。
(漏れていく、膣からでていく…)肉襞の間から液体が流れている。

 「後で拭きますから、このまま続けます」エステ嬢も気づいたが、2人はそれでもマ
ッサージを受け続けた。
「終わりました」やっと淫裂が拭かれた。

 「ここも綺麗に…」乳首と肉襞に脱色クリームが塗り込まれていく。
(ダメ、乳首が感じる、それに膣も…)拭かれた淫裂からまた漏れた。
その後、顔もエステされて4時間ほどで終わった。

 エステが終わると、車に乗ってマンションに戻ってきた。
部屋に入ると「脱いで、ここは裸のはずよ!」「そうでした…」着ている服を脱いで全
裸になった。

 「あなた。買ってきたわね?」
「勿論、買ったよ」
「だったら、すぐに付けて。やられたら困るから」
「わかった、付けるよ」長内は真っ先に康子の乳房にブラジャーのようなのを取り付け
た。

 「いや、こんなのいや!」嫌がるのも当然だ。
金属製のブラジャーで、しかも鍵が掛けられ、膨らみや乳首が触れない。
「オ○ンコにも付けるからな!」
「やめて。オシッコやウンチが…」

 「大丈夫だよ、穴があるだろう。そこから出来るよ」確かに、淫裂とお尻の所に穴が
開いている。
「これで、オ○ンコも触れないな」
「そうね、オナニーも出来ないわね。勿論レズもね」

 「外して。こんのいやです!」
「明日、外すわよ。夜はこれを付けてね」笑顔で千秋が眺めている。
それは康子だけでなく美沙にも付けられ「う、う、う!」泣いている。
「朝に外すから泣かないの。これからは自由時間だから、好きなことしていいよ。食べ
たかったら、勝手に食べていいからね」4人は出ていく。

 2人きりになると、外そうとしたが密着して外れない。
「いやよ。いくら夜だけと言っても!」
「そうよ、これじゃあ、オナニーも出来ないし…」いくらやっても外れない。
やがて、諦めベッドに寝たが、時間が経つに連れ寂しさが襲い、手が胸と股間に伸びて
いく。

 だが、股間と胸は金属板で覆われているから触ることは出来ない。
「オナニーしたいのに…」2人はベッドも上で悶えている。
それは、麻薬の切れた中毒患者のようだった。

 そんな2人の様子を、夫婦が隠しカメラのモニターを見ている。
「大部、悶えているね」
「そうみたいよ、かなりオナニーしたがっているわよ」それは長内夫婦だ。
「女って、オ○ンコしたい時にされないと、ああなるんだろう?」千秋の乳房を撫でて
いく。

 「当然よ。やりたい時にやってくれないなら、浮気だってやる人もいるし」
「千秋は浮気はしないわよね?」乳首を吸う。
「わ、わかんないわ。あ、ああ!」
「誓えよ、浮気しないって!」手がクリトリスを掴んだ。
「して、オ○ンコして。それから誓う…」

 「ダメだ、誓うのが先だ!」
「ち、誓います、浮気はしません。だからして、早く!」
「わかった、やってやるから千秋が上だよ」
「上でもいいわ、一杯出してね」長内に馬乗りになって、肉竿を吸い込むと「あ、あ、
あ!」声を上げながら腰を振っていく。

 「見ろよ、奴らも悶えているぞ!」モニターに悶える康子と美沙が映っている。
「私も悶えているの、あなた!」乳房が掴まれ腰を振っていく。
「いいよ、気持ちいい!」
「私もよ。明日もやるんでしょう?」
「当然さ、お前もいいよね?」
「勿論よ。凄く気持ちいいもの」腰の振りを早めていく。

 「限界だ。出すよ」
「出して、お願い一杯よ!」股間が密着して「暖かい、あなたのが暖かい!」2人は唇
を重ねていく。
モニターでも、康子と美沙が抱き合い、唇を重ねていた。

 翌日、2組の夫婦がマンションを訪れて「どう、元気でいたか?」笑顔で話し掛ける。
「これを外して下さい」合うなり言いだす。
「外すわ、その前に縛ってからよ。オナニーされたら困るし…」
昨日、部屋に連れ込まれて吊り下がった棒に両腕が縛られていく。

 「これで、オナニー出来ないわね。外してあげるね」ブラジャーの鍵が外され、乳房
が飛び出している。
股間を覆う金属も外され、淫裂が剥き出しになった。

 「可愛そうに、オナニーしたいのにね」2人のクリトリスが指で撫でられた。
すると「あ、あ、あ!」声を上げ腰が動いて(指を膣に入れて!)2人は腰を動かし指
に膣を押しつけた。
「あら、ご免ね。それは出来ないの」ニヤリと笑い指を退ける。

 「始めるぞ!」それを合図にまたムチで打たれていく。
「あ、あ、あ!」悲鳴と言うよりも悶え声に近く、2人は打たれ続け「ハア、ハア!」
荒い呼吸になっている。

 「痛かったでしょう?」そんな2人を全裸になった千秋と敦子が乳房を撫でていく。
「指でいいからして下さい…」
「あら、オ○ンコ触って欲しいの。残念ね。それは出来ないわ」乳首を吸いわざと焦ら
していく。

 「奥さん。俺、我慢出来ないよ、やらせてよ!」
「そんな、恥ずかしい!」見せびらかすかのように、立ったまま背中から結合していく。
無毛なので入った肉竿が、股間の肉を盛り上がらせている。

 「私にもセックスして!」虚ろな目で康子と美沙は声を出したが無視された。
それを後目に肉竿はピストンを早めて、食い込んだまま噴射し「私にもして下さい…」
それを恨めしそうに見つめている。
「あら、可愛そうにね。お口でしてあげるわ」射精されたまま、四つん這いになって舌
で淫裂をなめていく。

 「奥さん、もう一回だ!」また千秋と敦子の淫裂に肉竿が押し込まれた。
「私にもして。口じゃなく、オチンチンでして!」
「それは出来ないな、口で我慢するんだ!」腰を振りながら冷たく言い放す。
(もうすぐ、イヤと言うほどオ○ンコさせてやるわよ。それまで待っててね)淫裂を突
かれながら舌でクリトリスをなめていた。

 「奥さん、また出すよ!」2回目の放出が始まった。
「いいわ。オ○ンコが溶けそうで、気持ちいい!」
「俺もよかったよ。今度は踊りの練習だね」肉竿が抜かれて、康子と美沙の腕も解かれ
ていく。

 「お願いです。練習の前に、オナニーさせて下さい…」
「ダメ。あんた達は清純なんだから、オナニーはしないで。それより踊りよ」部屋の中
に音楽が流され、それに合わせて全裸で康子と美沙が踊りだした。