「罠の闇金融」

                     赤星直也:作

第11話 個人レッスン
 

 1人が去るとその分が補充されるのがこの業界の習慣で1人補充された。
停まった車から以前同じアパートに住んでいた通子が降りて来て「通子じゃないのよ」
「そうよ、通子よ!」康子と美沙は家の中に入るなり抱き付き「康子さんに美沙さん
だ!」通子も嬉しさに抱き付いた。

 だが「2人とも素っ裸よ、どうして?」「それは…」言葉を出せずにいると「これ
からシャワーを浴びるところだったのよ、ほら、早くシャワーを浴びないと」名主が
助け船を出す。

 「そうなの、後でね」2人は急いでシャワーを浴びて「助かったわ、あの人もいい
人なんだね」「そうね。根は優しい人なんだわ」話していると「今頃知ったなんて遅
いわよ。とにかくタオルだけは置いておく。それから服を着てもいいからね」名主が
いた。

 「ありがとうございます!」2人は頭を下げて3人一緒に店に入った。
「あなたは新入りだから我慢してね」通子の乳房を革紐で縛ると両手両足首を鎖で繋
ぎ「オシッコしたかったら、恥ずかしいけど大きな声でオシッコというのよ。漏らす
ともっと恥ずかしいでしょう?」
「漏らすくらいなら、オシッコと言います…」「それなら安心ね」2人は鎖で両手首
を繋いで客を待った。

 暫くしてから客が訪れ店も混んできた。
そこに「また来たわよ、2人にお願いするわ」先輩が見ている先にはあの2人がいた。
「わかりました、やります!」それは昨日の客だ。

 「いらっしゃいませ」2人は隣に座り、乳房と淫裂を触らせると「気持ちいいな、
このオッパイが」満足そうに揉んでいると「康子さん、あちらもお願いね」先輩が隣
のテーブルへ行くよう指示する。

 「ごめんなさいね。お客は平等だから…」康子が笑顔で謝り隣の席に移ると座るな
り両乳房が掴まれ、痛みに顔を歪めたら「あの子、嫌がっている!」あの客が美紗に
言う。
「仕方ないのよ。裸になんかなりたくないけどお金を返さなければいけないし…」項
垂れて美沙が言う。

 「借金しているんだ!」
「早い話がそうなの。だからこうするしかないのよ」
「君もそうなのかい?」
「そうよ。私も借金で裸になっているの」項垂れて話す美沙に2人は顔を見合わせた。

 翌日、康子と美沙は客の接待をしていくがあの2人はいなかった。
「あら、今日は来ないね。あなたに飽きたみたいよ。別な人を見つけた方がいいわね」
先輩は2人を冷やかす。

 (本当に嫌われたのかしら?)疑心暗鬼で店内を回っていくと追い打ちを掛けるか
のような事が起きた。
車が停まり、男達が降りると草野が「伊藤に今野。ここから出て貰う!」言い出す。

 「イヤ、ここに置かせて。真面目にやります!」
「そうは行かないんだ。お前は売られたんだ」強引に車に乗せられ「これからは、い
い思いが出来るぞ!」草野は笑顔になっている。

 「あの2人はどこに連れて行かれるんですか?」通子が尋ねた。
「天国だよ。天国に売られたんだ!」
「そんな、殺されるなんて…」
「殺される…。あははは!」笑って草野はそれ以上言わなかった。

 2人が連れ去られると、草野は男と話し合っていた。
「1人、400万、2人で800万。どうだ?」
「安いですね。あなただって2人を知ってるでしょう。あんな上玉は滅多にいません
よ」
「だから400万だ!」

 「私はあのどっちかを嫁にする気だったんですよ。慰謝料も欲しいですね」真っ赤
な嘘を並べた。
「わかった、2人で1千万。それ以上はだめだ!」
「わかりました、手を打ちましょう」草野は1千万と書かれた小切手を受け取った。

 「それではこれを」康子と美沙にビデオと写真を渡す。
「この事は秘密だ。ここに居たこともな。喋ったらお前の命が危ないと思えよ!」
「秘密は守ります。死ぬのはイヤですから」笑顔で話すが無理もない。
2人をただで使った上に600万を手に入れたのだから当然だ。

 一方、車に乗せられた2人は都内のマンションに連れ込まれた。
「ここはどこ?」不安な康子が尋ねると「天国だよ。天使様が連れと来いと言うもん
で…」答え「殺す気ね。殺したら化けてやるからね!」「そうよ、あんた達の家族を
呪い殺してやる!」2人は震えながら言う。

 「殺す…。あ、はははは、あっははは!」男達は笑いが止まらない。
「笑うのはそこ迄よ。ここからは私がやるから」
「お願いします。それにしても、あははは!」2人の男は笑いながら出て行った。

 「殺すつもりじゃないんだ…」
「当然よ、大金を払って何で殺すのよ。それよりも風呂で体を洗って今までの垢を全
部落として」
「大金ですか…」

 「そうよ、早く入りなさい!」なかば脅しで2人は服を脱ぐと浴室に入り「一体ど
うなってるのかしら?」「さあ。わからないわ」不安を抱きながら体の隅々まで洗っ
ていく。

 体を洗い終え浴室から出ると「タオルを取って!」言われる通りに前を隠したタオ
ルを退けた。
「いいわね、2人ともいい体つきだわ。所で子供も産めるの?」
「バカにしないで。これでも女です。避妊薬を飲まされていますが…」

 「そうなんだ。でも、綺麗な性器ね、オ○ンコ意外にやってないわね」女は淫裂の
中まで覗いている。
「やめて、そんな恥ずかしいことやめて!」
「お金さえ払えば喜んでやらせたんでしょう?」

 「違います。好きでやらせた訳じゃありません…。脅されてやらせていたんです!」
大粒の涙を流しだすと「わかった、泣くのはそこまで。これからはこのままで過ごし
て」覗くのはやめた。
「裸ですよ。男に見られたらレイプされます!」2人は服を着せるように訴えた。

 「ここにいる限りそれはないわ。それに、あの2人は教育係なのよ。もう1人居る
けどね」
「もう1人ですか?」
「そうよ、明日紹介するから今日はゆっくり休んで」女性は出て行き2人だけになっ
た。

 「これからどうなるのかしら?」
「わからないわ。でも、大金を払ったと言っていたわね」
「まさか、売春を?」
「イヤ、そんな事はいや!」不安に泣いてしまった。

 そして翌日、言葉通りに男2人と女2人が現れ「イヤ、見ないで!」恥ずかしさに
両手で胸と股間を押さえた。
「隠すことはないよ。それより紹介するわね、あなたの教育係で、こちらが長内一雄
さん。私の夫なの」
「長内です。妻の千秋共々よろしくね」

 「こちらは藤村俊三さん、妻の敦子さんよ」2人が挨拶した。
「一雄さん、早速始めましょうよ」
「そうですね、藤村さんも手伝ってくださいよ」
「わかっています、早速始めますか」4人は服を脱ぎだし(いやらしいわ。オッパイ
が飛び出ているなんて…)千秋と敦子は黒い革製のブラジャーだがカップがくり抜か
れて乳房が飛び出ている。
更に、スカートを脱ぐと黒いガーターベルトとストッキングだけしか着けてないから
淫裂が剥き出しになっていた。

 「私のスタイルもまんざらじゃないでしょう?」顔を赤らめ裸を晒すと「綺麗だよ、
奥さん!」「いやいや、お宅の奥さんの方がいいよ」裸になった男性の肉竿が膨らみ
きっている。

 「準備が出来たわ。今度はあなた達よ」隣の部屋に連れ込まれた。
部屋は鏡が張られ天井からは棒が下がっていて、いやがる2人は鏡を前にして両腕を
棒に縛られて足首も縛られた。

 「見なさいよ。あなたのオ○ンコよ!」美沙は指で淫裂を広げられたが、鏡に映る
淫裂は恥ずかしくて見られず顔を背けた。
「ダメだ、見るんだ。自分のオ○ンコをな!」強引に顔を直され「あなたもオ○ンコ
を見るのよ」康子も淫裂を広げられたが恥ずかしくて見られない。

 「このヘアが邪魔ね、無い方がいいわね」絨毛が掴まれた。
「ヘアはイヤ、そのままにして!」
「だって、邪魔だから剃らないと。私だって無いのよ」確かに2人の淫裂は無毛で肉
襞がはみ出ている。
(あんた達は変態だからそれでいいのよ。私はまともだからいやなのよ!)大きな声
で叫びたいが、それは出来ない。

 嫌がるが2人の絨毛に石鹸液が塗られるとカミソリで剃られていく。
「ほら、半分見えるでしょう?」鏡を見させられ、淫裂の周りが丸見えになっていた。

 「やめて。それ以上は剃らないで!」泣きながら言うが「ダメ、全部剃るのよ」ま
たカミソリが動いて股間の絨毛が全て消えて淫裂が剥き出しになっている。
「これでオ○ンコはいいわ。早速始めましょうよ、マゾ教育をね!」
「わかった、始めるか…」長内と藤村はムチを振り「イヤ、痛いのはイヤです!」叫
ぶが「ギャー!」ヒー!」悲鳴が上がっていく。

 だが、打たれた痕には筋ができてはおらず、乳房や尻と打ってその度に悲鳴を上げ
体を反らせている。
最初は勢いよく悲鳴を上げていた2人だが徐々に上げなくなった。

 「痛いのはこれくらいにして気持ちよくしてあげるね」千秋と敦子が2人の乳房を
優しく撫で始めると、今までと違い心地よい快感が康子と美沙を襲い「あ、あ、あ!」
乳首も吸われて声を上げてしまった。
それでも、執拗に乳房を揉みながら乳首を吸い続け「ダメ。それ以上はダメ。ん、ん、
ん!」康子と美沙の体が動いていく。

 「長内さん、奥さんをお貸し下さい。私の家内をお貸ししますから」
「私もそう言おうと思っていたんです。遠慮無くお使い下さい」
「それでは、遠慮無く」長内と藤村は妻を交換して抱き付き「ダメ、そんな事ダメ!」
「イヤ、不倫はイヤ!」慌てるが仰向けにされ、淫裂にゆっくりと肉竿が入っていく。

 「長内さん、奥さんに出していいでしょうか?」
「出してもいいですよ、避妊薬使っていますから。藤村さんは使っていますか?」
「勿論使っています。心おきなく出して下さい」2人は安心したのか、ピストンを早
めて「あん、あん、あん!」悶え声を上げだした。

 「千秋、気持ちいいだろう?」
「こんなの始めてよ。凄く変な感じよ…」
「私も凄くいいの。あなた、乱れても許して…」
「乱れてもいいよ、敦子。俺も最高にいいし」妻を交換してのセックスに興奮し(あ
なた達は変態よ。でも、私も燃えてきた…)康子と美沙は目の前で繰り広げられる光
景に膣の中が潤っていく。

 手が効くならオナニーできるが縛られたままだから腰を動かしている。
「あん、あん、あん!」「あ、あ、あ!」部屋の中には相変わらず悶え声が響き渡り
(膣が濡れていく…。膣が…)見ている康子と美沙は堪えていた。

 それに気が付いたのか「お願い、四つん這いでして。バックからで!」千秋が言う
と「わかった、後ろからだね」藤村は体を起こした。
すると、千秋は康子の正面で四つん這いになり、舌で康子の淫裂をなめだす。
「そうでしたか。それがしたかったんですね…」藤村は千秋の腰を押さえ、肉竿を押
し込んでいく。

 千秋は声を上げずに舌で康子の淫裂をなめて、康子も「あ、あ、あ!」声を上げて
いる。
「奥さん、オッパイもいいですよね?」役目をしないブラジャーのホックを外し、肩
から紐を退けるとブラジャーが手首に落ちた。

 藤村は背中に胸を押し当て乳房を掴むと「柔らかいですね、オッパイが…」乳房を
揉みだし「いいわ、凄くいい。もっと奥まで入れて下さい…」小さな声を上げる。

 「長内さん、私もバックからされたい…」
「わかりました。そうします」敦子も四つん這いになって美沙の淫裂をなめたから美紗は「あ、あ、あ!」堪らず声を上げだす。

 「藤村さん、最高です。こんなにいい気持ちした上にお金が貰えるんですからね」
背中のホックを外して乳房を揉みながら言いと「そうですよ。これから毎日やりまし
ょうよ」応えた。
「賛成です。やりましょう」話をしながらピストンを早め、腰を押さえて動きを止め
た。

 「ダメ、出さないで!」「イヤ、お腹に出すなんて!」悲鳴を上げる千秋と敦子だ
が淫裂から白い液がこぼれだし「そんな、射精だなんて!」泣き顔の千秋と敦子だ。

 「見せろよ、オ○ンコを!」2人は恥ずかしそうに淫裂を押さえた手を退けた。
「足も開いて!」恥ずかしいのか、下を向いたまま足を開くと無毛の淫裂からドロド
ロの液体が流れていく。
それを(射精されたんだ。夫以外に…)康子と美紗は食い入るように見ている。

 「気持ちよかったか?」その問いに千秋と敦子は黙って頷いた。
「そうか、それはよかった。でも、後始末が残っているぞ」
「ごめんなさい。すぐやります!」急いで夫の前で正座して肉竿を口に含むと「そう
だ、千秋はいい子だよ」頭を撫でながら肉竿の汚れを取らせていく。
「敦子もいい子だよ、明日もやらせて上げるからね」髪の毛を撫でていくが(妻を他
人に抱かせて平気だなんて…)康子と美沙は消化不良のまま見つめていた。