「罠の闇金融」

                     赤星直也:作
第7話 発覚 

 康子はアルバイトのお陰で、支払も残金も予定以上に減って「もうすぐ、アルバイト
もしなくて済む…」笑顔になっていた。
康子はいつものように、乳房が飛び出した制服を着て客の間を回っていると、見覚えの
ある顔が目に付いた。

 「そんな、あの人がいるなんて!」それは同じ職場で働く黒田だ。
黒田も康子に気づいたのか「こっちだ、ここだ!」手招きしている。
(イヤ、行きたくない!)ためらっていると「お客さんがお呼びだよ、行きなさい」支
配人が背中を押す。

 (行きたくない、あそこには行きたくない…)怯えながら黒田のテーブルに向かった。
「そっくりだよ、内の社員に!」酔ってはいるが、まだ意識がしっかりしている。
そして、康子に抱き付き乳房を握っていく。
「ダメよ、そんな乱暴は、優しくしないと」仲間のホステスが注意した。

 「わかっているが、あいつには虐められたから仕返しだよ」更に力が入って乳房に指
が食い込んでいる。
「ウー!」(それはあなたのせいで、注意しただけよ)両乳房が変色し「く、苦しい…」
途切れ途切れに言った。

 「オッパイはいいから、見せろよ、オ○ンコを!」
(イヤ、あんたに性器を見せるなんてイヤよ)だが、乳房の痛みには耐えられず、指が
スカートの裾を持ち上げていく。
「もっとだ、全部見せろ!」更に捲り上げ、絨毛と股間が露わになった。

 「足を広げろ。もっと見せるんだ!」(イヤだけど…)言われた通りにしていく。
「奴も、こんなオ○ンコしてるのかな?」乳房を掴んだ手が淫裂に移動した。
(やめて、そんのいや!)指が淫裂の中に入った。
「言えよ、俺とオ○ンコしたいって!」酔った黒田は執拗に指を動かしていく。

 「して、私と、オ○ンコを…」(言いたくないけど、言うしかないし…)どうにか言
えた。
「嬉しいね、あいつにも言わせたいな、俺とオ○ンコしたいって」得意げに指を動かし
続け、黒田は満足したのか、康子から隣のホステスの乳房を触りだし(勝手にやってい
なさいよ!)康子も隣のテーブルに移った。

 翌朝、仕事をしていると、黒田が康子の顔をじっと見ている。
(気づかれたのかしら?)緊張しながら仕事をしていると「伊藤さん、昨夜、どこかに
出かけましたか?」黒田が突然言う。
「出るわけないわよ、ずっと、アパートよ」(気づかれたわ、どうしよう?)上擦った
声だ。

 「そうか、俺の勘違いか…。そうだよな、裸になるわけないよな…」独り言を言いな
がら仕事を始めた。
(フー。どうにかごまかせたわ。でも、気を付けないと…)再び書類と向き合う。
そして、仕事が終わり、康子は会社を出るとバーへと向かっていく。

 だが(確かめないと気になって仕方ないし…)黒田が後ろから歩いていた。
そんな事は知らずに康子は従業員用の入口をくぐった。
「間違いない、伊藤だ。と、言うことは素っ裸が見られる。オ○ンコも…」笑顔になっ
ている。

 そんな事とは知らず、康子は制服に着替えていく。
「昨日は危なかったわ、今日は来ないと思うけど…」康子の乳房が揺れている。
「これでよしと!」制服を着込むと店に入り「康子さん、3番が指名です」
「わかりました」康子は支配人から言われた席に向かう。

 「いらっしゃい…」それだけ言って言葉が途切れた。
客は同僚の黒田で「待ってましたよ、伊藤さん。とにかく座って相手してよ」笑顔で言
う。
「わ、わかりました」素直に従い隣に座った。

 「オッパイを触ってもいいですよね?」わざと尋ねた。
「はい、触ってもいいです…」
「違うでしょう。オッパイを触って下さいでしょう、伊藤さん!」
「そうでした。私のオッパイを触って下さい…」泣き声になっている。

 「伊藤さんに言われちゃ、断れませんよ。どれ!」黒田は両乳房を掴んで揉んでいく。
「これでいいですか?」
「そ、そうです、それでいいです…」康子は声を上げて泣きたかったが、堪えている。

 「ここもいいですか?」今度は乳首を摘んで転がしていく。
「乳首も触ってくさい…」そう言うしかない。
黒田は「吸って欲しいでしょう、オッパイを?」
「はい、黒田さんにオッパイを吸って欲しいです…」待ってましたとばかりに、乳首を
吸いだした。

 すかさず「うっ!」呻き声を上げると「気持ちいいでしょう、伊藤さん?」
「ええ、よかったです…」また乳房を揉まれるが、下を向いたままだ。
(いよいよだ。オ○ンコを見ろと言わせてやるぞ!)

 「伊藤さん。もっと見て欲しい物があるでしょう?」ニヤニヤしながら康子の顔を見
つめた。
「そ、それは許して、恥ずかしくて言えない…」
「言わないなら、会社に言い付けちゃいますよ。裸でアルバイトしているって!」

 (言うしかないわ。恥ずかしいけど…)深く息を吸って「黒田さん、見て下さい、私
のオ○ンコを…」顔を背けてスカートの裾を捲り上げていく。
「オ○ンコを見せたいんですね?」
「はい、黒田さんに、是非見て欲しくて…」康子の股間が丸出しになった。

 真っ黒な絨毛と淫裂が黒田の前にあり「いいですよ、伊藤さんのオ○ンコは」黒田は
淫裂を触り、指も淫裂の中を掻き回していく。
(やめて。もう、やめて!)背けた顔の目からは涙が流れている。

 そんな康子に「伊藤さん。日曜の昼間は空いているんでしょう?」指を動かしながら
尋ねた。
「昼間なら空いてますが…」
「付き合って下さいよ。昼間だけでもいいですから」

 「わかりました、お付き合いします…」
「そう言われると嬉しいや。オッパイ、もっと揉んであげますね」また乳房を触られて
いく。
(やめて、もうやめて!)飽きることなく黒田は康子を辱めていた。

 翌日仕事をしていると、黒田から昼休みに会議室へ来るように言われた。
「行きたくないけど…」休みのチャイムが鳴り会議室に入った。
「伊藤、脱げよ。オッパイとオ○ンコを見せろよ!」

 「会社では許して。ここではイヤなんです…」いつ人が来るかも知れない会社で裸に
なる訳には行かない。
「そうか、仕方ないや。今度の日曜には素っ裸になって貰うぞ。それにオ○ンコもやる
からな」

 「そんなのイヤです。ヌードはともかくセックスは絶対にいやです!」
「そんな事言っていいのかな、会社に知られたら困るんだろう?」服の上から胸を撫で
ていく。
「それだけは、やめて下さい」
「だったら、オ○ンコやらせろよ。それに、裸も撮らせろ!」

 「許して。写真はイヤ!」
「イヤでも撮るよ。会社に知られてもいいなら別だがな…」
「考えさせて下さい。帰りまで…」

 「わかった、帰りまで待つぞ。それから避妊薬も飲んでおけ」黒田はそれだけ言って
出ていく。
「困ったわ。美沙さんと相談した方がいい…」康子も会議室を出て美沙の元へと向かう。

 「美沙さん、ちょっと、お話が…」2人は会議室に入って話を始めた。
「そうなんだ、知られてしまったんだ!」
「そうなの、セックスを要求しているのよ。それに、ヌード撮影も…」2人は沈黙した。

 その沈黙を破って「やるしかないわ。会社に知られたら困るし…」美沙が口を開いた。
「そうよね。セックスはイヤだけど、知られるのはいやだしね…」康子も口を開いた。
話が決まると2人は会議室から出ていく。

 「あれは伊藤じゃないか。それに相手は営業の今野だ。もしかして、今野も?」黒田
はしてやったりの顔をしている。
やがて、会社も終業となり「黒田さん、承知します」そう言って更衣室に向かう。

 更衣室で着替えると美沙と一緒に会社から出て、2人はそれぞれの店に向かうが、黒
田も後ろを歩いていたが、美沙の後を追う。
(間違いだと思うけど、もしそうだったら面白いし…)美沙はそんな事とは知らず店の
中に入り、いつものように、全裸同然の姿で客の相手をしていく。

 康子が仕事を終えて、アパートで休んでいると美沙が尋ねてきた。
「来たわ、私の所にも!」興奮気味に美沙が言う。
「何が来たの?」
「奴よ、黒田が来たのよ。私のオッパイと性器を触りまくった!」

 「それじゃ、美沙さんも脅されてしまうわ」
「そう思う。私もセックスやヌードを撮られるんだ…」
「間違いないわよ、明日にでも脅されるわよ」2人は深夜まで話していた。

 2人が会社に行くと、思った通りに黒田が美沙に話し掛けてきた。
「今野さん、ちょっとお話が…」康子に言った事を美沙にも言う。
(来たわ、脅すつもりね!)強ばった顔で聞いている。
「イヤなら会社に知られますよ」決め言葉も出て「わかりました、やります…」そう返
事した。

 そして、日曜日になると、康子と美沙は黒田に言われた場所へと向かう。
「待っていたよ。今日は楽しませて貰うからな」笑顔で黒田は2人を抱きしめたままビ
ルの中に入った。

 「まずは、素っ裸の撮影だ。それからオ○ンコだ!」得意げに言う。
(いやよ、そんな事やりたくないわ。でも…)会社に知られる訳には行かないから従っ
て、3人はドアを開けて中に入った。

 「貸しスタジオだ。ここなら思う存分やれるしな」ライトを灯し準備をしていく。
「脱げ、まずは伊藤だ!」康子にカメラが向けられる。
(やるしかないわ、イヤだけど…)渋々脱いでいくと「いいぞ、顔を上げろ!」注文さ
れ(顔はイヤ、また脅されてしまうし…)泣き顔をしながら全裸になった。

 「手を退けろ。ほら」股間を押さえた両手を退けた。
「いいね、伊藤の素っ裸が。裸を撮るのが夢だったしな…」今までの憂さを晴らすかの
ように撮っていく。
「今野、お前も脱げ。オ○ンコ丸出しの素っ裸だぞ!」美沙も服を脱いで全裸になると
黒田は美沙の全裸も撮り続けた。

 2人の全裸を撮ると、康子の両手首を縛り上げ天井からロープで引き上げていく。
「やめて。痛いから、やめてー!」叫ぶが、足首も開脚したまま固定された。
「今野、何をやるかわかっているだろ?」黒田はバックからスプレーとカミソリを取り
だした。

 「やめて、そんな事したら康子が可愛そうよ」
「伊藤が可愛そうか。今野もパイパンオ○ンコになるんだけどな」
「そんな…」首を振る美沙だ。
「今野、お前がパイパンにしろ!」スプレーとカミソリを美沙に渡す。

 「出来ない、そんな事出来ない!」
「だったら、会社に知られていいんだな。素っ裸で客にオ○ンコを触らせているって」
「やめて。それだけは言わないで下さい!」
「そうだよな、親にも知られるしな。いやならやれ。伊藤をパイパンにするんだ!」

 「ごめんね、康子。会社に知られる訳には行かないし…」
「わかったわ。また生えるからいいわよ」泣き声で返事する。
「わかっただろう。やるんだ!」黒田はビデオを構えて行く。

 「ごめんね、康子」詫びながら美沙はスプレーを吹き掛け、白い泡が絨毛を包んでい
く。
スプレーを吹き掛け終えると、カミソリに持ち替えて絨毛に当てる。
「動かないでね、危ないから…」カミソリが動いてピンクの淫裂が覗いてきた。
(撮らないで、こんなの撮らないで!)美紀に裏切られたから尚更だ。

 「全部剃るんだ。オ○ンコの上も!」カミソリは恥丘に生えている絨毛も消していく。
「いいぞ。伊藤のパイパンオ○ンコだ!」黒田がビデオで撮っている。
(イヤ、顔は撮らないで!)横を向くがカメラに撮られていく。

 「今野、今度はお前の番だ。自分で剃れ!」カメラが美沙を捕らえた。
(そんなの撮らないで、剃り終わってから撮ってよ!)泣き顔をしながらスプレーを股
間に吹き掛け、そして、絨毛に擦りつけカミソリで剃り始めた。
美沙も股間の絨毛が消え、ピンクの淫裂が剥き出しになると「いいな、2人のパイパン
オ○ンコが」笑顔でカメラに収めている。

 黒田は撮るのに飽きたのかカメラを美沙に渡した。
「オ○ンコやるから、お前が撮るんだ!」服を脱ぎだした。
「撮られるのはイヤ。セックスしますから、撮るのはやめて下さい!」
「そうは行くか。せっかくのチャンスだからな」黒田は服を脱ぎ終え全裸になった。

 「うまく撮れよ。撮れていなかったら、来週も撮るからな!」そう言われればごまか
せない。
黒田は康子の背中から淫裂に肉竿を押し込んでいく。
「撮らないで。美沙さん撮らないで!」

 「顔を向けろ。撮れてないとやり直しだ、それとも会社にチクルかな?」脅している。
「う、う、う!」泣きながらカメラを見つめるが、黒田はピストンを始めている。
その後、乳房を揉みながら腰を振り「ヒー!」乱暴に腰を振られて悲鳴を上げた。

 「オ○ンコが好きなんだろう。言え!」
「はい、康子はオ○ンコが大好きです…」カメラを見つめた目からは涙が筋となって流
れている。
(ごめんね、私だって撮りたくないのよ…)カメラを持った美沙も涙を流していた。

 黒田はそんな2人の気持ちなど関係なく腰を振って「イヤー!」康子が悲鳴を上げた。
それと同時に淫裂から白い液体がポタポタとこぼれ落ちていく。
(射精だわ、射精された!)美沙の体が震えている。