「罠の闇金融」

                     赤星直也:作
第3話 見せしめ

 それから数日が経って、返済日が来た。
「今日は返済日だわ。6万あるけど、これで払ったら後の生活が出来ないし…」考えな
がら美紀から送られた下着を着込んだ。

 それは下着とは言えず。乳房が飛び出し股間を覆う部分も、くり抜かれている。
「恥ずかしい。こんな姿を同僚に見られたら笑い者になってしまうし…」支払いを猶予
して貰うのだから従うしかなく、イヤでも着るしかなった。

 いつものスーツを着込み、アパートを出て会社に向かい、無事に勤務を済ますと美紀
の元へと向かう。
「美紀さん、この次2回分払いますから、今回は待って下さい」土下座していく。
「また猶予なんだ。担保は何なの?」
「ぬ、ヌードになります。それで今回は待って下さい」泣きながら言う。

 「ヌードね。康子さんのヌードも見慣れてきたしね。そうだ、ヘアを綺麗に剃るなら
いいわよ」
「ヘアを剃れとでも?」唇が震えている。
「その通りよ、ヘアを剃るの。それをビデオに撮らせて」康子には信じられなかった。

 (ヘアを剃るんだ。しかも、ビデオに撮られるなんて。でも、やらなかったら…)考
え廻らし「剃ります。ヘアを剃りますから、今回も猶予して下さい!」言い終わると声
を上げて泣きだした。

 「それでいいのよ。いらっしゃい、こっちよ!」会議室に連れ込み鍵を掛けた。
「ここならいいでしょう。準備はできているわよ」照明を付け、ビデオカメラも準備し
ていく。
「わかりました、ヘアを剃ります…」泣きながらスーツを脱ぎ、ブラウスも脱いだ。

 「あら、いいわね。オッパイとオ○ンコが丸見えで…」はしゃぎながらビデオで康子
の乳房と股間を撮っていく。
(お願い、撮らないで。これ以上は撮らないで…)泣きながら用意されたスプレーを絨
毛に吹き掛けると、絨毛は白い泡で覆われた。

 その泡を手で絨毛に擦りつけていく。
(こんな事したら、性器が見えてしまう…)絨毛が肌に密着して、淫裂がうっすら覗い
ている。

 「これで剃るのね?」Tカミソリを持ち、絨毛に押し当てた。
「ジョリ、ジョリ!」絨毛が消え、変わって淫裂が顔を出してきた。
ピンクの割れ目から肉襞が飛び出し、その淫裂をビデオが撮っている。

 淫裂の周りを剃り終えると、恥丘に生えている絨毛を剃っていく。
(こんな姿を撮られるなんて…)目尻から流れた涙が頬まで伝わっている。
(そうよ。早くヘアを剃ってオ○ンコを撮らせるのよ)美紀はディスプレイ越しに目を
輝かせている。

 そんな事とは知らず、恥丘に残された絨毛も剃っていく。
「ジョリ、ジョリ!」股間を覆う障害物の全てが消え、子供のようにピンクの割れ目が
露わになり、飛び出した肉襞も見える。
(恥ずかしい、性器にヘアがないなんてなんて…)下を向いた。

 「ダメ、顔を上げて!」下を向いていると美紀から怒鳴られ(撮らないで、顔は撮ら
ないで!)泣き顔を上げた。
「ダメよ。笑顔でないと」やむなく作り笑いをしていく。
「そうよ。康子は笑顔が一番似合うのよ」ビデオで撮っていく。

 「そうだわ、オナニーして。オナニーやっているでしょう?」一種に顔が引き吊る。
「オナニーをやれと?」
「そう、オ○ンコを指で弄るのよ。ほら、早く!」
(できない。オナニーだなんて、できない。でも、やらないと…)右手が乳房に伸び、
左手が淫裂に伸びた。

 「足を開いて。もっとよ」Mの字に開脚し、指で赤い突起を撫でて、もう片手が乳房
を揉んでいく。
「指も入れるのよ。オ○ンコに!」
(イヤ、そんな事イヤ!)下を向いたまま、指先を淫裂の中に入れ、膣の中で動かして
いく。

 「好きなんでしょう。もっと笑顔よ!」美紀の言われるままにして(それでいいのよ。
これで私から逃れないのよ)美紀は康子の淫裂をアップで撮ってく。

 撮影は30分ほどで終わり、服を着ると康子はアパートに戻ったが、戻るなり、服を
脱ぎ、浴室に入った。
「ヘアがないなんて!」鏡に映る淫裂に再び泣きだした。

 それでも、康子はいつものように、会社で書類を見つめていた。
(ヘアがないのは誰も知らないはずだし…)パンティを履いているから安心して仕事を
していが「伊藤さん、電話です!」「はい、伊藤ですが…」相手は美紀だ。

 「今夜、お小遣い上げるから、付き合ってくれない?」それはレズの相手になれとい
う事だ。
「わかりました、お伺いします」財布の中が寂しいから喜んで承知し(これで、2万は
入るし…)頭で計算していく。

 そして、仕事を終えると、まっすぐ美紀の元に向かった。
「待っていたわよ、行きましょう。今夜はいいところへ案内してあげる」美紀は康子の
腕を掴みんで歩いていく。

 2人はネオンが輝くクラブに入ったが、店内は男性客が大半で女性の2人は目立って
いた。
「恥ずかしがらなくていいわ。お金を払っているんだから、堂々として!」美紀は堂々
とし、2人は水割りを注文して飲んでいく。

 話をしながら飲んでいると、時間も過ぎていく。
「これからが面白いの。じっくり見るのよ」店内の雰囲気が変わっている。

 突然「イヤー!」悲鳴が上がり、それと同時にスーツを着た若い女性が2人の男性に
抑えられて現れた。
「イヤ、イヤです!」何かを恐れて泣き叫んでいる。

 「イヤでも、金が払えないんだから裸で稼がないとダメだろう!」腕を羽交い締めさ
れ、もう1人がスーツのボタンを外していく。
「やめて、必ずお支払いします!」
「聞き飽きたよ。もう、いい加減にしろ!」ボタンは外されると脱がされていく。

 「いや、いや!」泣くが容赦なくシャツも脱がされ、胸をブルーのブラジャーが包ん
でいる。
「何だ、こんな贅沢して。こんなのを着るなら金を払え!」ホックが外された。

 「イヤ。イヤです、やめて!」手を押さえられているからどうする事もできず、白い
乳房が飛び出し「う、う、う!」恥ずかしさに泣いている。
「泣くのは後だ。パイパンオ○ンコにしてからだ!」スカートも引き下げられ、ブルー
のパンティが露わになっている。 

 「どれ、オ○ンコもお披露目と行くか…」
「お願いです、それはやめて。パンティを下げないで!」叫ぶが両手で掴まれたパンテ
ィが引きげられて「おー!」客達が股間を食い入るように見つめ「う、う、う!」女性
は涙を流している。

 それでもパンティが引き下げられ、足首から抜かれて女性は全裸にされた。
「泣くな。まだパイパンじゃないから。泣くんだったら、これからだ!」絨毛にスプレ
ーが吹き掛けられ、その泡が手で絨毛に刷り込まれていく。
そして、絨毛がカミソリで剃られ始めた。

 (ヘアが剃られている。どうしてなの?)康子は体を震わせながら眺めている。
「剃らないで、ヘアを剃らないで!」叫ぶが、絨毛は全て消されて淫裂が露わになった。
「ほら、パイパンオ○ンコだ!」太股が持ち上げられた。
「イヤ。見ないで、見ないで!」パックリ割れた淫裂が、お客に晒されていく。

 「いいね、パイパンオ○ンコが…」
「どうせなら、本番やっちゃえよ!」お客も興奮している。
「そうだな。本番やっちゃうか?」
「イヤ、セックスはイヤ。お願い、レイプしないで!」首を左右に振っていく。

 「そうは行かないよ。金を返したら別だがな!」1人が服を脱ぎだした。
「やめて。お願いやめて!」叫び続けたが無駄で、立ったまま、後ろから抱きかかえら
れていく。
「許して。セックスをしますから、別な場所で2人きりでして!」

 「そうは行かない。金が掛かっているんだ!」強引に肉竿が押し込まれて「イヤ~!」
悲鳴を上げ、体を反らせた。
「ほら、入ったぞ。オ○ンコにチンポが!」屈辱的な事をされて「う、う、う!」犯さ
れた女性は大粒の涙を流している。

 「オッパイも揉んで欲しいだろう?」
「欲しくない、だから…。ギャー!」乳首が指で潰され「欲しいだろう?」どうしても
言わせる気だ。
「欲しいです、オッパイを揉んで欲しいです…」泣きながら言う。

 「そうだろうな。オ○ンコ好きな顔をしているし」乳房を揉みながら腰を振っていく。
「気持ちいいか、オ○ンコは?」
「はい、凄くいい気持ちです…」途切れ途切れに言って、時折「う、う、う!」嗚咽を
上げている。

 (酷いわ、人前でレイプするなんて!)自然に美紀に体を寄せていく。
(可愛いわ、それでいいのよ。あなたもいずれ、ああなるのよ。それまでは私の玩具だ
からね)拒まず抱きしめていく。

 その間に、男は登りきり、絶頂を迎えた。
「いやー!」悲鳴と共に淫裂から白い液体がこぼれ出てきた。
「中出しだぜ。見ろよ!」客も興奮している。
「俺もやりたいな、オ○ンコさせろ!」

 「イヤ、もう許して!」「そうは行くか。ほら、言えよ。オ○ンコして下さいと」乳
首がまた潰された。
「お、オ○ンコして下さい。私とオ○ンコして…」苦しそうにやっと言えた。
「そうか、オ○ンコしたいのか。だったら、遠慮無くオ○ンコしてやるぞ」四つん這い
にされ、腰を押さえられた。

 「行くぞ!」「あ、あ、あ!」呻き声を上げ、首を振っている。
「オ○ンコされて、嬉しいか?」
「はい、嬉しいです」泣き声で言う。
「そうか、それはよかったな、後始末もやってくれよ」射精した肉竿が口に押し込まれ
た。
(酷いわ、2人掛かりで辱めるなんて…)康子の目から涙が流れた。

 やがて、2人は腰を振りだした。
「ウグ、ウグ!」口と淫裂に肉竿を押し込まれて声も上げられない。
「出すぞ、タップリ出すからな!」その言葉に肉竿を咥えたまま首を振っている。

「そうか、ザーメンが欲しいのか。遠慮なく、くれてやるぞ」腰の振りを止めた。
「また中出しだよ。よくやらせるな」
「よっぽど、オ○ンコがしたかったんだろうな」お客は勝手な事を言っている。

 射精が終わると肉竿が抜かれた。
口からも肉竿が抜かれ、女性は自由の身になったが「う、う、う!」淫裂を手で覆った
まま泣いている。

 「いつまで泣いているんだ。もっとオ○ンコされたいのか?」
「いや、もういやです!」
「だったら、戻るんだ!」犯された女性は下着やスーツを手に持って出てきた所に走っ
ていく。

 それと入れ替わりに全裸の女性が現れたが、恥ずかしさに涙を流している。
「お、オナニーしますからご覧下さい…」腰を降ろし、Mに足を開きバイブを淫裂に押
し当て「あ、あ、あ!」声を上げてゆっくりと淫裂の中に押し込んでいく。

 「手伝ってください。どなたか、バイブをやって下さい…」泣き声だ。
「俺がやる!」客が名乗り出て「お、お願いします。お礼にお口でご奉仕します」仰向
けになった。
「そうか、フェラしてくれるのか。だったら頼むよ」チャックを引き下げシックスナイ
ンの体位で、バイブを動かしていく。

 女性も肉竿を口に入れ、上下に動かしていく。
「気持ちいいや。オ○ンコしているみたいだ!」バイブの動きも早まり、女性は淫裂が
痛いのか、顔を歪めながら口を動かしていく。
それに合わせ、男も腰を振り続け、そして、肉竿が爆発した。

 「気持ちよかった。最高だ!」肉竿が抜かれると、口から糸を引いた液体が流れてい
く。
「あ、ありがとうございました…」悔しさに泣きながら、おしぼりで肉竿を拭き、ズボ
ンの中に仕舞いこんでいく。

 フェラが終わると全裸の女性も引き上げて、お客同士の会話で騒然となっていく。
「面白かったでしょう?」康子の胸を撫でた。
「怖かったです。まるで、私がレイプされたみたいで。所であの人達は?」
「あの人達ね。お金を返せなくなった人よ。仕方ないから、体で返して貰うの」

 「体で返すだなんて。もしかして、私もああなるのかしら…」涙が流れていく。
「大丈夫よ。康子は私が守ってあげる。言う事を聞く間わね」肩を抱きしめてた。
その後2人はいつものように、ラブホテルで抱き合って「いいわよ、そこよ。そこにし
て!」美紀の淫裂に樹脂が入って「あ、あ、あ!」声を上げていく美紀だが(お金が返
せないと、私も大勢の前でレイプされるかも…)不安を抱きながら乳房を揉み、腰を振
っている康子だ。

 翌日、康子はラブホテルから美紀と一緒に出た。
(誰も見ていないわ。よかった!)周りを気にしながら歩いて会社に向かった。
会社で仕事をしていると「これをお願いします!」女性が書類を差し出し「!」思わず
叫びそうになった。

 「あら、顔に何か付いているの?」
「いいえ。名前が思い出せなくて…」
「思い出せないのが当然よ、営業だから滅多に来ないしね。今野美沙というのよ。よろ
しくね」美沙はそう言うと帰っていく。
(間違いないわ。昨日、2人にレイプされた、あの人だ!)後ろ姿をじっと眺めていた。