「波瀾のOL」   
                                 赤星直也:作
第19話 英子の賭け

 5人は着ていた服を次々と脱いで、パンティ、ブラジャーも脱いで全裸になった。
「これを着る何て…」取り扱っている、セクシー下着を着込んでいくが、隠す下着で
はなく、見せる下着だから、乳房や絨毛が丸見えになっている。

 「オッパイだけなら我慢出来るけど、ヘアを見られるのはイヤだわ」そう言いなが
ら、太股までのストッキングも履いてガーターベルトで吊る。
「いやらしいわね。娼婦みたいで…」

 「でも、セクシーよ。このラインが何とも言えないし」露わになっている絨毛を指
で触っていく。
「そうね、このオッパイもいいしね」乳房も触られた。
「そんな事されたら、エッチしたくなっちゃったわ…」
「だったら、やろうよ。まだ時間があるし」

 「いいわね、やろう!」5人は互いに、飛び出した乳房や淫裂を触り合う。
「興奮してきた。指入れて、いいわよ…」その言葉に淫裂に指が入り動き出す。
「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げながら、淫汁を流している。

 5人が夢中で楽しんでいると、ドアがノックされ「懇親会の時間ですよ」催促され
た。
「あら、もう時間なんだ!」慌てて立ち上がり、部屋から出ると「ヌードですか…」
驚きの声が上がった。
「取り扱っている商品を、知って貰おうと思って、覚悟の上でヌードになりました…」

 今にも、泣き出しそうな顔で言うと「それならいいです。行きましょう」呼びに来
た男と一緒に1階の降りると「凄いや、オ○ンコ丸出しだ!」「素っ裸だぞ!」驚き
の声が上がっていく。

 その、驚く声の前で「これは、うちで取り扱っている商品です。恥ずかしいけど、
知って貰おうと、思いまして…」嘘を並べて、モデルのように振る舞っていく。
「いいね。妻にも着せてみたいな…」
「本当だよ。ほら、カチカチになったし」男達は勝手な事をいいながらも肉竿を膨ら
ませている。

 「それでは懇親会を始めますが、女性がこの通り、裸ですから、男性も裸になりま
しょう」司会が言い出すと「賛成だ。裸の付き合いしよう」服を脱ぎだした。
(脱がなくていいわよ、脱いだらセックスさせられる…)怯えながら見ているが、次
々と脱いで全裸になってしまった。

 (レイプされる…。間違いなくレイプされる…)皆のそそり立った肉竿に両手で股
間を押さえた。
「そんな事、しなくていいでしょう。懇親会ですから仲良くしないと」乳房を掴まれ
吸われ「ダメ、吸っちゃダメ!」頭を抑えると、無防備の股間に、別な男が顔を埋め
た。
「イヤ、なめないで。イヤ~!」5人は2人掛かりで辱められていく。

 そして「入れないで。入れるなら、あれ、着けてからにして!」
「コンドームか。だったら、着けてくれ!」用意されたコンドームを渡すと(セック
スが目的だったんだ。あれはこの人達の仕業かも?)コンドームを着けさせる行為が
似ている。

 「着けたか。それなら、行くぞ!」
「優しくして。痛いのはイヤです!」
「当然だ。痛い思いはさせないぞ」その言葉通りに、ゆっくり淫裂に肉竿が押し込ま
れてきた。
(痛くない…。気持ちいい…)前の遊びで、淫裂が濡れているから、スムーズに入り
込んだ。
「大丈夫みたい…。してもいいわよ…」男を抱くと肉竿がピストンされ「あ、あ、あ
~!」声を上げながら、淫汁を流していく。

 それは英子だけでなく、晴美や郁恵達もそうだった。
「いいわ、凄く気持ちいい!」悦びの声を上げながら淫汁を流している。
「別なので、いいだろう?」馬乗りにさせられたが「下手だけど、我慢して!」英子
は男の肩を押さえて、腰を振っていく。
「上手だよ…。出したくなった…」
「着けているから、出してもいいわよ」その言葉で男は射精した。

 「大池さん、僕ともやろうよ!」また、コンドームが渡された。
「仕方ないわね。優しくしてよ」英子がコンドームを着けると「四つん這いでさせて」
四つん這いになって、後ろから挿入されていく。
「私も後ろからして…」晴美も四つん這いになり、後ろから肉竿で突かれて「あ、あ、
あ~!」声を上げ、淫汁を流していた。
英子達5人は、それぞれ4人の相手をして、懇親会は終わった。

 翌朝、5人はセクシー下着は着ずに、全裸になって講師をしていた。
「恥ずかしいから、性器は見ないで下さい…」そう言っても、自然と視線が行く。
それでも、1時間程講師をすると「ちょっと、休みましょう」5人が並んで踊り出し
た。

 乳房を揺らせ、腰を振りながら踊ると自然に興奮していく。
(恥ずかしいわ、オッパイ揺らすなんて…)イヤらしく見せながら、10分程踊ると
「本当に休憩しましょう」息を弾ませながら言う。

 5人が、荒い呼吸で休んでいると「英子さん、今まで勘違いしていた…」事務用具
部門の本田課長が箱を渡した。
中を覗くと「これって、レイプした時の写真だわ!」驚く英子に「その通りだ。ここ
で、犯した時の写真です。これを返します。悪かった…」

 本田はさらに「俺と賭をしよう。避妊具なしで射精するから、子供が出来たら一緒
になろう!」それには、英子どころか、皆が唖然としている。

 「子が、できなかったら、どうするの?」
「英子に一生尽くすよ。どんな事があっても!」
「身勝手ね。散々犯しておきながら、よく言えたもんだわ」

 「俺も、恥を覚悟で言ってるんだ。これを返すから、賭けよう!」
「わかった、皆の前でやるのね?」
「そうだ。避妊薬も、なしだからな」本田は服を脱ぎだした。

 「本田さん、本気かい?」同僚が心配するが「本気だよ、英子が好きになってな」
パンツを脱いで全裸になった。
「それなら、本田さん。これ使わないと…」ゼリーが渡され、肉竿に塗っていく。
「準備はいいわよ。赤ちゃんができたら、お嫁になるわ」
「そう願うよ」本田は英子の上になり、ゆっくり淫裂に肉竿を押し込んでいき、英子
も足を開いて肉竿を迎え入れた。

 本田は肉竿をゆっくり、動かしながら乳房を撫で、時折乳首を摘んでいく。
そのたびに「あ~!」甘える声を上げている。
やがて、肉竿は動きを速め、本田の手も荒々しく乳房を揉みだし「あ、あ、あ~!」
英子の声も大きくなってきた。
(凄いわ。2人とも本気でセックスしてる…)晴美達は、そう思いながら見ていると、
クライマックスが近づき、動きが早まった。

 「う~!」本田の声で動きが停まり、淫裂から白い精液が漏れ出てきた。
「本当に、出したんだ!」皆も呆然と見ている。
「英子さん、赤ちゃん産むの?」
「出来たら産むわ。約束したし…」
「それでいいの、レイプした人よ?」
「そう思ったけど、筋を通してきたから、悪い人ではないわ。巧くやれそうな気がす
る」英子は本田に賭けたようだ。

 2人はしばらく休憩して、2度目の交渉になった。
今度は、英子が四つん這いになって、後ろから挿入されている。
「あ、あ、あ~!」髪を振り乱し、乳房を前後に揺らせている。

 「必ず、産ませてやるぞ!」固い意志で肉竿を動かし続け、膣奥に射精した。
「これで、決まったぞ!」
「まだ、わからないわ。不発かもよ」2人は満足そうに話していた。
研修は午前中に終わり、午後には解散となって晴美はアパートに戻った。

 アパートには真美はおらず「もしか、したら?」向かいの高橋の部屋を覗いた。
「あら、鍵が掛かってない…」そっとドアを開くと「あ、あ、あ~!」喘ぐ声が聞こ
えてくる。
(真美ったら、抜け駆けして…)音を立てないように歩いていくと「秀夫、気持ちい
いわ」聞こえてきた。

 (まさか、美紀さんと高橋さんが…)足が止まり、戻ろうとすると「姉さん、出す
よ、オ○ンコに出すからね」
「いいわよ。もう、できてるから、出していいのよ」
(射精する気だ、実の姉弟で射精だなんて…)ゆっくり歩いて、ドアの所まで来た。

 「出た、出したよ」「わかる、オ○ンコが暖かいし」それを聞いて外に出るとドア
を閉め、自分の部屋に入った。
「獣よ、姉弟でセックスなんて獣以下よ!」今まで信頼していた高橋だからショック
が大きかった。
それから、1時間程過ぎて「晴美、帰ってたんだ」真美が戻ったが(どうしよう、言
わない方がいいのかしら?)秘密にする事として「そう、今帰ったばかりなの」話を
合わせる。

 「なんか、元気ないわね、何かあったの?」
「何もないわ。ただ、しんどかったから疲れてるだけよ」
「それならいいけど。そうだ、これから一緒にお風呂しようよ、久しぶりだし」

 「いいわね、背中洗ってあげる」
「背中だけなの?」
「オッパイもよ。それに、あそこもね」笑顔で応えたが(絶対言わない…。口が裂け
ても言わない…)秘密を誓った。