「波瀾のOL」   
                                 赤星直也:作
第16話 新事業

 「謝るなら許してあげる。それに、今日の事はなかった事にする!」
「ありがとうご座います…」
「本人が許すなら、これ以上やっても仕方ないな。帰っていいぞ!」その言葉で、両
手で股間を押さえ、乳房を揺らせながら、着替え室に飛び込んだ。

 「スッキリしたわ。これも真美のお陰かな」
「私じゃないわ。高橋さんと佐藤さんよ」
「高橋さん、ありがとう。今夜、してあげようか?」晴美はだらりと下がった肉竿を
掴むと擦っていく。

 「もう無理だな。3回やったから」
「あの3人とやったの?」
「そうさ。オ○ンコしているのも、撮ったぞ」

 「それ、危ないわよ。犯罪じゃないの?」
「その心配はないよ。あいつらだって、晴美にやったから、黙るしかないんだ」
「それならいいけど。とにかく、ありがとうね」晴美は、なおも擦るが、肉竿は膨ら
まない。
「やっぱりな。さっきが、限界かな?」自分で仕舞い込んだ。

 「佐藤さんはどう?」真美が肉竿を擦ったが膨らむ気配はない。
「俺も、3回やったから無理だな」肉竿を仕舞いながら言う。
「それなら、2人だけでやろう!」真美は晴美に口付けし「いいわよ」晴美もその気
になっている。

 その言葉通りに、バーの仕事をえると、アパートで2人は全裸になっていく。
「晴美、面白いのがあったの。これ使おうよ!」Vの字型のディルドーで、ベルトが
付いていた。
真美は、自分の淫裂に押し込むと、ベルトを腰で留め晴美に抱きつき「行くわよ」手
で先端を掴み、膣穴に押し当てた。

 「痛くないようにして…」
「大丈夫よ。晴美のオ○ンコ濡れてるし…」
「イヤ、オ○ンコなんて言わないで…」首を振るが、淫汁が流れ、真美がゆっくり腰
を動かすと「クチュ、クチュ!」淫裂から音が出ていく。

 「真美、気持ちよくなってきた…。本当にセックスしてるみたい…」目を閉じ、真
美を抱きしめながら言うと「本当のセックスよ…」唇を重ねながら腰を振って行き、
その後は晴美が腰を振って行く。
「いいわ、凄くいい…」真美も淫汁を流しながら喘いで「後ろからして…」四つん這
いに変わった。

 晴美が、両手で腰を押さえて腰を振って行くと「あ、あ、あ~!」真美の淫裂は淫
汁が溢れて太股を濡らし、髪を振り乱している。
「行くわ、行きそう…」その言葉通りに、真美はグッタリして崩れていく。
「真美、ありがとう」晴美は抱きつき、2人はそのまま眠りに付いた。

 翌朝、晴美は真っ白なブラジャーとパンティを着けていく。
「これなら無難だし…」その上にスーツを着込むが、真美は紫のパンティとブラジャ
ーを着けている。
スーツを着込むと、2人はアパートを出た。
駅までは一緒だが、電車を降りる駅が違うから、途中で別れて晴美はいつものように、
事務所へと向かう。

 事務所に入ると「おはよう御座います!」無視していた3人が、声を掛けてきた。
「おはよう御座います!」晴美も挨拶を返し(これでいいのよ、平穏が一番だし…)
笑顔で仕事をしている。
そして12時になると「晴美さん、ちょっと」3人に屋上へ連れて行かれた。

 「何か、用でもあるの?」
「見て貰いたい物がありまして…」3人はスカートの裾を持ち上げた。
「剃ってる、ヘアがない!」パンティは履いておらず、剃り上げられた淫裂が、剥き
出しになっている。
「お詫びとしてヘアを剃りました…」恥ずかしそうに、裾を戻していく。

 「それより、赤ちゃん、大丈夫なの。射精されたんでしょう?」
「はい、避妊薬を頂きましたから、心配はないです」
「みんな、そうなの?」
「はい。2回射精されましたが、あれ飲みましたから、その心配は要りません」
「それなら安心だわ。そうだわ、一緒に食事行こうよ!」
「そのつもりで誘いました」4人は笑顔になって屋上から降りていった。

 それから、数週間が過ぎた。
晴美は休まずアルバイトを続けたから、借金も750万となり、利子も月7万と減っ
ている。
「利子が減ったから、返すのが早くなる!」やっと、返済にめどが立ち、笑顔で仕事
をしていた。

 そんな中、晴美の勤務する会社で、新しい商品を取り扱う事になった。
その説明には、どういう訳か、女性社員だけが集められている。
「こんど新しい事業を始める事になって…」責任者らしいらしい男性が説明してから
「担当者から詳しく説明させる!」今度は女性が話し出した。

 「女性用の下着を扱う事になりまして…」説明してから「ですから、皆さんにはモ
ニターとして協力をお願いします」と話した。
皆がモニターの協力すると言うと「サイズを調べます」と言い出す。
「待って、男の前ではイヤよ。別なところで測ってよ」
「その通りです。ここは、お引き取り下さい」男性は皆出て、女性が14人残された。

 「これで、見えないようにするから…」窓に衝立をし、部屋にカギを掛けて「これ
ならいいわよね、始めるわ」服を脱ぐように言う。
その言葉に、女性達は服を脱いで下着姿になっていく。

 「これも脱いで!」ブラジャーのホックも外され乳房が露わになった。
「恥ずかしいわ、いくら女性でも…」顔を赤らめ、両手で隠すと「会社の為よ。ボー
ナスだって、上がるんだから」手を退けさせ、メジャーで測っていく。
「サイズも調べさせて」乳房を手で触っていく。
時折、乳首も触って(そこは、関係ないわよ!)されるがままにしていく。

 担当者は、1人1人のデータを記入してから「ビキニラインも調べます」と言い出
す。
「パンティも脱ぐんですか?」
「脱がなくていいわよ。下げればいいの」そう言いながらも、パンティを掴んで足首
まで下げていく。
「ヘアが多めね。ギリギリよ」
「気を付けます…」指摘を受け顔を赤らめながら、パンティを持ち上げていく。

 次々とパンティが引き下げられ、晴美も引き下げられて絨毛を晒している。
「手入れしてるのね。感心よ」撫でながら見ているが(やめて、変に思われちゃうわ
よ)顔を手で覆いながら、終わるのを待った。
「終わったわよ、次ね」その言葉に、急いでパンティを引き上げて絨毛を隠した。

 一通り、調べると「どの色がいいか教えて!」見本を並べて聞いていくと、白かピ
ンクに集中してしまい「これじゃ駄目ね。こっちで決めるわ」勝手に決める事にした。
「もういいわ。服を着て!」女子社員は一斉に服を着だして元の制服に戻っていく。
それと同時に鍵は外され「解散します」会場から出て行く。

 それから数日が過ぎて、女性社員の皆に袋が配られた。
晴美が袋を開けて覗くと「黒だわ。イヤらしいわね」黒いパンティとブラジャーだっ
た。
「あんたは何色なの?」気になって覗くと「ピンクなんだ!」「そうなの、子供じみ
てるわよね」不満そうだ。
「でも、タダだからいいんじゃない?」
「そうね、お金払ってないしね」気を取り直している。

 翌日の朝、晴美は生まれたままの姿になって、渡された下着を着ていく。
「サイズはいいけど…」ブラジャーを着ると、乳房が押されて膨らんでいる。
またパンティを履くと尻肉が絞られて、丸みを帯びている。

 「いい感じだけど、黒はちょっとね…」鏡で見ていると「いいわね、体の線が綺麗
にできて。私も欲しいわ」真美は気に入ったようだ。
「まだ、テスト中で市販はしてないの」スーツを着ながら言うと「残念ね」諦めて真
美も着て2人はアパートを出た。

 晴美が事務所に入ると、新事業について話が行われ、販売戦略が練られていく。
それに、モニタリングの結果もまとめられ「いい感じね。何とかなりそうよ」担当者
は張り切るが、営業は(何で、俺が下着をやるんだよ!)その気など毛頭ない。

 そんな訳だから、熱意のなさを見抜いた業者が、相手にするはずなかった。
「困ったわ。何とかしないと…」総括担当者は「そうだわ。あの人達にやって貰えば
いいんだ!」部長に次第を打ち明け「お願いします。このままでは、計画倒れになり
ます!」頭を下げて頼んだ。