「波瀾のOL」   
                                 赤星直也:作
第8話 美紀の夫

 戻った美紀は、佐藤と一緒に喫茶店の隣のビルで当分住む事にした。
「あんたのお陰で、全部売ったのよ。ここで我慢して」
「悪かった。もう、あんな事はしないで、真面目に働くよ」
「信用していいのかしら?」
「信じてくれ。必ず真面目に働くから」

 「とりあえず、信じる。それよりお風呂入りたいでしょう?」
「ああ、できたら一緒に入りたい。昔見たく…」
「仕方ないわね。入るから脱いで」2人は服を脱いで、全裸になると浴室に入った。
「あそこでは、ゆっくり入れなくてな…」石鹸を体に塗りながら言い「美紀、洗って
やるよ」美紀と向き合い、首筋から石鹸を塗りだした。

 佐藤の手は、次第に下がり、首筋から胸と移り乳房を撫でだす。
時折、乳首も摘んで「これをやりたかった…」興奮しながらさらに手を下げ股間に塗
っていく。
「そこは大事な所だから、丁寧にしてよ」淫裂を触るが、拒もうとはせずに、される
がままにしている。

 佐藤は、なおも塗ると「背中も洗うよ」向きを変えて背中にも石鹸を塗り、お湯を
かけて石鹸を洗い落とした。
「美紀、やってくれるよね?」
「勿論よ。ここからね」美紀も佐藤がやったように、首筋からゆっくり下がり、最後
に肉竿になった。

 「カチカチよ。溜まっているのね」ゆっくり擦ると、さらに堅くなっていく。
「刑務所では抜けないんだ。見つかったら処罰されるし…」
「オナニーもできないの?」
「そうなんだ。だから、今夜はやりたいよ」指が膣穴に入れられた。

 「わかった。相手するけど、綺麗にしてからよ」背中にも石鹸を塗り、お湯で洗い
流すと湯船で体を温めた。
「もういいだろう、やりたいんだ!」乳首を摘んで催促すると「いいわよ、久しぶり
にやろう」2人は浴室から出てベッドに倒れた。

 佐藤はむさぼるように、淫裂に肉竿を入れてピストンしていくと「いいわ、久しぶ
りでいい!」声を上げて淫汁も流している。
「3回出すよ。いいだろう?」
「出せるなら、何回でも出して…」喘ぎながら返事すると、動きが早まった。

 「あ、あ、あ~!」背中を浮かせ、乳房を握られながら、膣奥に射精された。
「よかったよ」唇を重ねて言うと「私もよかった」満足そうに美紀も言う。
その後四つん這い、馬乗り、横臥位などと、体位を変えて言葉通りに3回、美紀の膣
の中で射精した。

 2人は暫く、黙り込んでいたが「美紀。俺にもう一度、チャンスをくれないか?」
切り出した。
「真面目にやる気あるの?」
「あるよ。だから、何かやらせてくれ!」
「仕方ないわね。ウェイターをやって貰うわ」それを聞いて、安心の佐藤だ。

 「それより、子供できるよな。これだけ出したんだし…」
「さあ、わからないわ。私が決めるんじゃないし」避妊薬を飲んでいるとは言えない。
「そうだよな、こればかりは神頼みだよな。それより、もう一回やらせて」
「もっと、オ○ンコやりたいの?」

 「そうなんだ、やらせてよ」強引に美紀を立たせて後ろから肉竿を突きだした。
「あ、あ、あ~!」声を上げ乳房を揺らせる美紀だった。
こうして、佐藤は美紀と一緒に、バーで働く事になったが「どこまで本当かしら?」
まだ美紀は信じていない。

 そんな事など知らない晴美は、会社を終えるとバーでホステスをしていく。
「お飲み物は、何に致しましょうか?」丁寧な言葉使いで接客し、カウンターから受
け取って運んでいく。
佐藤が「美紀、あの子素人みたいだな」晴美を見つめて言うと「そうなよ、バイトな
の。でも、手を出したら離婚だからね」

 「そんな事しないよ。こりごりだし…」
「それならいいわ、期待してる」2人は注文の飲み物を作っていった。
晴美は10時になると、着替えてアパートに戻り、いつものように風呂には入り、布
団に潜って眠り込み、起きると会社に出かけた。

 今日も、いつものように仕事をしていると、橋本が「昼休み、屋上へ来てくれ」話
しかけきた。
断る訳には行かず「わかりました…」承知すると去っていく。
「何もなければいいけど」不安に思いながら仕事をして、12時なると同僚達は事務
所から出ていく。
「行くしかないし」重い足取りで階段を上り、屋上に出ると、橋本が待っていた。

 「どんな用事なの?」
「この前の続きをやるんだよ。スカートを捲るんだ」
「いやよ、そんなことできない!」

 「やらないなら、これを見せるがいいんだな!」また写真をちらつかせた。
「それだけはやめて。言うようにしますから…」スカートの裾を捲り上げると、パン
スト越しに、ピンクのパンティが見えた。

 「いいね。早く、オ○ンコを出すんだ」
「ここじゃイヤ、別なところでして」
「ダメだ。やりたくてウズウズしてるし」
(言ってもダメだわ」覚悟を決めて、パンティとパンストを一緒に、足首まで下げて
絨毛を露わにした。

 「後ろ向くんだ!」スカートの裾を持って尻を向けると、肉竿が淫裂に押し当てら
れた。
「許して、お願いです…」
「ダメだ、やらせろ!」肉竿が淫裂の奥まで突き刺した。
「う~!」呻き声を上げ堪えるが、ピストンが始まり(見られたら間違いなく首にな
る…)スカートの裾を持ちながら、人目を気にしていると、橋本もスピードを上げる。

 「出さないで、お腹には出さないで…」喘ぎながら言うが「ダメだ、オ○ンコに出
させろ!」絶頂になったのか、結合したまま動かない。
「抜いて。お願い、抜いて!」逃れようにも、腰を掴まれ逃れる事はできず「イヤ、
こんなのイヤ!」涙が落ち、それと同時に、淫裂からも精液がしたたり落ちていく。

 「酷いわ、酷いわ!」泣き声の晴美は、淫裂にハンカチを押し当て、パンティを上
げた。
「飲んでいるんだろう。できたら中絶しろ!」橋本はズボンを直し、屋上から出てい
くが「悔しいわ。レイプされても、何も言えないなんて…」泣きながら、パンストも
直し、涙を拭いて職場に戻ると「食事一緒に行こう」橋本が声を掛けてきた。
(ふざけないで。レイプして何が食事よ!)叫びたいが、黙ったまま外に出て、食事
を摂った。

 6時になった。
晴美が会社を出て、美紀のバーで着替えをしていると「制服変えたの。これにして」
ワンピースを渡されたが「オッパイが、見えちゃいます!」胸の部分がくり抜かれて
ある。
「全部は見えないわよ、とにかく着て」

 「ブラジャーは、ダメですよね?」
「勿論よ。着けたら色気がなくなっちゃうし…」仕方なく、ブラジャーを脱いで、乳
房を揺らせながら着込んだ。
「ほら、乳首と乳輪は隠れてるでしょう?」乳首などは見えないが、膨らみが半分づ
つ見えている。
「でも、手を入れられます…」確かに、くり抜きから手が入ってしまう。

 「触られたら言って。お触り代取るから」
「そう言う次元じゃなくて、触られるのがイヤなんです…」
「今更、何っているのよ。秀夫から聞いて知ってるわよ。借金があるそうじゃないの
よ、これで、3時間働けば1万は超すのよ。我慢しないと」

 (言っても、無駄だわ…)黙っていると「あら、似合うわね」真美が入ってきたが、
晴美と同じく胸がくり抜かれていて、乳房の膨らみが見えている。
「真美さんも、それですか?」

 「そうなんだって。バイトは、これでやるそうよ」
「聞いたでしょう。イヤだったら、やめてもいいけど、秀夫の支払いはどうするの?」
そう言われると「この制服でやります…」と言うしかない。

 「それじゃ、お願いするわ」3人は店に戻って「いらっしゃいませ!」元気よく声
を掛けている。
客が来ると注文を聞き、品を届けると、相手をさせられる。
「これいいね、最高だよ」くり抜きから手を入れられて、乳房と乳首が掴まれる。
「やめて下さい!」客の手を、振り払う事もできないから、されるがままだ。

 「こっちのオッパイも!」別な乳房も掴まれて「2回触ったから高いですよ」そう
言うと手を引いて「1回だ、2回じゃないぞ」口を尖らせた。
「わかりました1回にしておきます」

 「そうしてくれ。ここはどうなんだ?」スカートに手を入れられたが「守りが堅い
な。これじゃタダだな」あきらめ顔だ。
(当然よ。そんな簡単に性器は触らせないわよ)してやったりの顔だが(真美さんも
やられている!)真美も、乳房を掴まれているが笑顔で接客している。
(オッパイ、触れても平気なんだ…)まだ、真美の事情を知らなかった。