「波瀾のOL」   
                                 赤星直也:作
第6話 同僚からの陵辱

 駅を降りて、歩いていくと「レンタルスタジオ」と書かれた看板が目に付いた。
(ヌードだわ、ヌードにさせる気だ!)橋本の意図が読めて「イヤ、ヌードはイヤで
す」泣き声になっている。

 「会社に知られていいんですか。間違いなく首ですよ!」そう言われば、拒む訳に
は行かず「行きましょう!」握った手を引かれて、一緒にスタジオの中に入った。

 建物の中は、区切られた部屋が5部屋程あり、橋本は受付で金を払うとスタジオの
キーが渡され、そのスタジオに晴美と一緒に入った。
「1時間しか使えないんだ。急いで脱いでくれ!」肩からバックを降ろして、カメラ
を取り出すが(ヌードなんてイヤよ。でも脱がないと…)渋々脱いでいく。

 そして、下着だけになるとカメラで撮られ出す。
「パンティを膝まで下げて!」言われるまま、パンティを下げて絨毛を晒すと、閃光
が瞬き、カメラに収められる。
「ブラを捲って!」乳房も露わにすると、閃光が瞬いた。
橋本は、次々と注文付け、晴美は全裸をカメラに収められていく。

 「足を開いて!」Mの字開脚を求めた。
「いや、これはいやです!」手で淫裂を押さえ、泣き出した。
「会社に言ってもいいんですね?」
「それは困ります…」泣きながら手を退けて、淫裂を撮られた。

 橋本は、次々とポーズを作らせ40分は過ぎている。
「横に寝て!」言われるままにすると、後ろから撮りだす。
(性器だわ、私の性器ばかり撮ってる!)顔を強ばらせながら、撮り続けた。

 橋本は時計を気にしながら「これくらいにするか…」カメラを置くと、ズボンを下
げて下半身を剥き出しにしていく。
「セックスはイヤ、撮るだけにして!」
「そうは行かないんだ。溜まっているからやらせろ!」下半身を剥き出しにすると、
晴美に抱きつき、淫裂に肉竿を押し当てた。

 「入れないで、お願いです!」
「やらせろ。黙っててやるから!」強引に肉竿が押し込まれ「う~!」痛みに、うめ
き声を上げた。
それでも容赦なく肉竿は入り込み、入りきると動き出す。
「痛いから、動かさないで!」頼んでも聞き入れられず、乳房も握り締められた。
(レイプよ、これはレイプよ!)痛みと犯された悔しさに、涙が流れていくが肉竿は
ピストンを速めている。

 「次は四つん這いだぞ!」尻を持ち上げられ、後ろから肉竿で突かれだした。
(キツいわ。膣の奥まで入ってくる…)痛みを堪えていると、肉竿の動きが停まった。
「お腹はイヤ。外にして!」叫んだが、膣奥には暖かい異物を感じている。
放出を済ませた橋本は肉竿を抜くが「射精なんてイヤ。できたらどうするのよ」泣き
ながら、流れ出た精液を拭いていく。
 
 「薬があるだろう。今飲めば大丈夫なはずだ」勝手な事を言いながら、脱いだズボ
ンを広い「時間がないぞ、服を着ろ!」脱いであった、パンティとブラジャーを晴美
に投げた。
(悔しい。レイプされても、黙っているしかないなんて…)泣きながら、下着を着け、
スカートシャツと着込んで元に戻った。

 「天野、オ○ンコ気持ちよかったぞ。また、やらせてくれよ」
「イヤよ、もう絶対相手しないからね」
「あれ、会社に知られてもいいのか?」
それには「…」黙るしかない。
「わかったようだな。薬は飲んでおけよ」橋本は晴美の手を握り、スタジオから出た。

 レンタルスタジオで、橋本と別れた晴美は美紀の店へと向うと、美紀が切り盛りし
ており「遅いじゃないのよ!」怒鳴られた。
「すみません、同僚と会ったものですから…」ヌードを撮られ、レイプされたとは、
言えない。
「仕方ないわね、とにかく急いで!」晴美は、着替えを済ますと、店に出た。
それと同時に「後は頼んだわよ」美紀がいなくなり1人で接客していく。
1人での接客は忙しかったが、昼近くに真美が来て、2人で接客するから少しは楽に
なっている。

 2人が働いていると、5時近くに美紀が現れ、晴美は着替えてアパートに戻った。
「あら、手紙が」ドアの所に封筒があったが、それは請求書だ。
「そうだった、払わないと」今まで貯めた金を持って高橋の元へと向かう。
「全部で50万ですね。残りが895万ですから、40万減って855万です」支払
った証明書と、残金の書かれた書類が渡された。

 「大部頑張ってますね。もっと早く返したいとは思いませんか?」
「そう思っています。でも、風俗は絶対やりませんよ」
「風俗と言ってもピンからキリまでありましてね。売春まがいやコンパニオンまでと
幅が広くてね」

 「それで、いくらになります?」
「売春でしたら1回5万で、コンパニオンだったら1時間9千円でしょうね」
「コンパニオンって、イヤらしい事もするんでしょう?」
「まさか。そんな事しませんよ。ただ、お客の話し相手をするだけです。何なら確か
めましょうか?」

 高橋に言われて、晴美は繁華街にあるバーに入ったが、中は薄暗く笑い声が聞こえ
る。
「いらっしゃいませ」ホステスに案内されて2人が席に着くと「お飲物は何になさい
ますか?」聞かれた。
「水割りでいいよ。こっちもね!」ホステスは注文を取ると、直ぐに運んできて隣に
座り「綺麗な方ですね」高橋に話しかける。

 「今日は勉強に来たんだ。この子が仕事を知りたいと言うから」
「あら、同業者なんですか?」
「違うよ、仕事に就こうか就くまいか、迷っているんだ。だから連れてきたんだ」高
橋はホステスのスカートの中に手を入れた。

 「そんな事まで、させるんですか?」驚いて晴美が言うと「バカね、触ってご覧な
さいよ」笑いながら晴美の手をスカートの中に入れた。
「ガードルだわ、しっかり隠してる!」
「そうよ、触られたって、オ○ンコは平気なの。ここも触って!」今度は胸に中に手
を入れさせたが「パットだわ。オッパイは触れない…」驚き顔になっている。

 「わかったでしょう。そんな簡単に、オ○ンコとオッパイは触れないの。だから安
心してやっていけるのよ」説得のある説明だが「イヤらしい事は、しないんですか?」
なおも尋ねた。
「イヤらしい事ね、それだったらこれくらいかな」高橋の頭を抑えて口付けをした。

 「わかっただろう。とにかく飲め!」晴美が置かれた水割りを飲んでいくと「ねえ、
働くんだったら、うちにしない?」ホステスが話しかける。
「ところが、そうは行かなくて。俺の知り合いが欲しがっていてね」

 「残念ね、商売敵に秘密を教えちゃったんだ!」
「そう言うなよ、チップやるから」5千円札を胸の谷間に押し込んだ。
「ありがとう。あんたいい人ね。今夜、私とエッチしてみない?」
「この子とするから無理だよ」高橋とホステスは機嫌良く話し1時間程で店を出た。

 店を出ると「高橋さん、知り合いが欲しがっているって、言ってたわね?」バーで
の事が気になった。
「あれか、姉さんの事だ。新しい商売を始めたいらしい」
「それって、バーですか?」
「多分そうだと思う。それより、行こうよ」高橋はラブホテルのネオンが瞬く方へ晴
美を連れ込んだ。

 「今回限りですよ。もう、セックスしないって約束して!」
「約束する。今回で終わりにするよ」その言葉を信じて晴美はラブホテルに入った。
受付で金を払い2人は部屋に入ると服を脱いでいく。

 「優しくして、乱暴はイヤなの」甘えるように下着を脱いで、全裸になるとシャワ
ーを浴びた。
「汚れているかも」淫裂が気になり丁寧に洗い体も洗うと、タオルを巻き付けて高橋
に抱きついた。
「今回限りよ」そう言いながら、そそり立つ肉竿を口で擦っていく。

 「わかってる、今回でやめるよ」乳房を撫でながら言い「もういいだろう?」晴美
を寝かせて上に乗った。
「ゆっくり、優しくして…」譫言のように言うと。淫裂に肉竿が入ってくる。
(気持ちいい。橋本さんとは違う…)目を閉じ、乳房を揉まれながら、肉竿がピスト
ンしていくと淫汁も流れ出した。

 (もっと、奥までして…)深い結合を求めて、限界まで足を開くと、肉竿の動きが
早まり「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げながら絶頂迎え「オ○ンコに出して!」射精
を求めると「でる~!」膣奥に噴射した。

 「出したよ」荒い息づかいの高橋が言うと「膣がとろけそう」満足そうな晴美だ。
2人は暫く抱き合い「ここの泊まるか?」尋ねると「イヤよ、見られたら恥ずかしい
し」起きてまたシャワーを浴びた。

 「出したけど、いいのか?」
「まだ、薬があるから大丈夫よ」淫裂も丁寧に洗うと、濡れた体を拭いて服を着てい
く。
「おとなしいのを着ているんだね。もっと過激にしたら?」
「そんなの無理よ、同僚に笑われちゃうし」下着を着終えるとシャツ、スカートも履
いた。
「それじゃ行こう!」2人はラブホテルから繁華街に出て、晴美はアパートに戻った。