「薄倖の星の下に」

                               赤星直也:作 
第10話 夫婦の相手

 部屋の片づけが済むと、一雄と瑞穂は森脇夫婦から家に呼ばれた。
「区切りがついたでしょう。コーヒーでも飲んでいきなさいよ」
「ありがとうございます、お言葉に甘えさせて、頂きます」2人は向かいの屋敷に連
れて行かれた。

 「上がって。遠慮は要らないから」2人が言われるまま、屋敷に上がると健三と康
子は2人に水割りを勧める。
「飲んでくれ、良い酒なんだ!」
「頂きます」2人は勧められるままに飲んでいき「ところで、君に合う制服だがこれ
で良いかな…」健三はドレスを持ってきた。

 康子も「弟さんはこれを着て!」2人は受け取ると服を脱いで、瑞穂は下着姿にな
り、一雄もパンツ姿になっている。
「下着も脱ぐの。直に着てね」康子は怪しい目をしながら一雄の胸を撫でて「姉さん
の方も、下着は要らないよ。直に着て!」健三も言う。

 「恥ずかしいです。裸になるなんて!」2人が嫌がると「それなら、僕達も裸にな
ればいいだろう?」「それはそうですが…」言葉にならなず、躊躇している間に健三
と康子も服を脱ぎだした。
2人は次々と脱ぎ、下着も脱いで全裸になり「そ、そんな!」恥ずかしくて、2人は
まともに見られない。

 しかし(オチンチンがあんなに堅くなっている!)(オ○ンコが丸見えだ。オッパ
イも!)夫婦は恥ずかしがることなく、シンボルを2人に見せて「これなら、いいだ
ろう?」自慢げに言い「わかりました…」瑞穂は仕方なく、顔を赤らめながらパンテ
ィを脱いだ。
そして、ブラジャーも脱ぐと、一雄も倣ってパンツを脱いで、膨らみきった肉竿を露
わにしていく。

 「あら、逞しいのね。羨ましいわ。あなた、いいでしょう?」康子はその肉竿を擦
りだし「いいよ、康子。俺もいいだろう?」「いいわよ、今日は何をしても…」康子
が承知すると、健三は瑞穂の乳房を撫でだす。

 当然「そんなのやめて。そんな事はイヤです!」拒むが「弟と一緒に働きたいんだ
ろう。だったら我慢しないと…」乳房を揉まれた後、マットに押し倒された。
「姉さん!」一雄が駆け寄ろうとすると「姉さんと一緒に働きたいんでしょう。こ
っちはこっちでやるの!」勃起した肉竿を口に含まれて「あ、あ、あ!」気持ちよさ
そうに声を上げいる。

 その声に瑞穂が目を向けると「一雄が気持ちよさそうな声を上げている…」一雄は
泰子の頭を掴んで気持ちよさそうな顔をしている。
「こっちもやろうよ!」健三が瑞穂に覆い被さり、肉竿を押しつけてきた。
「いや、そんなのいや!」
「一緒に働きたいんだろう。やらせろよ!」乳房に顔を埋めて乳首を吸いだし(やっ
と見つかった仕事だから…)「ん、ん、ん!」目を閉じて健三のされるがままにして
いる。

 康子は一雄を仰向けに寝かせて、馬乗りになった。
「いけない。こんな事ダメだ!」一雄の体が震えており「大丈夫よ。でも、震えるな
んてかわいいわね」」肉竿を掴むとゆっくり腰を降ろし、淫裂へと迎え入れ「あ、あ、
あ!」と声を上げていく。

 康子はなおも腰を沈め、全てを吸い込むと一雄の手を乳房に導いた。
「ママさん!」一雄がその乳房を優しく揉み「柔らかい、オッパイが柔らかい…」虚
ろな顔になると「そうよ、気持ちいいでしょう。そうするのよ」腰を上下に動かし出
す。
「気持ちいいです。これがセックスですね?」
「そうよ、これがセックスよ」康子は腰の振りを早めていく。

 同じように健三も瑞穂の淫裂へ肉竿を押し入れ、抜き差しを始めて「ピシャ、ピシ
ャ!」肉同士のぶつかる音が響いている。
やがて、二組のカップルは動きを早め、二つの肉竿が爆発した。

 「よかったわ。またしようね…」康子は乳房を一雄の口に押しつけ、乳首を吸わせ
て「あ、あ、あ!」気持ちよさそうに声を上げていく。
一方「う、う、う!」瑞穂は淫裂から白い液体を流しながら泣いており「泣くなよ、
可愛い顔が台無しだ」健三は結合したまま、乳房を握りしめ唇を押し当てた。

 二組は暫く重なり合ったままだったが「瑞穂さん、行きましょう」康子に連れられ
て、瑞穂は浴室に入り、淫裂を洗いだす。
「瑞穂さん、健三とセックスする時は、私のいる時だけよ!」いきなり康子が言いだ
した。

 「しません。セックスなんて、もうしません!」
「それはあなたの勝手よ。そんなに甘くないわ、健三はスケベだからね」
「イヤ。もうセックスはいやです!」
「それなら、私の側にいればいいの。弟さんは私が大人にしてあげるから任せなさい」

 「セックスをするんですか?」
「そうよ。あなたもその方が安心できるでしょう。大人の事を教えてあげないとね」
「それはそうですが…」淫裂を洗いながら言う瑞穂に「私に任せなさい。あなたも私
の物になるのよ」淫裂を洗い終えた康子は、瑞穂の乳房を掴み乳首を吸いだす。

 「ダメ。女同士よ、だめー!」しかし、瑞穂は今まで経験したことのない快感を覚
え、それを知ったのか、康子は淫裂も触りだす。
(だめよ、いけないわ。でも気持ちいい…)瑞穂も康子の乳房を掴み、唇を自ら押し
つけた。
「いい子ね。それでいいの。健三ともしていいけど、私が立ち会うからね」それには
催眠に掛かったかのように「はい、康子さん…」返事をした。

 そして、瑞穂と一雄の2人は夕方から、店で働かされ「いらっしゃいませ!」ドレ
スを着込んだ瑞穂は客の間を回っていく。
客は通勤帰りや接待のサラリーマンでおとなしく、体を触ったりする客はいない。
高級キャバレーが売り物だから当然だったかも知れない。

 「瑞穂さん。帰ったら一緒に飲もうね」「私ともよ」文子と真美が声を掛け「はい、
仕事が終わりましたらお付き合いします」その言葉通りに寮に戻った3人は、文子の
部屋で車座になり飲み合う。
やがて、酔いが回ったのか乱れだし、瑞穂も酔いが回って意識が朦朧としている。

 それを待っていたかのように、文子と真美が介抱を始めた。
「あら、酔っちゃって。これを脱ぐと楽になるわよ」2人は着ている服を脱がし「あ
ら、可愛いわ。こんなのを着ていたなんて!」白いレースの下着だ。
「私はここよ…」文子はパンティを両手で掴んで引き下げ「だったら、上は私ね」真
美がブラジャーを外していく。

 「見て、ヘアを剃っているわよ!」短い絨毛に包まれた股間が2人の目に留まった。
「ホントだ、可愛いわね。私もいいでしょう?」ブラジャーを脱がせながら言い「当
然よ。オ○ンコもいいわよ」パンティを足首から脱がせながら言う。
瑞穂を全裸にすると「こんな良い体つきなんてゾクゾクしちゃう!」「ホントね。早
くしようよ」2人も服を脱ぎだし、パンティ、ブラジャーも脱いで全裸になった。

 「私からするね」文子は意識のない瑞穂の上に乗り、乳房を重ね、乳首と乳首を擦
り合わせ「気持ちいいわ。乳首が感じる!」4個の乳首が膨らんでいる。
その後、乳房を掴んで乳首を吸いだし「私にもさせて。オ○ンコでいいから…」真美
は数ミリの絨毛に覆われた淫裂を撫でていく。
2人は代わる代わる、意識のない瑞穂の乳房と淫裂を触っていく。

 やがて、文子は四つん這いになって、瑞穂の淫裂を指と舌で愛撫していく。
「文子さん、次は私よ」真美が四つん這いになった文子の淫裂にバイブを押し込むと
「あ、あ、あ!」時折、喘ぎ声を上げ太股を震わせてながら、淫裂から乳白色の淫汁
を流しだした。

 真美がバイブを動かし続けると、文子は登りつめ「行く、行くわ!」動きが停まり、
胸を大きく弾ませている。
「今度私よ、お願いね」真美が文子がしたように瑞穂の淫裂を指と舌で愛撫を始める
と文子もゆっくりバイブを淫裂に押し込んでいく。
「いいわ。文子さん、凄くいい!」バイブは根本まで簡単に入り込んで、ピストンを
始めて「あ、あ、あ!」喘ぎ声と同時に淫汁も流し、深夜まで行われた。

 翌日、瑞穂は目を覚ますと全裸でいるのに気づいた。
「どうしてヌードなのかしら?」昨夜の事を思い出しながら、枕元に置かれた下着を
見つめ、シャワーを浴びて体の隅々まで洗い、新しい下着を着込んだ。

 「これでいいのかしら?」おとなしい色の下着に自信を無くしながら、服を着込ん
むと「あら、起きたんだ。これから一緒に行かない?」康子が訪ねてきた。
「どこへですか?」
「買い物よ。あなたも欲しいのがあるでしょう?」
「はい、下着が欲しいんです…」
「だったら、行きましょうよ」
「そうですよね、どうせ暇ですから」2人は町へ出かけた。

 ブティックで買い物を済ますと「瑞穂さん、下着が欲しいんでしょう。エッチなの
が…」
「そうなんです。もっと、色気があるのがいいと思って」
「そうよ。商売上、そのほうがいいわよ」2人はランジェリーショップに入った。
「あら、これならお似合いよ」
「でも、恥ずかしいです。黒色なんて娼婦みたいで…」それは黒い生地のパンティ、
ガーターベルトのセットだ。

 着れば透けて見える代物で、さらに、パンティは腰の部分を紐で結ぶタイプだ。
「似合うわよ。ねえ、これ着けて」
「康子さんも着るならいいけど…」乗り気ではない。
「勿論買うわよ。それに、あれも」やはり、お揃いのブラジャーで(恥ずかしいわ。
あんなのを着るなんて!)瑞穂はそれを渋々買い「これも似合うわよ」康子は過激な
下着をまた買わせ、結局、3セット買い込んでしまった。

 買い物を済ますと、瑞穂はそれを着込んで康子の屋敷に向かうと「待っていたよ、
早くあがって!」健三が出迎えた。
「失礼します」言われたまま、案内された部屋に入ると一雄がいる。
「座って!」2人は並んで座った。

 「瑞穂さん、いいのを買い込んだってね。見せて欲しいな」「私も見たいわ」康子
と健三が言う。
「恥ずかしいです。弟の前で下着姿だなんて…」
「だったら私も、下着になるわよ」康子は一旦出て、暫くしてから戻ったが「綺麗だ、
康子!」健三が声を上げた。

 康子は例の下着姿で、乳房、絨毛が透けて見え、それに太股までのストッキングが、
悩ましさを引き立てている。
「康子、いいだろう?」
「瑞穂さんのを見てからよ。ほら瑞穂さんも脱いで!」そう言われれば拒めず、瑞穂
は立ち上がり服を脱いでいく。

 シャツ、スカートと脱いで、買ったばかりの下着姿になったが、乳房や淫裂が丸見
えになっており「ね、姉さん!」一雄が叫ぶと「ホントだわ。綺麗でいいわ」康子は
瑞穂を抱きしめ唇を重ねていく。
「見られています!」
「気にしなくていいわよ」手がパンティの結び目に伸びて「ダメ、ダメです!」慌て
て康子の手を押さえた。

 「私が嫌いなの?」また唇を押しつけた。
「嫌いではありません、でも…」覚悟を決めて目を閉じる。
「私に任せて!」結び目を解いた。
股間を覆った部分が一気に剥がされ、ピンクの淫裂が露わにされると「恥ずかしいで
す…」康子が撫でていく。

 「康子、我慢できないよ」健三も加わり、康子の結び目を解き、股間を露わにした。
「あなたもしたいんだ。だったら、4人一緒でしましょうよ!」
「いいね、面白そうだし!」健三も服を脱ぎだし「一雄さん、あなたも脱ぐのよ。お
姉さんとのオ○ンコはダメだけど、触りたいでしょう?」
「うん。姉さんを抱いてみたい…」
「ダメ。姉弟よ、だめ!」首を振るが、一雄はもう全裸になっている。

 「これも、脱いだ方がいいわよね?」ホックが外されたが、瑞穂は股間を両手で押
さえているから、ブラジャーを外されても抵抗できず、ブラジャーが股間の手首に絡
まっている。
「姉さん、綺麗だ!」
「いけないわ。姉弟よ、いけないわ!」後ずさりするが一雄に押さえられた。

 「だめ、だめよ!」ソファーに座らされ、淫裂を指と舌が触っていく。
「やめて。一雄、いけないのよ!」両手を健三が押さえているから、どうする事もで
きない。
「ほら、ここもよ!」康子に言われ、一雄の手が乳房を揉んでいくと、肉竿が更に膨
らみ「姉さん、やりたいよ。オ○ンコさせて!」指が淫裂の中に入って「一雄、姉弟
なのよ。やめなさい!」必死に拒んだ。

 それを聞いて「一雄さん。姉さんのオ○ンコの中に出さないと約束できる?」康子
が言いだす。
「約束します、妊娠だけはさせません!」
「私とも出来るかしら。一杯出せる?」
「出します。康子さんのオ○ンコの中にタップリ出します!」
「だったらいいわ。姉弟でやりなさい!」

 「いや、やめて。いや!」抵抗するが、足を抱きかかえられると、一雄は腰を押し
つけて(近親相姦よ。これはいけない事よ…)逃れたくとも何もできず「あ、あ、あ
あ~!」絶望の悲鳴を上げた。
(入っている、一雄のオチンチンが膣に…)呆然としている瑞穂の淫裂に、肉竿が根
本まで入りピストンを始めた。

 「姉さん、気持ちいいよ。姉さんとオ○ンコだなんて…」乳房を揉みながら腰を振
っていくが、瑞穂は(一雄に、犯されただなんて…)呆然としていた。
「一雄さん、満足した?」
「ハイ、お姉さんとオ○ンコするのが夢でしたから…」肉竿を抜いて立ち上がった。

 「それなら、わかるわよね。あなたもしていいわよ!」健三に言うと、一雄の勃起
した肉竿を掴み「や、康子さん!」一雄は背中に回り、腰を押さえる。
「タップリ行かせるのよ、行かせなかったら首にするからね」康子がソファーを掴ん
で尻を突き出すと「首にはしないで下さい。一生懸命やります…」肉竿が淫裂を押し
広げていく。

 「そうよ、それでいいの。あ、あ、あ~!」康子は悶え声を上げだし「あなたも手
伝って。オッパイにして。瑞穂さんとさせてあげるから…」「わかった、手伝うよ」
康子のブラジャーを外し、康子の下に潜っていく。
「康子、オッパイを吸うよ」両手で乳房を掴み、乳首を吸うと「いいわ。あなた、い
いわよ!」体を反らせながら声を上げていく。

 一雄も腰の振りを早め「ピシャ、ピシャ!」肉同士がぶつかり合い、淫裂から乳白
色の淫汁が流れてくる。
「噛んで、オッパイを噛んで!」乳首が噛まれ「あ、あ、あ!」体が反り返り、乳首
を噛まれているから、乳房が伸びていく。

 「気持ちいいわ、行きそうよ。あなた、していいわ。瑞穂さんとして!」
「ありがとう」唇を重ねてから瑞穂に抱き付き「ダメ。許して、したくないの!」拒
むが絨毯に押し倒され、健三の肉竿が押し込まれていく。

 瑞穂は一雄に犯されたショックで、抵抗する気さえない。
「気持ちいいよ、瑞穂!」健三は溜まっていた欲望を、瑞穂の淫裂に向け激しくピス
トンしていく。