「薄倖の星の下に」

                               赤星直也:作 
第7話 ホステス

 翌朝、瑞穂は秀樹の下着を着替えさせていく。
「あなた、着替えましょうね」パジャマを脱がせ、下着も脱がすと「あなた、欲しい
けど出来る?」股間を撫でた。

 「出来るよ。久しぶりだからしようか?」肉竿も一気に膨らみ「待って、すぐ脱ぐ
から」瑞穂は急いで服を脱ぎ、パンティを脱ぐと無毛の淫裂が秀樹の目にとまった。
「瑞穂、綺麗だね。ピンクで可愛いよ」
「恥ずかしいけど剃ったの。私を全部見て欲しくて…」ブラジャーも脱いで全裸にな
ると馬乗りになっていく。

 「気持ちいいよ、触られただけで…」
「何言っているのよ。出さなくちゃ。早く赤ちゃんを作らないと」淫裂に肉竿を迎え
入れると「あ、あ、あ!」声を上げながら腰を振っていく。
やがて、腰の振りが大きくなり、瑞穂の乳房が振り子のように揺れていき、その乳房
を掴もうと、手が伸びていく。

 「あなた、手が効くようになったのね!」両手で乳房を撫でられていく。
「そうみたいだ。オッパイを触りたいし…」
「触って、オッパイを触って。あなた!」前屈みになりながら腰を振っていると、秀
樹は必死に手を伸ばして乳首を摘み「あ、あ、あ!」声を上げてた。

 「手が動いたよ。潰すよ、瑞穂!」
「潰して。乳首を潰して!」秀樹が指に力を入れると「うっ!」(痛い、乳首が痛い。
力が回復している…)顔が歪んだ。
「痛いかい?」
「気持ちいいの。もっと強くして、あなた!」体を後ろに反らしながら言う。

 「これでどうだ?」
(痛い。間違いなく指の力が回復している!)「もっと、もっとして。瑞穂の乳首を
もっと潰して!」喘ぎながら言うが「限界だよ。もう…」秀樹は噴射を始めた。
「暖かい、あなた。凄くよかった。オッパイも吸って欲しかった…」

 「やってみるよ」体を起こそうとするが、少ししか動かない。
それでも瑞穂は(治ってきた、体が治ってきた!)「あなた、直ってきたんだ!」体
を押しつけて唇を重ねていく。

 秀樹は瑞穂の介護のおかげで、少しずつではあるが回復していくが、瑞穂はそれが
気がかりだ。
「知られたら、何て言われるかしら?」そんな不安を抱えながら、仕事とはいえ、服
を脱いで全裸になると浴室に入り、体を綺麗に洗ってから股間をカミソリで剃ってい
く。

 「急いで、時間がないのよ!」知代に急かされ「わかりました…」体を拭くと乳房
を揺らせ、淫裂を隠そうともせず、宴会場に入った。
「いいね。素っ裸だなんて!」
「オ○ンコが何とも卑猥だな」仰向けになり足を開いていく。

 瑞穂は慣れたせいか、もう動じる事もなくなった。
性器の中に千切りのキュウリを入れられて行くが(お金のためだし…)淫裂を触られ
たり、乳首を箸で摘まれたりしても、何も感じなくなった。

 だが、こんな事が長続きする訳がなく、警察は旅館へ厳重注意を行い、瑞穂はもう
裸にならなくてもよくなった。
それは収入減を意味し、時給700円ではリハビリ代はおろか、生活費の足しにもな
らない。

 それに、同僚達は素っ裸を晒した事で、誰も口など聞いてくれず(あんな事したか
ら当然かも…)黙って仕事をしている。
そんな瑞穂に「どう、内の店で働いて見ない?」あの美鈴が声を掛けてきた。

 「すみませんが、どれくらいになりますか?」
「内は時給7千は出すわよ」
「それでしたら、働きたいです。11時までなら働けます!」
「よかった、今日からでも良いわよ。昼間は旅館で、夜は内の掛け持ちできるしね」
「はい、お願いします」決まると夫に話した。

 「大丈夫か。体が持つのか?」
「私は大丈夫よ、心配しないで」
「それならいいが…」秀樹の心配をよそに張り切る瑞穂だ。

 夕方、瑞穂は家事を済ますと瑞穂の店で働いていた。
「新入りよ。よく教えてあげて!」
「桜田奈々よ。よろしくね。その前に制服を着ないと。いらっしゃい」
「よろしくお願いします」奈々に連れられて着替え室に入る。

 「これを着るの。それに、あなたはここよ」ロッカーと制服が渡された。
奈々は瑞穂の前で服を脱ぎだし「あなたも着ないと」「すみません」慌てて服を脱い
でいく。
服を脱いだ奈々はブラジャーを脱いだ。

 「えっ、ブラも脱ぐんですか?」
「そうよ。だって、下着が見えたら色気ないし」パンティも脱いで、真っ黒な絨毛が
露わになっている。
「どう、私のフルヌードは?」
「大きいですね、オッパイが!」
「そうかしら。でも、褒められると嬉しいわね」全裸のまま服を着込んで行く。

 瑞穂も服を脱ぐと、パンティ、ブラジャーと脱いで全裸になるが「あら、ヘアを手
入れしているんだ!」奈々に見られた。
「はい。事情がありまして…」恥ずかしそうに制服を着込んでいく。

 「オッパイが見えそう。それに超ミニよ!」胸の部分が楕円にくり抜かれ、乳首こ
そ見えないが、膨らみが見えている。
「似合うわよ。客はこうするけど、チップになるから我慢するのよ」くり抜かれた穴
から手を入れ乳房を掴む。

 「ダメ、いけないわ。女同士よ、いけないわ!」
「勘違いしないで。教えるだけよ、その気はないからね」乳房を揉み、乳首も摘まれ
た。
「いい、こうされても我慢するのよ」奈々の手が淫裂に手が伸びて「いや、そこはい
やです!」慌てて奈々の手を押さえた。

 「我慢するのよ。チップが貰えるから。いい?」
「はい、わかりました。我慢します」
「そうよ、それでいいわ」瑞穂は奈々に淫裂も触られ、店に戻ってきた。

 「あら、可愛いわね。でも、もう少し、オッパイが大きいといいのにね…」美鈴も
乳房が気になったが「ママ。でも、ここはいいわよ」裾を持ち上げ「イヤ、見ないで。
いやよ!」性器を見られてしまった。

 「ホントだわ。ヘアも剃ってあるし、受けるわよ。早速だけど頼んだわね」奈々は
瑞穂を連れて店内を回っていく。
「新しい子を紹介するわね」
「瑞穂です、よろしくお願いします」客の隣に座る。

 「瑞穂か、いい名前だな」座るなり、くり抜かれた穴から手を入れられて、乳房を
掴まれた。
(イヤ、お願い触らないで。でも、チップが貰えるなら…)笑顔で触れて、乳首も触
っている。

 「ここはどうかな?」足の間から手を入れ(性器を触っている!)俯いてしまった。
だが、客は「!」驚いたのか裾を捲った。
「剃っているのか。オ○ンコが丸見えじゃないか!」(イヤ。そんな大きな声を出す
なんて!)真っ赤な顔になっている瑞穂だ。

 「よく剃ったね。いいもんだよ」客は機嫌良く淫裂を撫でていくが「恥ずかしいで
す、そんな事をされると…」項垂れたままだ。
「瑞穂さん、こっちもお願いよ」瑞穂は次のテーブルに行かされ「いいね、ツルツル
オ○ンコが…」無毛の淫裂が客に触られていく。

 11時になると、瑞穂は店を出て自宅に戻って家事をしてから寝た。
そして、朝の8時からは旅館のパートをしている。
そんな掛け持ちが長く続くはずがなく、体の方が持たなくて疲労もたまっている。

 「瑞穂さん、明日からは来なくていいです」仕事中倒れる事が度々あって、旅館の
知代から解雇通告を受けてしまった。
「お願いします、働かせてください!」
「あんた、何回そう言った。こんな事じゃ無理よ。体を休めないと…」知代は取り合
わない。

 やむなく、スナックで働くだけにしたが、収入減は避けられない。
それでも、6時にはスナックの制服に着替えて客の相手をし「いらっしゃいませ」隣
に座って乳房を掴まれていく。
「どう、今夜付き合わない。高く払うよ」
「体は売りたくありません。触るだけです」

 「同じ事だろう。指でこうやられるのと、チンポでやられるのは?」
「指とオチンチンでは全然違います。指なら許せますし…」
「そうか、指までか…」淫裂の中に入れた指で膣壁を撫でて「ん、ん!」目を閉じ、
気持ちよさそうな顔の演技をし、客を喜ばせていた。

 瑞穂がスナックで働き初めてから3ヶ月も過ぎると、秀樹はどうにか歩ける迄回復
しているが、相変わらずリハビリ代が家計にのしかかっている。
「あなた、気にしないで。私が何とかするから」
「悪いね、お前にこんな思いをさせるなんて…」
「泣かないの、あなた。お母さんだって、泣いていると悲しむわよ」
「そうだよな、母さんも泣き出すよな」秀樹は明るく振る舞っている。

 瑞穂はホステスとして独り立ちして振る舞っていたが、客の伸びが落ち込んでいた。
「何とかしないとね。瑞穂さん、ヌードなんてどうかしら、旅館の時のように…」
「また、ヌードですか?」顔を曇らせた。
「そうよ、それしかないと思うの。みんなはやってくれるわね?」

 「はい。客が来ないと収入になりませんから、オッパイだって出します」他のホス
テスは承知し(私もやるしかないわ。オッパイを丸出しで…)「わかりました。オッ
パイだけですからね」力無く言う。

 「やってくれるのね。よかった」美鈴は笑顔になって制服を手渡して「いい、下着
は着ないでね。性器をわざと見せるのよ。それにヘアも手入れするのよ、見えるよう
にね」注意する。
「はい、わかりました」瑞穂達は一斉に着替えていく。

 今までの服を脱ぎ、全裸になると「あなたは、ヘアを剃っているからいいわね。そ
のままでいいし…」「夫はこの方が喜ぶんです…」真っ赤な嘘を言いながら、渡され
た制服を着込んだ。

 「あら、大胆なUカットなんだ!」胸を覆う布がなく、乳房が露わになっている。
「あなたの乳首、ピンクでいいわね。私の黒ずんでいるから恥ずかしいわ」
「そんな事ないわ。私より大きいからいいわよ」お互いに乳房を見つめ合っている。

 服を着込むと、瑞穂以外のホステスは絨毛を剃っていく。
「全部はイヤだから、オ○ンコだけにするわ」
「私もそうする。全部は恥ずかしいし、客もオ○ンコを見るだけで喜ぶし…」ホステ
ス達も淫裂を見えるようにヘアを剃ってしまった。

 支度が終わると店に戻り開店した。
客は「おっ、いいね。今度の制服はいいよ!」目を細めて店に入ってくる。
「いらっしゃいませ」ホステスが隣に座るなり、露わになっている乳房を揉みだし、
それに乳首まで吸う。

 「ダメ、そんな事されたら行っちゃうわ」わざと足を開き下半身を無防備にし、そ
の無防備な股間にも手が伸びると「そ、剃っているのか?」客は裾を持ち上げて確認
した。
「恥ずかしいから見ないで。触るのはいいけど…」顔を背けていく。

 「恥ずかしがるなよ。いいよ、これも!」興奮して淫裂の中に指も入れた。
「いいわ。凄く良いわ、上手ね」お世辞をいいながら乳房と淫裂を触らせ、瑞穂も乳
房を揉まれ、乳首も吸われている。
「ん、ん!」鼻から息を出して「ダメ、変になっちゃう。それ以上やられたら変にな
っちゃうからだめ!」淫裂の中で動く指に、わざと声を上げていた。

 新しい制服は客に評判で、連日、客が押し寄せて大繁盛だ。
当然、お触り代と称するチップの戻しも多くなって、給料日に一緒に支給されるが、
かなりの高額だ。
「あら、こんなに一杯あるんだ」
「私もよ、オッパイを丸出しした甲斐が会ったわ」ホステス達は笑顔になっている。

 店の評判が上がるのはいいが、それだけ秀樹に知られる機会が大きくなる事になっ
ている。
「いらっしゃいませ」いつものように客の隣に座った瑞穂は顔が強ばり、客も「も、
諸星さん…」それだけ言うと黙ってしまった。

 「お願い。夫には言わないで下さい、大友さん」客は隣に住んでいる大友だ。
「何か、訳があるみたいですね」
「はい、夫のリハビリにはお金が必要ですから…」
「わかりました、黙っています。でも、今日は客としていいでしょう?」
「はい、私もサービスします…」瑞穂は大友の手を掴み乳房に押し当てた。

 「いいんですね?」
「はい、揉んでも。乳首を吸ってもいいです。それから、あそこに指を入れても…」
「こうですね?」大友は瑞穂の乳房を揉みながら、乳首を吸い「ん、ん!」目を閉じ
て大友のされるがままにさせていく。
「気持ちいいわ、お上手ね。奥さんは幸せね」

 「そんな事ありませんよ。家内はあまり相手をしないんです」乳房を揉んでいた手
が股間に伸びて、瑞穂も足を開き迎え入れていく。
「剃っているんですね、オ○ンコの毛を…」淫裂を触った後、裾を持ち上げて食い入
るように見ている。

 「夫が剃った方が言うんで…」恥ずかしそうにいつもの台詞を言い「綺麗ですね。
内とは全然違いますよ」淫裂を撫でてから指を入れて「あ、あ、あ!」瑞穂も大友の
股間を撫でていく。
(やりたいな。必ずオ○ンコをやってやるぞ!)大友は淫裂、乳房を触りながら考え、
瑞穂は(隣の大友さんに知られてしまった…)不安を抱きながら「あ、あ、あ!」演
技の声を出していた。

 そして、店を出ると瑞穂は、まっすぐ自宅に戻り(もう、帰っている)隣の大友は
家に帰っているらしく、酔った声が聞こえる。
「お願い。黙っていてね」通り過ぎながら自分のドアを開けて中に入り「あなた、戻
りました」眠っている秀樹に声を掛けてから、眠りについた。