「女自衛官~くノ一部隊」

                     赤星直也:作

第5話 屈辱の命令

 それから数日後、女子部隊では隊列行進の練習をしていると「元気でやっているね、
寺田君」鈴木と佐藤が訪れた。
久美は敬礼し「これは司令に部隊長。わざわざ申し訳ありません」礼を言う。

 「それより、新人はどうかな?」
「まだまだです。ご覧下さい」確かに千秋と尚子の歩行が、先輩と合ってない。
「その内に、合うよ。寺田君だって、入隊した時は、ああだったよ」
「恥ずかしいです、そんな事を言われると」顔を赤らめる久美だ。

 「それより、10時に来てくれ。見せたい物がある」そう言うと帰り「わかりまし
た」2人に敬礼で見送る。
(見せたい物って、何かしら。もしかしてこの前のヌード写真では?)不安な顔にな
り(でも、そんな事まではしないはずだわ…)思いめぐらす久美だ。

 そんな久美に「隊長、どうかしましたか?」心配そうに咲代が声を掛けた。
「何でもないわ、考え事をしていたの。それより10時から司令官に合うから、後を
頼むわね」
「わかりました。任せてください」咲代は敬礼して隊列に向かっていく。
久美は暫く行進を見て「もうすぐだわ、行かないと」司令官室へと歩いた。

 司令部に入ると久美はドアをノックし「寺田2尉、伺いました!」大きな声だ。
「入ってくれ!」ドアが開き「失礼します」中には佐藤もいる。
「かたぐるしい挨拶は要らないよ、座りたまえ」
「失礼します」言われた通りに座る。

 「早速だが、見て欲しい物がある!」机からファイルを取りだし、それを久美に見
せた。
(何かしら?)不安な気持ちでファイルを開き、数枚捲ったところで「こ、これって
!」驚きの声を上げ、顔を引きつらせている。

 「素人にしてはよく撮れているだろう?」笑顔の鈴木だが、ブルブル震える久美だ。
「最後まで見たまえ」振るえ指で捲っていき「そ、そんな!」声を上げて、それでも
捲り最後まで目を通し「酷い、こんな事をするなんて!」泣き出してしまった。

 「綺麗に撮れているだろう。君のパイパンオ○ンコが!」鈴木は久美が着ている迷
彩服のボタンを外しだす。
「イヤ、やめて下さい」鈴木の手を押さえたが「これがどうなってもいいんだね。オ
○ンコ丸出しでフェラやチンポの挿入が!」久美の力が抜けていく。

 「そうだ。それでいい!」ボタンが全て外され、前が開いて白いブラジャーが眩し
い。
「卑怯です、こんな写真で脅すなんて…」泣きながら言う。
「それでも構わないよ。寺田君を素っ裸にできるなら」ブラジャーのホックを外して、
上半身を露わにさせた。

 「いいね、大きいオッパイは!」揺れ動く乳房を味わうかのように揉んでいく。
「許して下さい、ここでは許して下さい」泣きながら哀願する。
「ダメだよ。素っ裸と言ったろう!」今度はズボンを脱がしに掛かった。

 「いや。もういやです…」
「立て。言う事を聞かないなら、これを週刊誌に流すぞ!」
それには「う、う、う!」嗚咽を上げて立ち上がった。

 「それでいい」鈴木はズボンを足まで引き下げ、真っ白なパンティだけを身につけ
ている。
「これも脱ごうな」
「許して。それは許して!」容赦なく足首まで下げられ、脱がされると(どうしてこ
んな事に…)嗚咽を上げながら股間を押さえた。

 「手を退けろ。それにオ○ンコの中を見せるんだ!」(イヤ、性器の中を男に見せ
るなんて!)涙を流しながら、指で淫裂を広げて膣まで晒した。
「ここがオ○ンコか?」指を膣に入れたが返事がない。

 「もう1回聞く、ここがオ○ンコか?」
(言うしかない…)「そうです、そこにオチンチンが入ります…」途切れ途切れに言
えた。
「そうか、オチンチンね。俺のオチンチンもオ○ンコが欲しいと言っるよ」今まで黙
っていた佐藤がチャックを下げた。

 「やめて、レイプしないで!」淫裂を手で覆い隠すが「いやだったら、フェラして
くれ!」肉竿を取りだした。
「佐藤君がして欲しいそうだ。やるんだ!」
「はい、やります…」ソファーに座った佐藤の前に膝を落として、肉竿を口に含むと
(いや、こんなのいや!)ゆっくりと口を上下していく。

 「どれ、俺はオ○ンコ見学するか…」鈴木は久美の腰を持ち上げ、足を開くと淫裂
も開いて、肉襞がはみ出ていく。
「いいね。オ○ンコも」指で淫裂の触りだし(イヤ、膣の中に入れないで…)満足で
きないのか指が入り膣を掻き回していく。
久美はどうする事もできず、鈴木は指から肉竿に換えた。

 (イヤ、オチンチンはイヤ!)首を左右に振ると「安心しろ。先っぽだけしか、入
れないぞ!」そう言いながら、腰を振っていく。
やがて、二つの肉竿は絶頂を迎え(生臭い。射精された!)「うぐ、うぐ!」咽の中
に異物が漂っていく。
鈴木も抜いた肉竿が噴射してしまい、淫裂に飛び掛かった。

 久美は肉竿を放して「オェ~!」咽から精液を吐き出し「酷いわ。妊娠してしまう
…」泣きながらティッシュで淫裂を拭いていく。
「妊娠はしない。外に出したぞ!」悪びれる様子もなく、肉竿を仕舞い込む2人だ。

 久美は(これ以上やられたら訴えてやる。でも、あの写真があるし…)唇を噛みな
がら、脱がされたパンティを履いていく。
「いいね、着るのもいいよ」(悔しいわ、こんな事まで見られるなんて!)2人に見
られながら、ブラジャー、ワイシャツと着込み、迷彩服姿に戻っていく。

 「所で、君にプレゼントがある。受け取ってくれ!」紙袋を手渡し、久美が中から
取りだすと「これを着ろとでも?」声を上げた。
それは下着のセットで、パンティとブラジャーはうっすら黒みを帯びているが、役目
はしない。

 乳房と淫裂が丸見えで、黒いストッキングとガーターベルトが入っている。
「そうだ。それを着てショーをやるんだ!」
「ショー?」
「ヌードショーだよ。ただし、観客は女子部隊だけだが…」

 「そんなのやらないわ。私は隊長よ、部下に裸を晒すなんて、できません!」
「やっているじゃないか、レズパーティで!」
「でも、やりたくない…」下着を見ながら泣き出した。

 「君はイヤかも知れないが、部下は喜ぶよ。君は部下のあこがれだからね」泣いて
いる久美を、背中から抱きしめ乳房を撫でていく。
「でも…」(隠し撮りされるのは見え見えだし…)言葉が続かない。

 「ヌードは君だけじゃないよ。部下の皆がやるんだ、交代で!」
「約束して下さい、今回限りですと…」
「わかった、今回限りだ。場所も提供する。岡島君と相談してやってくれ」佐藤も恥
丘を撫でていく。
「わかりました、相談します」久美は泣きながら司令室から出た。

 女子部隊に戻った久美は、プレゼントされた下着を前に考えていく。
「こんな下着でショーだなんて…」溜息が出るが「隊長、何か困った事でも?」咲代
が入ってきて「な、なんでもないわ!」慌てて下着を隠そうとしたが見つかった。

 「あら。隊長、色っぽいのを買い込んで!」咲代の目が潤んでいる。
「これを着ようか、着まいとか、迷っていたの…」
「着て。ぜひ見てみたい!」もう咲代は抑えが効かない。

 「でも、恥ずかしいわ…」
「私も隊長に見て欲しいわ。今度、買ってきますから」咲代は久美の手を胸に押しつ
ける。
「ダメ、まだダメよ。そうだわ、ヌードショーなんてどうかしら。エッチな下着を脱
いで、ヌードになっていくのよ」久美は咲代の乳房を撫でながら言う。

 「やりましょうよ、面白いわ。隊員の前でのヌードも興奮するわ」咲代は唇を押し
つけてきた。
「わかった、隊員に言って。場所は舞台と秘密の守れる場所がいいわね。任せてね」
「はい、お願いします」咲代は隊員に早速告げた。

 「本当ですか、ヌードショーって?」
「見たいわ。隊長のヌード姿を!」
「あなたも脱ぐのよ。女子は皆がヌードになるの」
「あの…。好きな事してもいいですか、ヌードで押さえが効かなくなるかも知れない
し…」

 「いいわよ、オナニーもレズも。でもショーはやってね」
「わかりました。で、隊長はどのような事を?」
「わからないわ。ただ、スケスケの下着を買い込んだのは確かよ」

 「ずるいわ、私も明日買う」
「待って。私達はどうなるのよ、外出禁止よ!」
「そうだったわね。新入りも特別許可をだしてあげる」咲代の言葉に笑顔の新入りだ。

 「千秋、一緒に行こうよ」
「そうね。せっかくのチャンスだし、エッチなのも欲しかったしね」
「あら、言えば買ってきてあげたわ。でも負けないからね」
「私もよ、負けないわ」隊員は日曜が待ち遠しかった。

 そして、待ちに待った日曜日が来た。
「千秋、待ってよ」
「急いで。置いていくわよ!」2人は先輩と一緒に町に出ていく。

 「いい、エッチなのはデパートにはないのよ。専門店かポルノショップしかないの」
尚子達新入りは、裕美達に連れられて下着専門店に入ったが、店には所狭しと下着が
置いてある。
(普通のしか置いてないわね。もっとエッチなのがないのかしら?)調べていく尚子
達だ。

 「いらっしゃいませ。お気に召すのがございましたか?」店員が声を掛けてきた。
「それが、ないのよね。刺激的なのが…」裕美は恥ずかしげもなく言う。
「それでしたら、こちらに」待っていましたとばかりにカタログを差し出し「凄いわ
!」カタログを見て驚く裕美だ。

 「いかがで?」
「ま、待って。全部見てから決めるから」
「私も見てからよ」4人はカタログを最後まで見た。

 「これ下さい」裕美は見られないように、店員にカタログを見せて指さしていく。
「わかりました。サイズは?」裕美はそっと耳打ちした。
「見られないようにして…」
「心得ております」慣れた手つきで取りだし、袋に詰めていく。

 「私は、これとこれ!」久恵も指さして、その指さした商品を見えないように詰め
ていく。
「これ下さい」尚子と千秋も指で選び、買い物を済ますと4人は駐屯地に急いで戻っ
た。
「ねえ、見せて!」「ダメ、秘密よ!」30人程いる女子部隊では笑い声があがって
いる。

 数日後の夜、女子部隊は全員が畳の敷かれた集会室に集合していた。
「いい、ここで脱ぐのよ。ショーで着るのを持って入って!」隊員は服を脱ぎだし、
勿論、久美も脱いでいく。
パンティ、ブラジャーも脱いで生まれたままの姿だ。

 (撮られる。きっと隠し撮りしている!)怯えながら下着の入った紙袋で股間を覆
っている。
「隊長、隠すなんて変ですよ。どうかしたの?」
「隠すだなんて、しないわよ。同じ割れ目を持った仲間だし…」紙袋を退けて中に入
り「ほら、新入りも急いで」千秋と尚子も平べったい乳房を揺らせて入った。

 中に入ると畳に正座する。
「皆さん揃いましたから。これよりショーを始めます」咲代は豊満な乳房を揺らせな
がら言う。
「最初は近藤1士だったわね、準備して!」
「はい」久恵は立ち上がり、全裸のまま、舞台脇のボックスに入り、暫くして音楽が
鳴った。

 それに、照明も灯って、久恵が浮かび上がる。
超ミニの下着を着ていて、ブラジャーは乳首をやっと隠し、パンティは紐が淫裂に食
い込んでいる。
久恵は顔を赤らめながら、音楽に合わせ踊ったが、ブラジャーから乳房が飛び出して
揺れている。

 (おもしろな。こんなのを見れるなんて…)
(そうだよ。ただで女子部隊のオッパイとオ○ンコを見れるしな…)やはり、3台の
ビデオカメラで隠し撮りが行われていた。

 カメラはモフラージュされ、中の1台が遠隔操作で久恵の姿を捉えている。
それとも知らずブラジャー、パンティを脱ぎいで、乳房を揺らせながら時間まで踊っ
た。
5分経ったのか、音楽が止まり、久恵は元の場所に戻っていく。

 「どうだった?」
「変な感じよ。恥ずかしさと快感で膣が疼いているの」
「出番まで慰めてあげるね」同僚が久恵の乳房と淫裂を触っていくと「入れて。欲し
いの…」切なそうに体を反らせた。
「こうね?」
「あ、あ、あ!」声を上げる久恵だ。

 (見ろよ。もう始まったぞ)
(ホントだ。指より俺のチンポがいいのにな)モニターを見ながら肉竿を膨らませて
いる。
「次は裕美ね。やって!」音楽が鳴って裕美がライトの前に立った。
モニターには、白い下着から乳房と淫裂が透けている裕美が映っている。