「地獄の孤島」
 
                             赤星直也:作

第15話 売春婦


 剛太から辱めを受けている沙織だが、仕事となると「剛太、事業はどうなってるの。
報告がないわよ」叱っている。
「これからやります…」剛太も素直に従って、事務所から出ていく。

 「困ったわ。剛太ったら、甘えているんだから」呟く沙織に「大部慣れたようだね、
うまくやっているのか?」裕二が現れた。
「叔父さん、どうしてここに?」沙織の顔が強ばっている。
「ちょっと、気になってな」

 「気になるって、何がですか?」
「君達の関係だよ。世間に知られたら大変だし…」裕二は沙織を抱きしめ、胸に手を
入れる。
「やめて、叔父さん。そんな事をしたら、声を出します!」

 「出したかったら、出してもいいよ。その変わり、マスコミは大騒ぎになるが…」
そう言われれば黙るしかない。
「やっとわかったようだな。沙織も、こんなに大きくなったなんて!」手がブラジャ
ーを捲り上げ、乳房を揉んでいく。

 「ダメ、そんな事ダメです…」
「減るもんじゃないし、いいじゃないか。オ○ンコよりはいいぞ!」
乳首も摘んで、転がすように擦っていくと「あっ、あっ!」呻くような声を上げ「沙
織、俺も楽しみたいんだ。あそこを見せろよ」乳房を揉んでいた手が、スカートを脱
がせだした。

 「やめて、そんな事出来ません!」キッパリ拒むが、手はスカートを引き下げ、パ
ンティを掴んだ。
「やめて、人を呼びます!」
「呼んだら、全部喋るぞ。それでもいいのか?」
「そんな、私を脅すなんて…」

 「脅してはいないよ。見せてくれと言ってるんだ。何も、オ○ンコさせろとは言っ
てないよ」パンティを引き下げ、下半身を露わにしていくと、無毛の淫裂が露わにな
った。
「いいね。子供の時と同じだ…」撫でながら片手でズボンを引き下げ出す。

 「イヤです。セックスはイヤです!」
「わかっている。だから沙織にやって貰うんだ」裕二は沙織を絨毯に寝かせ、自分も
シックスナインの形で上に乗った。
「レズでわかっているよな。やるんだ!」裕二は目の前にある、淫裂を指で触りなが
ら、クリトリスを舌でなめ回す。

 当然、沙織は「あ、あ、あ~!」腰が浮き、動き出した。
「やれ、やるんだ!」肉竿を顔に押しつけた。
(イヤだけど、やるしかない…)手で肉竿を掴んで、口を押しつけ「ウグ、ウグ!」
唇を動かしていく。
「そうだ、それでいい…」裕二の肉竿も膨らみ、絶頂へと向かって、肉竿は沙織の喉
奥で噴射した。

 (嘘でしょう。叔父さんが口の中で射精するなんて…)不快な液体が漂う中、呆然
となっていく。
裕二はそんな沙織を気遣うことなく「気持ちよかった。また頼むぞ」満足そうに起き
あがり、ズボンを直していく。
沙織も「ゴクン!」と飲み込むと起きあがり、パンティ、スカートと直した。

 沙織が服の乱れを直し終えると「沙織、これから面白いのを見せてやるぞ」裕二は
沙織を連れだして町へ出た。
2人は住宅街に入り、沙織の見覚えのある洋館に着いた。
(ここは、確か…)ビデオを撮られた場所だけに忘れはしない。

 「何も、そんなに驚かなくてもいい!」肩に手を乗せ、沙織を連れ込むと「これは
藤山様、お待ちしていました」出迎えた男に案内されて、部屋に入るとテレビが映し
出されている。
「もうやってるのか。沙織、見るんだ」テレビを覗き込むと、全裸の女性が男に跨り、
腰を振っている。

 その女性の顔を見ると「叔母さんだわ…」最近、連絡の取れない美保の顔だった。
「そうだ、美保だ。毎日、こうやって売春して稼いでいるんだ」
「そんな、叔母さんが売春するなんて信じられない!」
「そんな事言っても、こうやっているぞ」そう言われれば、認めるしかないが、認め
たくはない。

 暫く見ていると「それより、どうしてここに連れてきたの?」尋ねた。
「息抜きだよ。ここなら沙織の素っ裸も見られるし」
「イヤです。さっき、見たじゃありませんか?」
「オ○ンコは見るんじゃなく、やらないと…」
「セックスは、絶対にしませんからね!」
「わかっている。何も沙織とやろうとは、言ってない」テレビを消してボタンを押し
た。

 すると「お呼びですか?」女性が現れ、その女性を見るなり「美保さん、美保さん
でしょう?」沙織が駆け寄る。
「いいえ、美保ではありません。私は売春婦の麻紀です…」泣き顔で答えた。
「そういうことだ。体を売る時は、麻紀と名乗っている。可愛そうと思うなら、沙織
も麻紀を買え。俺も買うから」裕二は麻紀と名乗った女性に5万円を渡す。

 「お嬢さん、お願いです。私を買ってください。どうしてもお金が必要なんです」
泣き顔で迫られ「わかった、これでいいのね」沙織も金を渡した。
「よし、これから3人同時でやろう」裕二が服を脱ぐと、美保も辛そうに脱いでいく。
(いくら何でも、叔母さんを買うなんて。まして、レズをやるのは…)やりたくはな
いが、沙織も脱ぎだした。

 3人が全裸になると「沙織、やるんだ!」裕二は美保と抱かせた。
「お嬢さん、私がご奉仕します」美保は沙織の胸に顔を埋めて、両乳房を揉みだし、
乳首も吸い出す。
「ダメ、そんな事されたら…」声を上げ、背中を浮かせるが、美保はなおも吸い続け、
顔を股間に移した。

 「ダメ、そこはダメ…」首を振っても、舌が割れ目をなめていく。
「そんなのを見せられたら、我慢できないよ」裕二は美保の腰を持ち上げ、肉竿を突
き刺した。
「あ、あ、あ~!」すかさず、声を上げて頸を振った。
「やめるな。金を払っただろう?」肉竿がピストンを始めると、美保も堪えながら沙
織の淫裂を吸い続けた。

 やがて、裕二は昇りきり、動きを停めて噴射を始めて「オ○ンコが気持ちいい…。
もっと下さい…」泣き声で美保が言う。
「悪いが、これしか出ない…」振り絞って、肉竿を抜くと白い液体が太股を伝わり流
れていく。
「さてと、スッキリした所で記念写真だな」裕二はカメラを構えて2人に向けた。

 「やめて、写真はイヤです!」当然、美保は拒んだ。
「そうは行かない。こっちは客だ、沙織も並べ」言われれば逆らえないから、下を向
いて並んだ。
「麻紀さん、それじゃダメだ。もっと見えるように、指で広げないと」

 「許して。恥ずかしくて、出来ません…」
「それなら沙織がやれ、腰を屈めてやるんだ!」
(叔母さんの性器を広げるなんて…)嫌々ながら、言われる通りに、美保の淫裂を広
げてカメラを見つめた。
「いいぞ、それでいい!」満足そうにスイッチを押したが「う、う、う!」屈辱に嗚
咽をあげている美保だった。

 写真が済むと美保は「機会がありましたら、私をお買いあげ下さい」礼を言って服
を着てから出て行く。
美保がいなくなると「沙織、仕事の話だが、リゾート開発を計画していて…」計画を
打ち明けた。

 「それだったら、役員会で決めないと」
「わかっている。その前に、担当を決めないと」
「心当たりあるの?」
「ああ、友愛学園の園長に任せようかと思って」
「それはダメ、あの人は…」自分にフェラさせたり、恥ずかしい事をさせたから、任
せる気にはなれない。

 「そうか、残念だな。片岡がダメならこの計画は出来ないしな。それだったら、こ
の写真で稼ごうか」先程撮ったカメラを見せた。
「やめて、そんな事されたら…」唇がブルブル震えている。
「そう言っても、事業が出来なければ、俺の立場がないしな」
「片岡さん以外ならいいけど…」

 「そうは行かないな。彼でなければダメなんだ。それとも、弱みでもあるのか?」
「そんなのある訳ありません…。でも、叔父さんがそこまで言うなら我慢します…」
承知するしかない。
「それはいい事だ。剛太にも手伝わせるよ」こうして、片岡をリーダーとしたリゾー
ト開発が役員会で承認された。
 
 計画が承認され、役員が決まると早速、片岡が沙織を訪ねてきた。
「お嬢さん、これからはよろしくお願いしますよ。挨拶代わりと言っては何ですが、
お嬢さんのオ○ンコとオッパイを見て差し上げますよ」
いきなりの言葉に「何言っているのよ。馬鹿にしないで!」顔が紅潮している。

 「そんな事言うなら、この写真がどうなっても知りませんよ」
それは、剛太に処女を奪われた時の写真で、沙織は全裸にされ、淫裂から血を流して
いる。
「どうして、これをあなたが…」
「そんな事はどうでもいいです。それよりも見て欲しいんでしょう?」

 (私にどうしても言わせる気だわ。はしたない言葉を…)顔が引き吊らせ「お願い
です、ヌードを見て欲しいんです…」上擦った声で言う。
「わかりました。それなら、おやすいご用ですから」
(やるしかないわ。あんな事が世間に知られたら大変だし…)震える手で胸のボタン
を外した。

 ボタンが外されると、上から胸が開いて、白いブラジャーが見える。
そして、ボタンの全てを外すと、背中のホックを外した。
(こんな事したくないのに…)下を向いたまま、ブラジャーを持ち上げ「沙織のオッ
パイを見て下さい…」泣き声で言う。
「はい、見ていますよ、いいオッパイですね」目尻を下げて見ている。

 乳房を露わにした後は、スカートを引き下げ、パンティも引き下げて下半身も露わ
にしていく。
(オ○ンコなんて言えないけど…)「私のオ○ンコも見て下さい…)言い終わると、
涙が足下に落ちていく。
「勿論、見ていますよ。お嬢さんのオ○ンコも、オッパイも…」満足そうに答えた。

 その時、ドアが開いて後藤が入って来た。
入るなり、後藤は「そ、そんな~!」沙織の露わな姿に声を上げた。
「後藤さん、お嬢さんには変な癖があるんです。こうして、オッパイとオ○ンコを見
て貰わないとダメなんです」
「沙織さん、それは本当ですか?」
「はい、そうです。後藤さんも、私のオッパイとオ○ンコを御覧下さい…」前にもま
して涙が落ちていく。

 それでも片岡は容赦なく「確かに、お嬢さんのオ○ンコとオッパイは見ました。で
すからお礼も…」
「お礼ですか、何を差し上げればいいのでしょう?」
「なあに、簡単です。こうさせて下さい」言うなり、片岡の手が乳房を握りしめてい
る。

 「やめて、そんなのイヤです!」
「これは、お嬢さんのお礼です。ここもですが…」もう片手が淫裂を触っていく。
「イヤ、イヤです。お礼なら、別なのでします…」手を退けようとしても、なかなか
離れない。

 それには「片岡さん、もう充分でしょう。お嬢さんには、急ぎの仕事が入っていま
すから」後藤が転機を効かした。
「そうだよな、もう充分だよな」渋々手を退け、部屋から出ていった。

 「お嬢さん、奴に弱みを握られているんですか?」後藤は沙織に抱きついた。
しかし「う、う、う!」泣くだけで何も答えない。
「そうでしたか…。それでしたら、私に良い考えがあります。ですから、お嬢さんも
協力して下さい」

 「私には、何をしろと?」
「こうです、私とお嬢さんが一緒になって…」後藤は沙織を机に仰向けに押し倒して
足を広げた。
「な、何をするの。私の体が欲しいの?」
「うまく行ったらの話です。ですが、今はこうして…」ズボンを引き下げ、肉竿を露
わにした。

 「お嬢さんの手でやって下さい。必ず、お守りしますから…」
真剣なまなざしの後藤に(ここは、後藤さんに任せた方がいいわ。片岡から逃れるな
らセックスしてもいい…)処女を失い、自棄にもなったのか、肉竿を掴んで「入れて
もいいです…」淫裂へと導いた。

 「お嬢さん、必ず、お守りします」肉竿が淫裂に入って「うっ!」呻き声を上げ、
膣奥へと迎え入れ「入りました…夢のようです…」乳房を揉みながら腰を動かしてい
く後藤だ。
「出さないで、セックスだけです…」上擦った声の沙織に「勿論です、そんな事はし
ません…」肉竿の動きを速めると「あ、あ、あ~!」喘ぎ声も上がっていく。

 「気持ちいいです、お嬢さん…」乳房を撫でながら絶頂を迎えた。
「出る、出ます!」急いで、肉竿を抜くと、先端から白い液体が噴き出し、乳房の谷
間に水たまりのようにたまっていく。

 「後藤さん、約束よ。体まで許したんだから」その液体を拭きながら言うと「勿論
です。決して約束は破りません。必ず、奴を追い出します!」ズボンを直しながら答
えた。
(うまく行けばいいけど、失敗したらどうなるのかしら?)不安もあった。