「地獄の孤島」
 
                             赤星直也:作

第14話 再会


 彩香が売春婦を承知すると、すぐに、裕二と後藤の元に知らされた。
「そうか、奴が承知したとは驚きだ。とにかく、試してみないと…」
「そうですよね。どこで、試すかが問題ですよ」2人は計画を練り、裕二と後藤は休
養を兼ねて、旅行に出かける事にした。

 行き先は瀬戸内海に浮かぶ島で、以前は無人島だったが、海水浄化設備や風力、太
陽光などの発電設備で人が住めるようになっている。
それに、自分の配下が大勢おり、秘密が守れるから、そこを選んだ。

 島に上陸すると「お待ちしておりました」手下が出迎えた。
「準備はいいのか?」
「勿論です。いつでもやれる準備はしています」手下は真新しい建物に案内し、中に
入ると、接待用の部屋に通された。

 「初めてだが、なかなかじゃないか」後藤は満足げだ。
「驚くのはまだ早いぞ。ショーもやってるんだ」
「ショーか、それも面白そうだな」
「だったら、行こう」裕二が手下に告げると「それでしたら、こちらで」リングのあ
る部屋に案内された。

 2人が椅子に座ると、両手を後ろ手に縛られた全裸の女性達が現れ、2人だけ縛ら
れた腕が解かれ、手が効くとリングに上がらされた。
「ショーって、レスリングか?」
「そうだ。負けたらあれに乗せられ、鞭打ちされるが…」指さす先には、鋭く尖った
三角形の木馬があり、天井からは、ロープも吊り下げられていた。

 それには「なるほど、これは面白いや」納得顔になり、リングを見つめた。
やがて「始めろ!」と声が掛けられると、2人は拳や足蹴りで相手に掛かっていく。
お互いに遠慮なく、乳房や淫裂を狙い、蹴りやパンチを入れている。
その様子を見ながら酒を飲んでいると、蹴りを受けた女がマットに倒れた。

 それでも、容赦なく襲いかかり、乳房を踏んだり、淫裂を踏んだりと責め立てると
「ギャ~!」と悲鳴を上げ気絶した。
気絶した女はマットから連れ出され、水を掛けられ、それで目が覚めたか「許して、
次は必ず勝ちますから…」必死に頼み込む。

 しかし、両手を後ろ手に縛られた上、尖った三角木馬に乗せられた。
当然、淫裂に尖った部分が当たり、悲鳴を上げている。
それでも、容赦なくムチで打たれて「ギャ~!」悲鳴を上げ続けた。
「これは面白いや、沙織と真弓にもやらせたいな」
「今は無理だが、いずれはこうなるさ」笑顔で見つめていると、別な女が戦いだした。

 そして、決着が付くと両手を縛られた上に、乳房がぶら下がったロープで根本から
縛られた。
女は「イヤ、イヤ~!」悲鳴を上げたが、ロープが引かれ、乳房を持ち上げ、今にも
切れそうな感じがするが、なおも引かれ、爪先でやっと立っていた。
「許して、もう許して~!」泣きわめくが、その女もムチで叩かれ、悲鳴を上げ続け
た。

 「これも凄いな。オッパイがあんなに伸びて…」
「ホントだな、沙織だったら漏らしちゃうぞ」笑い声が上がっていく。

 その夜、2人の部屋に、仮面で顔を隠した女性が連れてこられた。
女性は2人の顔を見るなり、驚いたようだったが「この度は、私をお買いあげいただ
きありがとうございます。精一杯、ご奉仕しますのでお楽しみ下さい…」正座して頭
を下げた。

 「ほう、なかなか感心だな。今時、こんな事する売女はいないぞ」
「そうだよな、顔はダメのようだが、持スタイルは良さそうだ」2人が女性を見なが
ら言うと、泣き出す寸前になっている。
「ほら、これでいいだろう?」2人が5万ずつ女に渡すと「あ、ありがとうございま
す。今夜はゆっくりお楽しみ下さい…」そう言って、ガウンを脱ぎ、全裸を晒した。

 女性は、両乳首と淫裂にリングのピアスを取り付け、絨毛が綺麗に剃られていた。
仮面を被った女は彩香で(私よ、彩香よ。私がわからないの?)と言いたかったが、
それを言ったら、沙織や剛太がどうなるか、わからないから言えない。

 「ご主人様。どちら様からご奉仕いたしましょうか?」
「そうだな、俺は後でいいから、後藤、お前が先にやれ!」裕二に言われ、後藤が服
を脱ぎだすと「お手伝いします」彩香も脱ぐのを手伝う。
「いいね、こんなに丁寧な娼婦は、東京ではいないよ」笑顔で服を次々と脱いで全裸
になった。

 「ご主人様、私が上でやりますが、よろしいでしょうか?」
「ああ、構わないぞ」後藤がベッドに仰向けになると、彩香は肉竿を口に入れ動かし
ていく。
「いいよ、これは凄く上手だ。さすがにプロだな」頭を撫でていくが(プロなんかじ
ゃないわ、彩香よ、あなたの雇い主よ…)叫ぶのを堪えた。

 彩香が口を動かすと、肉竿は膨らみ、使用可能となり「ご主人様、上を失礼します」
断りを入れて上に乗った。
そして、肉竿を掴み、腰を下げて淫裂に吸い込んでいく。
「いいぞ、気持ちいい。さすがにプロだな」後藤は満足そうに乳房を揉んでいく。

 「お褒めいただき、ありがとうございます…」涙声で礼を言いながら腰を上下に動
かし続けた。
やがて、昇りきった肉竿が一気に噴射を始め「気持ちいいです…体の中まで届いてい
ます…」教わった通りに言い、淫裂から乳白色の液体を流し出した。

 「そんなに、オ○ンコに出されると気持ちいいなら、俺も出してやるぞ。その前に、
オ○ンコを撮らせろ」裕二は液体のこぼれ出た淫裂をカメラに収めようとする。
(やめて裕二さん。こんなのは撮らなくていいのよ)拒みたいが「これで、よろしい
でしょうか?」両手を後ろで組み、股間を露わにしていく。
「そうだ、それでいい」カメラのスイッチが押された。

 「写真はこれくらいにして、シャワーを浴びさせてください」
「そうだよな、オ○ンコを洗ってからの方がいいし」許しを貰った彩香はシャワーを
浴びて淫裂を洗っていく。
(あなた、許して下さい。これも、2人のためですから…)売春をした事を詫びなが
ら淫裂を洗い、戻ると裕二の相手をした。

 彩香は馬乗りになり、腰を上下に振っていると「また、やりたくなった。これを頼
むよ」後藤が肉竿を口に押し込む。
拒む事の出来ない彩香は「ウグ、ウグ!」頭も動かしながら、腰も動かし続け、裕二
の肉竿から胎内での噴射を受け止めた。

 「口はもういい、後からやらせろ!」
「汚れています、洗ってからにして下さい」
「汚れてたっていい。どうせ汚すんだから」四つん這いになった彩香の淫裂からは、
乳白色の液体が漏れ出ているが、後藤は気にする様子もなく、膨らんだ肉竿を押し込
んだ。

 「あ、あ、あ~!」膣の奥まで入り込み、喘ぎ声を上げた。
(きつい…後からはきつい…)膣の奥まで入る肉竿に耐えていると「俺のも頼むよ、
汚れているんだ」噴射したばかりの肉竿を目の前に差し出される。
「お、お口でご奉仕します…」口を開けて迎え入れ(義兄のオチンチンをなめるなん
て…)屈辱に、また涙を流しながら、2つの肉竿に耐えた。

 こうして、彩香はそれぞれ2回相手をしてから出ていったが「何とか使えそうだな。
それにしてもいい女だ。商売させるには勿体ないな…」
「そうですよね、商売は考え直した方が、いいのでは?」
「そうだな、美保だけにするか」2人はヒソヒソ話し合った。

 その話は片岡も承知し、翌日には彩香と入れ替わって、美保が連れて込まれた。
美保も「私をお買いあげいただきありがとうございます…」島で教わったように振る
舞い、ガウンを脱ぐと、何も着けてないから、乳房と淫裂が露わになった。
やはり、彩香と同じく乳首と肉襞にはリングが取り付けられ、違うのは、淫裂に入れ
墨があることだ。

 「美保、大部おとなしくなったな。ちゃんとやれよ」2人が5万ずつ渡すと「あり
がとうございます、精一杯ご奉仕します…」泣き声で受け取り、2人の服を脱がして
全裸にし、馬乗りになり腰を振って、膣の中に噴射を受けた。

 それが済むと、礼を言ってガウンを着ようとしたが「ちょっと付き合え。いいのを
見せてやるから」全裸のまま部屋からリングのある部屋へと連れて行かれる。
そこには、美保同様に全裸の女性が2人いて、両手を縛られている。

 何も知らない美保は驚いたようだが、腕が解かれ、リングに上がると意味が飲み込
めた。
(レスリングだわ、何のためにやってるのかしら?)見ていたが、決着が付き、乳房
を縛られて三角木馬に乗せられた段階で意味がわかった。
「イヤです、私はイヤです…」全身を震わせて言うと「何も美保にやれと入ってない
よ。娘の真弓にやらせようかと思ってな」乳房を揉みながら言う。

 「やめて下さい。娘にだけは、あんな事をさせないで下さい…」泣きながら、頼み
込んだ。
「そうも、行かなくてな。人数が足りなくて困っているんだ」
「そこを、お願いします。私が代わりにやりますから」

 「それは無理だよ、あんたの年では勝負にならないし」
「そんな、真弓だけは許して下さい…」声を上げて泣き出した。
「そんなに泣かれたら、困るな。美保が、もっと稼いでくれるなら、考え直してもい
いが…」

 「もっと、客を取れとおっしゃるのですか?」強ばった顔になった。
「そうだ、東京なら、男はいくらでもいるし」
「そんな、東京で売春だなんて…」それだけ言うと黙り込んだ。
その静かさを破り「ピシ~、ピシ~!」ムチの音と「ギャ~!」悲鳴が響いていく。

 (売春をやるしかないわ、真弓にこんな思いをさせるわけには行かない…)「わか
りました、東京で、客を取ります…」泣きながら承知した。
「それなら考え直すが、二度と、変な考え持つなよ、今度やったら、娘もあんたも、
全身に入れ墨を彫って海外送りだからな」

 「わかっています、逃げる事はしません…」島で実際に見たから、怯えている。
「それなら、頼むぞ」美保が承知すると笑顔になる2人だ。
それから、数日後、休養を終えた2人は東京に戻るが、美保も一緒だ。
(逃げれない…。逃げたら真弓に取り返しのない事が…)島での出来事が脳裏から離
れず、命じられるがままにしている。

 「いいか、ここがお前の新しい住まいだ」そこは、沙織が罠にはまった洋館だ。
「わかりました」中に入るとガッチリした男が出迎え、美保を連れ込む。
「やれやれ、これで一安心だな」

 「そのようですね。それより、娘はどうしてるかな?」
「心配するな、姉弟で楽しんでるよ。それに真弓も一緒にな」
「それならいいんですがね」2人は笑顔で話していた。 

 その言葉通り、沙織の屋敷では、嫌がる沙織を剛太が裸にしていた。
「姉さんも脱ぐんだ。真弓さんと同じく素っ裸にならないと」服を次々と脱がし、全
裸にすると両手を縛り上げた。
全裸にされた沙織の股間には、絨毛が生えかけている。

 「大部生えたね、お仕置きをしないと」
「やめて、もう剃りたくないのよ」
「ダメだ、お仕置きだ!」嫌がる沙織の股間にムースを吹き掛け、カミソリを押しつ
け、動かし出した。
「わかったわよ、剃るのはいいけど、セックスはダメよ」
「そうは行かないな。これを見たらカチカチだし。そうだ、真弓さんともやらないと」

 それには両手を縛られ、全裸の真弓も「イヤよ、親戚同士ではいけない事なのよ」
拒む。
「何と言おうと、2人とやるからね」なおもカミソリを動かして、絨毛を取り払うと
「真弓さんも剃ろうね」今度は真弓の絨毛も剃りだした。
「やめて。いとこよ、いとこなのよ!」いくら叫んでも、手の動きをやめようとはせ
ず、少女のようにピンクの割れ目が剥き出しになった。

 「これで、良しと。まずは姉さんからだ!」
「やめて、そんな事やめて!」拒んでも両手が効かないから、剛太の思いのままにさ
れている。
剛太は乳房を握りしめて、腰を押しつける。
「ひ~。痛いから抜いて。それ以上はイヤ~」 拒んでも、肉竿が沙織の淫裂を貫い
ていく。
「入ったよ、全部入った…」腰を動かし、沙織は(弟に犯されるなんて…。こんな事
は相談できないし…)姉弟での相姦を相談するわけには行かず、目を閉じて堪えた。

 剛太は暫く腰を振ると、矛先を真弓にも向け「真弓さんともやらないとね」真弓を
沙織に股間に顔を埋めるように乗せた。
「姉さんのオ○ンコをなめてもいいよ。今日は、特別許してあげるから」真弓の腰を
押さえて、肉竿を突きだすと「あ、あ、あ~!」呻き声を上げ首を振っている。

 「姉さんのをなめるんだ。やらないなら、こうだぞ!」手を伸ばし乳首を潰した。
「やめて、やります。ですから、手を退けて…」舌で沙織の淫裂をなめすと「あ、あ、
あ~!」沙織も声を上げた。
「そうだ、それでいいんだ…」剛太は肉竿のピストンを速め、沙織と真弓を奴隷のよ
うに扱っている。