「地獄の孤島」
 
                             赤星直也:作

第5話 思わぬ再会

 彩香がなおも歩いて行くと「新入りか。ご苦労だったな」看守がいる。
「後はお任せしますよ」男は鎖を渡すと、建物から出ていく。
「検査をするから、来るんだ!」看守は鎖を引いて、彩香を鉄格子の前を歩かせた。

 すると、鉄格子から粗末だが壁に変わり、区切られた部屋がある。
「入れ!」部屋に入ると白衣を着た女性がいた。
「新入りです。検査をお願いします」看守は女性の前では、丁寧に話している。

 「新入りか。あなたはこの人とやったの?」
「滅相もありません。私の好みはもっと若い方でして…」
「そう、若い方なんだ。私はどうなの?」
「そんな意地悪しないでください。それより、薬をまたお願いしたくて…」

 「またなの。薬は出すから、ちょっと調べさせて!」
「わかりました」看守は素直に従って、ズボンを下げた。
すると、だらしなく下がった肉竿が露わになり「本当だわ、元気がないのね」白衣を
着た女性は、目を輝かせて肉竿を擦っていく。

 「そんな事されたら、元気が無くても膨らみます…」その言葉通りで、肉竿が膨ら
んでいく。
「これだったら、薬は要らないわ。栄養剤だけで充分よ」声を上擦らせて言う。
「それは先生にして貰うからですよ。他の女だったら、こんな風には行きません…」

 「あら、それって、私とオ○ンコしたいということなの?」
「はい、できたらですが。無理ですよね?」
「当然よ。オ○ンコ相手だったら、ここにもいるでしょう。とにかく、薬はあげる」

 女性は隣の部屋に入り、錠剤を持ってきた。
「ありがとうございます。これがないと、所長の言いつけも守れなくて…」苦笑いし
ながら受け取った。
「ねえ、あなたの願いも聞いたんだから、私の願いも聞いてくれないかしら?」

 「もしかして、あれですか?」驚き顔だ。
「そう、あれよ。2人だけで楽しみたいのよ」
「それはダメです。やるのは構いませんが、2人きりはダメです!」
「仕方ないな。見てもいいけど、絶対に触らないでよ」

 「わかっています。オナニーはいいですよね?」
「いいわよ、でも、そんな元気があるなら、薬は要らないんじゃないの?」
「相手が違います、先生のヌードを見られるなら、元気になりますよ」
「嬉しいこと言うのね。でも、見てるだけだからね」白衣を着た女性は、服を脱ぎだ
した。

 それには看守も彩香の鎖を外し、縛られた腕も解いて「新入り、お前も楽しむんだ」
意味ありげに言う。
(まさか、女同士でやれとでも?)信じられないと言った顔になった。
そんな彩香の前で女性は次々と脱いで下着姿になると「脱がせて、あなたが脱がすの
よ」と言う。

 「私が、ですか?」
「そう、やらないとは言わせないわよ」
「わかりました。やります…」彩香は胸を押しつけ、背中に手を伸ばして、ホックを
外した。
そして、肩から紐を提げて上半身を露わにしていく。
 
 それが済むと、腰を下ろしてパンティを引き下げていく。
(こんな事をさせるなんて…)不満に思いながらも、引き下げると黒々と生い茂った
絨毛が現れ、なおも引き下げ、足から脱がせて全裸にした。
「お礼に、いい事してあげるわ」そう言うと、彩香を抱きしめ、ソファーに押し倒す。

 「そんなの困ります。したことありませんから…」
「大丈夫よ、私の通りにやればいいのよ」乳房を揉みながら、乳首を舌でなめだした。
(くすぐったい。でも、変な感じだ…)今まで味わった事のない感じがして(気持ち
いいわ。まるで太郎さんにされてるみたいで…)彩香も次第に興奮が高まっていく。

 「気持ちいいでしょう、あなたがやって!」今度は彩香が乳房を揉みながら、乳首
をなめだした。
ゆっくり、丁寧にしていくと「あ、あ、あ~!」声が上がり、彩香の手を淫裂へと導
いた。

 (膣を催促しているわ。どうしたらいいのかしら?)躊躇したが、人差し指を膣に
入れて動かし出す。
「そうよ、そこがいいの…」指の動きに合わせて腰も動き出し、ベトベトした蜜も流
れてくる。

 (変態だわ。こんな事で感じるなんて…)それでも乳首を吸いながら、指を動かし
ていくと「いいわ、行きそうよ。感じるの…」背中が浮き上がり、流れ出る蜜も多く
なり、見ていた看守も手の動きを速めている。
そして「行く、行く~!」叫ぶなり、黙り込んだ。
同じように看守も「あ、あ、あ~!」肉竿を握りしめているが、指の隙間からは白
い液体が流れていた。

 女性は暫く休んでから起きあがり、服を着て元の白衣姿になると「口を開けて!」
診察を始める。
女性は医師の経験があるらしく、的確にポイントを押さえている。
「異常ないわね。次はオ○ンコの検査よ」
それには「イヤです、そんな検査はイヤです!」彩香は拒んだ。

 すかさず「ふざけるな。ここをどこだと思ってるんだ!」看守の平手が彩香の頬を
捕らえた。
「ヒ~!」悲鳴を上げ泣き出す彩香だが「始めからは無理よ、じっくり仕込まないと。
時間もタップリあるんでしょう?」看守をなだめている。
「それはそうですが、生意気な事を言うもんで、つい…」

 「私のオ○ンコも見たんだから、ここは大目に見てあげて」
「先生にそう言われたら逆らえません。今日だけは大目に見ますが、明日からは別で
すよ」
「いいわよ、明日からは普通に扱っても」話がまとまると彩香はソファーに寝かされ、
足を開かされた。

 「いい形ね。それに、あんまり使ってないみたいだけど…あら、膣が緩んでるわ、
オ○ンコやったんだ!」女性の声に恥ずかしさのあまり、顔を両手で覆う彩香だ。
「私じゃありませんよ、私はやっていませんから!」それには看守が慌てて言う。
「あなたでないのは信用する。ねえ、正直に教えて。誰とやったの?」

 「好きでやったんではありません。無理矢理にやられたんです…」
「それはどうでもいいから、誰にやられたか教えないと」脇から看守が言う。
「さっきの人です。それに、港までの運転手と付き添いの3人に…」涙ながら話した。
「調べた方が良いわね、病気があると困るから」女性は採血して試験薬を垂らしてい
く。
それに、淫裂からもサンプルを取り、顕微鏡で調べた。

 「大丈夫みたいね。これからは気を付けるのよ」
「気を付けろと言っても素っ裸よ。どうすればいいのよ」泣き声で言うと「そんな事
自分で考えて」女性は突っぱねた。
「そう言う事だ。取りあえず、島を案内するぞ!」彩香は再び両手を後ろ手にされ、
鎖に繋がれて歩かされた。

 建家から出て歩いていくと、コンクリート塀があり、高さが3メートルはありそう
で、飛び越えるのは無理だ。
それに、監視カメラも所々に置かれ、逃げ出せないようになっている。
「ここは、表向きは実験用の施設だ。だから、スパイが入れないように、塀で囲んで
ある」最もらしい説明をした。

 「表向きはそうでしょうが、裏は何ですか?」
「知りたいか?」
「はい、凄く気になっています」
「帰ったらわかるさ。あんたの体で知る事になるしな」それ以上の説明はしない。

 (何かあるわ。鎖で繋がれるなんて異常だし。もしかして、わたしもあのように…)
考えると歩く気にはなれず「停まるな、歩くんだ。もっと見たいだろう?」看守に鎖
を引かれる始末だ。
そして、島を一回りして建物に戻ると「ギャ~!」地下から悲鳴が聞こえた。

 「来い、お前に見せてやるから」
「イヤ、見たくもありません…」踏ん張るが、鎖が引かれると首輪で喉が締まって歩
くしかない。
看守に合わせて歩いて行くと、鎖で縛られ天井から女性がぶら下げられ、その周りを
数人の男が取り囲んでいる。

 なおも歩いて行くと、顔もハッキリわかるようになり、その顔を見るなり「そんな
バカな~!」悲鳴に近い声を上げた。
その女性は、友愛学園で保健婦をしていた、真理だったからだ。
真理も彩香同様、生まれたままの姿にされ、両手首を鎖で縛られて、天井から吊り下
げられていた。

 真理は彩香の声に気づき「助けてください、理事長!」泣き叫ぶ。
「助けてくださいか。面白い事いうな。どうする?」取り巻きは笑いながら言う。
「どうするもないわ。真理さんを解いてあげなさい!」
「面白い事言うね。俺たちに命令するとは…」取り巻きの1人が彩香に近寄り、腹部
にパンチを入れた。

 すかさず「うっ!」呻き声を上げ、床に崩れていく。
「わかったか、俺に命令したらこうだぞ!」更に、乳房を踏みつけ、左右に揺すった。
それには「ギャ~!」彩香の悲鳴が建家の中に響き渡り「それくらいにしろ、今日来
たばかりだし…」看守がやめさせた。
「そうだな、大事なお客だし、これくらいにしておくよ」足を退けた。

 「看守さんよ。お客でもしきたりは、教えておかないとダメだろう?」別な取り巻
きも言う。
「その通りだが、今日は見せるだけにしてくれ」
「そこまで言うなら今夜だけは許してやる。その変わり、こつにはタップリお仕置き
してやるぞ」
「それなら構わない」そう言うと看守は彩香を抱き起こした。

 彩香が起きあがると、真理への制裁が始まった。
取り巻きは、細いムチで全身を叩き出し「ギャ~!」悲鳴が止む事はない。
その悲鳴に彩香も怯え「どうしてよ。どうしてこんな事をするのよ!」看守に尋ねた。
「こいつはとんでもない女でね。自分からオ○ンコさせて、犯したと脅迫したんだ。
だから、ここに送られたんだ」

 「そんなの信じられないわ。真面目な人よ」
「そんなのは、どうでもいいさ。とにかく、ここで暮らす事になったし…」話す間も
真理はムチで叩かれ、赤い筋ができて「許して…。もう許して…」泣いている。
「痛いのはイヤか。それだったら気持ちいい事するか?」
「はい、気持ちいい事させて下さい…」
 
「そこまで言うなら、やらせてやるぞ!」縛ってあって両手が解かれ、自由になった
が、手首には赤い筋ができている。
「わかっているよな。やるんだ!」
「お願いです。真理とオ○ンコして下さい。それに、ザーメンもタップリ下さい…」
泣きながら言い、男のズボンを脱がせていく。

 「そんなに、オ○ンコしたいのか?」
「はい。真理はオ○ンコ大好きな、淫乱女ですから…」涙を流しながらも、肉竿を露
わにし、両手で擦っていく。

 男だったら、そんな事をされたら膨らむのが普通で、この男も例に漏れず、肉竿が
膨らみきっている。
「やりたいんだろう。やってもいいぞ」男は仰向けになると、真理は跨り肉竿を掴ん
だ。
そして、ゆっくりと腰を下げ淫裂へと導き「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げながら肉
竿を吸い込み「気持ちいいです…。もっと、やらせて下さい…」男の肩に手を掛け腰
を動かし出す。

 腰を動かすと、当然乳房も揺れ動いていく。
すると「お願いです…。オッパイを揉んで下さい…それに乳首も…」泣き声で言う。
「そんなに、やって欲しいならやってやるぞ!」満足そうに乳房を揉み出し、真理も
腰を振り続け「ピチャ、ピチャ!」淫裂から音がしていく。

 暫くすると「出る~!」真理の腰が掴まれた。
「下さい。オ○ンコに一杯…」泣き顔で密着させると、淫裂から白い液体が漏れ出た。
「オ○ンコしていただき、ありがとうございました…」男から降りて、肉竿をタオル
で拭くと「俺もくれてやるぞ」四つん這いのまま、腰を押さえられる。
「よろしく、お願いします…」
「なに、遠慮は要らない」もう肉竿を押し込み、ピストンしだした。

 こうして、真理は2人によって膣の中に射精された。
「今日はこれくらいで勘弁してやるが。明日は本気でやるからな!」真理は両手を縛
られると連れて行かれ、変わりにまだ幼い顔の女が連れてこられた。
(あの子は確か…)やはり、全裸のその少女も見覚えのある顔だ。

 「許して下さい、もう逃げたりしませんから…」
「信用できないな。ここに来ると皆そう言うし」少女も両手を縛られぶら下げられた。
「許して下さい、何でもします!」叫んだ瞬間に「ピシャ~!」ムチの音が鳴り「ギ
ャ~!」悲鳴も上がった。

 (学園にいた子だわ。どうしてここにいるのかしら?)ムチで打たれる子を見つめ
ていると、淫裂から黄色い液体が噴き出し、水たまりのようになっていく。
「また、やりやがった!」それでも手を緩めず叩いていく。
少女がグッタリすると「もういい、洗ってやれ!」水を噴き掛けられる。

 「ヒ~!」勢いよく噴きかかる水に、悲鳴を上げても停まる事はなく、股間を狙っ
ている。
「もういいぞ」やっと終わり少女も解かれた。
「あの子はどうするの?」
「気になるなら、見せてやるぞ」彩香は連れ戻される、少女の後を歩いて行く。