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「地獄の孤島」
赤星直也:作
第4話 新天地
彩香が東京に戻ってから、半年が過ぎたある日、顔を隠した男が尋ねてきた。
「御覧の通り、丁寧に預かっています」看守が言うと黙って頷き、彩香をジッと見な
がら、乳房を揉みだした。
「イヤ、イヤです!」両手を縛られているから、腰を振って逃れようとすると「お
となしくするんだ!」看守が押さえ、覆面を被った男は両手で乳房を揉み出す。
「やめて、もうやめて下さい…」見知らぬ人間に、これ以上辱めを受けたくなかった。
しかし、乳房を揉んでいた手が股間に伸び、淫裂を触りだし「イヤ、イヤ~!」ま
た腰を動かし出した。
すると看守が「おとなしくしろと言っただろう!」彩香の髪の毛を鷲掴みにして、揺
すり「ヒ~!」と悲鳴が上がる。
それには、満足そうに手を動かしていたが、手を退け、ズボンを脱ぎ始めた。
それは彩香にも見え「イヤ、レイプはイヤ!」クビを左右に振り、後ずさりする。
「何も逃げなくていいだろう。俺にやらせたんだから、お客にもやらせてやれよ」看
守は彩香を押さえつけた。
「イヤです、もう、セックスはしたくはありません!」逃れようとしても無駄で、
俯せにされ、腰を持ち上げられた。
「イヤよ、こんなのイヤ。お願いだから戻して!」手が効かないから尻を付きだし、
淫裂が丸見えになっている。
「いいでしょう。この、パイパンオ○ンコはたまりませんよ」看守は指を淫裂に沿
って動かした。
彩香は「やめて、お願いです!」叫ぶ事しかできない。
そんな彩香は覆面をした男に腰を押さえられ、肉竿で淫裂を突き刺された。
「あ、あ、あ~」頭で体を支えながら、喘ぎ声を出すが逃れるすべはない。
肉竿のピストンが始まっても、されるがままで「ピシャ、ピシャ!」股間と尻のぶ
つかる音が響いていく。
やがて、男が昇りきろうとしていると「オ○ンコに出されたいか?」看守が尋ねた。
「イヤです、お腹はイヤです!」
「それなら、口に出させろ!」
(オチンチンをなめるのはイヤだけど、膣に出されたら妊娠しちゃうし…)まだ、閉
経してないから、妊娠の可能性も捨てられず、やむなく「わかりました、お口でしま
す…」やったことのない事に承知した。
承知すると、彩香は体勢を変え、正座させられ、口の中に爆発寸前の肉竿が押し込
まれた。
「噛むなよ、噛んだら、あんたの命はないと思え!」看守の注意に頷くと、男は両手
で頭を押さえ、腰を前後に振り出した。
男の肉竿は喉奥まで入り込み、息苦しさを感じ「う~、う~!」首を振るがやめる
事はない。
(息が詰まる。それに、こんな事をさせられるとは…)夫にさえした事のない行為を
させられている。
やがて、腰の振りが速まり、突然動きが停まった。
(射精だわ、射精が始まる…)思った通りで喉奥に不快な液体が漂っていく。
「飲むんだぞ、吐くなよ」そう言われれば「ゴクン!」と飲むしかない。
「そうだそれでいい。褒美に気持ちよくしてやるからな」看守は彩香の乳房を揉み出
した。
「やめて、それはイヤです!」
「それなら、俺のも口でやるんだ!」チャックを引き下げ肉竿を掴み出す。
「許して下さい、先程やったばかりですから…」
「やらないなら、こうだ!」看守は両乳首を摘んで潰し「ギャ~!」彩香の体が反り
返り、悲鳴が響いていく。
「どうした、やるのか、やらないのか?」
「やります…お口でします…」痛みには勝てず承知した。
「始めから素直にやれば、痛い思いはせずに済んだのにな…」独り言を言う看守だが、
彩香は正面に正座し、両手で肉竿を掴んだ。
(こんな事はやりたくないけど…)嫌々手を動かしていくと、肉竿も膨らんでくる。
「やれ、堅くなったぞ!」看守の催促に口を押しつけ「ウグ、ウグ!」と頭を振り出
す。
それを見ていた覆面の男も腰を下ろして、後ろから乳房を揉みだした。
(イヤよ、オッパイはイヤです!)手を振り払いたいが、今はされるがままにする
しかない。
乳房を掴んだ手は、時折乳首を摘み、指で擦っていくと、反応したのか、膨らみ堅く
なっていき、彩香にもわかっている。
(こんな時に乳首が堅くなるなんて…)気づかれないようにしながら口を動かし続け
ると、喉奥に不快な液体を感じた。
「出したぞ、全部飲め!」「ゴクン」言われるまま飲み込むと肉竿が抜かれる。
「汚れている所があるだろう。舌でやるんだ!」肉竿には白い液体が付いている。
彩香は言われるまま、舌を出して汚れた部分をなめていき、覆面をした男も感心して
見ていたが、黙って出て行く。
その間にも、看守の肉竿が彩香の舌で綺麗にされた。
「もういい。手を後ろで組め!」
「逃げません。ですから縛るのだけは許して下さい!」
「そうは行かない、これは上からの命令だから」拒むが、彩香の両手が後ろ手にされ
た。
そこに、別な男が現れ「移動だ。これから出発する」看守に告げる。
「そうか、いよいよか。俺も一緒に行きたいのにな…」
「我慢しな。変わりに、もっと若いのが送られるから」看守の肩を叩くと、彩香に首
輪を付けていく。
「外して、私は犬ではありません!」拒んでも皮の首輪が付けられ、鎖も付けらる
と「来るんだ!」鎖が引かれ彩香は部屋から出された。
「こっちだ!」コンクリートが剥き出しの壁伝いに歩くと、駐車場に出たのか、車が
置かれてある。
側には運転手が立っており、彩香の姿を見るなり「このままのせるのはイヤだよ。
これを付けさせてくれ」身障者用おむつを取りだす。
「でも、素っ裸で行くのがしきたりだしな…」
「こっちの身にもなってくれよ、後が大変なんだから。ションベンや糞まで洗うんだ
ぞ!」
「わかった、着けてもいいよ」その言葉で、運転手は彩香の股間に使い捨てのおむ
つを履かせようとする。
「要りません、こんなの要りません!」拒んでも「漏らされたら困るんだよ、イヤな
らオ○ンコしちゃうぞ!」それにはおとなしくするしかなく、股間に使い捨ておむつ
が付けられ、更に口枷もはめられ、トランクに乗せられると車は走り出した。
車は高速を乗り継ぎ、西を目指して走り続け、走り始めてから10時間程過ぎよう
とした頃に、海が見えてきた。
車は高速を降り、今度は海を目指して走っていくと、ひなびた港が見え、その港には
豪華なクルーザーが接岸していた。
車はそのクルーザーを目指して走って、側で停まった。
「着いたな。だが、まだ時間があるな…」
「そのようですね。ここは一旦、楽しみタイムと行きませんか?」
「構わないぞ、俺もやりたくなったし」
「それでした、心当たりがありますから」運転手はまた車を走らせ、人影のない建
物に向かう。
そこは荒れ果てた芝生が生い茂り、建物だって、今にも崩れそうな程だ。
「ここは何だ?」
「ゴルフ場ですよ、潰れて御覧の通りでして」運転手はトランクを開けて、彩香を
出して立たせた。
「もう、これは要らないぞ」使い捨てのおむつを外すと、股間を押さえていた部分が
濡れている。
「俺の言う通りだったろう。漏らさずに済んだし」濡れた部分を彩香に見せるが、
まともには見られない。
「そんな事より、俺はこっちが先だ」ズボンを引き下げ、彩香を芝生に押し倒した。
それには「う、う~!」首を振って拒むが、乳房を握られたうえに、淫裂には肉竿が
押し当てられた。
(イヤ、イヤです!)そう叫んだつもりだが「ウグ、ウグ!」声にはならず、両手
も縛られたままだから、抵抗すらできない。
それをいい事に、乱暴に肉竿が入り込んだ。
「う~!」(膣が裂けそう…)いきなりの挿入に痛みが襲い、呻き声を上げた。
「我慢しろ、これからは、もっと痛い思いをするんだから!」なおも押し込むと、
乳房に顔を埋めて腰を動かし出した。
(いや、いや~!)首を振るが、肉竿の動きは停まらず「ピシャ、ピシャ!」音が鳴
っていく。
「オ○ンコは何時やっても気持ちいいな。しかも、レイプみたくやれるんだから」
満足そうに腰を動かしている。
「そうだよな、タダでオ○ンコできるんだからな。これも役得だな」2人は笑顔で話
している。
やがて、絶頂を迎えたのか、肉竿が抜かれると、先端から乳白色の液体が噴射して
いく。
「次は俺だぞ」今度は運転手が彩香に襲いかかった。
「ウ、ウ~!」首を振るが俯せにされ、腰が持ち上げられる。
「俺はこれが好きでね」腰を押さえて肉竿を突き出す。
(オチンチンが入った…)もう彩香に抵抗する気力はなく、肉竿がピストンを始めて
も、呻き声すら上げない。
静まりかえった空間に「ピチャ、ピチャ!」肉竿の突き刺さる音だけが響いている。
(もう、どうなってもいい…)半年も監禁され、見知らぬ男に散々犯されているから
捨て鉢にもなっている。
そして、日が沈み、暗闇が迫ると、またトランクに押し込まれて車が走り出す。
走り出してまもなく、先程のクルーザーの前に来た。
「着いたぞ」トランクが開けられ彩香は降ろされた。
彩香が降ろされると「年増だな。もっと若いかと思ったのに」男の声がする。
「そう言うな、オ○ンコは品があって気持ちいいぞ」
「試したのか?」
「勿論だ。年増も悪くはないぞ」
「そうかな。俺はガキが好みなんだがな…」男達の会話を聞いている彩香は(勝手な
事言って。人をなんだと思っているのよ、売春婦じゃないわよ)そう言いたいが黙っ
て聞いていた。
暫く話すと、車は走り去り、彩香だけが残された。
「来るんだ!」鎖を引かれ、ペットのように扱われてクルーザーに乗り込むと、エン
ジン音が高まって岸壁から離れていく。
それには(これからどこに行くのよ。まさか外国に連れていかれるのでは?)不安で
顔が強ばっている。
そんな彩香だが「ここまで来ればいいだろう」口枷が外された。
口が自由になると「どこよ、どこへ連れて行くのよ」話しかける。
「いい所だよ。行けばわかるさ。それよりも、俺にもやらせてくれよ」男は彩香の背
中から抱きつく。
「イヤよ、イヤ~。これ以上辱めないで~!」
「そうは行くか、俺にも楽しませろ!」彩香は小さなテーブルに仰向けにされた。
足も開かされ、淫裂が撫でられ「やめて、お願いだからやめて~!」いくら叫んでも
海の上で漂う船から、岸まで聞こえるはずなどない。
それでも叫ぶが、容赦なく狭い膣には、膨らみきった肉竿が押し込まれた。
「ヒ~!」悲鳴を上げ、顔を歪めても肉竿は入り込み、全てが入ると動き出す。
「やめて、もうやめて…」閉じた目尻から涙が流れていく。
「そう嫌がるな、オ○ンコの中には出さないから」乳房を揉みながら腰を動かし続け、
絶頂を迎えると、抜かれた肉竿からは乳房目がけて液体が噴射された。
「気持ちいいな、あんたのオ○ンコは確かに品があるよ」満足そうに肉竿を仕舞い
込み、彩香をリビングに連れて「着いたら呼ぶから、ここで寝てろ」命令すると出て
いく。
残された彩香は「またレイプされたわ。どうしたらいいのよ」無毛の淫裂を見つめる
と、赤く腫れ上がっていた。
それでも、言われるまま、横になっていると、何時しか夜が明けて朝日が差してく
る。
「もう朝なんだ」起きて窓を見ると島が見えた。
「島だわ、ここはどこなのかしら?」食い入るように見ると、荒々しい岩で近ずくの
も容易ではなさそうだ。
「もしかして、ここに閉じこめられるのでは?」小説の厳窟王を思い出し、涙が流
れだす。
「家に帰りたい。沙織や剛太は今頃どうしているのかしら?」家族が思い出されて更
に涙が流れていく。
そんな彩香の思いなど、無視するかのように、クルーザーは島を周ると、入り江が
見えた。
その入り江を目指して進むと防波堤や桟橋もあり、その桟橋に接岸し、それと同時に、
彩香を犯した男が現れ「着いたぞ、降りろ!」鎖を掴んで引く。
「ヒ~。乱暴にしないで。息が詰まるから」
「そんな事言っていられるのも今の内だぞ。それに、こんな事もされるしな!」犯し
た淫裂に指を入れた。
それには腰を引いて「イヤ、イヤです~!」悲鳴を上げて逃れた。
「ま、いいか。それより来るんだ!」彩香は鎖に引かれながら、船を降りると歩か
され、暫くして建物が見えてきた。
「あれは、太郎さんが設計した建物だわ…」
「何だ、知っているのか。あれは、藤山財閥が太陽発電と海水浄化を考えて作ったプ
ラントだ。そのおかげで生きていけるんだ」男が説明をしながら歩くと別な建物もあ
る。
「あんたには、こっちに入って貰うからな」なおも歩かされて建物に入った。
そして、階段を下り、地下にはいると「そんな…」彩香は絶望を知り、悲鳴に近い声
を上げた。
建物の中は鉄格子で区切られ、全裸の女性達が鎖で繋がれていた。
「イヤよ、こんな所イヤです!」逃げようとしたが「周りは海だぞ。それに、人食
い鮫がいるんだ」その言葉で足が停まる。
「わかったようだな。ここから逃げようなんて、考えないことだな。それよりも楽し
まないと」男は意味ありげに言った。
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