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「地獄の孤島」
赤星直也:作
第3話 消えた彩香
彩香は5人に犯され、淫裂からは液体が溢れている。
それには、片岡も落ち着かない様子で、暫く考え「田中を呼べ、誰にも気づかれない
ようにだぞ!」保健婦を呼びに行かせた。
暫くしてから、白衣を着た田中が部下と一緒に現れた。
「真理君。申し訳ないが、理事長の洗浄をお願いしたいんだ…」片岡は、全裸で鉄格
子にぶら下がった、彩香を見せた。
それには「そんな、理事長が裸で…」それだけ言うと、黙り込んでしまった。
「分かっていると思うが、これは秘密なんでね。漏れたら困るんだよ」
「秘密は守ります。ですから、誰にも言いません…」真理も意味が飲み込めたのか、
怯えた顔になっている。
「それならいい。妊娠だけは防いでくれ」
「それでしたら、洗浄しないと無理です…」
「ここでやれるか?」
「器具さえ、運べればできます」
「それだったら、ここでやれ!」
「わかりました」真理は保健室に一旦戻って、器具を持ってきた。
「少し痛いけど、我慢してね」真理は肉襞を掻き分け、膣を広げた。
当然、溜まっていた乳白色の液体が流れだし、それを見ながら、膣の中にチューブを
押し込むと「うっ!」彩香は呻き声を上げた。
「すぐに終わるから我慢して」声を掛け、消毒液を送り込むと、消毒液に混じって液
体も一緒に流れてくる。
真理がそれを数回繰り返していくと、乳白色の液体は流れずに、消毒液だけが流れ
てくる。
「園長。終わりました…」真理はチューブを抜いて、後片付けをしていく。
「ご苦労だった。本当に秘密は守れるのか?」
「勿論です。誰にも言いません!」
「そうかな、信用できないな。ここは、担保を取っておかないとな…」
「担保ですか?」
「そうだ。お前さんとの、オ○ンコ写真だよ!」それには、真理の顔が青ざめて、後
ずさりしていく。
「逃げようとしたな。余計に信用できないな」
「セックスがイヤなんです。痛いだけですから…」
「オ○ンコはイヤか。それならオ○ンコ写真で勘弁してやるぞ。どうする?」
片岡の言葉に(セックス写真よりは、ヌードの方がましだし…)暫く間を置いて「写
真だけならいいです…」承知した。
「その方が利口だ。5人とのオ○ンコは大変だからな。今から撮るから脱ぐんだ」
「わかりました…」逆らったりしたら、レイプされるのが見え見えだから、素直に脱
ぎだした。
白衣を脱ぎ、ズボンを脱ぐとピンクのパンティが現れる。
その後、シャツを脱いでブラジャーも露わにしていくと「いいね。若い女は色気が
あって」ピンクの下着に、男達は、また股間を膨らませている。
それは真理にも見え(下手をすればレイプされてしまう。でも、逃げる事はできない
し…)苛立ちを覚えながら、背中のホックを外すと、勢いよく乳房が飛び出し、揺れ
ていく。
「ほう、保健婦にしておくのは勿体ないな。商売で使えるぞ!」声が上がると「風
俗はイヤです、このままにさせて下さい」肩から布を退けて上半身を剥き出しにした。
「わかったよ。それより、担保の写真が先だ」
「わかっています」返事する真理の声が震えていた。
真理はブラジャーを脱ぐと、背中を向けてパンティを引き下げていく。
(性器を撮られるなんて…)体を震わせながら、なおも下げると尻が剥き出しになり
「いいね、締まり具合も最高だな」片岡も目を細めている。
真理は背中を丸めて膝まで下げ、足をあげて、パンティから抜いた。
その瞬間「お~!」声が上がり(見られたわ。性器を見られた…)震えが増し、奥
歯までガチガチとなっている。
しかし、途中で辞めるわけには行かず、別な足もあげると、温もりのある小さな布が
両手に残された。
「脱いだか。こっちを向け!」片岡の声で、真理はパンティで股間を覆い、振り向
いた。
(ほう、いい体つきだ。俺の女にさせてもいいな…)豊満な真理の肉体に、片岡も見
とれているが「手を退けろ、それでは担保にならない!」部下が怒鳴る。
「わかっています。言われた通りにしますから、レイプはしないと誓って下さい!」
「誓うぞ。お前が、言う通りにするならば、の話だが…」
「言う通りにします、この通りです…」股間からパンティと手を退け、絨毛を露わに
したが、真理の目は真っ赤で、乳首も膨らみ、太股も震えている。
「田中、恥ずかしいのか?」
「は、はい。こんな事初めてですから…」
「初めてでも我慢しろ、オ○ンコされるよりはましだからな」
「その通りだ、手を頭に乗せろ!」真理は言われるままに、ポーズを取ってカメラに
収まっていく。
暫く撮ってから「ヘアが邪魔だ。剃らせろ!」絨毛にスプレーが吹き掛けられた。
「イヤ、ヘアはイヤです!」
「オ○ンコ、されたいのか?」
「セックスはイヤです。ヘアは、全部剃るのがイヤです…」
「全部はイヤか。それなら、お前が剃れ!」
「わかりました…」真理はカミソリを受け取ると、泡を絨毛に擦り込み、カミソリ
を動かし出した。
カミソリは恥丘の絨毛から消し始め、2センチ程度の幅で残すと、淫裂の周りを剃っ
て行き、その様子もカメラが捉えている。
やがて、淫裂周辺の絨毛も消え、ピンクの割れ目と肉襞も露わになった。
「終わったか。撮るぞ!」真理の淫裂剥き出しの姿が、カメラに撮られた。
「次は座って撮るぞ」真理は座らされ、足を開かされた。
「恥ずかしいです、こんな姿を撮られるのは…」
「だから担保になるんだ。もし、喋ったらこれが公になるからな」
「言いません、ですから写真だけは…」
「そうは行かない。もっと広げろ!」限界まで広げて、Mの字になると淫裂の中ま
で見えている。
「いいね。オ○ンコの中まで撮れるし…」股間を膨らませながら、スイッチを押して
いく。
「もういいでしょう。性器も撮ったし」
「ああ、オ○ンコ撮ったけど、ついでだから、これをやってくれ!」片岡はチャッ
クを引き下げ、膨らみきった肉竿を露わにした。
「イヤ、セックスはしない約束です!」
「オ○ンコはしないさ。お前の口でやるんだ!」
「そんな、オチンチンを、なめるなんて…」
「やった事ないのか。教えてやるから、やれ!」片岡が言うからにはやるしかなく、
言われるままに、正面に正座した。
「口を開け!」言われた通りにすると、肉竿が押し込まれる。
(苦しい、息が詰まる…)息苦しさを感じながらも、言われた通りにしていると、
肉竿が動いて喉奥を突き刺している。
(イヤ、こんなのイヤ。苦しいだけだわ)首を振るが、肉竿は動き続け、徐々に登り
詰めていく。
そして、絶頂を迎えて爆発した。
さすがに、真理も察して「う、う~!」首を振るが、喉奥への噴射が続けられた。
やがて、全てを出し切ると肉竿を抜き、すかさず真理は「オエ~!」吐き出した。
「何だ、出したのか。初めてだから勘弁してやるが、これからは飲み込むんだ!」
「精液を飲むんですか?」
「そうだ。忘れるなよ」そう言うと、ズボンを直していく。
真理も、脱いだ服を着ようとするが「待て。どうせならこれを着ろ!」彩香から剥ぎ
取った服を渡した。
「これを、私が着るのですか?」
「そうだ。今から、お前が理事長だ。但し、今日限りだがな」片岡の言葉に部下達は
頷くが、真理には理解できず、言われるまま服を着込んだ。
更に、彩香の靴まで履かされ、影武者といった感じになっている。
真理が服を着込むと、彩香の縛ってある手を解いていく。
「どうする気なの。こんな事してすむと思ってるの?」
「思っていますよ。ですから、理事長には表から消えて貰うんです…」その言葉で彩
香は全裸のまま、両手を後ろ手に縛られ、口枷もさせられ声も出せず、怯えた顔をし
ている。
そんな彩香に「こんな所は、イヤでしょうからいい所にご案内しますよ」引きずる
ように、鉄格子の部屋から連れ出した。
金属のドアを開け、建物外に出ると真っ暗になっている。
「田中、お前は理事長の車に乗って山頂へ向かうんだ。手袋も忘れるなよ」その言
葉で、真理もやっと飲み込めた。
(アリバイだわ、アリバイ工作をするんだ。と、言う事は、理事長はもう、戻れなん
だ…)犯罪には手を染めたくないが、恥ずかしい写真を撮られたからには、逆らう事
ができず、彩香の車に乗って走りだす。
「さてと、理事長はこっちに乗って貰いますよ」トランクを開けた。
彩香は怯えて「う、う~!」何か言うが「殺すような事はしませんよ。安心して下さ
い」笑いながら彩香を押し込むと「行き先はわかっているよな。東京に寄ってから、
監獄だぞ」男に命じる。
「わかっています。御大からも言われてますから…」
「それならいい、頼んだぞ」片岡の見送りを受けて車は走り出した。
「さてと、問題は田中だな。秘密をどこまで守れるかが問題だな…」
「園長、一緒に監獄送りにしては?」
「それはダメだ。2人消えたら変に思われる。消えるのは理事長だけでいい。それよ
り、今夜は前祝いと行こう」片岡達は笑いながら建物の中に戻った。
一方、東京に残っていた沙織は気が気ではなかった。
「お母さんったら、何の連絡もないなんて!」彩香からの連絡がないから不安だ。
そこに「沙織さん、お母さんは昨夜、学園から出たそうですよ」彩香の秘書である後
藤が告げる。
「おかしいわ。あそこから、ここまでだったら、4時間もあれば充分なはずよ」
「その通りです。事故があったか問い合わせてみます」後藤は電話で問い合わせたが
事故はなかった。
「警察よ、警察に連絡しましょう」
「わかりました。警察に捜索願を出します!」後藤は警察に電話を掛けた。
「そうです、藤山彩香です。藤山財閥のドンです!」藤山財閥と聞いては、警察も
動かざるを得なかった。
警視庁は栃木県警へ捜索依頼し、彩香の車を発見し、捜索を行って彩香の衣服も見つ
けた。
だが、それ以上は何も見つけられず、時間がむなしく過ぎていくだけだ。
勿論、学園の職員も警察から調べられたが、手がかりになるような事は何もなく、
捜査も行き詰まっている。
その事はテレビでも報道され、事件や自殺などの仮説が流されていた。
それから3ヶ月が過ぎた。
マスコミも次第に彩香の失踪を報道しなくなり、世間から忘れられていた。
また、藤山財閥は、跡継ぎを長女の沙織か、長男の剛太か、でもめている。
沙織を推すのは彩香の実兄である島津洋平、剛太を推すのは彩香の義弟の藤山裕二だ。
2人は普段から仲が悪く、親戚付き合いはしてないから、尚更まとまらなかった。
そこに、経済界からの仲裁で経営感覚が良い、沙織が跡継ぎと決まったが、剛太を推
していた裕二は不満で「よそ者に、財閥を取られてしまうぞ!」事あるごとに、剛太
に言い聞かせている。
そのせいか、剛太もその気になってしまい、沙織との仲も不仲になってしまった。
それは、裕二にとっては、好都合でもある。
兄弟が仲良くなれば、自分の出番が無くなるだけでなく、剛太が島津の言うがままに
動かれてしまう。
だから裕二は事あるごとに洋平の悪口を言っていた。
そんな事があるとは知らず、彩香はコンクリートの部屋で全裸のまま両手を後ろ手
に縛られていた。
口枷もされ、声も上げられない彩香に「メシだぞ!」男が粗末な容器に入れて、運ん
でくる。
この時ばかりは口枷が外され言葉も喋れる。
「お願い、トイレに行かせてください…」
「ダメだ、メシが先だ」
「それまで、我慢できません!」
「だったら、俺の頼みも聞け」
「どんな、事ですか?」
「オ○ンコだよ、素っ裸を見ているだけでは我慢できなくてな」
「イヤ、そんな事できません!」
「そうか、それならここで漏らすんだな」
それには「軽くですよ。それに、お腹に出さないと、約束して下さい…」やむなく承
知した。
「約束する、来るんだ!」彩香は不自由なまま歩いて、トイレに入って用事を済ま
せると、粗末なベッドに押し倒された。
「乱暴はイヤ!」叫んでも所は聞き入れず、乳房を握りしめたまま、肉竿を押し込ん
でくる。
「ヒ~!」淫裂に無理矢理入り込み、悲鳴を上げても、肉竿は動きを停めない。
「あ、あ、あ~!」痛みに声を上げて堪え(私はここにいるのよ、誰か、助けて~!)
涙を流しながら屈辱に耐えていた。
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