「背徳の家族」
                                   赤星直也:作
第20話 歩美の子作り

 信吾は、次郎に歩美との事を打ち明けた。
「歩美が子供を欲しがっているなら頑張るよ。ビデオで撮るのも面白そうだね」次郎は賛成した。
しかも、家族がヌードで立ち会うのも承知し「純子もヌードか?」信吾に聞いた。
「勿論です、純子は僕のお嫁ですから」

 「そうだってな。これからは弟なんだね。でも、まだやってないだろう?」
「見せてはくれたんですが、入れさせてはくれません…」
「あいつ、以外と堅いな。いずれは純子にも産ませろよ」
「そのつもりです」信吾と次郎の仲もこれで縮まり、純子だけが残された。

 信吾は純子に説明したが「ヌードになるのは、イヤなの…」いい返事は貰えないが「兄さんはセック
スするんだよ。それを思えば何ともないよ、それに家族だし」そう言われると断れずに、承知するしか
ない。
「助かるよ、純子は写真を撮るんだからね」
「セックスしてるのを撮るの?」
「そうさ、子供を作っている記念だからね。2人は承知してるよ」そう言うと、純子も手伝う事にな
った。

 そして日曜日になった。
リビングが片づけられ、マットが敷かれて、皆が全裸になっていた。
「純子、オッパイ大きくなったな」
「まだ小さいわよ、歩美さんとは比較にならないし」
「あら、そんな事気にしなくていいわよ。これから信吾に毎日揉んで貰えば大きくなるしね」
「そんな、オッパイを揉むなんて恥ずかしい」顔が赤くなった。

 「姉さんに、次郎さん。そろそろ始めて」
「そうだね、一発で決めような」
「一発だなんてイヤ。毎日でもやって欲しい…」甘えるように言いながら、次郎の前で正座して肉竿
を口で擦りだした。

 (オチンチンをなめてる!)カメラで撮っている純子の淫裂が熱くなっている。
それは、純子だけでなく郁恵も同じで、膣の中が濡れ、信吾は肉竿は膨らましながら、ビデオに撮っ
ている。
その前で、歩美はフェラを続けていたが「やろうよ」寝かされ、淫裂を舌でなめられていく。
(兄さんが、性器をなめてる!)純子は初めて見る光景に膣の中が濡れている。

 そんな事など、お構いなしに、淫裂をなめると、肉竿を押し込んだ。
「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げ背中を浮かすが、肉竿は動いていく。
「クチャ、クチャ!」濡れた淫裂は、音を出しながら淫汁も流し出す。
(歩美さん、気持ちいいんだ…。セックスは痛いって聞いたけど…)純子がカメラに収めていく。

 次郎は肉竿の動きを速め、乳房を揉みながら、絶頂へと向かっていく。
「出すよ、出すからな…」目を閉じ、動きを停めると「暖かい、膣が暖かい…」射精が行われた。
(射精だわ、これが射精なんだ!)肉竿が抜かれた淫裂からは、白い液体が漏れ出ていく。
「次郎さん、もう一回できる?」
「さあ、やってみないとわからないな…」

 「それなら、母さんも手伝って!」
「わかった、お口でやるわね」郁恵はタオルで次郎の肉竿を拭くと、口に迎え入れる。
(そんな、郁恵さんが、兄さんのオチンチンをなめるなんて…)驚きながらも撮っていく。
だが、次郎の肉竿は、郁恵によって、再び膨らんで使えるようになっている。

 「歩美、今度はやってくれよ!」
「いいわ、私が上ね」仰向けになった次郎に跨り、肉竿を掴むと腰を下げて、淫裂に迎えていく。
(膣に入っていく…。あんな太いのが…)撮っている純子も淫汁が流れていた。
歩美は根本まで吸い込むと、腰を上下に振りだす。
「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げ、乳房を左右に揺らせているが「オッパイに…」次郎に催促すると
揉まれて、腰を振っている。

 やがて、次郎も二度目の絶頂を迎えて「出すよ!」乳房を揉んでいた手が、歩美の腰を押さえ、離
さない。
「出して、一杯出して!」その言葉通りに結合部から白い液体が流れてきた。

 「姉さん、撮るから降りて!」
「射精された性器を撮る気なの?」
「そうだよ、作った瞬間も撮らないと」
「わかったわよ。弟にはかなわないしね」渋々降りると、腰を降ろして足を開いた。
「凄い、これが射精なんだ!」純子は撮るのを忘れて、歩美の淫裂を見ている。
「そうよ。純子さんも、いずれこうやるのよ」流れ出る精液を拭こうともせずに、見せている。
「純子、撮らないとダメだろう?」ビデオで撮っている信吾に言われて撮りだした。

 写真を撮り終えると、一段落と言った感じだが「純子、俺もやりたくなった!」信吾は純子に抱き
ついた。
「まだ子供よ。大人になったら、必ずするから、待ってよ」いつもの台詞が返ってくる。
「オッパイだけじゃ、物足りないよ」乳房を揉みながら乳首を吸うと「信吾、母さんにやって貰いな
さいよ。ゴム着けてだけど…」歩美が言い出した。
「そうだよ、信吾君、やりなよ、ゴム着きなら平気だし」次郎は部屋に行って、コンドームを持って
きた。

 「これは、要らないから信吾君にあげるよ」純子に渡し「純子が着けるんだ。それが義務だよ」次
郎が言うからには、やるしかないから、信吾の肉竿にコンドームを被せた。
「それじゃ、いくわよ」郁恵は歩美がしたように、馬乗りになって腰を振っていく。
「純子、オッパイを触らせて!」言われるまま、顔の上に乳房を差し出すと信吾が揉んでいく。
「吸って、オッパイを吸って!」無意識で純子が言うと乳首が吸われた。
「いいわ、気持ちいい…」処女にもかかわらず、淫裂からは淫汁が流れている。

 それは、歩美や次郎にも見えている。
(純子も立派な大人になったんだな)(純子さんも女なんだわ、信吾とならうまく行きそうだし)2
人は純子の淫裂を見ていたが「出る~!」信吾は噴射した。
「純子さん、後始末するのよ。わかる?」歩美がタオルを渡す。
「やってみます…」郁恵が降り、萎縮した肉竿からコンドームを外すと、白い液体が溜まっている。
(これが信吾さんの精液なんだ!)食い入るように見つめて、肉竿を拭いていく。
「純子、ありがとう」また、乳房に吸い付いた。

 翌日の夜は、皆で撮ったビデオと写真を見ている。
「イヤだわ、こんなに汚れて!」射精された性器を見て顔を赤める歩美に「念を押して、やった方が
いいわよ」郁恵が言う。
「そうだよ、歩美やろうよ。後ろからやってないよ」次郎は乗り気で、ズボンを脱いでいく。
「わかったわ、後ろからね」歩美も服を脱ぎ下着姿になった。

 「これも、要らないのね」パンティ、ブラジャーと脱いで全裸になると四つん這いになっていく。
「行くよ!」皆の見ている前で、次郎は肉竿を動かし出した。
「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げながら、淫裂からは淫汁を流している。
(セックスって、気持ちいいのかしら?)純子は気になっていた。