「背徳の家族」
                                   赤星直也:作
第17話 共同生活

 純子は、予定通りに3日泊まると帰ったが「姉さん、約束通りやらせてよ」歩美に迫った。
「わかったわ。今からやろう」まだ、4時だから次郎が戻るまでには時間がある。
2人は服を脱ぎ、全裸になると「危ないから着けないと」郁恵が肉竿にコンドームを着ける。
「姉さん、オッパイからだよ」いつものように、乳房を吸い、その後に淫裂を撫でていく。
「信吾とは久しぶりだよね」歩美も信吾の肉竿を擦っていると「そうだよ、だからウズウズしてるん
だ」肉竿が歩美の体内に入り込んだ。

 「いいわ、気持ちいい…」歩美の背中が浮き上がり、声も出ていく。
信吾も、味わうかのように歩美の淫裂を突いていくと、淫汁が流れてきた。
「姉さん、気持ちいい…。中に出したい…」
「ダメ、出来ちゃうからダメ…」喘ぎながら、コンドーム越しに射精された。
「よかったわ、信吾」満足そうにいうが、信吾には物足りなかった。

 この日から歩美は信吾を受け入れず、信吾は仕方なしに郁恵を相手にして射精していく。
そして、数ヶ月が過ぎて、信吾は進級して4年生になり、純子も合格して東京に住む事になった。
しかし、純子の1人住まいには両親が反対して、次郎や郁恵が相談して、一緒に暮らす事にした。
それには「純子と一緒なら嬉しいな」喜ぶ信吾に「そのほうがいいわ、若い者同士が似合いだし」歩
美も賛成している。

 そして、物置に使っている、6畳間を純子の部屋にする事にした。
「信吾、純子さんとセックスする時は、ちゃんと着けるのよ」
「そんな、セックスなんてしないよ。純子はまだ子供だよ」
「そうかしら、信吾の好みみたいだけど」
歩美がからかうと「それなら夫婦になればいいよ」次郎もからかっている。

 純子の部屋が整うと同時に、純子が母親と一緒に上京してきた。
母親は郁恵や歩美に挨拶をして、その日のうちに帰り、純子も荷物の整理をしている。
信吾は純子が気になり、部屋に入ると着替え中だった。
「見ないで、恥ずかしいわよ」白いパンティだけの姿になっている。
「俺の嫁になるんだからいいじゃないか」胸を押さえた手を退けさせると、ピンクの乳首が現れた。

 「綺麗だ、純子のオッパイ…」
「恥ずかしいわよ。いずれ見せるから」慌ててブラジャーを押しつけ、乳房を隠し、服を着込んで何
もなかったように振る舞っている。
「純子、好きなんだ!」信吾は唇を押しつけると「私も好きよ」2人は唇を重ねた。

 新しく純子が加わった事で、生活リズムも変わった。
朝食を済ますと、次郎と信吾、純子の3人が家を出て歩美と郁恵が家事をし、それが済むと、歩美が
出て郁恵だけが残っている。
そんなリズムが繰り返されていたが、5月に入ったある日、偶然にも信吾と純子だけが家にいる事に
なった。
信吾は純子の側を離れず、胸を撫でていく。
「信吾さん、胸だけよ。それ以上はイヤなの」
「でも、純子の全てを見たいんだ。見せてくれよ」シャツの裾を捲り上げ、ブラジャーのホックを外
した。

 「お願いだから、オッパイだけにして…」小振りな乳房を揉まれながら言うと、シャツも脱がされ、
ブラジャーも脱がされた。
「恥ずかしい、小さいから自信ない…」顔を背けるが「恥ずかしい事ないよ、これから膨らむんだか
ら」乳首を吸いながら揉んでいく。
「いいわ、気持ちいい…」心底から快感を感じて言うと、スカートに手を掛けた。

 「ダメ、まだ子供よ!」首を振って拒むが「見たいんだ。見ながら出させて!」なおも言う。
「出すって、もしかしてオナニー?」
「そうなんだ、セックスはしないから見せてよ」スカートを脱がすと「見るだけよ、絶対セックスし
ないって誓って…」
「約束する」」信吾の手がカートを脱がすと白いパンティだけになった。
 
 信吾は最後のパンティに手を掛け「純子は僕のお嫁だよ。約束だからね」ゆっくり引き下げた。
「必ず、お嫁になる…。でも、恥ずかしい…」絨毛が現れ、顔を背ける。
「恥ずかしい事ないよ、僕も脱ぐんだから」パンティを足首から抜くと信吾もズボン、パンツと脱
いで下半身を露わにしていく。

 「お、オチンチンが…」産まれて始めてみる、膨らんだ肉竿に恐怖を感じている。
(あれが入ったら、膣が裂けちゃう…)強ばった顔で見ていると足を開かされ「ダメ、それ以上は
ダメ!」両手で股間を押さえた。
「何もしないよ、オナニーするだけだよ」

 「約束よ、膣に入れないって!」渋々手を退けると、絨毛に包まれた淫裂が覗いている。
「綺麗だよ、純子!」肉竿を擦りながら見ていると「恥ずかしい、私の性器でオナニーだなんて…」
顔を手で覆った。
「純子、見るんだ。いずれ分かるんだから」手を退けると、信吾の肉竿がそそり立っている。
「純子、お願いだから、やってくれよ」
「やるって、何をするの?」
「フェラだよ。口でなめてくれないか?」
「いや、そんなのできない!」
「そうだよな。それなら、手でやってくれ。それならいいだろう?」
「手でなら、やってみる」純子は目の前にある肉竿を握り締めて、擦りだした。

 (熱い、オチンチンが熱い!)初めて触った肉竿を擦っていくと「気持ちいい、出すまでやって!」
信吾は乳房を揉み、乳首も吸う。
「信吾さん、これで気持ちいいの?」肉竿を擦りながら言うと「凄くいいよ。できたら純子の膣でや
りたい」
「苦しめないで。二十歳になったら、信吾さんにあげるから」泣きそうな顔になった。
「約束だよ、純子は僕の妻だからね」
「わかってる、だから今は我慢にして」肉竿の手を速めていく。

 信吾は乳房を揉んでいた手で、純子の太股を押さえて広げた。
「恥ずかしい、中は見ないで!」
「見させて、もうすぐ出るから」その言葉通りで、肉竿から白い液体が純子目掛けて噴き出した。
「射精ね。これが射精なんだ!」数回噴きだして、純子を汚している。

 「そうだよ。大人になったら、ここに出すからね」淫裂に指で触って行く。
「大人になってからよ。それまでは見るだけだからね」その手を払いのけ、精液を拭くと、脱いだ服
を着て元通りになった。
「信吾さん、コーヒーしようか?」
「いいね、純子と一緒も悪くないしな」2人はコーヒーを飲んで話している。