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「母と姉と妹と」
赤星直也:作
第2話 2人だけ
家事が済むと2人は時間を弄び「真一君、どこか遊ぶとこないの?」由里が言う。
「あるにはあるけど、俺、気休めに公園で休みたいな」
「それなら一緒に行こうよ。河川敷でしょう?」
「そうだよ、でも1人の方がいいんだけど…」
「何言っているのよ、一緒に行こう」真一は由里に腕を掴まれ家を出た。
2人が歩きだしてから30分も過ぎると公園が見えてきた。
2人は腕を組んで公園に入ったが、アベックや、家族連れが大勢いる。
「真ちゃん、こっちもやろう」由里は真一に体を寄せて抱きしめるが「由里さん…」
女性特有の臭いが真一を刺激していく。
真一も由里の肩を抱き2人は恋人のようにして歩いていく。
2人が公園の中を歩いていくと、芝生の上ではアベックが抱き合い体を撫で合ってい
て「由里さん、僕もやりたい…」真一は由里を抱いたままアベックの中に入った。
「胸は触らないで…」小さな声で言うが、由里を寝かすと唇を重ねた。
「う!」思わぬ行為に呻き声を上げたが拒もうとはせず、由里も迎え入れている。
2人は暫く唇を重ねていたが、真一の手が由里の胸を撫で出すと「ダメ、ここはダ
メ!」手を押さえるが、真一は力で由里の胸を撫で出す。
(これがオッパイなんだ!)布地越しだが初めて触る乳房の膨らみに呼吸が荒くなり、
鼓動も早まっている。
「やめて、恥ずかしいからやめて!」呟くように言うが真一は手の動きをやめず、乳
房を握りしめた。
「わかったわ。してもいいから、帰ってからしようよ」由里がまた唇を押しつける
と「約束だよ、必ず触らせるって!」真一も口を押しつける。
「約束する」由里の言葉に真一の手は乳房から肩に移って撫でていく。
2人は公園の中で2時間程過ごすと家に戻った。
戻ると真一は「由里さん、約束したよね」抱きついてシャツを捲り上げていく。
「ヌードはイヤ、触るだけにして!」
「そんな事言われても、収まらないよ!」なおも捲り上げていくと白いブラジャーが
見えてきた。
「やめて、触るだけの約束よ!」
「そんな事言った覚えないな」強引にブラジャーも捲り上げると、日焼けから逃れた
白い乳房が現れた。
「オッパイだ、由里さんのオッパイだ!」真一は体を震わせ、興奮しながら乳房を見
つめると乳首に吸い付く。
「ダメ…。吸わないで…」由里は乳首を吸われて、今まで味わった事のない快感を知
った。
(気持ちいい…。乳首を吸われると感じる…)口では拒むが真一の頭を抱き締めてさ
せるがままにしている。
真一は乳首を吸いながらブラジャーのホックを外して乳房を握り締めた。
「優しくして…。オッパイは敏感なの…」由里は体を震わせながらも拒もうとはせず、
その言葉に乳房をゆっくりと優しく揉むと「いいわ、気持ちいい…」上擦った声を上
げた。
「由里さん、お願いだからヌードを見せて」真一はシャツを脱がそうとした。
「イヤよ、ヌードはイヤ。このままでして…」乳房を露わにしたまま言うが(真ちゃ
ん、震えている…)真一の震えに気づいた。
「真ちゃん、オッパイ見るの初めてなの?」
「そうだよ、由里さんのオッパイが初めてなんだ…」上擦った声で言いながら乳房を
揉み続け(そうなんだ、私のオッパイが初めてなんだ…)由里も体を震わせながら真
一の頭を抱きしめ続けた。
2人は20分程抱き合うと「もう充分でしょう?」由里は真一を退けて乳房をブラ
ジャーで隠す。
「そうだね、タップリ見たし」満足そうな顔をしていると「真ちゃん、この事は誰に
も言わないでね」注意する。
「当然だよ、僕と、由里さんの秘密だから」また唇を押しつけた。
「そうよ、2人だけの秘密よ」由里も唇を押しつけ服を直し、2人は商店街に出て夕
方に戻ってきた。
その夜、2人は夕食を済ますと「真ちゃん、先にお風呂入ってよ」由里が言う。
「わかった、先にはいるよ」真一は言われるがまま、浴室に入って体を洗っていく。
丁寧に隅々まで洗い体を温めて上がるが「着替えを忘れた!」いつもは真弓が準備し
ていたが今日は用意されてない。
「仕方ない…」濡れた体を拭くと、股間を両手で押さえて浴室から出て行くと「真
ちゃん!」由里も気づいて声を上げた。
「着替えがないから仕方ないよ!」手を動かして説明すると「キャ~!」由里が声を
上げて蹲った。
真一は「由里さん、どうかしたの?」股間を露わにしたまま平然としていると「隠し
て、見たくもない!」顔両手で覆って言う。
「いけない、うっかりしてた!」慌てて両手で股間を覆うと「隠したよ、もう大丈
夫だからね」由里に声を掛けた。
「真ちゃん、いくら何でも、オチンチンは出さないでよ」顔を赤らめながら言う由里
だが(あれがオチンチンなんだ…)初めて見た肉竿に興奮が収まらない。
そんな由里に「上がったから、由里さんも入って!」真一が言い「入るけど、絶対
覗かないでよ」釘を刺す。
「覗いちゃダメなの?」
「当然よ、裸は見られたくないの!」「僕は平気だよ、由里さんになら見せられる」
手を退けて肉竿を見せた。
「イヤ、そんなの見たくもない!」顔を両手で隠すが「見ないとダメだよ、由里さん
も裸になればわかるよ」抱きついて服を脱がそうとした。
「やめて、今日の真ちゃんは変よ!」脱がされまいとするが力に負けてスカートが
脱がされ、パンティを掴まれた。
「やめて、それだけはイヤ!」
「僕だって、素っ裸だよ。由里さんも脱がないと…」勝手な事を言って引き下げると
「イヤ、イヤ!」脱がされまいとするが、膝まで下げられて黒い絨毛が覗いた。
「由里さんのヘアだ!」その声に「見ないで、イヤ~!」声を上げて由里は泣き出し
た。
真一は泣き出した由里など気にも留めず、なおもパンティを引き下げて足首から抜
いた。
「由里さん、これで下は丸出しだよ」下半身を露わにするとシャツを脱がしにかかる。
「やめて、今日の真一君は変よ!」
「だって、由里さんの裸を見たいんだ!」シャツを脱がすと由里はブラジャーだけの
姿になった。
「わかったわ。裸になるけど、何もしないと約束してよ!」体を震わせながら言うと
「勿論だよ。オッパイだけは触るけど」誓った。
「約束よ、変な事もしないって!」両手で股間を押さえたまま言い「約束する。だ
から、素っ裸になって!」真一が約束すると、由里は震える手で背中のホックを外し
てブラジャーを脱ぎ「全部脱いだわ。これでいいのね…」恥ずかしさに体が震えてい
る。
「隠しちゃダメだよ、僕見たく全部見せないと」股間と胸を押さえている手を退け
(恥ずかしい、真ちゃんにヌードを見られるなんて…)乳房なら我慢できるが、股間
の絨毛を見られているから恥ずかしさが倍になっている。

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