「恥辱の投薬ミス」

                    赤星直也:作

第7話 露見

 香奈と真澄に辱めを受けた直美は、ヌードの姿で当直室まで戻らなければない。
いつ、誰に見られるかも知れない、病院の薄暗い廊下を歩いて戻って行く。
直美は音が出ないようにと、素足になっている。
乳房を揺らせながら、どうにか当直室に戻れた。

 「よかった。誰にも合わなくて!」当直室に戻ると、急いで白衣を着込んでいく。
白衣を着込むと、ホッとする直美は安心したのか、コーヒーを飲んでいく。
その日はそれですんだが、辱めは直美の当直と香奈と真澄の当直が重なった時に、必
ず行われた。

 今夜もその日だった。
「先生、今度は黒よ。黒のストッキングにガーターベルトよ」昨夜、香奈から言われ
ていたので、黒のストッキングとガーターベルトを着けていく。

 「いやだわ。娼婦よ」鏡に写る自分の姿に、がっかりしている。
上半身は、何も着けず乳房が丸見えで、黒いストッキングとガーターベルトが、股間
の淫裂を引き立たせ、卑猥に見えている。

 しかし、逆らえない直美は、その上にシャツとスカートを着込んでいく。
下着を着けるのが、許されなかったからだ。
着終えると、何事もなかったように病院へと歩いていく。

 病院に着くと香奈と真澄が出迎えた。
「先生。一緒に着替えようよ!」いつものように、2人は嫌がる直美をロッカー室に
連れ込んでいく。
「脱いで、先生」直美は2人の前で全裸になっていく。

 「いいわね。黒もいいわ!」我慢できないのか、香奈が股間を撫でだす。
「香奈、ずるいわよ。だったら、私もする!」真澄も乳房を掴み、吸いだした。
「だめよ。見られてしまうわ。後で、ね、あとで!」直美はどうにか2人を退け、素
肌の上に、白衣を着込んだ。

 その後、ズボンを履くが、白いズボンは、うっすらと黒みを帯びている。
「そうね。後で楽しみましょうね」香奈と真澄も白衣を着込んでいく。
制服姿になった3人は、それぞれの職場に向かった。

 直美は小泉と引き継いでいく。
「川島先生。今度の休みに、一緒に食事でもいかがですか?」
「そのうち、ご一緒させて貰います…」いつもと違い、元気がないのが孝一にもわか
った。
(あれ、元気がないぞ。どうしたのかな?)孝一は直美が気になっている。
直美は一人、当直室で時間が過ぎるのを待っていた。

 11時になった。
看護婦の香奈と真澄は、入院患者の様子を見回っていく。
「真澄。今夜は、今までと違った楽しみをしようよ」
「そうね、今度は先生にしてもらおうかな?」2人は直美を辱める事で夢中になって
いる。

 入院患者を見終わると「ねえ、先生のところに行ってみない?」「そうね。行こう
か!」香奈と真澄は当直室に向かった。

 その時に「あれ、どうしたのかな?」2人を不思議に思い、後を付けていく人影が
あった。
人影は足を止め「確か、川島先生がいるはずだが…」そっと、当直室を覗いた。

 (川島先生が、看護婦に土下座している!)人影は驚いてしまった。
「もう、ヌードは許して下さい」
「だめよ。今日も12時に来るのよ。来なかったらばらまくからね」
(ヌード…。それに、ばらまくって、脅迫してるのか!)人影にも聞こえた。

 (来るぞ、隠れないと!)ドアが開いて、看護婦の香奈と真澄は看護婦の詰め所に
歩いていくが、残された直美は泣いていた。
それは外にも聞こえて(いったい、何があったというんだ?)人影は心配そうに泣い
ている直美を見ていた。

 泣いていた直美は、見られているとも知らず、白衣の上着を脱ぎ上半身を露にした。
(は、裸になっていく…。でも、オッパイが綺麗だ!)人影は揺れ動く直美の乳房に
見とれていた。

 そんな事とは知らず、直美はズボンを膝まで下げた。
(ヘアが丸見えだ。少ないヘアだな…)直美はストッキングと、ガーターベルトだけ
の姿になってしまった。

 全裸同然になると、泣きながらドアを開けて廊下に出ていく。
(隠れないと!)人影は物陰に隠れて、直美に気付かれないようにした。
そんな事とは知らず、直美は薄暗い廊下を、お尻と乳房を揺らせながら歩いて行く。

 (綺麗だ、川島先生の性器が…。まだ、バージンだぞ…)人影は、後ろから太股と
太股の間から見える、ピンクの淫裂に感嘆していた。
だが、直美は薄暗い廊下を怯えながら歩き、煌々と照明が点いた看護婦室に入った。

 人影も、後を付け歩き、直美が入った看護婦室を覗いていく。
(凄い。レズをしている!)全裸の直美が、香奈に乳房を揉まれながら乳首を吸われ
ている。
さらに両足を広げて、淫裂を真澄の手と舌で辱められていた。

 「もう、許して下さい!」泣きながら直美が言い「先生、イヤならヌード写真を
らまくわ」脅されている。
「それだけは、やめて下さい…」直美が言うと「今夜は先生にして欲しいの。やって
頂戴!」香奈は白衣を脱いでいく。

 パンティ、ブラジャーも脱いで全裸になると「先生、吸って!」香奈は乳房を掴み、
直美の口に押しつけた。
直美はその乳房を両手で揉みながら、乳首を吸いだす。
「いいわ、先生。もっと、強く吸って!」直美は言われるままにしている。

 「先生、私にも楽しませて!」真澄も白衣を脱ぎだした。
真澄は乳房と股間の部分が透けている下着を着けている。
「先生、脱がせて!」甘えるように真澄が直美に言うと「いいわね。楽しそうで」乳
房を揉まれている、香奈の声が弾んでいた。

 (いやよ。そんなの、いや!)逆らえない直美は、両手真澄のブラジャーを外し、
脱がしていく。
「感じるわ、先生に脱がして貰う時も、気持ちいいわ。オッパイも揉んでよ!」気持
ち良さそうな真澄だ。

 直美は言われたまま、真澄の両乳房を揉みながら乳首を吸っていく。
「凄くいい。膣にもして!」乳房を揉んでいた手が、パンティを下げていく。
真っ黒な絨毛に包まれた淫裂が露になってい
く。
「先生、そこよ。そこにして!」直美は、淫裂を手で広げ、膣の中に舌を入れた。
「あ、あ、あー!」真澄は悶え声を上げていく。

 (何て事を…。いくら、脅されているとはいえ、酷すぎる!)人影は怒りさえ覚え
ていた。
そんな事とは知らない香奈と真澄は直美を辱め続け、解放したのは1時間後だ。

 直美は、全裸で来た廊下を戻っていく。
乳房とお尻を揺らせながら怯えながら歩き、人影も後を追っていく。
当直室に入ると直美は急いで白衣を着込み、女医の姿に戻っていた。
しかし、直美は涙を流し続けて(事情を聞かないと、いけないな…)人影は考え巡ら
せてる。

 翌朝、当直開けの直美は、医師との引継を行い、自分のマンションに帰った。
マンションに戻ると、直ぐに衣服を脱ぎ、香奈と真澄に辱められた体を、シャワーで
流していく。

 その時、チャイムが鳴った。
「誰かしら?」直美は細長いタオルで、前だけを隠してドアに向かう。
「どちら様ですか?」
「私です、小泉です。昨夜のことで話があります!」直美の顔色が、一瞬にして青く
なってしまった。

 (見られてしまったんだ。私がヌードで歩く姿を!)ガチガチと奥歯がなっている。
あの人影は外科医の孝一で「今すぐ、開けて下さい!」孝一は催促した。
「は、はい。今開けます…」胸のタオルを、しっかり押さえながらドアを開けた。

 「ここでは何ですから」恥ずかしそうに胸と股間をタオルで押さえている。(オッ
パイが、タオルからはみだしている!)豊満な乳房の膨らみは、隠しきれなく、はみ
出していた。
それに腰のくびれが何とも言えない色気だ。

 直美は孝一を奥に案内するが、後ろ姿が丸見えだ。
(性器が見える!)ヘアの少ない股間から、淫裂が孝一の目に入ってしまった。
「直美さん!」孝一は我慢できず、背後から抱きついた。
「いや。セックスは、いやー!」直美は孝一の手を、両手で押さえた。

 そのために、タオルが落ちて乳房と股間が露になっている。
「教えて下さい。なぜ、脅されているのか!」孝一は優しく直美の乳房を撫でだす。
「写真を撮られたんです…。ヌードの写真を…」泣き出す直美だ。

 「それなら、警察に訴えればいいでしょう?」孝一の言うとおりだが、直美には言
えない秘密がある。
(どうしよう。孝一さんに、相談した方がいいのかしら?)黙っている直美だ。