「欲に満ちた白い天使」

                     赤星直也:作

第11話 美奈の裏工作

 「先生、私のここが痒くて仕方ないんです」指先でクリトリスを撫でると「そこだ
けですか?」後藤もクリトリスを撫でていく。
「膣の中も痒いです…」
「ここもですね」指がクリトリスから離れ、膣穴に入って動きだした。
「そうです、もっと奥を掻いて下さい…」目を閉じ満足そうな顔をしていると「指だ
けでは無理ですね、別なのでしないと」指を動かしながら言う。

 「それでしたら、先生のオチンチンでして貰えませんか?
「チンポでですか。本当に良いんですね?」
「構いません、お願いします」
「わかりました。チンポで治療しましょう」ズボンを引き下げ、肉竿を露わにすると
開いた膣穴に押し込んだ。

 「凄く気持ちいいです。先生、もっとやって下さい」美奈の言葉に後藤は肉竿のピ
ストンを早めて「あ~!」喘ぐ声が診察室に響いている。
後藤はなおも肉竿を動かして「もうだめだ…」爆発寸前になると「抜かないで。膣の
中に出して!」膣内射精を求められた。

 「出しますよ、いいんですね?」
「出して、一杯出して!」美奈の催促に応えて後藤は膣奥に精液を噴射した。
「本当に、いいんですね?」肉竿を抜くと白い精液が流れ出ていく。
「後藤先生だからいいの。心配しなくていいわよ」流れ出る精液を拭き、診察台から
降りるとナプキンを淫裂に押し当ててパンティを履いていく。

 「事務長。万が一と言うこともありますから薬を飲んでは?」声を掛けると「そう
ね、飲んだ方がいいかも」「それでしたら私がやります」診察室から出て行った。
残された美奈はスカートを履くが「これで足下が固まったわ」思惑通りに事が運ぶか
ら笑みがこぼれている。

 一方、後藤は薬剤科で緊急避妊薬を手に入れると戻ってきた。
「事務長、これを飲んで下さい」薬を渡すと「必ず飲むから安心して」そう言って受
け取り「それからお願いなんですが…」困った顔で言い出す。

 「私に出来ることでしたら、構いませんよ」
「後藤さんにしか頼めない事なの。私のヌードを撮って欲しいんです…」
「ヌードですか。それなら喜んでお手伝いしますよ」後藤は目を輝かせて承知し「そ
れでしたら、仕事が終わったらお願いします」礼を言うと診察室から事務室に向かっ
た。

 美奈が診察室から居なくなると「ヌードか、事務長のヌードを見られるとは信じら
れないな」時計を見ながら想像していると5時を過ぎている。
「もう、いいだろう」診察室を出て事務室に行くと「先生、これからお願いします」
美奈が声を掛けてくる。
「わかってます、行きましょう」白衣を脱いでロッカーに押し込むと2人は連れ添っ
て病院から出た。

 2人は病院近くにある美奈のアパートに向かい、中に入ると美奈がお茶を差し出す。
「事務長、本当に脱ぐんですか?」出されたお茶を飲みながら後藤が尋ねると「本当
よ、これでお願いします」カメラを渡す。
「わかりました。それなら撮りますよ」カメラを向けると「お願いします」そう言う
と服を脱いでいく。

 後藤は脱いでいく美奈を撮っているが、ブラジャーを脱ぐと乳房を見つめて撮ろう
とはせず「後藤さん、撮って下さい」催促される始末だ。
後藤が「わかっています」スイッチを押すとパンティを脱いで淫裂の見えるポーズを
取り、挑発すると見慣れた淫裂でも相手が事務長だから興奮して肉竿が膨らんでいる。

 それを見て「私だけヌードは恥ずかしいわ、後藤さんのヌードになって撮って下さ
い」催促し「そうですよね、私も脱ぎます」服を脱ぐと肉竿が膨らみきって反り返っ
ていた。
「凄く立派です…」美奈は膝を着き肉竿を掴むと口の中に入れて「フグ、フグ!」唇
で擦って行く。

 「気持ちいい。こんな事して貰えるなんて夢のようです…」美奈の頭を押さえなが
ら言うと「また疼きだしました。これで治療して下さい」肉竿を手で擦っていく。
「それでした、今からやりましょう」美奈を寝かせ、覆い被さると淫裂を肉竿で突き
だし「気持ちいい。もっと奥までして…」催促すると肉竿の動きが激しくなっていく。
さらに「オッパイが疼いてます…」乳房を揉ませ、乳首も吸わせて挑発してまた膣奥
に射精させた。

 射精が済むと2人は余韻に浸っているが「疼きは取れましたが、ヘアを剃って貰え
ませんか?」頼み込んだ。
「性器のヘアですか…」
「そうです、パイパンになりたいんです」
後藤は暫く間を置き「わかりました、剃ってあげます!」承知すると美奈が用具を運
んできた。

 「それでは、剃りますからね」カミソリを持ち、絨毛を剃り出すと地肌が見えて淫
裂が剥き出しになって行く。
後藤の持ったカミソリは丁寧に淫裂の周りを剃り続けて無毛の股間にした。
「これも撮りますよ」美奈の足を開かせ、淫裂が開いてるのをカメラに収めたが「ま
た疼きだしました。後ろからチンポで…」催促すると四つん這いになっていく。

 「わかりました、いくらでも疼きを取りますよ」両手で腰を押さえ淫裂を突き出す
と我慢できないのか「あ、あ、あ~!」声を上げ「恥ずかしいけど、声が出ちゃいま
す…」言い訳している。
「それが普通です、もっと出してもいいですよ」肉竿の動きを早めて2回目の放出を
行った。

 翌日、美奈はなにも無かったよう振る舞っているが、診察時間が終わるとまた後藤
の所に行っている。
後藤も拒まず「事務長が知られたくないそうだから」ナースを診察室から出すと鍵を
掛けて肉竿を露わにし、奈美もスカートを捲り上げ淫裂を剥き出しにすると診察台に
乗って肉竿で突き刺されている。

 その後も診察時間が過ぎると治療と称する性行為を行っていたが、ナースの間で噂
になって茉莉の耳に入り「間違いなく何か企んでいる。もしかしたら乗っ取りかも?」
気が気では無い。
「頼みの綱は有里ね、うまく行ってればいいけど」茉莉は気になっているが、当の有
里は毎晩太一に抱かれていた。

 毎晩射精されるから体が異常になるのも無理はなく、病院で診察を受けると妊娠を
告げられ、茉莉や太一にも知らされた。
それを聞いた茉莉は「よかったわ、これで有里は味方になったし」笑顔でいるが「面
白くないわね、跡継ぎが増えるなんて」美奈は機嫌が悪い。

 「有里は何としてでも味方に付けないと…それがダメなら追い出すしかない…」美
奈は色々思案したが「有里が引きこもっているからには話しようがないし…」説得を
諦めるしかない。
「流産したら何とかなるかも…」悪知恵が働き「確か、流産させる薬もあったわね」
前の病院で使ったのを思い出し「後藤さんに頼めば手に入るかも…」有里に薬を飲ま
せるつもりのようだ。

 思いつくと、いつものように診察を終えた後藤の所に向かい「ここが疼いて…」下
半身を剥きだしすると後藤が肉竿で膣の中を突き刺していく。
「いいわ、スーとして気持ちいい!」喘ぎながら膣の中に射精させると「お願いがあ
るの、聞いて貰える?」甘い声で言った。

 「僕にできることなら何でもしますよ」
「後藤さんしかできない事なの。赤ちゃん出来ちゃったみたいだから堕ろす薬が欲し
いのよ」
「それには「出来たって、僕の子ですか?」驚いた顔になっている
「そうなの、他人に知られたくないから何とかして欲しいのよ」
「それでしたら、検査してからでないと無理です…」
「そこを何とかして欲しいの。後藤さんの赤ちゃんなのよ」色目を使って手に入れよ
うとしている。