|
「欲に満ちた白い天使」
赤星直也:作
第5話 体外受精
その日、有里は夜勤だからナースステーションで待機していたが「来てよ!」同僚
に呼ばれ仮眠室に連れ込まれた。
「有里、素っ裸になったんだってね?」いきなり言う沙織に「仕方なかったんです、
母の治療費を出して貰ってるし…」
「言い訳はいいの、ここで同じ事をやるのよ!」
「そんな事できません…」
「やらないなら力ずくよ、ほら、脱ぐのよ!」数人掛かりで押さえられて、ナースの
制服が脱がされ下着姿になった。
「やめて。私が何をしたというのよ!」
「やった事をここでやって貰うだけよ!」パンティが引き下げられて絨毛が露わにさ
れると「ここも、触られたんでしょう?」淫裂を触られ指が入れられる。
「抜いて、そんな事してません!」逃れようと腰を振るが、指は抜けず返って中まで
入れられる。
「嘘言わないで。オッパイも吸わせたんじゃないの?」ブラジャーを脱がされると
乳房も掴まれ「してません、ヌードを見せただけです!」言っても信用してない。
(ヌードになっただけなのに…)悔しさに泣き出すが「こんな事もされたはずよね?」
乳房を揉みながら乳首も吸い出す。
「やめて、そんな事絶対してません!」同僚の辱めに泣く事しかできない。
沙織は執拗に「ナースの恥よ。男にヌードを晒すなって!」言いながら有里の全裸
を撮り出す。
「イヤ、写真はイヤ!」顔を背けると押さえられて、カメラを見つめさせられ(撮ら
れた。ヘアヌードを撮られた…)流れ出る涙も多くなっている。
沙織は数枚撮ると「性器も撮ったからいいわよ」手が退けられ、皆が出て行って有
里だけが残された。
「何で、ヌードにされるのよ!」有里は呟きながら脱がされたパンティを履き、ブラ
ジャーも乳房に押し付け、次々と服を着てナース姿に戻るとステーションに戻った。
だが、同僚は戻った有里に声を掛けようとはせず無視して(悔しい、こんな仕打ちを
されるなんて!)泣きながら夜勤を続けていく。
数日後、有里は太一に呼ばれ一緒に診察室に入ると「順調です、受精しました。後
は戻しだけです」と 後藤から告げられる。
「そうか、それなら、今からやろう。準備してくれ!」
「今日ですか?」
「そうだ。早いほうがいいし」
「わかりました…」有里はズボンを脱ぎ、パンティも脱いで下半身を露わにしていく。
「これでいいんですよね?」股間を押さえ、ベッドに仰向けになるが「ヘアが邪魔
だな、剃って貰おう!」後藤はナースを呼ぶが「性器を出してる!」有里の姿に声を
あげた。
「これは極秘なんだ。喋ったら首だぞ。それに、慰謝料も払って貰うからな!」太一
の言葉に同僚は「ナースは口の堅いのが取り得ですから心配無用です!」と答える。
「それを聞いて安心した。早くやってくれ!」同僚は慣れた手つきで有里の絨毛の
ムースを吹き付け剃っていく。
(恥ずかしい、性器が丸見えになってしまうなんて…)恥ずかしさに、両手で顔を隠
すが(そう言う訳だったんだ。体まで売ったんだ…)勘違いしているが、カミソリを
動かしながら淫裂を見つめている。
程なくして「終わりました!」無毛にされた淫裂が消毒されると皆にも晒された。
「恥ずかしいです、見ないで下さい!」
「見ないと、何もできないよ。これから始めるよ!」培養した受精卵が有里の子宮に
着床された。
「これで、第1段階は終わりましたが、二日は安静にした方がいいです」
「そうか、だったら人目の付かない所がいいな。特別室を使おう」太一の提案で有里
はストレッチャーに乗せられ、特別室に運ばれたが誰とも会わずに済んだ。
「婦長にも言っておかないとな…」太一はボタンを押して「院長だが、婦長を呼ん
でくれ!」話し掛けると婦長の富子が入ってきた。
「婦長、実は有里なんだが…」太一は有里が一週間週間程安静にする事を伝えたが、
代理出産の事は言えない。
一方、入院した有里は何もする事がなく暇だが「具合はどう?」茉莉が訪ねてきた。
「いつもの通りで何ともないです」
「それならいいわ。どんな具合なの、見せて!」布団を捲ると、ネグリジェを捲った。
「あら、可愛いわね。こんな性器もいいわね…」無毛の淫裂からは肉襞が飛び出し、
それを指で撫でていく。
「ダメです、そんな事されたら体に悪いです…」
「そうかもね。とりあえず安静だしね」茉莉は有里から必要な物を聞くと出て行き、
有里は退屈なまま過ごしていたが、同僚とは隔離されていたから見舞いに訪れる事は
なく、秘密も守られている。
そして、一週間が経ち、検査されると茉莉の卵子が無事に活動しているのが確認さ
れた。
「私が妊娠だなんて…」セックス無しでの妊娠に実感が伴わない有里だが「うまく行
ったんだ!」喜ぶ茉莉だ。
太一と茉莉はこれからの事を考えるが、有里にはそんな余裕がなく、母の見舞いを
しながらナースの仕事を続けなければならない。
日勤だけでなく夜勤もしなければならず「大丈夫かしら?」茉莉は心配になっている。
「そうだよな、夜勤は辞めさせて日勤だけにさせるか…」太一は婦長の富子と掛け合
うが「一人だけそんな事はできません!」事情を知らないから当然断られた。
太一は本当の事を言いたいが、やむを得ず「病み上がりだから程々にね」としか言
えず「それはわかっています」富子も配慮はする事にした。
しかし、婦長が言っても同僚は「不公平よ。何で有里だけ楽なのよ!」不満をあげて
いる。
それでも、数日は我慢していたが、仕事を終えて帰ろうとした時「来なさいよ!」
同僚から呼び出しを受けて、処置室に連れ込まれた。
「何で、有里だけが楽してるのよ!」怒ったような声に「病気上がりからです…」と
答える。
「ふざけないで、何の病気なのよ!」
「それは…」言おうとしたが、言えるはずはない。
「仮病じゃないの。素っ裸にして確かめましょうよ!」
「そうね、脱ぐのよ!」
「いやよ、どうして裸なのよ」
「脱がないなら、脱がせてやる!」同僚が有里を押さえ服を脱がし出す。
「やめて、やめてよ!」叫ぶ有里だが、制服も脱がされ下着姿になっている。
「もしかして、院長とオ○ンコやったんじゃないでしょうね?」
「バカ言わないで。そんな事できるはずないわ!」
「それは素っ裸になればわかるわよ!」里奈はパンティを掴んで引き下げた。
「イヤだ。ヘアを剃ったんだ!」現れた股間は短い絨毛で包まれ淫裂が覗いている。
|