「欲に満ちた白い天使」

                     赤星直也:作

第3話 治療費の帳消し

 「有里、あんたには私がする!」里奈は有里の乳房を吸いながら揉みだし「ダメ、
そんなのだめ!」首を振るが(逆らえない、逆らったら仕事が…)拒もうとはしない。
「そうよ、それでいいの。オ○ンコもしようね」淫裂を撫でると「バージンです…」
その言葉に「処女なの?」指の動きが停まり「そうです…」有里は俯きながら沙織の
淫裂を撫でていく。

 有里は10分近く相手をさせられ、服を直すと戻るが「さっきの事は秘密だからね。
喋ったらもう口利かないからね」念を押された。
「絶対に言いません!」
「それならいいわ」安心したのか仕事を始めていく。
その後も2人と夜勤が一緒の時には「ちょっと、付き合って!」処置室に呼ばれ乳房
と淫裂を撫で合っていた。

 そんな事が繰り返され、3ヶ月が過ぎた頃に母が入院している病院から退院勧告が
出され「退院しても行く当てがないし…」頼れる親戚はいないから、思い切って太一
と茉莉に打ち明けた。
「そうなんだ。両親は離婚して、父親は再婚したんだ!」

 「そうなんです。ですから、私しか親族がいないんです…」泣きながら言う有里に
(面白くなってきたわね。これでこの子は頂けるわ。あなたにもオ○ンコさせるから
いいでしょう?)太一を見つめると(俺にもやらせるなら、話に乗ってもいいよ)頷
いた。

 「それだったら、内の病院に入院させなさいよ!」思わぬ言葉が茉莉から飛び出し
「本当にいいんですか。私、お金持ってませんが…」信じられないと言った顔だ。
「2ヶ月間は入院してても保健が効くんだ。その後は自己負担になるけどだ…」
「と、言う事は2ヶ月だけですか…」落胆すると「病棟を代えればいいんだよ。介護
病棟に移れば2ヶ月居られ、また戻って2ヶ月と繰り返すんだ!」太一が説明する。

 「そうすれば保険が効くのよ」真理が言うと「ありがとうございます、助かりまし
た」頭を下げて礼を言うと「その代わり、今夜もいいよね。ちょっと変わったのでや
らせて欲しいんだ」太一も言う。
「セックスは無しです。それならいいですが…」
「当然よ。オ○ンコするのは私だけよ」
「そんな、オ○ンコだなんて…」顔を赤らめる有里に「それよりも入院の準備よ。い
つからできるか調べて!」

 有里は「直ぐに調べます!」笑顔で出て行くが「茉莉、あの子とオ○ンコやっても
いいよね?」
「まだダメ。環境が整ったらやってもいいわよ。それに、代理母もいいわよね?」
「茉莉、本当にいいのか?」
「仕方ないわよ、私は産めないんだから。でも、卵子は私のを使って貰うけど…」
「わかった、いずれはそうしよう」2人は何やら企んでいるが、有里は知るよしなど
ない。

 その夜、3人は全裸になっていたが、いつもと違って有里の両手が後手に縛られて
いた。
「痛いのはイヤです。それにセックスも…」
「わかっているわよ。だから、こうして」茉莉がいつものように乳房と淫裂を撫でて
いくと、太一は肉竿にコンドームを被せゼリーを塗っていく。

 「ここにも塗らないと」茉莉が淫裂を撫でてから肛門を撫でると「お尻はダメ、ア
ソコだけして…」有里は虚ろな顔で言う。
「でも、今日はいつもと違うの。ここでもやるのよ」ゼリーを肛門から押し込んだ。

 有里が冷たいゼリーに「あ~!」声をあげると「行くぞ!」太一の肉竿が入り込み
「イヤ~。裂けちゃう~!」叫ぶと顔を歪め「抜いて、痛いから抜いて!」途切れ途
切れに言う。
「特別だから我慢して。オ○ンコよりは良いはずよ」唇を押し付けるが「う~!」痛
さに呻き声を上げた。

 それでも太一は肉竿をなおも押し込み、根元まで入れるとピストンを始めて「あ、
あ、あ~!」有里は今までにない声をあげ、体を震わせている。
「ダメ、もうダメ!」有里は首を振るが肉竿は動きを停めず、絶頂を迎えて「でる、
でる!」噴射を済ませ、肉竿を抜くとコンドームの先端には精液が溜まっている。

 肉竿が抜かれると有里の手が解かれ尻も綺麗に拭かれた。
「お尻、どうだった?」
「良くない、もうやりたくない!」泣き声で言うが「お尻がダメなら、オ○ンコさせ
てくれる?」
「それは、絶対イヤ!」

 「でしょう。だから、お尻でやらせてあげて。週、一回で良いから。その間は私の
オ○ンコでやらせるからね」そう言われれば母をのことがあるから「わかりました。
お尻は我慢します…」承知するしかない。

 「良かった。有里とやるのが楽しみだったし」笑顔の夫婦だが「お風呂、良いです
か?」「良いわよ、綺麗にしたら、今まで通りでやろう」(勝手に言わないで。お尻
がまだ痛いのに…)不満だが浴室に入り、シャワーで体を綺麗に洗って戻ると「良い
わ、凄く良い!」茉莉は馬乗りになって腰を振っていた。

 「有里も来て。3人でやろう!」茉莉は有里に乳房を掴ませて腰を振り、太一は有
里の淫裂を撫でながら登り切ろうとしている。
「出してもいいのよ。オ○ンコで受け止めるから!」腰の振りを速めると太一は噴射
を始める。
(射精だわ、膣にされて大丈夫なのかしら?)見ていると精液が流れ出てきて「あな
た、良かったわ。またしようね」満足そうに抱き合う2人に(妊娠しないのかしら?)
考える有里だ。

 それから数日後、母が有里の勤務する転院して来た。
有里も仕事がの合間を縫って看護していくから元気になっていく。
だが、有里には「入院費だけでも大変になるわ、どうしよう…」今の給料では保健が
効いてもどうにか生活できる程度で、家賃がないからやっていけてる。

 憂鬱な有里に気付いた茉莉は勘が働いて「そろそろ仕掛けましょうよ」太一に働き
かけた。
そして「有里さん、入院費なんだけど…」茉莉が言いにくそうに言うと「わかってま
す。必ず払います」項垂れて返事する。
「それよりも、今夜は太一とセックスして欲しいの」
「そんな、セックスだなんて…」言葉が続かない。

 「タダとは言わないわ。治療費と入院費を帳消しにしてあげる」
「でも、セックスしたらお嫁にいけなくなります…」
「そんな事ないわよ。私だって、処女じゃなかったし」
「茉莉さんがですか?」

 「そうよ。結構遊んだけど、結婚と処女は別なの」
「そうなんですか…。でも、考えさせてください」
「良いわよ。でも誰にも言わないでね」
「わかりました」有里は即答できなかった。