「欲に満ちた白い天使」

                     赤星直也:作

第2話 レズ体験

 翌朝、有里は何もなかったように起きて朝食を作っていた。
そこに茉莉が来て「あら、悪いわね」2人で作り、3人で食事を済ますと有里は病院
へ向かうが「有里さん、顔色が悪いわね」婦長の富子から言われ「ちょっと寝不足で
して。まだ慣れないものですから…」覗き見していたとは言えない。

 「そうかもね、慣れてないし。でも、仕事はちゃんとやって貰いますよ!」富子は
そう言うと指示していく。
「わかりました!」その指示に従って準備を始めるが、有里はまだ研修段階だから補
助的な仕事しかさせて貰えない。

 有里は夜勤がないから5時には帰り、家事をしていると茉莉も帰って2人で夕食を
作るが「今夜お話があるの」茉莉が言う。
「お話って?」「後でわかるわ」有里は意味が分からないが、3人で夕食を済ますと
居間で夫婦と向き合った。

 「有里さん、昨日見たでしょう?」茉莉に言われ(覗き見の事だわ。どうしよう?)
迷うが「何の事でしょう?」声が上擦っている。
「夫婦の営みよ。セックスと言った方がいいわね」
(知られたんだ。こうなったら謝るしかない…)「ごめんなさい、見る気はなかった
んですが…」頭を下げると「謝らなくてもいいのよ。それで、どうだったの?」

 「凄かったです。初めて見ましたから興奮して…」
「興奮してオナニーしたんでしょう?」
「はい、悪い事とは思いましたが…」
「悪い事ではないの。見てもいいのよ。その代わり一緒に楽しもうよ」茉莉は有里の
隣に座り直すと、顔を押さえて唇を重ねる。

 「茉莉さん、いけないわ。女同士だなんて…」
「そんな事無いぞ。俺が許すから楽しんでいい!」太一はウィスキーを開けて飲み出
す。
「聞いたでしょう。今夜は相手をして貰うわよ」有里の服を脱がしていくが「恥ずか
しいです、私だけ脱ぐなんて…」脱がされまいと茉莉の手を押さえる。

 「それなら私も脱ぐわ。あなたも脱いで!」
「俺もか。いいよ、脱ぐよ」茉莉と太一は有里の見ている前で脱ぎだし「有里さんも
脱がないと、おかしいわよ」そう言いながら茉莉はブラジャーを脱いで乳房を露わに
していく。
「そうだよ、一人だけ着ているなんておかしいよ」太一もズボンを脱いでパンツだけ
になっている。

 (脱ぐしかない…。でも、セックスはしたくないし…)「わかりました。ヌードに
なりますがセックスはしないないで下さい」
「当然よ。あなたの体は守ってあげる」茉莉がパンティも脱いで生まれたままになる
と、有里も覚悟を決めたのか服を脱ぎだして下着だけになった。

 それを見て「私にもさせて!」茉莉がパンティを掴んで引き下げ出すと「恥ずかし
い。これは見られたくない!」両手で股間を押さえる。
「恥ずかしい事ではないわ。私だってオ○ンコ丸出しよ」

 「そんな、オ○ンコだなんて!」有里の顔が赤くなっていく。
「それより、足をあげて!」茉莉に言われ、片足ずつ脱いで下半身が丸出しになると
「これも脱ごうね」ブラジャーも脱がされ有里も生まれたままになった。

 茉莉は有里を全裸にするとテーブルに仰向けに寝かせ、股間に顔を埋めると淫裂を
指で広げて舌でクリトリスを舐めていく。
「ダメ、そんなのダメ!」有里の腰が動き出すが茉莉の舌は離れない。

 「茉莉、俺もやるからな」太一も加わり、乳房を揉みがら乳首を吸い出し有里は堪
えきれずに「あ、あ、あ~!」声をあげだした。
2人は乳房と淫裂の愛撫を続けるが「有里、手伝ってくれ!」太一が肉竿を握らせた。
(熱いわ、オチンチンが熱い!)握った肉竿を擦りだすと「気持ちいい。有里とやり
たい…」更に堅くなっていく。

 有里が「ダメ、絶対ダメ!」首を振りながら拒むと「あなた、それなら私とやろうよ」茉莉が肉竿を口で擦りだすした。
「そんな~。オチンチンをなめるなんて…」驚きの目で見ているが「入れてもいいわ
よ」茉莉は四つん這いになって淫裂を突かれていく。

 「オチンチンが膣に入っていく…」直ぐ目の前の光景に有里の淫裂も熱くなり、手
が淫裂を撫でだした。
(見て、オナニー始めたわよ)茉莉にもわかるが「あ、あ、あ~!」声をあげ続けて
淫裂の奥に精液を出された。

 だが「いいわ、いいわ!」有里は淫裂を指で撫で続けて淫汁も流れている。
(処女でもオ○ンコしたがってるんだ…)ジッと見ている太一だが(勝手に手を出し
ちゃダメだからね。やる時は一緒よ)茉莉が睨んでいる。

 太一は諦めて有里の乳房を撫でながら乳首を吸うと「行く、行く~!」背中が反っ
て動きが停まり「ハア、ハア!」荒い息づかいをしている。
「有里、気持ちよかったでしょう?」茉莉も乳房を撫でだすと「よかった。今迄で一
番良かった…」息を弾ませて言う。

 「また、一緒にやってもいいよね?」
「セックスしないならいいです…」
「良かった、承知してくれて」茉莉は笑顔になり、こうして夜には3人での奇妙な関
係が続けられた。

 有里が働きだしてから1ヶ月が過ぎると「もう一人前だしね」富子から夜勤を命じ
られた。
それは茉莉も承知しており、仕事だからやむを得ない。

 初めての夜勤に同僚と一緒にナースステーションで待機していると「ちょと、付き
合って!」沙織と里奈に処置室に連れ込まれた。
「私に、何か用事でも?」
「あんた、最近、目立ちすぎてるの。おとなしくした方がいいわよ」そう言うと有里
の白衣を脱がし出す。

 「そんな事ありません。一生懸命やっているだけです!」
「そうかしら。私には目障りなのよ」白衣を脱がすとシャツを捲り上げブラジャー姿
にした。
「目立ちすぎたら謝ります。ですから許して下さい」両手で胸を押さえると「謝るな
ら全部見せるの、そうすれば許してあげる」手を退けさせブラジャーを脱がした。

 「そんな、ヌードなんてイヤです!」
「イヤでもヌードになるのよ!」2人掛かりでズボンも脱がされパンティも下げられ
た。

 「あら、ボウボウに生えてる!」露わになった絨毛に声をあげるが「イヤ、そんの
見ないで、あなたと同じよ!」叫ぶが「同じじゃないわよ、触ってみて!」沙織は有
里の手を掴むとズボンの中に入れていく。

 「オ○ンコ、触ってみて!」(イヤだけどやらないと…)手で撫でると「ない、ヘ
アがない!」驚くが「違いがわかったでしょう。許して欲しいならもっとそこを撫で
るのよ」

 「こうですよね?」淫裂を撫でると「指を入れてもいいのよ」ズボンを下げパンテ
ィも下げた。
(ヘアがないなんて…)露わになった淫裂を撫でて、指を膣穴に入れると「あ~!」
声をあげだした。