「陵辱された山村女医」

                      赤星直也:作

第13話 露見

 「奥様、私一回でいいから、SMをやりたかったんです。特に、サドに惹かれる
んです…」
「香奈さん、聞いたでしょう。あなたはマゾになるのよ!」

 「いやよ。そんなのできないわ!」
「いやでも、やるのよ」香奈の両手が、後ろに回され、赤い紐で縛られていく。
「やめて、何をする気なのよ!」
「先生とちょっと楽しみたいだけなのよ」赤い紐は両手を縛り終えると、首に伸び
ていく。

 「やめて。いけないわ。やめて!」首から伸びた紐が、真下に落ちて恥丘を通り、
お尻から背中を通って元に戻っていく。
「痛いわ。紐が性器に食い込んで痛いの。解いて!」

 「我慢して。もうすぐ終わるから…」縦が終わると、今度は横に紐が捲かれた。
「やめて。オッパイが、痛いのよ!」乳房を絞るように、赤い紐が乳房に巻き付い
ている。

 「終わりました。奥様!」
「いい眺めだわ。これもいいわね、これからは、これにしましょうか!」恵子は赤
い紐が巻き付いた香奈の裸体に、妖しい目を輝かせている。

 そんな様子に気づいたのか「奥様、これをどうぞ!」メイドは鞭を差し出し「こ
れは痛いだけで、皮膚を傷つけません。ですから本気でやってもいいです、奥様」
「そうなんだ。やってみるわ」恵子は渡された鞭で、香奈の乳房を打った。

 「ヒー!」悲鳴を上げる香奈の両乳房を、赤い筋が走っていく。
「ほんとね、赤くなるだけだわ。今度は、あなたの敏感な部分よ」
「いや、性器は打たないで!」香奈は腰を引くが、恵子の鞭が見事に淫裂に当たっ
て「ギャー!」悲鳴と言うより、断末魔と言った感じだ。

 「あら、お漏らししたみたいね」香奈の淫裂から尿が流れている。
「始まったばかりなのに…。本番はこれからなのよ」恵子は、なおも鞭で香奈を打
っていく。
「打たないで、お願いですから打たないで!」泣きながら言う香奈は、医師の尊厳
が消えている。

 「そうはいかないのよ。楽しまないとね」恵子は香奈の縛られた乳房を、両手で
鷲づかみした。
「う、ぅぅ!」息が詰まり呻き声をあげていく。
「柔らかくていいわね。女医にしては、いいオッパイよ」さらに爪を立てていく。

 「奥様、私もしていいですか?」
「いいわよ。性器とお尻をたっぷり、可愛がりなさいね」
「はい、奥様!」メイドの2人も新たに加わり、3人で香奈を辱めていく。
「やめて、いやよ。お尻と性器はいやー!」診察室に香奈の悲鳴が響いていた。

 そのころ、早退した康子は用事を済ますと、香奈の事が気になっていた。
「先生、大丈夫かしら?」心配になり、診療所に戻ると「あら、まだ患者がいたか
しら?」診療所には靴がある。

 「先生、いますか!」康子の声が診察室にも響いている。
「康子さんだわ。お願い、こんな姿を見られるわけには行かないの。解いてくだ
さい!」
「そうだけど、こんな姿もいいわよ。お漏らしした姿を見せるのも…」

 「いやよ、そんなのいや!」両手を後ろ手に縛られて、どうする事もできない。
「先生、いるんでしょう?」何も知らない康子が、診察室に入ってきて「先生!」
康子の悲鳴に近い声が診察室に響いていく。

 「見ないで。お願いですから見ないで!」両手を後ろ手に縛られ、紐で乳房を縛
られた姿が、康子に見られている。
「あら、看護婦さんね。あなたも一緒に楽しまない?」」恵子はわざと康子の前で、
鞭で香奈の乳房を叩き「ヒー!」香奈は顔を歪め、悲鳴を上げた。

 「ほら、ここも欲しいでしょう?」淫裂とお尻に指が入っていく。
「指を抜いて。お願いです、抜いて下さい!」腰を振るが、逃げる事ができない。
「もっと、欲しいでしょう。オッパイにも!」鞭が振られた。

 「ヒー!」乳房にまた赤い筋ができて「せ、先生!」康子は体を小刻みに震わせ、
見守っている。
(どうして、先生が裸になって縛られているのよ…)見守る康子には、考えられな
いことだった。

 恵子達の辱めは、1時間ほど続いた。
「香奈さん、また楽しませてね」香奈を散々いたぶった恵子達が、引き上げようと
すると、今度はバイクのエンジン音が聞こえてきた。
(次郎さんだわ、気づかれないといいけど…)康子も気がかりだ。

 「よ、先生!」康子の心配した通りで、拓也と次郎が診療所に入ってきた。
「すげえ。先生にそんな趣味があったのか!」
「これには、訳があるの。お願い解いて」
「そうね。後で訳を教えないといけないわよ、香奈さん!」恵子達が診療所から出
て行った。

 「先生、どうしてこんな姿になったの?」紐を解きながら康子が尋ねるが(言え
ないわ、私からは言えない!)黙ったまま項垂れる香奈だ。
「姉さん、俺から説明しようか?」次郎が言い出した。

 「知ってるの、次郎さんが訳を?」
「勿論だよ。教えてあげるから、後でお礼が欲しいな」
「そんならいいわ。お礼なんて、できないし…」(体を求める気ね!)顔が強ばる
康子だ。


 「だったら、ただで教えるか。女医さんは、兄貴と姉さんのセックスを、覗き見
してたんだよ」
「う、嘘よ、そんなの嘘よ!」信じられず、体を震わす康子だ。

 「ホントだよ、セックスを見ながら、オナニーまでしてたんだよ」
「本当ですか、先生?」康子はうずくまっている香奈に尋ねた。
「ご免なさい。悪気で覗いていたんじゃないの。私も寂しかったの…」

 「ホントに、オナニーをしたのね?」
「ご免なさい、謝ります」泣き叫ぶ香奈だ。
「診療所でのセックスも覗いていたの?」顔を赤らめて尋ねた。
「はい、見てました…」項垂れて言う香奈子だ。

 「許せないわ。清孝さんとのセックスを見ながら、オナニーだなんて不潔よ!」
真っ赤な顔で怒り心頭の康子だ。
「姉さん、そんなに怒るなよ。許してやれよ、姉さんだって、なにか一つくらい言
えない事があるだろう?」

 「でも、セックスを見られたのよ!」
「だったら見ていろよ。俺が、先生とやるからさ」
その言葉に「いや、許して。セックスは許して!」慌てる香奈だ。

 「そうね。見ておきながら、見られるのはいやだなんて、許せないわ。無理して
でも、セックスしなさいよ!」
「先生、聞いた通りだ。オ○ンコさせて貰うよ」拓也と次郎は、着ている服を脱ぎ
だした。

 「許して。セックスは許して!」泣き叫ぶ香奈だが、2人は生まれたままの姿にな
った。
「まずは、俺からだ!」拓也が香奈に襲いかかった。

 「いやよ。許してください!」香奈は四つん這いにされ、腰を両手で押さえられ
ている。
「行くよ、先生!」拓也の肉竿が淫裂に押し込まれ「ヒー!」悲鳴を上げ、頭を左
右に振っていく。

 「姉さん、僕もしたいよ。ここで…」次郎は康子に抱き付く。
「だめ。もう、しない約束よ!」
「でも欲しいんだ。オ○ンコが…」次郎は康子のスカートの中に手を入れた。
「だめ、やめて!」康子は拒んでも、診察台に押し倒された。

 「わかったわ。今日じゃなくて、後でしましょう。それに、絶対に清孝さんには
言わないでよ」仕方なしに、承知した。
「そんな、事わかっているよ」次郎は康子のシャツの上から、乳房を触っていく。

 一方の香奈は「いや、もう許して!」相変わらず悲鳴を上げている。
「拓也さん、一杯出してね。罰を受けさせないと」
「許して、康子さん。もうしないから!」詫びを入れるが、康子は許さず「ピタ、
ピタ!」股間と淫裂のぶつかり合う音が、診察室に響いている。

 そして、「うー!」遂に拓也の放出が始まった。
「許して。お願いですから、許してください」香奈の淫裂から、ポタポタと精液が
したたり落ちていく。
(射精されてしまった。子宮の中に…)避妊薬を飲んでいるとはいえ、膣の中への
射精は屈辱だ。

 「次郎さん。あなたも、先生とセックスを楽しんで!」
「それじゃ、お言葉に甘えまして…」今度は次郎が香奈を犯していく。
その間に「拓也さん、拭いてあげるね」汚れた肉竿を康子が丁寧に拭いていく。

 「康子さん、今度は僕とセックスをしませんか?」
「ダメ、私は人妻よ。不倫はしないのよ」
その言葉は、香奈にも聞こえている。

 (何が『不倫はしないわ』よ。義弟と楽しんでいたくせに!)次郎に乳房を揉ま
れながら、淫裂を肉竿で突かれる香奈は叫びたかった。
だが、それを言ったらすべが終わってしまうから、黙っている。

 「先生、相変わらず素敵だよ。思い切り出すからね…」
「許して、膣の中は許して。代わりに、口で受け止めます!」
「仕方ないな。その代わり、先生が上でやるんだよ」体制が入れ替わり、香奈が馬
乗りになって、腰を振っていく。

 「上手だね。先生、どこでそんな事を覚えたのよ」
「言わないで、そんな事を!」香奈の淫裂から音が出ていき、次郎は揺れ動く香奈
の乳房を掴んでいる。

 「先生、限界だ。でそうだよ!」
「出さないで、口でするから…」慌てて、香奈は馬乗りをやめて、肉竿を口入れる
と同時に「うー!」次郎の精液を受け止めた。

 2人の放出で香奈は解放され(終わったわ。これで…)香奈は康子の顔をまとも
に見られない。
「先生、これで終わりじゃないわよ。もっと恥ずかしい事をして貰うからね」康子
も、香奈を乳房を鷲づかみし「ヒー!」悲鳴を上げる香奈だ。

 「姉さん。どんな事をさせるんだい?」
「そうね。罰として、素っ裸になって村の中を歩くなんて、どうかしら?」康子は
得意げに言うと「許してください。ヌードで村の中を歩くなんてできません…」大
粒の涙を流して、土下座していく。

 「姉貴、いきなりでは無理だよ。それには、お披露目をしてからでないと…」次
郎がニヤニヤしながら言う。
「それって、どういう事なの?」
「まずはヌードショーでもして、先生の恥ずかしい姿を見て貰ってから、素っ裸に
なって暮らして貰うんだ!」

 「それなら、村の人達も納得するし、ヌードショーも面白いわね。でも、どこで
するのよ、場所がないわよ」
「あるよ。誰にも気兼ねなくやれる場所が…」
「それって、まさか村の体育館では?」
「そうだよ、その通りさ。あそこなら広いし、大人なら全員は入れるから」

 思わぬ言葉が次郎から飛び出した。
確かに、体育館は1000人が楽に入り、施設も整っている。
「許して、大勢に裸を見せるなんてできません!」泣き声がさらに大きくなった。

 「先生、やって貰うわよ。私達夫婦の営みを覗いてオナニーしていたんだからね」
「それに、先生とはオ○ンコのやり放題だよ。先生は避妊薬を飲んでいるから、安
心して出せるし」次郎と康子の言葉に泣きながらうずくまる香奈だった。

 「それより、先生に踊りを教え込まないと、いけないよ…」
「それは私に任せて。診療所で、たっぷりと鍛えてあげるから」康子は自信ありそ
うだ。

 「そうだよな。姉貴は踊りも習っていたんだよな」
「ふふふ、看護婦見習い時代に、嫁入り修行に習ったから本格的よ。衣装も私が選
ぶわ」
「口上はたっぷり教え込まないといけないよ。覗きを反省させないとね」

 「そりゃ、当然よ。罰をたっぷり味わってもらうわ」こうして、香奈に対する辱
めが決まった。
「先生、明日から踊りの練習よ。衣装も準備して置くからしっかりやるのよ」
(いやよ。ヌードなんていやよ!)ただ、泣いている香奈だ。