「陵辱された山村女医」

                      赤星直也:作

第12話 再会

 車は山道を戻り、夕暮れ近い道を走り村に向かっていた。
ライトを点けた対向車が見えると、香奈は慌てて体を丸めて身を隠していく。
それを数回繰り返して、香奈の宿舎の前まできた。

 「服を着させて!」怯えて体が震えている。
「先生は素っ裸が似合うから、そのまま降りてよ!」
「まだ、明るいし、誰かが、きっと見ているはずよ」
「すぐじゃないか。たった50メートルだぞ!」
「でも、ヌードを見られたら困る…」奥歯をガチガチ鳴らして言う。

 「いやでも、やるんだよ!」拓也は香奈の脱いだ下着と衣服の全てを持って、車
から降りた。
「返して、返して下さい!」手を伸ばして掴もうとするが無理で、拓也は玄関を開
けて、持っていた服の全てを中に放った。

 「先生。降りないなら、これから、たまり場にでも行くかい?」
「いや、もう裸を見られたくない!」車から降りて走っていく。
(見ないで、誰も見ないで!)乳房を揺らせ、絨毛を晒して走っていく。

 普通なら、わずか10秒も掛からないが、香奈にとっては長い時間だ。
「あっ!」足を絡ませ転んだ。
(痛い!)全裸姿を人に見られたくないので、痛さなどかまっておれず、泥が体に
ついたまま、起きあがり、また走り出した。

 拓也は意地悪く、香奈が近づくと玄関を閉め「開けて、お願いあけて!」(見ら
れる、フルヌードが見られる!)玄関を開けて中に転がり込むと「フー!」ホッと
している余裕などなく、玄関を閉めて鍵を掛けた。
拓也は「先生、楽しかったぜ!」外から声を掛けて車に戻り、走り去る音が聞こ
えた。

 「とにかく、汚れた体を洗わないと」急いで浴室に入り、バルブを回すと、勢い
よくお湯と水が浴槽に流れ「今日も、レイプされてしまった…」元気なく石鹸を泡
立てて、汚れた体を洗っていく。
丁寧に淫裂の中も洗い「もう、綺麗になった」汚れた体を洗い終えると、浴槽に入
り、体を温めてからベッドに転がり込むと中は暖かく、眠り込んでしまった。

 翌朝、香奈はいつものように、診療所に向かっている。
「おはようございます」看護婦の康子が、元気よく声を掛けてきて「おはよう」香
奈も挨拶をする。

 「先生、今日は月曜日だから混んでますよ」
「そのようね、早く始めましょうか?」
「はい、先生!」診察が始まった。廊下で並んでいた患者達が次々と診察室に入っ
てくる。

 「どうなさいました?」いつものように問診して診断し、そして世間話に代わっ
ていく。
「先生、昨日若い女性が素っ裸で、ゴルフをしていたそうですよ」患者は得意げに
言う。

 「素っ裸でなんて!」(それは私だわ。間違いなく噂が広がっている!)恥ずか
しそうに顔を赤らめた。
「本当ですよ。オッパイとアソコのヘアまで、出していたそうですよ」
「そんな事、恥ずかしいわ」

 「先生が恥ずかしがっても仕方ないですよ。その子が恥ずかしがらないと。全く
の変態なんだから…」得意げに言う患者だ。
(変態じゃないわよ。無理矢理されたのよ)叫びたい気持ちを堪えている香奈だ。

 「あら、その話なら私も聞いたわ。性器まで丸出しにして、女性の風上にも置け
ないわ、先生!」
「そんな事があったの?」鼓動を早め聞き流す香奈だが、動揺は隠せなかった。

 「先生、しっかりしてよ。ここを間違えてるわよ!」
「ご免なさい。ちょっと熱があって!」カルテに書いた処方箋の薬量を間違えてし
まった。
「先生,今日は要注意よ」
「ありがとう、康子さん」康子に励まされようやく昼になった。

 「先生、午前はこれで最後です」
康子は何も書かれていないカルテを3枚用意して「斉藤恵子さん、中へ入ってくだ
さい」と叫ぶと「はい!」返事が聞こえた。
(斉藤恵子…。これで全てが終わってしまうかも知れない…)全身が強ばる香奈だ。

 「こちらです」康子は恵子を診察室に連れてきた。
「どうなさいました?」まともに顔を見られず、下を向いたままだ。
「ちょっと、火遊びをやりましたので。この年で恥ずかしいんですが…」恵子も恥
ずかしそうに言う。

 「避妊用の女性ホルモンがお望みですね?」
「はい、その通りです…」
「でしたら、処方します。それから副作用もありますから注意してくださいね」
「それから、射精される前に飲む避妊薬も、お願いできませんか?」
「わかりました…」香奈は下を見たままカルテに書いていく。

 「先生、どこかでお会いしてません?」横顔が気になり恵子が声を掛けた。
「さあ?」顔を上げない香奈に恵子は疑問を感じた。
(変だわ。医師だったら、患者の顔を見て確かめるはずなのに…。もしかしたら昨
日の香奈さんでは…)

 「ところで、香奈さんは年がおいくつで?」
「32です」
「そう、香奈さんは32なのね!」
(しまった、ばれてしまった!)黙ったまま、うっすら涙を浮かべている香奈だ。

 「泣かなくていいわよ。何もしないわよ、私だって楽しかったし。それより今度
も来てね。昨日のように…」目を輝かせ、白衣の上から胸を撫でている。
「やめて下さい。ここは診療所ですから…」力無く言う香奈だ。
「そうよね、ここは診療所だしね。それに女医さんだしね」
(脅しているわ、私を脅している!)体を震わす香奈だ。

 「先生、薬出すんですか?」そこに、何も知らない康子が診察室に入ってきた。
「これを、お願いね」
「はい、わかりました」康子はカルテをもって薬品室に入っていった。

 「ここは5時で終わりでしょう。後で楽しませてね。メイドも一緒によ」
「旦那さんは、どうなさいます?」
「平気よ、今夜は遅いから」(恥ずかしい事をさせられるわ。きっと!)項垂れた
ままだ。

 「いい、5時に来るからね」恵子が診察室から出ていくと、代わって、あのメイ
ドが入ってきた。
「あら、ここの女医さんだったんだ!」メイドも、驚きの声を上げた。

 「ホルモンが欲しいんでしょう。避妊予防薬と一緒に…」開き直ったのか、香奈
が言うと「そうです。それに見せて欲しいの。女医さんの、オ○ンコ!」その言葉
に「できないわ、そんな事なんか…」顔が引き吊っていく。

 「見せないなら、言っちゃおうかな。素っ裸でゴルフをしたのは、診療所の女医
さんだって!」
「言わないで、それだけは言わないで。見せるけど、ちょっとだけだからね」
香奈はスカートを捲り上げ、パンティを両手で掴んで、下げた。

 「これが、たっぷり男を知った性器ね…」指で絨毛をかき分け、淫裂を見ている。
「もう、いいでしょう?」
「ねえ、このヒラヒラの先端が黒ずんでいるけど、どうしてなの?」
「痛いわ、掴まないで。それは年と共に黒ずむの。メラニン色素が多くなるからピ
ンクが消えていくの…」

 「へえ、セックスのやりすぎとは違うのか!」
「セックスとは関係ないの。年を取れば、あなたのヒラヒラも黒ずむわよ」香奈は
振りきり、両手でパンティを戻していく。

 「ま、いいか。でも、待ってるわよ、日曜日!」メイドが出ていくと代わって、
二人目のメイドが入ってきた。
「ホントだ。昨日の女性は女医さんだったんだ!」

 「あなたも避妊薬でしょう?」泣きたい気持ちを堪えて言う。
「そうよ。ピルも欲しいの。これからは、副作用の少ないピルを飲まないと…」香
奈の胸を悔いるように見ている。
(今度はオッパイだわ。きっと!)香奈の予想が的中した。

 「先生、このオッパイ、整形なの?」手が白衣のボタンを外してシャツの裾を捲
っている。
「整形はしてないわ。生よ」
「ホントかな。調べさせて」ブラジャーのホックが外された。

 「柔らかいわ、こんなオッパイ初めてよ」香奈の豊満な乳房を揉んでいる。
「やめて。こんなのを見られたら、ここには、居れなくなってしまうのよ」顔を背
けて、露わになった乳房を、拒むことなく揉ませている。

 その時「せ、先生!」康子の悲鳴が聞こえた。
「誤解しないで。乳ガンの指触検査を教えているのよ」慌てる香奈だ。
「そうなの、オッパイをそうするの?」
「そうなの。大部わかったでしょう」ブラジャーのホックを直して服を直していく
香奈だ。

 「先生、ありがとうございました」メイドは診察室から出ていった。
「これ、お願いね!」
「はい、わかりました」康子は処方箋に書かれた薬を取りに診察室から出ていく。
「見られてしまったわ。オッパイを触らせている所を!」体を震わせていた。

 午前中は、恵子達が最後で後は昼食だ。
「先生、私にも教えてください、乳ガンの検査を…」
「いいわよ、食べ終わったら教えてあげるわ」(ばれてないかしら?)心配で、昼
食も喉を通る量が少なかった。

 食事が済むと香奈は康子の胸を触っていく。
「ここを、こうするの」乳房の膨らみを、ゆっくり触っていく。
「気持ちいいわ。夫とは違った感じでいいわ…」うっすら目を潤ませて言う。

 「遊びじゃないのよ。これは!」
「わかっています」康子の乳首が大きく勃起している。
「先生、今度は私に、先生のオッパイを調べさせて!」
「いいわよ、お願いするわ」香奈も白衣を脱ぎ、シャツを捲り乳房を露わにした。

 「こうすればいいのね?」康子が香奈の乳房を掴みゆっくり揉んでいく。
(変な感じだわ、康子さんからオッパイを揉まれると…)香奈の乳首が大きく膨ら
んでいる。

 「わかったでしょう。やり方が…」
「はい、わかりました」返事する康子は名残惜しそうに乳房を触っている。
(もうやめないと)香奈は康子の手を退かして、服を直した。

 そして、いつものように、午後の診察が始まったが、訪れた患者の診察は3時で
終わった。
「先生、今日は終わったみたいですね」
「そのようね、康子さん」

 「先生、4時で帰っていいでしょうか,用事がありまして…」
「帰っても、いいわよ
「すみませんね」香奈の許しを貰った康子は、4時に診療所から出ていき、香奈一
人が残っている。
「5時に来ると言っていたけど…」恵子達の事が気になっている。

 その思いが的中し「先生、いますか?」恵子とメイドの3人が診療所に現れた。
(来たわ、何をする気かしら?)怯えて黙ったままだが、そんな事などお構いなし
に診察室に入ってきた。

 「あら、一人なのね。その方が、いいかも…」
「そうですよ、奥様。邪魔も入らないし」恵子達の目がギラギラ輝いている。
「なにか、用でも?」
「あるわよ。女医さんと楽しみたくて」
「楽しむと言っても、何もないわよ。ここは診療所だし…」

 「それがあるのよ、立派なおもちゃが」(まさか、私を辱める気では?)恵子の
言った言葉に怯えた。
「そうよね、こんな立派なおもちゃがあるし」メイドも薄笑いを浮かべている。

 「それって、私の事ですか?」声が震えている。
「そうよ、あなたがおもちゃなの。早速だけど昨日と同じく、フルヌードになりな
さいよ」
「いやです。どうして、フルヌードにならなければならないのよ!」

 「ならないなら、それでもいいわ。でも、オッパイとヘア丸出しで、ゴルフしたの
が、ばれるかもよ」
「脅すんですか、私を?」

 「あら、脅すなんてとんでもない。女医さんはヌードになるのがお好きだから、
どうぞと、言ってるだけなの」
(脅しよ、私にヘア丸丸出しのヌードになれと。秘密を守るためにはヌードになる
しかないわ、誰もいないし…)香奈は覚悟を決めた。

 「わかったわ。脱げばいいんでしょう?」
「そう、ヘアとオッパイ丸出しのヌードにおなり!」恵子達3人は香奈を見ている。
(悔しいわ、こんな形でヌードになるなんて)悔しさを堪えて白衣を脱いでいく。

 白衣の下は、スラックスとシャツを着ている。
「先生、明日は生で白衣を着ません?」とんでもない事を言う恵子だ。
「それは許して、そんな事がばれたら、首になってしまうの…」恥ずかしさを堪え
て下着姿になった。

 「あら、横縞なの。若作りなのね」(大きなお世話よ。あんたには関係ないでし
ょう!)その横縞のパンティから脱いで、下半身が丸出しになった。
(これを脱いだら、もう脱ぐのがない…)恥ずかしさを堪え、ブラジャーのホック
を外して両手を下げていく。
「いいわね、こんな姿が!」香奈は項垂れ、乳房と絨毛を3人に晒している。