「淫らな病院」
 
                                赤星直也:作

第19話 院長の独立


 それから数週間が過ぎ、未姫が診察準備をしていると「聞いたか、院長が独立するそ
うだ!」内科長の内藤が入ってきた。
「院長が独立ですか。それじゃ、ここはどうなるんですか?」

 「俺にはわからないな。とにかく、仕事だけは手を抜かないでやらないと。それに、
引き抜きがあるかも知れないから注意しろよ!」俺には関係ないと言った顔で、準備を
始める。

 だが「先生。院長から声を掛けられたらどうするの?」直子が心配そうに問いかけた。
「私は、まだ新米だから、声は掛からないわよ」
「そうよね。新人だから、声は掛からないとは思うけど…」直子も納得顔で仕事に取り
かかっていく。

 そんな2人だが「ちょっと、いいかな?」栗林が現れた。
「今なら、構いませんが…」
「今じゃなくて、仕事が終わってからだ。付き合って貰うよ!」
(イヤです。どうせ、ろくな事じゃないし!)そう思うが「わかりました!」と言うし
かない。

 それを聞くと、笑顔で診察室から出ていくが、不安顔の未姫に「先生、きっと、引き
抜きよ」直子が言う。
「そんなはず、無いと思う。だって、経験不足だし…」
「それもそうよね。何が目当てなのかしら?」思案顔の直子に(体だわ。セックスが目
当てかも…)未姫も不安になった。

 そして、診察時間が過ぎ、患者もいなくなると「朝倉君、待たせたな!」栗林が現れ
2人は病院を出た。
未姫は栗林の運転する車に乗っているが(どこへ行くのかしら。もしかして?)不安が
つきまとっている。

 その不安を的中させるかのように、車は見覚えのある屋敷の前まで来た。
「院長。ここはイヤです。帰してください!」キッパリ断ると「イヤなら仕方ないな。
この写真とビデオが、病院の中に蒔かれるだけだぞ」例によって淫裂に肉竿が入った写
真で脅す。

 「卑怯です。こんな手段を使うなんて…」涙が流れていくが「何と言われようと付き
合って貰わないと困るんだ」腕を掴まれ車から降ろされた。
「ここは、許して下さい!」泣きながら言うが「ダメだ。来るんだ!」栗林に引きずら
れるようにして、屋敷に連れ込まれた。

 屋敷に入ると「待っていたわ。楽しみにしていたのよ。これで揃ったわみたいね」崇
子が出迎えに出た。
「なんだ、もう来てるのか。それなら急がないと」

 「そうよ。ここで準備させましょう。未姫さん、全部脱ぐのよ!」崇子は未姫に全裸
になるよう言うが「お願いです。ヌードになるのは許して下さい」頭を下げた。
「そうは行かないわ。今日はお客さんがいるの。やらないなら、どうなるかわかってい
るわよね?」崇子も聞き入れようとはしないから、未姫は諦めて服に手を掛け脱ぎだし
た。

 シャツやスカートも脱いで、下着姿になったが、恥ずかしいのか「ここまでにしてい
ただけないでしょうか?」と頼み込む。
「言ったはずよ。全部脱げと」
「わかりました…」未姫は項垂れて、背中のホックを外し、ブラジャーから脱ぎだした。

 ホックを外し、肩紐をずらすと、膨らみきった乳首の乳房が飛びだして揺れている。
「相変わらず、いいオッパイしてるわね」崇子は感心しながら言うが未姫は黙ったまま、
腕に絡まった布を外して、上半身を剥き出しにした。

 ブラジャーを脱ぎ終えると、パンティに手を掛け引き下げると、点々と生えている絨
毛が現れ、ピンクの割れ目も見えてきた。
「いいね。相変わらず、綺麗なオ○ンコだな」栗林の股間が膨らんでいるが未姫は(隠
したって仕方ないし…。見たいなら見なさいよ)開き直って、なおも引き下げ、背中を
丸めて足を上げていく。

 (性器の中まで、見たいんでしょう?)開き直っているから、臆することなくパンテ
ィから足を抜いて全裸になった。
「これで、よろしいでしょうか?」未姫は両手を後ろで組み、乳房と股間を2人に晒し
た。

 「わかっているじゃない。それでいいけど、ヘアが少し生えてきたわね…」確かに股
間の絨毛が数ミリ程度で、点々と生い茂っている。
「このままにさせて下さい。もう、剃りたくありません…」力無く言うが「それは相手
次第よ。とにかく、付いて来て!」未姫は崇子の後を乳房と淫裂を晒して歩いた。

 未姫が崇子の後ろを歩いて行くと、記憶に残る部屋の前に来た。
「崇子さん。まさか、ここで…」顔を強ばらせながら言うと「勿論よ。前よりも過激に
やって貰うからね」薄笑いを浮かべて中に入り、未姫も後に続くが「そんな…」声は驚
きの声を上げてしまった。

 未姫が驚き顔になったのは、里奈が全裸にされ、両手を縛られていたからだ。
そればかりでなく、淳子も全裸になって、両手を縛られている。
「待っていたぞ。やっと真打ちの登場だな!」遠藤は現れた未姫に笑顔になっている。

 「それより、準備しないと。もうすぐ時間よ」
「奥さん。そんなに急がなくても良いですよ。時間はタップリありますから。それより
手入れをしないと…」栗林は、うっすら生えている未姫の絨毛を撫でた。

 それには「剃らないで。お願いですから、このままにさせて下さい!」頼み込んでも
「そうは行かないわ。この2人を見てよ」里奈と淳子の無毛になった淫裂を撫で出す。
(言っても無理だわ。やっと生えたのに…)項垂れる未姫に、崇子は準備を始め、絨毛
に泡を吹き掛けていく。

 「これで、同じくなるのよ!」手で泡を撫でると、絨毛が地肌に密着していく。
「奥さん。後は私がやりますよ」栗林がカミソリを持とうとすると「栗林君、待ちなさ
い。君がやるよりも、あの娘にさせた方が良いぞ!」遠藤が声を掛けた。
「そうですよね。その方が良いかも」
「それでしたら、呼んできます」気を効かせて、崇子は部屋を出た。

 暫くして戻ってきたが「あら、先生ったらヌードになって!」典子が現れた。
典子は黒いストッキングとガータベルトだけを身に着け、乳房と淫裂が剥き出しになっ
ている。

 未姫は典子を見るなり「どうしてあなたが、ここにいるの?」と尋ねた。
「呼ばれたから仕方ないのよ。それより先生のヘアを剃るなんて嬉しいわ」典子は濡れ
た未姫の絨毛を撫で出す。

 「お願い、剃らないで。このままにしたいの」
「そうは行かないわ。頼まれたからにはやらないと…」カミソリを持ち、絨毛に押し当
てた。
(やっと生えたのに…)恨めしそうに見ている未姫だが、典子は笑顔でカミソリを動か
し出す。

 「ジョリ、ジョリ!」数往復すると、絨毛は消え失せて、またピンクの淫裂に戻った。
「相変わらず綺麗ね。ここはあまり使ってない証拠よ」空いた手が淫裂の中に入った。
「止めて。そこは玩具じゃないのよ!」その手を振り払った。

 「あら、そんな事していいのかしら。今日は私が上なのよ!」カミソリを置くと平手
で未姫の頬を叩いた。
「ヒ~!」すかさず悲鳴を上げる未姫に「これで、わかったでしょう。逆らったらもっ
と痛い思いをして貰うからね」手が乳房を撫で出す。

 (やめて。私はそんな気分に成れないのよ!)その手を振り払いたいが、もう痛い思
いをしたくないから、典子のさせるがままにしていると、乳首を指先で転がすようにし
ていく。

 それには、無意識のうちにも膨らみだして、固くなってしまった。
「先生。乳首が固くなってきたわよ。オ○ンコしたいんでしょう?」空いた手が淫裂も
撫で出した。

 「バカ言わないで。セックスなんか、したくないわよ!」
「そうかしら。オ○ンコの中も、濡れているみたいだし…」典子の指が、狭い膣を押し
広げながら入り込んだ。
(やめて。そこは玩具じゃないのよ!)未姫は太股を震わせながら、典子の指で、膣の
中を掻き回され出した。

 典子が人目を憚ることなく、指を動かしていると「それくらいにして。後はこっちで
するから」崇子が声を掛ける。
「わかりました。後はお任せします」

 「そうして。変わりと言っては変だけど、相手しててもいいわよ」崇子が縛られた淳
子と里奈を指さすと「それでは、お言葉に甘えまして。里奈先生、悪く思わないで」言
い終わらない内に、両乳房を握りしめて指を食い込ませた。

 すかさず「ヒ~。痛いからやめて~!」悲鳴が上がるが「わかってないようね。誰に
物を言っているのよ!」更に指を食い込ませた。
「お、お願いです…。オッパイが痛いですから…許して下さい…」顔を歪めて、やっと
言った。

 「少しはわかったようね。痛いのがイヤなら、言うことを聞くわよね?」
「はい。言われた通りにします…」
「それだったら、あそこを舌でして。疼いているのよ」

 「あそこって、性器ですか?」
「そうよ。オ○ンコとも言うわ」
「そんな、性器をなめろだなんて…」

 「あら、言うことが聞けないんだ。それならこうよ!」典子は里奈の髪の毛を掴んで
引き回しだした。
「やります…。舌でやります…」悔しいのか、泣き声になっていた。

 「本当にやるわよね?」
「はい。やります」
「それなら早くして。疼いて困るのよ」典子は椅子に座り足を広げた。

 すると、里奈は典子の正面に正座して顔を淫裂に押し付けた。
「そうよ。そうやるのよ…」典子は気持ちよさそうに目を閉じているが、里奈は涙を流
しながら、淫裂を舌でなめだした。

 それを、食い入るように未姫は眺めていたが「あなたもああやるのよ。まずはこうや
ってからだけど…」崇子に両手を押さえられた。
「イヤです。縛られるのは、イヤです!」
「イヤでもやるの。やらないと言うなら、痛い思いをすることになるわよ」そう言われ
れば自然と力が抜けて、両腕を後ろ手に縛られてしまった。

 「これで、あなたも言うがままにやるのよ。わかったわね?」
「イヤよ。私は、あんな事イヤです!」
「イヤでもやるんだ。やらないと言うならここに入れるぞ!」栗林の指が未姫の淫裂に
入った。

 「イヤ…。お願いだから指を抜いて…」首を振り、腰を動かしても、一旦入った指は
なかなか外れない。
「そうか。そんなに俺の指がイヤなんだ。それなら、これでやるけど」空いた手で樹脂
のディルドーを持った。

 「それもイヤです。性器は玩具じゃありません!」首を振っても指に変わって、ディ
ルドーが膣に入り込んだ。
「抜いて…。お願いですから抜いて…」途切れ途切れに言うが、抜かれることはない。

 (こうなったら、私もやるしかない…)未姫は覚悟を決めたのか、膣の中にディルド
ーを押し込まれたまま、腰を降ろして崇子の股間に顔を埋めた。
「やっとわかったようね。始めからやれば良かったのよ」息を荒立てながら、今度は未
姫の乳房を撫でだすが(やめて。こんな事、大嫌いなのよ!)堪えて唇を動かし続けた。

 それを見て「奥さん。私も仲間になって良いでしょう?」栗林はズボンを脱ぎだす。
「良いわよ。このままの姿勢でして!」
「わかっています。3人でやりましょう」下半身を露わにすると、ディルドーに取って
代わり、肉竿を未姫の淫裂に押し当てた。

 「イヤ、入れないで。イヤ~。ヒ~!」まだ準備の出来てない淫裂に燃えたぎった肉
竿が入り込み、悲鳴を上げた。
「我慢しろ。直ぐに気持ち良くなるから!」栗林はなおも押し込み、根本まで入るとピ
ストンを始める。

 それには「あ、あ、あ~!」と喘ぎ声を上げだしたが「続けるのよ。やらないとこう
だからね」崇子に乳首を潰された。
「ギャ~!」悲鳴を上げても、乳首の力が抜けない。

 「やります…。ですから…」膣と乳首の痛みを堪えて、未姫は唇を動かし出した。
「そうよ、それでいいの。乱暴はしたくないし…」気持ちよさそうな顔をしながら、今
度は乳房を揉み出す。

 それに刺激されたのか、遠藤が「どれ、俺も楽しまないとな」典子の淫裂に顔を埋め
ている里奈の腰を押さえた。
「やめて。あんな思いは、もういやです!」首を振って逃れようとすると「処女じゃな
いでしょう。やらせてあげなさいよ」典子に髪の毛を掴まれ、股間に顔を押し当てられ
た。

 それでも「イヤ、イヤ!」首を振り拒んでいたが「ヒ~!」悲鳴を上げると同時に肉
竿が里奈の胎内を突き刺した。
「抜いて…。痛いから抜いて…」首を振ったが「続けるのよ。今度止めたら、痛い思い
だからね!」典子に、また髪の毛を掴まれて、淫裂をなめさせられた。

 里奈が痛みを堪えていると、遠藤の肉竿がなおも入り込んで、動き出す。
「気持ちいい。こんなオ○ンコも良いな…」手を伸ばし、乳房も揉みだした。
(お願い、これ以上虐めないで下さい…)拒みたいが、それは出来ないから「ピシャ、
ピシャ!」と尻と股間のぶつかる音が響いていく。

 やがて、未姫と里奈の淫裂も馴染んできたのか「クチャ、クチャ!」と湿った音に変
わった。
それと同時に「イヤ~。お腹はイヤ~!」「そんな~!」2人の悲鳴と同時に肉竿と淫
裂の隙間から白い液体が流れ出す。

 「気持ちよかった。オ○ンコは中出しに限るな!」満足そうに、栗林と遠藤が肉竿を
抜くと、粘っこい白い液体が流れてきた。
(このままでは、妊娠しちゃう…)2人はそう思うが、何も出来ない。

 それを察したように「ここ洗いたいでしょう。妊娠はイヤだよね?」真紀子が里奈の
淫裂を撫でだした。
「はい。早く洗いたいです…」
「洗っても良いけど、頼みがあるの。聞いてくれるなら手も解くわよ」

 その言葉に(また、変なことをさせられる…。でも、妊娠はしたくないし…)里奈は
迷ったが「聞きます。ですから早く…」頼みを承知してしまった。
「そう、聞いてくれるんだ。約束したからね」笑顔になる真紀子だ。