「淫らな病院」
 
                                赤星直也:作

第20話 新たな人物


 里奈の手が解かれると「あなたも、言うこと聞くわよね?」未姫の淫裂も撫で出す。
「はい…。ですから早く…」
「約束したからね」未姫も手が解かれて、里奈と一緒に浴室に向かった。

 「これで、2人は何とかなったけど、もっと必要だし…」真紀子は隅に蹲る淳子に近
寄った。
それには、淳子も不自由な体のまま、後ずさりを始める。

 「何も、怖がらなくても良いわよ。いつものように、やるだけだから」
「痛いのは、イヤ~!」
「あら、そんな口答えなら仕方ないわね。ここは覚悟して!」典子に手伝わせて、淳子
を立たせた。

 「イヤ。痛いから、あれはイヤ!」叫ぶ淳子だが「わかっているなら、手間が省ける
わね」乳房にロープを巻き付けだした。
「聞きます。何でも聞きますから、オッパイは縛らないで下さい!」
「残念だけど、もう遅いの。縛ってから考えさせて」典子は淳子の乳房を絞り込むよう
に縛った。

 「解いて下さい…。千切れそう…」食い込むロープに、淳子の顔が歪んでいる。
「少し我慢して。いい気持ちにしてあげるから」典子はディルドーを持ち、淳子の淫裂
に押し入れようとする。
それには「イヤ。そんなのイヤ。入れないで~!」叫んでしまった。

 その悲鳴を聞きつけたのか、見知らぬ夫婦が現れた。
「これは、榊原さん。お待ちしておりました」現れた夫婦に、栗林の言葉使いが丁寧に
なっている。

 「遅くなって、済まないな。楽しみにしているよ」榊原は連れの女性を前に出したが、
女性は俯いたまま顔を上げようとはしない。
「紹介しよう、妻の緒里だ。ちょっと変わった趣味があってな」榊原の言葉に、緒里と
呼ばれた女性の顔が赤らんだ。

 「奥様の趣味って、どんなことですの?」真紀子が怪訝な顔で言うと「緒里、早く見
せなさい」榊原が言うと「わかりました。恥ずかしいけどお見せします…」緒里は皆が
見ている前で、服を脱ぎだした。

 それを、見守る真紀子や典子だが「そんな~!」服を脱ぎ終えた緒里に、驚きの声を
上げた。
「そんなに驚かないで。恥ずかしくなっちゃう…」上擦った声の緒里は、胸と腰に鎖を
巻き付けていた。

 「素敵だわ。こんな手もあったのね」見守っていた真紀子の手が、鎖に巻き付いた乳
房を撫でだす。
「恥ずかしい。私だけこんな姿なんて…」緒里の股間には、絨毛がビッシリ生えており、
恥ずかしさに両手で押さえている。

 「何も、恥ずかしいことではありません。剃れば済む事ですから」栗林の手が緒里の
手を退かす。
「剃ればいいって、私もですか?」
「そうです。ここを綺麗にしましょう」栗林の手が絨毛を撫で出す。

 「そんなの、恥ずかしいです…」
「緒里。言う通りにしなさい。そうでないと、楽しませて貰えないぞ」
「あなたが言うなら、そうします」
「それなら、私がお手入れをしますよ」栗林がハサミを持った。

 「それでは、お願いします」緒里は覚悟を決めたか、両足を開いて目を閉じた。
「これは邪魔ですね。外しますよ」腰に巻き付いた鎖を外し、下半身が剥き出しになる
と栗林の手が絨毛を掴み、ハサミを動かし出した。

 「チョキ、チョキ!」ハサミの音と同時に、絨毛が足下に落ちて、うっすらと割れ目
が見えてきた。
それでもハサミが動き回り、絨毛の全てが数ミリの長さにされた。

 「後は、私にさせて!」真紀子がムースを絨毛に練り込み、カミソリを当てる。
「恥ずかしい。ヘアが無くなるなんて…」絨毛のない性器を思い浮かべ、恥ずかしさに
顔を手で覆う。

 「あら、そんなに恥ずかしいことではないわよ。私だってこの通りよ。それに、先生
もよ」典子は淫裂を見せながら、ディルドーを動かし続けた。
「そんな~。性器に、あんなのを入れるなんて…」

 「何も驚かなくてもいいですよ。女だったら、ここにされるなが本能ですから」指を
膣の中に入れた。
「うっ。本能だなんて…」目を閉じ、太股を震わせながら言う。

 「だって、本当よ。見て、あんなになってきたでしょう」確かにディルドーが動き出
すと淳子の淫裂から淫汁が流れ出し「クチャ、クチャ!」と音が鳴っている。
「でも、あんなのでされるなんて…」潤んだ目で、淳子の淫裂を見つめている。

 「緒里、お前にもやってやるぞ。その前に、パイパンにならないと」
「そんな、私にもされるだなんて…」
「遠慮するな。散々やって貰え。その変わりに、俺だって楽しまないとな」榊原も服を
脱ぎだした。

 「その通りですわ。奥様も楽しまないとね。もうすぐ仕上がりますよ」真紀子の持っ
たカミソリの動きが速まり、絨毛の全てが消え去り、ピンクの割れ目が露わになった。
「恥ずかしい、子供みたいで…」初めて絨毛を剃られ、恥ずかしさに割れ目から飛び出
た肉襞が揺れていた。

 「榊原さん、終わりました」真紀子が絨毛を剃り終えると「緒里、お願いしろ!」榊
原が命令した。
「お願いです。私もあのように縛って下さい…」言い終えると、恥ずかしさに下を向い
たままだ。

 「奥様。今、何と仰有いました?」
「私も、あのように縛って下さい…」言い直すが、顔が真っ赤になっていく。
「そうですか。縛って欲しいのですか。それなら、これも外さないと」胸に巻き付けら
れた鎖を栗林が外し、緒里は生まれたままの姿にされた。

 「栗林さん。どうせなら、あそこで縛って下さい」榊原は顎で、先程吊されたフック
を指す。
「そうですか。奥さんはあれが好きなんですか。それならやり甲斐がありますね」笑顔
になり、両手首を縛ると、ロープを引いて爪先がやっと立てる程にすると「これだけで
はイヤ。オッパイにも…」緒里は蚊の鳴るような声で言う。

 「わかっていますよ。その変わり、楽しませて貰いますからね」栗林は言われるまま
に、乳房にもロープを巻き付けて絞り上げる。
「いい眺めだな。どれ、俺も楽しまないと」榊原は、服を脱ぎ終えると典子に辱められ
ている淳子に抱きついた。

 「イヤ。これ以上イヤ~!」
「嫌がるな。玩具より本物が良いんだぞ」ディルドーを抜くと覆い被さった。
「イヤ、イヤ~!」必死に逃れようとすると「大人しくするのよ。まだわかってないの
ね」典子が髪の毛を掴んで引くと「ヒ~!」すかさず、悲鳴が上がった。

 「痛い思いをしたくないなら、おとなしくオ○ンコさせるのよ」
「許して。もうセックスはしたくない…。イヤ~!」言い終わらない内に、榊原の肉竿
が淳子の淫裂を突き刺している。
「入れないで…。お願い…。お腹に出さないで…」途切れ途切れに言うが、燃えたぎる
肉竿が激しく動いていく。

 それは、縛られた緒里にも見え(あなた、凄いわ。私も同じようにされたい…)潤ん
だ目で眺めていると「奥さん、欲しいでしょう。言いなさいよ!」真紀子がムチで乳房
を刺した。

 「ヒ~。欲しいです…」
「何が欲しいのよ。ハッキリ言うのよ!」ムチ先が乳首を捉えた。
「オ○ンコです。私もオ○ンコされたいです…」
「イヤだわ。オ○マンコだなんて。恥ずかしくないの?」今度は淫裂に指が入った。
「恥ずかしいです。でも…」緒里は下を向いたまま、黙り込んだ。

 「仕方ないな。それだったら、僕達がやってやるか!」今まで黙っていた遠藤と後藤
が立ち上がり、緒里の乳房を交互に揉みだした。
「お願い。やるなら、もっと乱暴にして下さい…」
「そこまでおっしゃるなら、やりますからね」2人が乳首を摘んで潰すと「ギャ~!」
緒里の悲鳴が部屋中に響き渡った。

 そこに、淫裂を洗い終えた未姫と里奈が戻ってきた。
(誰かしら。見た事ない人だけど…)乳房と淫裂を手で押さえながら見ていると「あら、
戻ったのね。それだったら、仕切直さないと」未姫に真紀子が抱きつく。

 「許して。膣はもう無理です!」
「無理でもやるのよ。やらないなら、どうなっても知らないからね!」そう言われれば
「やります、痛くても我慢します…」未姫は用意された、Vの字のディルドーを淫裂に
入れてベルトで留めた。

 それを見て「先生、私達もするからね」典子も同じようにディルドーを淫裂に入れて
ベルトを留めた。
「お願い。2回されたから無理なの。お願いだから許して!」
「そうは行かないわ。ほら、四つん這いよ!」里奈は覚悟を決めたのか、四つん這いに
なった。

 「先生。わかっているわね」典子はディルドーを掴んで、里奈の淫裂に押し込んだ。
「ヒ~。乱暴にしないで。壊れちゃいます…」
「そんな事ないわ。オ○ンコは壊れるような事ないの。先生は専門だから、知ってるで
しょう!」先端が入り込むと、一気に腰を押し付けた。

 「ヒ~。それ以上、入れないで~!」首を振り髪の毛を震わせ出した。
「そんなはず無いわ。気持ちいいはずよ」腰を動かし出すが(良くない。こんなの良く
ない…)格下の典子からの言葉に、体を震わせながら堪えていると「ヒ~!」未姫も悲
鳴を上げだした。

 「我慢しなさいよ。それとも、私が嫌いなの。どっちよ!」腰を振りながら乳房握り
しめる真紀子だ。
「痛いでけです…。決して嫌いじゃないです…」呟くように言うと「そうなんだ。だっ
たら我慢して。直ぐに気持ちよくなるから」唇を重ねてきた。
(イヤだけど…)未姫が拒ますに吸い返すと「そうよ、それでいいの」真紀子は満足そ
うに腰を振っていく。

 それに刺激されたか「奥さん。年甲斐もなく、また立ってしまいましてね」正面に立
った栗林は緒里の太股を持ち上げて開いた。
「イヤ。レイプはイヤ~!」両手首を縛られているから、首を振るしかない。

 「そんな事言っても、もう入ってしまいましたよ」腰を密着させて肉竿を押し込んだ。
「やめて。あなた助けて~。レイプされてます~!」悲鳴を上げるが、淫裂の中は濡れ
ており「クチャ、クチャ!」と音が鳴っている。

 それは栗林にも聞こえており「言えよ。オ○ンコされたいって!」「言えない…。そ
んな事、言えない…」目を潤しながら首を振る。
「言うんだ。オ○ンコしたいって!」遠藤も加わって乳房を揉みだすと「して…。オ○
ンコして…」唇を震わせながら言った。

 「そうか、奥さんはオ○ンコが好きなんだ。しかも、縛られてのオ○マンコが!」
「言わないで…。恥ずかしいから言わないで…」恥ずかしいのか首を振って否定した。
「言わないと、オ○ンコしないよ!」勝ち誇ったように栗林は肉竿を抜いた。

 「入れて…。言いますから、オチンチンでして…」肉竿を求めて、腰を動かしたが、
淫裂で触るだけしかできない。
「先に言え。それからだ!」
「言います…緒里は縛られたまま…オ○ンコされるのが…大好きです…」途切れ途切れ
に言った。

 「そうか、オ○ンコだ大好きか。それなら、遠慮無くやるぞ!」また肉竿が淫裂に入
り動き出した。
「気持ちいい…。オ○ンコが感じます…」その言葉通りに、淫裂から流れ出た淫汁が尻
も濡らしている。

 「奥さん。オ○ンコだけでなく、ここにもチンポが欲しいでしょう?」背中にいる遠
藤の指が、肛門から入り込んだ。
「イヤ。お尻はイヤ!」
「言えよ。ケツにも欲しいって!」乳房を握りしめ、乳首を潰すと「ヒ~。お尻にもチ
ンポを入れて下さい…」顔を歪めて言った。

 「それでしたら、遠慮無く!」肉竿を肛門から押しむと「ギャ~!」悲鳴を上げ、体
を震わせ出した。
「奥さん。どうなんですか、オ○ンコとケツに、望み通りにチンポが入ってますよ」2
つの肉竿が動き出した。

 「ダメ…。これ以上されたら…」
「これ以上されたら、どうなんですか?」
「行きそう…。行きそうです…」息を弾ませて言うと「緒里行ってもいいぞ。俺も行く
から」榊原も仕上げに掛かったのか、腰の動きを速めた。

 (膣に出す気だ…)放出間近と悟った淳子は「出さないで。お腹はイヤ~!」榊原か
ら逃れようとするが、逃れる術が無く、されるがままだ。
そんな淳子の意思を無視して「う~!」唸り声と共に、股間を密着させたまま、動きを
停めた。

 すかさず「イヤ~!」悲鳴と同時に、淫裂と肉竿の隙間から白い液体が漏れだした。
「う、う、う!」淳子は膣深く噴射され、呻き声を上げ続けたが「洗いたいか。お前も
言う事を聞くなら、オ○ンコを洗っても良いぞ」肉竿をピストンしながら、栗林が言う
と「聞きます。何でも聞きますから、洗浄させてください」泣き声で言った。

 「そうか。そこまで言うなら、洗ってもいい。言う事を聞かなかったら、思い知るか
らな!」
「必ず聞きます。ですから、早く解いて下さい」泣き声に、放出を終えた榊原が縛って
ある両手を解くと、自由になった淳子は、淫裂から漏れ出るの手で防ぎながら、浴室へ
と向かった。

 「さて。こっちも仕上げないとな…」栗林と遠藤も仕上げに掛かり、動きを速めると
「行く、行く~!」緒里は叫ぶなりグッタリし、それと同時に「う~!」栗林と遠藤が
ほぼ同時に動きを留めて放出を始めた。

 「出したけど、どうかな?」3度目だから、肉竿を抜いても液体は漏れでなかった。
「やはり出ないか。3度は無理か…」遠藤は肉竿を抜くと、淳子の後を追うように浴室
に向かった。