「淫らな病院」
 
                                赤星直也:作

第18話 ヌードコンテスト


 「これで準備ができたわ。感想はどうかしら?」2人は爪先で、やっと立っている未
姫に言う。
「解いて。オッパイが千切れそう…」顔を歪めて言うと「あら、言葉使いがわからない
んだ。それなら、ここもよ!」乳首を指で潰すと「ギャ~!」また悲鳴が上がった。

 「これで、言葉使いも、少しはわかったでしょう」乳首を指で擦りながら言うと「お
願いです。胸が痛く仕方ありません。解いて貰えないでしょうか?」泣きながら言う。
「残念だけど、それは出来ないの。まだ、始まったばかりだし…」

 「そうよ。こんな事も、してあげないとね」真紀子は未姫の乳首を吸い出す。
「ダメ…。そんなのダメ…」声を上擦らせ、首を振って言う。
「イヤなら、ここにしてもいいの?」手が伸びて、淫裂を撫で出した。

 「そこも、イヤです…」
「イヤなら、仕方ないわね。ここに、お仕置きするしかないわ」掌で尻を叩き出した。
「ピシャ、ピシャ!」音が鳴るたびに、未姫の「ヒ~!」と言う悲鳴が響いていく。

 それを、おとなしく見ている遠藤と栗林だが、顔を見合わせ呟くように言いだした。
「遠藤さん。奥さんを。お貸しできませんか?」
「構いません。その変わり、私にも、お貸し願いますよ」

 「わかっています。それじゃ、縛ってもいいですよね?」
「構いません。どうせなら、3人一緒に…」その言葉に頷き、2人は崇子と真紀子を抑
えた。

 「やめて、何するのよ!」「イヤ~!」悲鳴を上げても、崇子はベルトを剥がされ、
全裸にされて、両手を後ろ手に縛られた。
真紀子も、同じように後ろ手に縛られ、乳房を根本から縛られていく。

 「ギャ~!」悲鳴を上げても、未姫と同じように、天井の金具から吊された。
「降ろして、オッパイが切れそう…」真希子は、痛いのか顔が歪んでいる。
同じように、崇子も乳房を縛られて吊され、3人は爪先でやっと立っている。

 「遠藤さん。よその人が綺麗に見えるって言うのは、本当ですね…」栗林は崇子の尻
を開いて、後か淫裂覗いた。
「やめて~。そこは見ないで!」恥ずかしい部分を覗かれても、首を振るだけしかでき
ない。

 「栗林さん。見るよりも楽しんで下さい。私も後で頂きますから」遠藤はズボンを脱
ぎだし「そうします。私も、2回頑張りますよ」栗林もズボンを脱いで、下半身を剥き
出しにすると、崇子の足を開かせた。

 「やめて。変な事しないで!」
「変な事じゃありません。男と女がする、自然の行為ですから!」崇子の背中に抱きつ
き、肉竿を淫裂に押し当てた。

 「あなた。やめさせて。本気でやる気よ!」
「崇子、やらせてやれ。俺も、この後やるつもりなんだから」遠藤は気にする様子もな
く、未姫の背中に胸を合わせ、淫裂に肉竿を押し込んだ。

 「イヤ~。入れないで~!」叫んでも、狭い膣穴を押し広げながら、肉竿が入り込ん
だ。
(レイプよ。これは犯罪だわ…)未姫は、膣と乳房の痛みに耐えるしかない。

 同じように崇子も、栗林の肉竿で淫裂を突かれ出した。
「あなた、助けて…。オ○ンコされちゃった…」崇子はそう言いながらも、気持ちいい
のか、目が虚ろになっている。

 「奥さん。ここにもしますよ」縛られた乳房を揉み、乳首を指先で転がすと「あ、あ、
あ~!」喘ぐような声を上げだした。
「気持ちいいでしょう。もっと、激しくしますよ!」腰の動きを速めていく。

 それには「いいわ、凄くいい…。こんな気分は初めてだわ…」喘ぎながらも、淫裂か
ら淫汁を流し出した。
「もっと欲しいでしょう?」
「欲しい…。もっと奥まで…。もっと強く…」崇子は、欲望に負けて言う。

 「正直でいいです。それなら、本気でやりますからね」栗林の肉竿の動きが速まって
いく。
同じように、未姫も遠藤に淫裂を突かれて「あ、あ、あ~!」と声を上げていた。
そして、2つの肉竿は絶頂を迎えて爆発したが「イヤ~!」と悲鳴が響いて、淫裂から
は白い液体が流れ出した。

 「こんなオ○ンコも、いいですね」遠藤は、満足そうに息を弾ませているが「あなた、
まだ産めるのよ。どうする気よ…」泣き顔の崇子だ。
「安心しろ。明日、病院で洗って貰えば平気だ!」

 「そうですよ。3人一緒にやりますから。それより、まだ大丈夫ですか?」
「心配無用です。ほら、また膨らんできましたよ」遠藤は、今度は真紀子の背中に胸を
合わせた。

 真紀子は「やめて~。夫以外とのセックスはしたくない~!」悲鳴を上げても肉竿が
入り込み「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げだした。
「たまには浮気もいいですよ。もっとも、旦那の承認を受けてからですが…」遠藤は元
気良く、肉竿をピストンしていく。

 それには「私だって、負けられませんよ!」栗林が未姫の背中に胸を合わせ、射精さ
れた淫裂に肉竿を押し込んだ。
「やめて。もう、いやです~!」首を振っても肉竿は動き出し、乳房にロープが食い込
んでいく。

 「オッパイが、痛い!」苦痛に顔を歪めながら耐えていると、また膣奥に暖かいのを
感じる。
(射精だわ。また出された…)何も出来ず、涙を流すだけだ。
遠藤と栗林は、噴射を済ますと縛った両手を解き、乳房も解いて、ズボンを履き出す。
同じように、3人も淫裂を拭くと服を着て、未姫は栗林に寮まで送られた。

 翌日、病院に崇子と真紀子が現れ、人目を憚るようにして里奈の診察を受けた。
2人は膣の中を洗浄されると、避妊薬を飲に込み「これで安心だわ。後は未姫さんよね」
「そうね、呼んでくる!」真紀子は未姫を連れてきた。

 「ほら、あなたもやって貰わないと!」崇子の言葉に「まさか、未姫までもセックス
したんだ…」里奈は驚いた。
「そうなの。タップリ出されたのよ。ほら、立ってないで脱がないと」未姫は黙ったま
ま、ズボンを脱ぎ、パンティも脱いで下半身を剥き出しにする。

 それを見て「ここに寝て」里奈が言うと言われるまま横になり足を広げ、里奈は黙っ
たまま、膣の中を洗浄していく。
時折、指が敏感なクリトリスを触るが、未姫は堪えている。

 暫くしてから「終わったわ。薬も飲むのよ」手が退けられ、淫裂が拭かれる。
未姫は相変わらず、黙ったままパンティを履き、ズボンも履くと薬が渡され、それを飲
み込んだ。

それを見ていた崇子が「未姫さん。あなたのスタイルは抜群だわ。この病院で一番じゃ
ないかしら?」と言い出すと、真紀子が「それはどうかしら。他にいるかもよ」と言う。
「そうね。それなら、ヌードでのコンテストなんてどうかしら?」
「そんなの無理よ。ヌードなんて、ならないわ」

 「そうとも、言い切れないわよ。賞金が高ければ、看護婦達だって、裸になると思う
けど…」
「場所が問題よ。それに、誰が審査するかも問題ね」

 「そうね、それが問題だわ。とにかく、未姫さんには出て貰わないと」それには「私
は医師ですから、そんな事は辞退します」キッパリと断った。
「あら、そんな事言うんだ。それなら考え直さないとね」弱みを握る真紀子の言葉に顔
が引き吊っている。

 「そうよね。里奈さんも、コンテストには出て貰わないとね」崇子が言うと「私は貧
弱ですし、自慢する体ではありませんからから…」里奈も断った。
「そうは行かないの。あなたにも出て貰わないとね。他に出て貰うのは…」勝手に名前
を挙げていくが(ヌードコンテストなんかに出たくないわよ。でも、あの写真が表沙汰
になったら…)未姫は黙って聞いていたが、里奈も同じように黙ったまま項垂れている。

 そんな2人を後目に得意そうに名前を挙げて「これだと、ほとんどじゃないかしら」
笑顔で言う。
「そうよね。それだったら、大々的にやらないとね」
「そうよ。賞金は、素っ裸になったら30万は出さないとダメかも…」
「それくらいなら、夫に出させるわ。それに、優勝は300万ではどうかしら?」
「いいわね。それくらいなら裸になりやすいし」勝手に決める崇子と真紀子だ。

 それを黙って聞いていた里奈と未姫だが、数日後には病院の職員に知れ渡り「先生、
ヌードコンテストに出るんですってね」看護婦の典子からも言われた。
「その気はないんだけど…」
「出ないとダメよ。私も出るんだから、先生も出てよ!」

 「人前で裸なんて恥ずかしいわ。それに、まだヘアが生え揃ってないし…」
「それは同じよ。賞金が最低で、30万よ。うまく行ったら300万も入るし」
「人前で、素っ裸になれるの?」
「やるわよ。どうせ、審査は病院関係者だし」

 「典子さん。審査員のこと知っているの?」
「勿論よ。理事と病院の男がやるんだって!」
「それじゃ、技師や、同僚の前で全部見せるんだ!」

 「勿論よ。ヘアは綺麗に剃って、オ○ンコを見せるの。先生もヘアの手入れしないと
ダメよ」
「そんなのイヤよ。オッパイだけならいいけど、性器まで見せるなんて出来ない!」

 「今さら、何言っているのよ。院長と散々オ○ンコしたうえに、健康診断だって素っ
裸になったじゃないのよ」典子からそう言われると(あれはレイプよ。好きでやったん
じゃない…)黙り込んでしまった。

 「とにかく、先生もやるの。それに、ダンスもやらないとね」
「また、あれをやるの?」
「そうよ。皆が、先生のダンスを期待してるの」
(勝手なこと言わないで。もうやりたくないのに…)全裸を晒して踊る姿を想像し、黙
り込んでしまった。

 未姫は「ヌードコンテストなんて、中止になればいいのに…」そう願っていたが、願
いは叶わず、恐れていたヌードコンテストの日が来てしまった。
会場は入院患の病棟から離れている研修所が当てられ、仕事を終えた男性職員や理事達
が審査員として陣取った。

 その男性達を前に、ヌードになる30人程の女性達が、白衣を着たまま並んだ。
その中には里奈や淳子もいて、皆が緊張した面もちで、栗林の挨拶を聞いている。
そして、挨拶が済むと、未姫達は一旦会場から出て、準備を始めなければならない。

 (仕事仲間に、性器まで見せるなんて…)逃げ出したい気持ちを堪えて、白衣を脱ぎ
だした。
同じように、里奈や淳子も泣き顔をしながら脱いでいくが、典子だけが元気良く、脱い
でいく。

 そして、全部脱ぎ、生まれたままの姿になったが、股間の絨毛が除かれて、ピンクの
割れ目が剥き出しになっている。
「あら、皆が手入れしたんだ!」はしゃぐ典子に(やりたくないけど、仕方ないのよ)
言い返したい未姫は、黙って渡された番号札をを首からぶら下げると、事務長の松岡が
入ってきた。

 「これは、いい眺めだな。毎日でもいいな!」目を細めて、乳房と淫裂を見比べてい
くが、項垂れたまま両手を後ろ手にしている。
松岡は一通り確認してから「準備が出来たから始めるけど、まずは、宮下先生からだな」
番号順に皆を並ばせてから会場へと向かう。

 会場に入ると、全裸を晒す未姫達に「お~!」歓声が上がるが(こんな大勢に全部見
られるなんて…)恥ずかしさに、足がガクガク震えている。
それでも「並んでください!」松岡が1列に並ばせて、番号順に男性職員の前に進み出
て全裸姿を晒していくと「いいね。これは整形じゃないよね?」審査員は特権で乳房を
触わりだす。

 「本物です…。整形はしてません…」と応えているが、執拗に触りだし、また、腰を
屈めて下から淫裂も覗き込んだ。
それには(これはコンテストじゃないわ。ただの虐めよ…)未姫は怯えていたが、いよ
いよ未姫の番になった。

 「朝倉か…。確か、ダンスをやるって、言っていたよな?」遠藤が言うと「そうです。
早速やって貰いましょう!」栗林が催促し「わかりました…」未姫は覚悟を決めて、流
れてきた音楽に合わせて踊り出した。

 未姫は乳房を揺らせながら腰を振り、足を高く上げて、淫裂の中を見せると「お~!」
歓声が上がる。
その歓声に(そんなに性器を見たいなら、見なさいよ!)開き直り、足を開げて踊り続
けた。

 未姫は惜しげもなく、淫裂の中まで晒して踊り続け、音楽が終盤となり、汗が筋とな
って流れていくが、踊り続けて音楽も終わった。
音楽が終わると、胸を波打たせ、荒い呼吸になっているが「凄いよ。最高にいい!」歓
声が上がった。

 その歓声の中で、未姫は両手を後ろで組み、乳房と淫裂を晒していると「良かったよ、
ここは最高だな」乳房と淫裂を触りだし「これは天然だろう?」乳房を揉まれる。
「整形はしてません…」手を払い除けたいが、ままならず、されるがままにしている。
(触らないで、もう充分のはずよ!)項垂れて耐えていると「次の番だよ」やっと未姫
が逃れ、入れ替わって、里奈が乳房と淫裂を晒してから日本舞踊を踊った。

 こうして、次々次と、全裸を晒して未姫が賞金300万を獲得したが、この事は病院
中に知れ渡たり「先生、凄くセクシーに、やったんですってね?」直子から言われる。
それには、下を向いて黙っているだけだが、栗林は「朝倉をうまく使えないかな…」思
案していた。