「淫らな病院」
 
                                赤星直也:作

第11話 夜間診察室


 未姫は初めての夜勤をしているが、思った程仕事に負担はなく、むしろ拍子抜けと言
った感じさえしていた。
そんな、気持ちを察したのか「朝倉先生、暇だったら面白いのを見ませんか?」典子が
言う。
「面白いのって、何かしら?」
「これですよ、これは面白いわよ」ファイルを広げると、写真が貼られてある。

 それを見るなり「そんな。どうしてあなたがこれを…」顔が青ざめ、口がブルブル震
えている。
「何も、自分のヌードに、そんな驚かなくていいわよ」笑顔で話すが、未姫は食い入る
ように写真を見つめている。

 「これ、先生のヌードよ。しかも、性器まで写っているわよ」確かに、絨毛がないか
ら、割れ目はおろか、膣が覗いていた。
「一体、これをどこで手に入れたのよ!」未姫の声が上擦っている。

 「それは言えないわ。これは私の宝だし。それより、私にも楽しませてね」
「楽しむって、一体何を?」
「先生のあそこを直に見たいのよ」

 「あそこって、まさか性器では?」
「そうなの。見せてくれますよね?」
「イヤよ。どうして、性器を見せないと、いけないのよ!」
「そんな事言うなら、これを、皆に見せちゃうわよ」

 「そんな事しないで。そんな事されたら、ここから出ていくしかないし…」
「出ていくだけならいいけど、生きていけないわよね」
(そうよ、その通りだわ。性器丸出しの写真を見られたら、医師はやっていけない…)
黙り込む未姫だ。

 「先生、見てくれますよね?」目をギラギラ輝かせる典子に「わかったわ、見せれば
いいのね?」
「そうです。そうしたら、この秘密は守ります」
「約束よ。約束だからね」泣き顔をしながら、白衣を脱ぎだした。

 白衣を脱ぐと、ズボンも脱いでいく。
「先生。そんなパンティ、子供じみてますよ。もっと派手なのを履かないとだめです」
(私が何を履こうが、勝手でしょう!)反論を抑えて、パンティを引き下げていくと、
生えかけた絨毛が現れた。

 「あら、まだ剃ってないんだ。それなら私が剃ってあげる!」勝手に、剃毛の準備を
始める。
「剃らないで。やっと、ここまで生えたのよ!」
「ダメ。先生はパイパンが一番似合うから、ヘアは必要ないの!」

 (言っても無駄だわ。やっと生えたのに…)黙ったままパンティを脱ぎ、下半身を剥
き出しにした。
「思った通りに綺麗だわ。あまり使ってないのね。これは楽しめるわ」淫裂を見てから
絨毛に石鹸液を塗っていく。

 「本当に剃るの?」
「そうです。パイパンが一番に合いますよ」手で塗り込むと、カミソリで剃りだした。
「ジョリ、ジョリ!」慣れた手つきで絨毛を剃っていくと、あっけなく淫裂が剥き出し
にされた。

 「先生。終わったわよ!」カミソリで剃られた淫裂はピンクの膣が覗き、突起も露わ
になっている。
(こんなにされるなんて…)無惨になった淫裂に涙ぐむが「先生、横になって楽しみま
しょうよ!」診察台に寝かされると、股間に顔を埋められる。

 典子は真っ先に、突起を指でめくり、3ミリ程の半球を舌でなめだした。
(ダメ、そこはダメ!)敏感な突起をなめられ、未姫の腰が浮き動き出した。
それでも、典子の舌は離れようとせず、指が膣の中に入り込む。

 それには「あ、あ、あ~!」呻くような声を上げ、それと同時に膣の中が濡れだした。
「先生、気持ちいいでしょう。私の指は黄金の指なの」自慢げに指を動かし出すと、更
に濡れて、淫汁が漏れ出てくる。

 「出てきたわよ。こんなに漏らしてる。オッパイにもして欲しいでしょう。自分で出
すのよ」
(そんな事、したくないけど…)催眠に掛かったかのように「あ、あ、あ~!」声を上
げながらシャツを捲り、背中のホックも外して乳房を露わにした。

 「綺麗よ。オッパイも綺麗…」突起をなめていた舌が、今度は乳首をなめ出す。
(吸って、そこを吸って!)典子の頭を押さえて催促すると、それに答えて乳首を吸い
出した。
「いいわ。凄くいい…」快感に浸りながら淫裂を指で掻き回されている。

 典子は未姫への愛撫を続けていたが「先生。私もされたいの…」甘えるかのように、
白衣を脱ぎ、下半身を剥き出しにしていく。
(無いわ、典子さんもヘアがない!)露わになった股間には、絨毛が生えておらず、割
れ目が剥き出しになっていた。

 「驚かないで。この方が清潔だし…」顔を赤めながら、シックスナインの体位になっ
て、淫裂を未姫に押し付けてくる。
(ここをやればいいのね…)典子がしたように、指で突起の包皮を捲り、舌でなめだす
と「いいわ、凄くいい!」声を上げて体を反らせていく。
それでも、突起をなめながら、指を膣の中に入れて動かし出した。

 2人が、お互いの淫裂を指と舌で愛撫しあっていると「朝倉、俺にもやらせろ!」内
藤の声が聞こえた。
その声に驚く2人だが「退け、俺のチンポでやってやる!」内藤は典子を払い除けて、
未姫に覆い被さった。

 「やめて下さい。やめないなら、声を出します!」
「出してもいいけど、恥を掻くのは朝倉と松下だ。それでもいのか?」脅迫と思われる
言葉に(そうよ。こんな事を知られたら、医師はやっていけない…)黙り込んでしまう。

 「わかっただろう、俺にもやらせろ!」ズボンを引き下げ、淫裂に肉竿が入り込んだ。
「お願いです…。それ以上入れないで…」泣き声で言うが、濡れた淫裂は肉竿をすんな
り迎え入れている。

 「朝倉、気持ちいいか。これがオ○ンコだ!」根本まで押し込むとピストンが始まり
「クチャ、クチャ!」淫裂から音が鳴り、肉竿もヌルヌルになっていくが、未姫はされ
るがままにしている。

 (レイプよ、これはレイプよ…)目を閉じ、堪えていると乳房も掴まれ揉まれた。
「乳首はイヤ…。痛いからイヤ…」指で摘まれ痛みを感じているが「これくらい我慢し
ろ!」内藤はやめようとはせず、腰を振り続けて「朝倉、出させろ!」噴射間近を知ら
せた。

 「お腹はイヤ、せめて外でして…」膣内射精は避けたいが、内藤は肉竿を抜こうとは
しない。
(このままでは、間違いなく射精される…)逃れようと腰を動かすと、暖かい異物を膣
奥に感じた。
「まさか、射精だなんて…」薬が効いているから妊娠の恐れはないが、呆然とし、流れ
出る液体を拭こうともしない。

 「朝倉、気持ちよかったぞ。松本、これを綺麗にしろ!」内藤はうずくまっている典
子の顔に肉竿を押し付けたが、戸惑っている。
「やれ、やるんだ!」頭を押さえて、口に肉竿を押し付けた。

 「乱暴にしないで下さい、やりますから…」典子は肉竿を掴み、口を押し付けていく。
「そうだ、それでいい。堅くなったら、お前ともやるぞ!」その言葉に恐れを抱きなが
らも、唇で擦っていくと肉竿は膨らみ、使用可能になった。

 「もういい。お前とは、これでやる!」典子を四つん這いにして腰を押さえた。
「いくぞ!」肉竿が淫裂に入り込み「ダメ…。ダメ…」首を振り、呻いている。
「指よりも、これが気持ちいいぞ!」自慢げに肉竿のピストンを始めるたが「あっ、あ
っ!」呻き声を上げ、乳房を前後に揺らせる典子だ。

 典子の淫裂も、濡れているから音が鳴り、淫汁も出ていく。
「濡れているな。俺のチンポがいいみたいだな」内藤は肉竿のピストンを速めたが「許
して…。チンポじゃなく指でして…」首を振りながら言い出す。

 「いずれ、こうするんだから慣れろ!」内藤は聞き入れようとはぜず、ピストンを続
けて「限界だ。もう無理だ…」さすがに、連続の噴射はないが、典子は太股まで淫汁を
流している。

 「どうだ、男も良かったろう。また特訓してやるからな!」グッタリする典子の乳房
を揉みながら言うが「ハア、ハア!」息を弾ませる典子だ。
内藤は満足し、ズボンを履き「いつまで裸でいるんだ。患者が来たらどうする気だ!」
怒鳴り飛ばした。

 その声に、未姫と典子は起きあがり、脱いだ服を着ていく。
「いいか。この事は誰にも言わないでおく。お前達も黙っていろよ!」そう言い残して
診察室から出ていくが「先生、これはレイプですよね…」典子は泣き声になっている。

 「そうよ、レイプよ。私は膣に射精されたのよ」泣き声の未姫だ。
「先生。妊娠は大丈夫ですか?」
「安心日なの。だから安心よ」とっさに嘘を並べたが(悔しいわ。チンポで無理矢理膣
を汚されるなんて…)射精されたのが許せなかった。

 「警察に行くの?」
それには首を振って「行けない…。そんな事したらみんなに知られてしまう…」この事
ばかりでなく、ヌード写真の存在を知られるのがいやっだ。

 「そうよね、私も我慢する。でも、許せないわ。気持ちよかったのは確かだけど…」
典子はまだ余韻に浸っているが「この事は忘れて仕事よ」未姫は割り切って患者が訪れ
るのを待った。

 そして、翌朝になって、夜間診察室から内科診察室に向かうと「初めての夜勤はどう
でした?」淳子や直子から声が掛けられた。
「以外に、スムーズでした…」内藤にレイプ同然に扱われ、射精されたことは言わない。
「それは良かったわ。これで戦力も増えたし…」

 「それより、体がベトベトして、気持ち悪くて…」
「お風呂、あるわよ、看護婦用のを使えばいいわ」直子は気を効かせて、未姫を浴室に
案内する。

 「あら、誰かいるわね」覗き込むと「典子さん、悪いけど朝倉先生と一緒にさせて」
断りを入れてから「下着はないでしょう。用意して置くわ」
「そんな、下着まで用意だなんて…」
「気にしなくていいの。とにかく体を洗わないと」直子に言われ、未姫は服を脱ぎだし
た。

 そして、下着姿になると「大人しいわね。もっとセクシーのにしないと」直子は食い
入るように見つめている。
「セクシーにと言われても、こんな体ですから」恥ずかしそうにブラジャーを脱ぎ、乳
房を露わにしていく。

 「いい体だよ。羨ましいわ。私もこんな体だったらいいのにな…」そう言いながら揺
れる乳房を撫で出す。
「直子さん。まだ勤務中です…」

 「そうだったわ。朝倉先生の体が綺麗だから、つい手が出て…」言い訳がましく言い
ながらパンティを見つめた。
(直子さんが見てる。ヘアのない性器を見られてしまうなんて…)パンティに手を掛け
たが、直子が気になっている。

 そこに「お待ちどうさま!」濡れた体のまま、典子が現れた。
「典子さん。相変わらず手入れしてるのね」無毛の淫裂に目を細めている。
「この方が清潔ですから。先生もそうでしたよね?」

 「朝倉先生も、ヘアを剃っているんですか?」
「はい、私も典子さんに倣いまして…」顔を赤らめながらパンティを引き下げていくと、
ピンクの割れ目が現れた。

 「驚きだわ。朝倉先生までヘアを手入れしてるなんて!」腰を屈めて未姫の淫裂を覗
き込む。
「そんなに見ないで。そんなに見られると、恥ずかしくなっちゃう…」慌てて手で股間
を隠した。

 「何も隠さなくていいわよ、女は皆がオ○ンコを持ってるし…」典子が言うと「典子
さん、はしたないわよ。オ○ンコなんて言わないの。看護婦でしょう?」
「婦長、すみませんでした」

「わかればよろしい。それにしても先生の性器は綺麗だわ、ヒラヒラもピンクだし」褒
める直子に「それよりも風呂に…」恥ずかしそうに、ドアを開け、中に入って体を洗い
だした。

 未姫は、体を丁寧に洗い、淫裂も丁寧に洗っていく。
「内藤さんに、やられてしまった…」射精された名残を消そうとするが、消えるはずな
どない。

 それでも、丁寧に洗い、浴槽に浸って体を温めていると「先生、持ってきました!」
直子の声がする。
未姫は急いで浴槽から上がり、ドアを開けると「そんなに急がなくてもいいのに…」全
裸の未姫に目を細めて見つめるが、未姫は濡れた体を拭いていく。

 「朝倉先生は、これが似合うと思って!」両手でパンティを広げると、総レースで向
こうが透けている。
「それを、私が着るのですか?」
「そうですよ、ほら、足を入れて!」広げたまま、未姫の前に差しだした。

 (こんなの、着たくもないけど…)婦長の行為を無視するわけには行かず、足を上げ
てパンティに通していく。
「やっぱり、似合うわよ」パンティを引き上げると、レースの隙間から割れ目が覗いて
いる。

 その後、ブラジャーも着たが、乳首や乳輪が丸見えになっていた。
(これじゃ、下着にならないわ…)そう思いながらも服を着ていくと「先生、今度の夜
勤は私と一緒ですよ」パンティの中に手を入れて、淫裂を触り出す。

 「直子さん、勤務中です…」慌てて、手を押さえると「典子とやったでしょう。私と
もやってもらえますよね?」睨むように言う。
(どうしよう、イヤだけど婦長に逆らったら大変だし…)「わかってます。今度しまし
ょう」そう言うと素直に手を引いて唇を押し付ける。
(また、レズの相手だなんだ…)それを仕方なく受け入れた。