「淫らな病院」
 
                                赤星直也:作

第8話 罠の夜勤


 「準備は済んだようね。典子さん、早速だけど未姫さんのここを撫でるの」真紀子は
未姫の乳房を撫でだした。
指が膨らみきった乳首を撫でてると(痛い。乳首が痛いわよ!)顔が歪むが「ここにも、
するのよ」手は股間にも伸びて、淫裂を撫でだす。

 真希子は、ゆっくり撫で回ながら、指先が割れ目に沿って膣を捜している。
(イヤ。入れないで。指はイヤです!)首を振っても、指先が入り動き出す。
「こうしながら、ここにもよ!」真紀子は指を動かしながら乳首を吸い「ん、ん、ん!」
未姫の鼻から、息が漏れ出ていく。

 それを見て「わかりました。やります!」典子は真紀子に代わって、指を膣の中に入
れて動かし出した。
(やめて。変になっちゃう…)典子の慣れた指先に、膣の中も潤いだし濡れていく。

 「気持ちいいでしょう。もっとしてあげるわよ」未姫の濡れ具合に満足したのか、乳
首も吸い出し、それには一溜まりもなく「あ、あ、あ~!」喘ぎ声をあげると、真紀子
は笑顔でスイッチを押した。
(撮らないで…。こんなの、嫌いです…)目を閉じ、典子を拒んでも、体は正直で淫裂
の中が濡れていく。

 「朝倉、オ○ンコが気持ちよさそうだな。俺が初めての男になってもいいぞ!」栗林
がスイッチを押しながら言うと「あら、まだ男を知らないんだ。忙しいから無理もない
かもね。でも、裕太さんは絶対ダメよ。別な男とやってね」真紀子が言い返す。
(バカにしないで。私はそんな淫乱じゃないわよ!)堪える未姫だ。

 未姫は、その後も典子と抱き合わされ30分ほどして「もういいわよ。次はヘアが生
えてからよ」真紀子はカメラを置いた。
「そんな~。また撮るなんて、イヤです。今回限りにしてください!」
「そうは行かないのよ。ヘアがないと、展覧会にも出せないし…」

 「展覧会って、まさか、私のヌードを出す気ですか?」
「それは、あなた次第よ。とにかく、協力するなら考えるけど…」自信ありげな真紀子
だが(イヤよ。もう、ヌードなんてイヤです…)黙り込む未姫だ。

 そんな未姫に「どうするの。協力するわよね?」真紀子の手が乳房を握りしめた。
「うっ!」痛みに顔を歪めても、乳房が変形する程力が入り「わかりました…。協力し
ます…」呻くような声で承知した。

 「助かるわ。それなら、展覧会も考え直すわ。もう、服を着てもいいわよ」真紀子は
機嫌が良く言うが(また、ヌードを撮られるんだ…)と落胆顔の未姫だ。
それでも、顔には出さずに服を着終えると「もういいわよ。後は、典子さんとやるから」
真紀子から言われ、特別室から出て内科診察室に戻った。

 戻ると、内藤から「朝倉、もう帰ってもいいぞ!」と言われる。
「わかりました。そうさせていただきます…」挨拶をして更衣室に向かう。
更衣室のドアを開けると、時間が遅いせいか誰もいない。
「まいったわ。またヌードを撮らせろだなんて…」独り言を言いながら私服に着替える
と寮へと戻った。

 一方、特別室では「典子さん、今度は私とする番よ!」真紀子が典子をベッドに寝か
せて、乳房を吸い出すと「わかっています…」典子は目を閉じたまま、真紀子の頭を撫
でていく。

 そんな2人を、栗林はおとなしく見ていたが「あ、あ、あ~!」声を上げ出すと我慢
できないのか「真紀子。いいだろう、触るだけなら!」真紀子の服を脱がそうとする。
「わかった、胸だけよ。あそこは、典子さんがするから」
「何だ、オ○ンコはダメか。仕方ないな…」あきらめの声を上げながらも、ボタンを外
し、胸を広げて乳房を露わにした。

 「真紀子。乳首が堅くなってるぞ、気持ちいいのか?」膨らみきった乳首が摘まれた。
「そうなの。興奮が収まらなくて…」
「それでしたら、私がします」体が入れ替わり、真紀子の下半身が剥き出しにされてい
く。

 「奥様。相変わらず綺麗ですよ」下半身を剥き出しにすると、淫裂に顔を埋めて指と
舌で撫で出した。
「いいわよ、凄くいい。チンポもいいけど、典子さんもいいわ…」息を弾ませながら腰
を動かしていく。

 「それなら、俺も!」栗林は真紀子の乳房を揉み、典子と2人で攻め立てると「あ、
あ、あ~!」と声をあげ、淫裂を濡らしていく。
「奥様、入れます!」典子の指が膣の中に入り込み「いいわ…。感じる…」悶える真紀
子だ。

 翌日、未姫がいつものように着替えをして内科診察室に入ると「今日は内藤先生がお
休みなんだって!」淳子から言われた。
「そうですか。忙しくなるわね…」
「そうよ。何時迄も甘えてばかりいちゃダメだからね。わからない事があったら、隣だ
から声掛けて」


 「わかりました。やってみます!」未姫が緊張した顔で診察の準備を始めると「今日
は朝倉先生と一緒よ。慣れた私が良さそうだし…」直美が入ってきた。
「直美さんが一緒なら心強いわ。お願いするわね」未姫も婦長の直美がいてくれるから
気が軽くなった。
「朝倉先生。準備が出来たようですから、患者さんを入れますよ!」こうして診察が始
まった。

 未姫は患者の様子を見ながら診察し、無難にこなしていると「今日は大変だね」栗林
が現れた。
「院長、これも仕事ですから。いずれは、朝倉先生も独り立ちしないと」直美が言う。
「そうだな。何時までも甘えられていたら困るし。それから、今夜は夜勤を頼むよ」

 「夜勤ですか?」夜勤と聞いて驚く未姫だ。
「そうだ。外科もいるから、そんなに負担はないよ」
「わかりました。やってみます」未姫は初めて夜勤を命じられ、緊張顔になっている。
「先生、気楽にならないと。そんな顔では、患者さんが怖がりますよ」
「そうね、直美さんの言う通りだわ。笑顔で行かないとね」未姫は笑顔で診察を続けた。

 そして、夕方になると病院の中に患者はいなくなって、静かになっている。
「先生。私は夜勤じゃないから、お先に失礼します」
「ご苦労様でした。私も準備しないと…」
「そうですよ。夜間病棟で待機しないと」未姫と直美は診察室から出た。

 未姫は病棟に入り、仮眠室で横になると「あら、今夜は朝倉先生なんだ!」典子の声
がする。
「そうなの。内藤先生が、急用で休みだし…」
「確か、初めてでしたよね?」

 「そうなの。何だか、どきどきするわ」
「そんな大げさな。とにかく、私に任せて。それまでは、ゆっくり休まないと」
「そうね。少し休ませて貰う」未姫はベッドに横になった。

 横になって、ウトウトしていると「先生、急患です!」典子が体を揺する。
「患者の具合はどうなの?」
「熱があります」
「わかった。今行く!」ベッドから起きあがると、診察室に入った。

 診察室には、子供を抱えた母親がいて、不安げな顔をしているが、未姫は聴診器を胸
に当てて診察を行う。
「レントゲンを撮った方が良いわね。典子さん、お願いね!」
「わかりました。これから撮ってきます」典子が患者と一緒にレントゲンを撮りに行く
と、緊張感も和らいだ。

 それから15分ほどして、典子と患者が戻ってきた。
未姫は渡された写真を食い入るよう見て「肺炎だわ。でも、早かったから薬で大丈夫よ」
カルテに何やら書いていく。

 「肺炎でしたか…」母親は気の抜けた声だ。
「そうよ。あまり無理させないでね。注射も打ちます。典子さん、これでやって!」カ
ルテを渡すと「行きましょう!」患者と一緒に診察室から出て行った。

 すると「急患だそうね!」栗林と真紀子が現れた。
「はい。軽い肺炎でした…」
「そうか、肺炎か。後は看護婦に任せた方が良いな。とにかく、これを飲んで、元気を
付けないとな!」ドリンク剤のキャップを外して手渡す。
「恐れ入ります!」それを一気に飲み干すと、栗林の目が輝き「とにかく、今夜は頼ん
だからね」そう言うと出ていき、真紀子と2人きりになった。

 「未姫さん。今夜、モデルできるかしら?」真紀子はなれなれしく、肩に手を掛ける。
「そんなの無理です。今夜は仕事中ですから…」
「残念ね、もっと撮りたかったのに。ヘアが生えたら又、ヌードになる約束だから我慢
すしかないか…」手が未姫の乳房を撫で出す。

 (やめて。私はレズじゃないのよ!)逃れようとしても、手が離れない。
「未姫さん。何も、そんなに逃げなくてもいいわよ」真紀子は唇を押し付けたが、未姫
は体が次第に重くなっていくのを感じた。
(眠いわ。急に眠くなってきた…)眠気が襲い、意識も遠のいていく。

 「未姫さん。どうかしたの、休まないとダメよ!」真希子は未姫を抱きかかえるよう
にして、ベッドに寝かせた。
「困ったわ。どうすればいいのよ…」真紀子がオロオロしていると「どうしたんだ、そ
んなに慌てて!」栗林と典子が入ってきた。

 「あなた。未姫さんが急に倒れたの」
「わかった。俺が診察するから、後は内藤君に頼んでくれ!」
「内藤さんは、確か休みのはずですが…」典子は怪訝な顔をして言う。
「休みだけど、もう戻っているはずだ!」

 「わかりました。捜してきます!」典子が出ていくと「真紀子も手伝え。まずは素っ
裸だぞ!」それには「わかっています。まずはヌードからね…」2人で未姫の白衣を脱
がせだした。

 白衣を脱がすと、未姫は白い下着姿にされる。
「いいわね。ヌードもいいけど、白い下着姿もいいわね…」真紀子が感心して眺めてい
ると「脱がせる方が先だぞ!」栗林はパンティを掴んで引き下げていく。

 「相変わらず、綺麗なオ○ンコだな。今夜はタップリ楽しめそうだ!」
「あなた、バージンは私よ。あなたは、次にして!」真紀子もブラジャーを脱がして、
未姫を全裸にした。

 「そんなの無いよ。せっかくのバージンだぞ。玩具よりもチンポでやらないと。それ
に、撮っておかないとダメだし…」
「そう言われればそうね。あなたが最初でいいわ」
「ありがとう。感謝するよ」

 「その変わり、私が理事長になるという約束は守ってよ!」
「わかっている。何時までも、雇われ院長はしたくないしな…」栗林はズボンを脱ぎだ
したが「オマ○コするのはちょっと待って。カメラを持ってくるから」真紀子が出てい
くと「仕方ないな。これで我慢するか」眠り込んだ未姫の淫裂を広げて覗き込んだ。

 始めは、ただ眺めるだけだったが、手が伸びて淫裂を両手で広げている。
「これが、処女のオ○ンコか…。俺のチンポで汚すんだ…」興奮気味に、膣も広げて指
で触ると、その瞬間「うっ!」未姫が呻き声を上げて体を動かした。
「薬が効いているはずだが…」医師だけに、効果は知っていたから、疑問を感じたのも
不思議ではない。

 栗林は確かめるために「朝倉!」耳元で言うが反応はない。
「気のせいかな。とにかくここに、俺のチンポが入るんだ…」淫裂を触っていると「遅
くなってごめんね。直ぐに準備する!」真紀子が戻ってきた。

 「真紀子。その前に、口でやってくれないか?」
「イヤよ。フェラなんて汚いし…」
「いきなり入れるよりは、濡らして置いた方が入りやすいんだ」
「仕方ないわね。今回だけよ!」真希子は正面で正座し、肉竿を口で擦りだした。

 「ウグ、ウグ!」口を動かしだすと、肉竿は膨らみ、堅さが増していく。
「もういいぞ。これくらいでいい!」真紀子は立ち上がり、カメラを構えた。
「入れるぞ!」グッスリ眠った未姫の両足を広げ、肉竿を掴むと狭い膣腔に押し当てて、
ゆっくりと押し込が、真紀子は瞬間を逃すまいと撮り続けた。

 栗林は腰を動かし、なおも肉竿を押し込むと、先端が未姫の体内に入った。
すると、意識のない未姫だが、膣が裂かれ、痛みを感じているのか、顔が歪んでいる。
「痛いのがわかるんだな。我慢しろよ!」なおも、腰を押し付けて根本まで押し込むと、
真っ赤な鮮血が流れ出した。

 「やったぞ。処女を頂いたぞ!」栗林は興奮気味に腰を動かし出した。
「そんなに驚かなくていいわよ。今まで、何回もやっているでしょう?」スイッチを押
しながら平然と言う真紀子だ。

 「それはそうだが、今回は特別なんだ。こんな上玉の処女を頂くんだからな…」血で
汚れたままの肉竿で、ピストンを繰り返していく。
「全く、あなたには呆れたわ。セックスとなると、目がないんだから」
「当然だ。でも、俺だって、相手次第だからな」

 「あら、選ぶ事もあるんだ。女だったら、誰でもいいんじゃないんだ!」
「勿論さ。チンポも立たない時もあるんだぞ」
「初めて聞いた。私とはどうなの?」
「カチカチだよ。真紀子が上になって、やってくれたら最高だがな…」

 「そのうちにね!」真紀子が素っ気なく言って、スイッチを押し続けると「もうすぐ
だ…。もうすぐ出るぞ…」栗林が登り詰めようとしている。
「中に出して。バージンの射精を撮るのは初めてだし」真希子も興奮している。

 「わかった。オマンコに出すからな!」登りきったのか、動きを停めて身震いしてい
く。
やがて「出したぞ!」肉竿を抜くと、血の混じった液体が淫裂から流れ出てきた。
「これは、滅多に撮れなるもんじゃないわ!」真紀子は意識のない未姫を撮り続けた。